「血統」
プロの予想家にせよ、競馬ファンの方にせよ、予想をする上で最も重視する材料のひとつではないでしょうか。
私中田は、キングスポーツ入社以前、学生の頃からとにかく血統が好きでした。
自分で配合を行う競馬ゲームに嵌っていた影響が大きいのかもしれませんね。30代になった今でも血統表を目にするとワクワクしてしまいます。笑
しかし、いきなりこんな事を言っては元も子もないのですが、血統に絶対の答えはありません。
基本的には父親を重視した考え方をする人が多いでしょうか。一方で、母父に注目する人にも、インブリード(近親交配)のある馬に魅力を感じる人にも、アウトブリード(近親交配なし)を評価する人にもあったことがあります。まさに十人十色で、どんな考え方をしても良いのですが、結局のところ競馬は結果が全てであり「的中した人が正解」なのです。そもそも血統など全く関係のないレース結果に終わることも少なくありません。
とはいえ、自分なりの指標を持っておくことは、迷った時に立ち返れる場所、拠り所があるという意味で、強みになるでしょう。今では私も、血統をそのような位置づけにしています。
【関連】 菊花賞 2017 の狙い
それを踏まえた上での、中田の菊花賞の考え方なんですが
「芝の長距離戦は母父を重視すべし」
競走馬の底力、スタミナというのは、母父から引き出されるというのが、これまでの経験から導いた私なりの結論です。意外と単純でしょう?若い頃は考えに考えましたが、経験を積んだ上で、シンプルところに辿り着きました。
菊花賞の舞台である京都は芝も軽いですし、パワー溢れる欧州型というより、日本の長距離で活躍した馬が母父に入っていてほしいですね。
ということで、菊花賞 2017 で私が期待しているのは以下の伏兵2頭!(キングS本紙予想とは関係ありません、あくまで中田個人)
ウインガナドル(母父メジロマックイーン)
▼参考レース 新潟記念(4着)
アドマイヤウイナー(母父ダンスインザダーク)
▼参考レース 青葉賞(3着)
いずれも母父は菊花賞を勝った、本当に力のあるステイヤーでした。
上でも書いた通り、血統の考え方は十人十色であり、私の考え方も「一色」に過ぎませんが、もしかしたら皆様の予想のヒントになる日が来るかも!頭の片隅にでも入れておいて下さいね!
追記⇒アドマイヤウイナーは無念の除外に・・・。とはいえ来年の【天皇賞春】に出てくれば狙える馬だと信じています。覚えておいて損はないですよ!
但し編集長は・・・
私がこのコラムを記していると、後ろから編集長がやってきました。
「中田が書いていることは私も参考にするし、血統についての考え方そのものは会員様にも役立つ内容だろう。評価するよ。だが、今回の【菊花賞】を勝つためには“もう一捻り”が必要なんだ!」
と言われてしまいました。その答えとはいったい?
先週もコロガシレース⇒メーンレース的中で大金奪取した好調の編集長・安藤康彦はどういった結論を出すでしょうか?私も楽しみにしております。是非、一緒に勝ちませんか!?
【関連】10/14土、10/15日▶先週の成績と獲得金額