このコラムでは【２月後半～３月中山競馬】攻略へ向けて「意外なヒント」をまとめます
皆様こんにちは。
キングスポーツスタッフの中田と申します。
さて、おかげさまでキングＳは、２月の東京競馬ラストウィークとなった先週
Ｇ１【フェブラリーＳ】での３連複２万馬券など
１日２鞍の勝負レースで４戦３勝！！
これで、昨年暮れの【有馬記念】での馬連万馬券的中に続く「Ｇ１・２連勝」
「大一番に強いキングスポーツ」
改めて、皆様に感じていただけたのではないでしょうか。
そして、絶好調の勢いに乗って今週より臨むのが
参考⇒今週の重賞狙い
１月競馬とは違う
１月の中山は連続開催、しかも気候も厳しく、芝が傷んでタフな馬場に！
とにかく、波乱の連続で難解な開催でした。
しかし、東京を挟んで馬場も回復！しかも、これからは気温が上がってきます！
当然、まるで違う馬場状態の中でのレースになるでしょう。
悩まれる方も多いでしょうが、こんな時こそプロの出番です！
見えているキングスポーツに夢を託してみませんか！？
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さて、話は変わりますが、競馬に詳しい方、好きな方とお話をすると、次のようなフレーズが必ずと言ってよいほど出てきます。
「○○競馬場のデータは血統があれで、脚質がこれで、、、」
それはそれでわかります。
ただ、例えば、同じ中山競馬場でも、４月競馬（春競馬）と、12月（秋競馬）を同じように考えても良いのでしょうか？
時期が違えば傾向も変わる！
上でも少々そんな話をしましたが、気候が違えば芝の発育状況も違うかもしれませんよね。
そうなれば、活躍する血統も脚質も、変わってくる可能性！
だからこそ、競馬場を一括りに考えるのではなく
という考え方で勝負するのが最適ではないかと考えました。
ということで！今回ご紹介するのは
「２月後半～３月・中山競馬の芝データ」
（４月も中山は続きますが、開催が進むと馬場状態も変わると考え、敢えて３月末までとしました）
具体的には芝1600Ｍ以下と1800Ｍ以上に分けて「血統」と「脚質」をピックアップ！
・種牡馬勝率ランク（買える種牡馬は？買えない種牡馬は？）
・脚質別の成績（好成績を残している脚質は？）
キングスポーツは、競馬予想においてデータが全てだとは考えていません。それでも、参考になる部分もあると思いますので、チェックしてみて下さいね！
競馬仲間とのトークのネタに使うのもありかもしれませんね。笑
どうぞ、ご覧下さい！
１）活躍した血統は？苦戦した血統は？
まずは、２＆３月の中山「芝1600Ｍ以下」の種牡馬勝率ランクです。対象は直近10年。
２＆３月中山 芝1600Ｍ以下種牡馬勝率ランク（最低出走回数20）
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ハービンジャー | 7- 2- 6- 23/ 38 | 18.4% | 23.7% | 39.5% |
| スクリーンヒーロー | 4- 0- 1- 18/ 23 | 17.4% | 17.4% | 21.7% |
| ロードカナロア | 4- 5- 1- 19/ 29 | 13.8% | 31.0% | 34.5% |
| ディープインパクト | 14- 13- 9- 84/120 | 11.7% | 22.5% | 30.0% |
| ローエングリン | 3- 0- 1- 22/ 26 | 11.5% | 11.5% | 15.4% |
| ネオユニヴァース | 5- 2- 3- 34/ 44 | 11.4% | 15.9% | 22.7% |
| マンハッタンカフェ | 6- 4- 5- 42/ 57 | 10.5% | 17.5% | 26.3% |
| ステイゴールド | 5- 7- 0- 38/ 50 | 10.0% | 24.0% | 24.0% |
| キングカメハメハ | 8- 15- 8- 50/ 81 | 9.9% | 28.4% | 38.3% |
| フジキセキ | 3- 2- 4- 23/ 32 | 9.4% | 15.6% | 28.1% |
| サクラバクシンオー | 5- 4- 1- 45/ 55 | 9.1% | 16.4% | 18.2% |
| サクラプレジデント | 2- 3- 3- 14/ 22 | 9.1% | 22.7% | 36.4% |
| グラスワンダー | 2- 1- 0- 19/ 22 | 9.1% | 13.6% | 13.6% |
| タニノギムレット | 3- 1- 2- 31/ 37 | 8.1% | 10.8% | 16.2% |
| クロフネ | 3- 2- 5- 30/ 40 | 7.5% | 12.5% | 25.0% |
| ダイワメジャー | 10- 22- 15-102/149 | 6.7% | 21.5% | 31.5% |
| ジャングルポケット | 2- 5- 2- 30/ 39 | 5.1% | 17.9% | 23.1% |
| ハーツクライ | 3- 4- 5- 49/ 61 | 4.9% | 11.5% | 19.7% |
| スウェプトオーヴァーボード | 2- 0- 1- 39/ 42 | 4.8% | 4.8% | 7.1% |
| アグネスタキオン | 1- 1- 3- 16/ 21 | 4.8% | 9.5% | 23.8% |
続いて２＆３月の中山」「芝1800Ｍ以上」の種牡馬勝率ランク。
２＆３月中山 芝1800Ｍ以上種牡馬勝率ランク（最低出走回数20）
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ロードカナロア | 6- 4- 6- 18/ 34 | 17.6% | 29.4% | 47.1% |
| フジキセキ | 5- 2- 1- 24/ 32 | 15.6% | 21.9% | 25.0% |
| ディープブリランテ | 3- 2- 0- 15/ 20 | 15.0% | 25.0% | 25.0% |
| オペラハウス | 3- 1- 2- 14/ 20 | 15.0% | 20.0% | 30.0% |
| ディープインパクト | 43- 26- 28-209/306 | 14.1% | 22.5% | 31.7% |
| リンカーン | 3- 0- 0- 19/ 22 | 13.6% | 13.6% | 13.6% |
| ヴィクトワールピサ | 7- 7- 3- 36/ 53 | 13.2% | 26.4% | 32.1% |
| スクリーンヒーロー | 4- 0- 1- 29/ 34 | 11.8% | 11.8% | 14.7% |
| アグネスタキオン | 5- 3- 4- 31/ 43 | 11.6% | 18.6% | 27.9% |
| マンハッタンカフェ | 13- 14- 11- 74/112 | 11.6% | 24.1% | 33.9% |
| ルーラーシップ | 8- 12- 7- 48/ 75 | 10.7% | 26.7% | 36.0% |
| トーセンホマレボシ | 3- 2- 4- 20/ 29 | 10.3% | 17.2% | 31.0% |
| メイショウサムソン | 6- 4- 4- 45/ 59 | 10.2% | 16.9% | 23.7% |
| チチカステナンゴ | 4- 3- 3- 30/ 40 | 10.0% | 17.5% | 25.0% |
| ステイゴールド | 24- 22- 20-177/243 | 9.9% | 18.9% | 27.2% |
| キングカメハメハ | 16- 16- 19-119/170 | 9.4% | 18.8% | 30.0% |
| ホワイトマズル | 3- 1- 4- 24/ 32 | 9.4% | 12.5% | 25.0% |
| ハーツクライ | 18- 27- 21-149/215 | 8.4% | 20.9% | 30.7% |
| アイルハヴアナザー | 2- 4- 0- 18/ 24 | 8.3% | 25.0% | 25.0% |
| グラスワンダー | 3- 1- 0- 33/ 37 | 8.1% | 10.8% | 10.8% |
種牡馬の勝率ランクは非常に興味深い結果に。
勝率のトップにはハービンジャーの名前が！
タフさの象徴のようなイメージのある種牡馬だけに、スピード比べのマイル以下のレースでトップに立っている事実には驚かされました。
一方、昨今の競馬界を席巻するハーツクライ産駒は苦戦。
力のある馬を輩出しているとはいえ、さすがにマイル以下は難しいようだ。
何と勝利のトップがロードカナロア産駒！
かつての名スプリンター＆名マイラーが、1800Ｍ以上で大活躍するのだから、競馬予想において先入観は禁物だと思わずにはいられない。
なお、ロードカナロアは1600Ｍ以下部門も上位。
いずれもディープインパクト産駒を上回っている点は頭に入れておこう。
２）活躍している脚質は？
続いては、芝1600Ｍ以下の脚質別成績から。
芝1600Ｍ以下 脚質別成績
| 脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 平地・逃げ | 28- 25- 12- 138/ 203 | 13.8% | 26.1% | 32.0% |
| 平地・先行 | 72- 78- 52- 430/ 632 | 11.4% | 23.7% | 32.0% |
| 平地・中団 | 53- 54- 75- 733/ 915 | 5.8% | 11.7% | 19.9% |
| 平地・後方 | 17- 19- 34- 718/ 788 | 2.2% | 4.6% | 8.9% |
| 平地・ﾏｸﾘ | 7- 3- 3- 7/ 20 | 35.0% | 50.0% | 65.0% |
続いて芝1800Ｍ以上の脚質別成績。
芝1800Ｍ以上 脚質別成績
| 脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 平地・逃げ | 43- 29- 29- 217/ 318 | 13.5% | 22.6% | 31.8% |
| 平地・先行 | 144- 138- 120- 645/1047 | 13.8% | 26.9% | 38.4% |
| 平地・中団 | 83- 99- 118-1099/1399 | 5.9% | 13.0% | 21.4% |
| 平地・後方 | 21- 23- 29-1118/1191 | 1.8% | 3.7% | 6.1% |
| 平地・ﾏｸﾘ | 10- 14- 6- 37/ 67 | 14.9% | 35.8% | 44.8% |
マイル以下と1800以下の脚質を比較すると、傾向に差が生まれるケースも多いが、今回に関しては殆ど同じ。
前有利、後ろ不利ということで間違いない。
ただ、中山競馬の大きな特徴として
追い込めないが、マクれる馬にはチャンスが大きい
という点があることは見逃せない。
ぜひ、意識しておいてほしい。
ということで、ここまでの内容をまとめてみましょう。
２月～３月中山（芝）まとめ
◆種牡馬・1600Ｍ以下➡意外にも！タフさの象徴・ハービンジャー産駒が大活躍！
◆種牡馬・1800Ｍ以上➡こちらも意外！ロードカナロア産駒が勝率トップ！マイル以下も含め、ディープインパクト産駒以上の大活躍だ！
◆脚質➡基本的に「前有利＆後ろ不利」は間違いない。だがマクれる馬にチャンスが大きいことは覚えておきたい！
ぜひ、参考にしてみてください。
一緒に勝ちましょう！！
近いうちにダート編もご用意致しますので、お楽しみに。
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