このコラムでは【９月＆10月の中山競馬】攻略へ向けて「意外なヒント」をまとめます
皆様こんにちは。
キングスポーツスタッフの中田と申します。
さて、早いもので、９月競馬も最終週に突入。
そして、来週には秋のＧ１開幕戦【スプリンターズステークス】も迫っています。
ここからが、秋競馬も本番といったところではないでしょうか。
おかげさまで、私たちキングスポーツは、夏競馬からの好調を継続中！
先週の３日間開催でも勝負レースを的中し
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となっております。（詳細は下記リンク先にてご確認下さい）
当然、見えている手応えがございます。さあ、一緒に勝負しませんか？
参考⇒9/18-20の成績速報
９＆10月の中山を特集
さて、今回のコラムでは、残り２週となった９月＆10月（１週目のみ）の中山競馬に関するデータを特集して参ります。
中山競馬は、４月から９月まで間がました。それだけに
「馬場状態も良く、比較的、力通りに決着しやすい開催では？」
とイメージされる方も多いでしょう。
しかし、例えば先週の【セントライト記念】では３連単30万馬券が飛び出していましたね。
参考⇒今週末オールカマーの狙い
そんな開催だからこそ、冷静に基本（データなど）に立ち返るのもひとつの手でしょう。
詳しくは、ぜひ後半をご覧下さい！
もちろん「あれこれと考えることなくすぐに勝ちたい」という方はキングＳに夢を託して下さいね♪
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さて、話は変わりますが、競馬に詳しい方、好きな方とお話をすると、次のようなフレーズが必ずと言ってよいほど出てきます。
「○○競馬場のデータは血統があれで、脚質がこれで、、、」
それはそれでわかります。
ただ、例えば、同じ東京競馬場でも、２月競馬と、５月を同じように考えても良いのでしょうか？
時期が違えば傾向も変わる！
気候が違えば芝の発育状況も違うかもしれませんよね。
そうなれば、活躍する血統も脚質も、変わってくる可能性！
だからこそ、競馬場を一括りに考えるのではなく
という考え方で勝負するのが最適ではないかと考えました。
ということで！
前半からご紹介しているように、今回は
「９月＆10月・中山競馬の芝データ」
具体的には芝1600Ｍ以下と1800Ｍ以上に分けて「血統」と「脚質」をピックアップ！
・脚質別の成績（好成績を残している脚質は？）
もちろん、競馬予想においてデータが全てだとは考えていません。それでも、予想する上での大事な要素のひとつであることは確か！
参考になる部分もあると思いますので、チェックしてみて下さいね！
競馬仲間とのトークのネタに使うのもありかもしれませんね。笑
どうぞ、ご覧下さい！
１）活躍した血統は？苦戦した血統は？
まずは、９＆10月の中山「芝1600Ｍ以下」の種牡馬勝率ランクです。対象は直近10年。
９＆10月中山 芝1600Ｍ以下種牡馬勝率ランク（最低出走回数30）
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ロードカナロア | 13- 7- 5- 39/ 64 | 20.3% | 31.3% | 39.1% |
| ヴィクトワールピサ | 6- 1- 7- 24/ 38 | 15.8% | 18.4% | 36.8% |
| スウェプトオーヴァーボード | 9- 3- 2- 49/ 63 | 14.3% | 19.0% | 22.2% |
| ヨハネスブルグ | 5- 1- 2- 30/ 38 | 13.2% | 15.8% | 21.1% |
| ダイワメジャー | 23- 14- 13-132/182 | 12.6% | 20.3% | 27.5% |
| キングカメハメハ | 12- 8- 9- 67/ 96 | 12.5% | 20.8% | 30.2% |
| ディープインパクト | 15- 16- 7- 83/121 | 12.4% | 25.6% | 31.4% |
| ハーツクライ | 8- 6- 7- 44/ 65 | 12.3% | 21.5% | 32.3% |
| スクリーンヒーロー | 5- 2- 2- 32/ 41 | 12.2% | 17.1% | 22.0% |
| ダノンシャンティ | 3- 3- 1- 23/ 30 | 10.0% | 20.0% | 23.3% |
| メイショウボーラー | 4- 1- 2- 37/ 44 | 9.1% | 11.4% | 15.9% |
| マンハッタンカフェ | 4- 3- 5- 33/ 45 | 8.9% | 15.6% | 26.7% |
| アドマイヤムーン | 8- 10- 3- 72/ 93 | 8.6% | 19.4% | 22.6% |
| リーチザクラウン | 3- 1- 0- 31/ 35 | 8.6% | 11.4% | 11.4% |
| サクラバクシンオー | 5- 4- 2- 50/ 61 | 8.2% | 14.8% | 18.0% |
| フジキセキ | 3- 2- 0- 33/ 38 | 7.9% | 13.2% | 13.2% |
| タイキシャトル | 3- 3- 3- 31/ 40 | 7.5% | 15.0% | 22.5% |
| マツリダゴッホ | 6- 5- 11- 60/ 82 | 7.3% | 13.4% | 26.8% |
| キングヘイロー | 3- 3- 3- 32/ 41 | 7.3% | 14.6% | 22.0% |
| ロージズインメイ | 3- 2- 1- 35/ 41 | 7.3% | 12.2% | 14.6% |
続いて９＆10月の中山「芝1800Ｍ以上」の種牡馬勝率ランク。
９＆10月中山 芝1800Ｍ以上種牡馬勝率ランク（最低出走回数30）
| 種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ディープインパクト | 30- 28- 19-122/199 | 15.1% | 29.1% | 38.7% |
| スクリーンヒーロー | 5- 6- 3- 25/ 39 | 12.8% | 28.2% | 35.9% |
| ネオユニヴァース | 8- 6- 4- 48/ 66 | 12.1% | 21.2% | 27.3% |
| ハービンジャー | 10- 5- 4- 68/ 87 | 11.5% | 17.2% | 21.8% |
| ステイゴールド | 17- 15- 15-108/155 | 11.0% | 20.6% | 30.3% |
| ブラックタイド | 5- 1- 3- 41/ 50 | 10.0% | 12.0% | 18.0% |
| シンボリクリスエス | 9- 4- 9- 70/ 92 | 9.8% | 14.1% | 23.9% |
| ハーツクライ | 12- 13- 13- 91/129 | 9.3% | 19.4% | 29.5% |
| ルーラーシップ | 6- 8- 13- 39/ 66 | 9.1% | 21.2% | 40.9% |
| ヴィクトワールピサ | 5- 4- 2- 44/ 55 | 9.1% | 16.4% | 20.0% |
| マンハッタンカフェ | 5- 3- 6- 53/ 67 | 7.5% | 11.9% | 20.9% |
| ゼンノロブロイ | 4- 8- 1- 51/ 64 | 6.3% | 18.8% | 20.3% |
| オルフェーヴル | 2- 2- 2- 29/ 35 | 5.7% | 11.4% | 17.1% |
| ダイワメジャー | 2- 4- 4- 26/ 36 | 5.6% | 16.7% | 27.8% |
| ロージズインメイ | 2- 1- 0- 34/ 37 | 5.4% | 8.1% | 8.1% |
| キングカメハメハ | 4- 7- 8- 72/ 91 | 4.4% | 12.1% | 20.9% |
| タニノギムレット | 2- 3- 1- 46/ 52 | 3.8% | 9.6% | 11.5% |
| ジャングルポケット | 2- 8- 4- 43/ 57 | 3.5% | 17.5% | 24.6% |
| ダンスインザダーク | 1- 3- 5- 22/ 31 | 3.2% | 12.9% | 29.0% |
| メイショウサムソン | 1- 2- 5- 23/ 31 | 3.2% | 9.7% | 25.8% |
種牡馬の勝率ランクは非常に興味深い結果に。
勝率トップのロードカナロアは順当でしょうが、やはり驚かされるのは
２位のヴィクトワールピサ！
実は彼自身、現役時代には一度もマイル以下を走ったことがないんです。
むしろ【有馬記念】を制するなど、中長距離型でした。
現役時代の先入観で種牡馬を見てはいけない！
改めて、教えられた気がします。
こちらは、マイル以下とは対象的に、苦戦している馬に目がいきます。
あのキングカメハメハ産駒の勝率が4.4％にとどまっているんです。
キングカメハメハは既に死亡しています。そのため、これからは産駒の数も少なくなってきますが「とりあえず今年」ということなら、意識しておく必要はありそうですね！
２）活躍している脚質は？
続いては、芝1600Ｍ以下の脚質別成績から。
芝1600Ｍ以下 脚質別成績
| 脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 平地・逃げ | 49- 45- 27- 181/ 302 | 16.2% | 31.1% | 40.1% |
| 平地・先行 | 109- 122- 102- 632/ 965 | 11.3% | 23.9% | 34.5% |
| 平地・中団 | 98- 88- 113-1172/1471 | 6.7% | 12.6% | 20.3% |
| 平地・後方 | 15- 19- 31-1176/1241 | 1.2% | 2.7% | 5.2% |
| 平地・ﾏｸﾘ | 3- 1- 1- 5/ 10 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
続いて芝1800Ｍ以上の脚質別成績。
芝1800Ｍ以上 脚質別成績
| 脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 平地・逃げ | 33- 26- 22- 134/ 215 | 15.3% | 27.4% | 37.7% |
| 平地・先行 | 100- 87- 76- 456/ 719 | 13.9% | 26.0% | 36.6% |
| 平地・中団 | 62- 79- 84- 781/1006 | 6.2% | 14.0% | 22.4% |
| 平地・後方 | 8- 13- 23- 722/ 766 | 1.0% | 2.7% | 5.7% |
| 平地・ﾏｸﾘ | 7- 5- 5- 26/ 43 | 16.3% | 27.9% | 39.5% |
マイル以下と1800以下の脚質を比較では、全体的には似たような傾向。
唯一、目立つのは「マクリ」の馬たち。
1800Ｍ以上ではハイレベルな数字が残っているのに対し、1600Ｍ以下はそもそもマクリにチャレンジする馬があまりいないようです。
1800Ｍ以上のレースでマクれるタイプの馬が出てきたら、人気にかかわらず押さえておきたいですね！
ということで、ここまでの内容をまとめてみましょう。
９＆10月中山（芝）まとめ
◆種牡馬・1600Ｍ以下➡意外にも！ヴィクトワールピサ産駒が大活躍！
◆種牡馬・1800Ｍ以上➡こちらはキングカメハメハ産駒の苦戦に目がいく
◆脚質➡マイル以下も1800Ｍ以上も、全体的な傾向に差はない。だが1800Ｍ以上はマクれる馬にチャンスが大きいことは覚えておきたい！
ぜひ、参考にしてみてください。
一緒に勝ちましょう！！
近いうちにダート編もご用意致しますので、お楽しみに。
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