このコラムでは【キーンランドカップ 2019】における「ダノンスマッシュに不安要素あり!」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。
熱い戦いの続いた夏競馬も、残すところ今週を含めて2週。
秋のG1シーズンが近づいてきたことへの興奮と共に、夏の終わりが近づいてきたことによる寂しさを感じている方も多いのではないだろうか。
そういった方には、ぜひ【キーンランドカップ】で勝負してほしい。
キーンランドカップ 2019 馬番&前売りオッズ
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 単勝 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ナックビーナス | 牝6 | *岩田康誠 | 55 | 15.4 | (美)杉浦宏昭 |
1 | 2 | デアレガーロ | 牝5 | 池添謙一 | 54 | 10.8 | (美)大竹正博 |
2 | 3 | サフランハート | 牡6 | 勝浦正樹 | 56 | 150.4 | (栗)北出成人 |
2 | 4 | セイウンコウセイ | 牡6 | 幸英明 | 58 | 13.3 | (美)上原博之 |
3 | 5 | ペイシャフェリシタ | 牝6 | *ティータ | 54 | 55.2 | (美)高木登 |
3 | 6 | ハッピーアワー | 牡3 | 吉田隼人 | 54 | 15.6 | (栗)武幸四郎 |
4 | 7 | *タワーオブロンドン | 牡4 | *ルメール | 58 | 5.3 | (美)藤沢和雄 |
4 | 8 | シュウジ | 牡6 | *三浦皇成 | 57 | 40.3 | (栗)須貝尚介 |
5 | 9 | カイザーメランジェ | 牡4 | 江田照男 | 57 | 27.7 | (美)中野栄治 |
5 | 10 | $アスターペガサス | 牡3 | *戸崎圭太 | 53 | 14.1 | (栗)中竹和也 |
6 | 11 | ライオンボス | 牡4 | *ルパルー | 57 | 15.0 | (美)和田正一 |
6 | 12 | ダイメイフジ | 牡5 | *オールプ | 56 | 33.9 | (栗)森田直行 |
7 | 13 | ダノンスマッシュ | 牡4 | 川田将雅 | 57 | 3.0 | (栗)安田隆行 |
7 | 14 | *ライトオンキュー | 牡4 | 古川吉洋 | 56 | 30.6 | (栗)昆貢 |
8 | 15 | $パラダイスガーデン | 牝7 | *横山武史 | 54 | 118.2 | (美)粕谷昌央 |
8 | 16 | リナーテ | 牝5 | *武豊 | 54 | 6.7 | (栗)須貝尚介 |
秋G1の開幕戦となる【スプリンターズステークス】の大事なステップレースということもあり、多くの馬がそれなりの仕上げで臨む。
ただの前哨戦とは訳が違う!
夏の終わりを忘れてしまうような、熱いレースが繰り広げられること間違いなしだ!(もちろん馬券的にも)
キーンランドカップ 2019
ダノンスマッシュなど上位人気候補3頭の解説
【短評】ダノンスマッシュ(川田・安田隆)
▼最近の主な戦績
高松宮記念 4着
⇒本来は6月の【函館スプリントステークス】に出走する予定だった。だが、例の薬物混入騒動の影響により出走除外に。
管理する安田隆調教師が非常に悔しそうにしていた点からも、恐らくかなり手応えがあったのだろう。仮定の話をしても仕方ないが、どんな走りをできたのか、見てみたかった。
結果的に、約5ヶ月ぶりの実戦になるが、今回も仕上げに関しては問題なさそう。1週前追いの段階でもそれなりに動いていたし、格好はつけてくれるだろう。
【Check Point】⇒昨年のこのレースでは、2着とはいえ勝ち馬ナックビーナスに2馬身半差をつけられた。その後本格化をしただけに一概には言えないが、必ずしも得意なコースではないのかもしれない。
▼参考レース 高松宮記念 2019
【短評】アスターペガサス(戸崎・中竹)
▼最近の主な戦績
函館スプリントステークス 2着
⇒前走後、鞍上の小崎騎手は以下のようなことを語っていた。
「2番手を取れましたが、勝負どころでの反応が鈍く、勝ち馬とはそこで離された分の差です。負けたのは悔しいですが、1200mは合いますし、古馬相手にやれることも分かり、良かったです」
同感だ。反応の鈍さに関しては、初めての古馬相手による戸惑いという部分もあったかもしれない。それでも結果を出すのだから「大物」だ。
慣れが見込める今回、前進あるのみ!
【Check Point】⇒前走から約2ヶ月ぶりの実戦となる。それだけに、ギリギリまで仕上がりの見極めが必要となりそうだ。
▼参考レース 函館スプリントステークス 2019
【みんなのKEIBA 次回6月23日(日)午後3時】
函館スプリントS・GⅢは5番人気⑩カイザーメランジェが重賞初勝利!
鞍上の江田照男騎手は2012年の日経賞以来、7年2ヵ月ぶりの重賞制覇。
2着は2番人気⑪アスターペガサス、3着は1番人気⑬タワーオブロンドン。
3連単は1万4460円の払い戻し。 pic.twitter.com/0MID5R0sLW— フジテレビ競馬 (@fujitvkeiba) June 16, 2019
【短評】タワーオブロンドン(ルメール・藤沢和)
▼最近の主な戦績
函館スプリントステークス 3着
⇒上でご紹介したアスターペガサスに先着される形で、単勝1倍台の圧倒的な人気を裏切ってしまった前走【函館スプリントステークス】。
だが、悲観する必要はないだろう。
58キロの斤量はメンバー中トップ(別定戦)だったし、2走前に1400Mを走ったことで、1200Mの速い流れの追走で力を使ってしまったのではないだろうか。
実績は申し分のない馬。改めて!
【Check Point】⇒そうはいっても、本質的に1200Mの馬ではない。前走後、レーン騎手は「1200mが向いていないわけではありません」という何とも微妙な言い回しをしていた。さあ、どうなるか?
キーンランドカップ 2019【予想】のCheck Point
人気馬の信頼度(5段階) | ★★★★ 上位信頼 |
3連単 予想配当 | 3万馬券以上 |
3連単 平均配当 | 11万1,672円 |
展開 | ハイ~ミドル・中団向き |
上位人気候補ということで3頭を挙げさせてはもらったが、とはいえ、やはりダノンスマッシュが1番人気に推される可能性が高そうだ。
前走のG1【高松宮記念】では1番人気に推され(4着)、さらに2走前&3走前に重賞2連勝を達成しているのだから。
率直に言って、私たちも普通に考えればダノンスマッシュが強いだろうとは思う。
だが!競馬に先入観は禁物だ。
強いことを認めた上で
本当に無条件で信じてよいのか?
どこかに弱点はないのか?
ということで、ダノンスマッシュを細かくチェックしていくと、、、
詳しくは後半でご紹介させていただく。
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では本題にいこう。
ダノンスマッシュが抱える3つの不安要素とは?
1➡鞍上に不安あり
1つ目は、鞍上の川田騎手が、札幌芝1200Mで殆ど実績を残していないということ。
では、直近10年の札幌芝1200M(3歳以上&全性が出走可能なレースを対象)における川田騎手の成績を具体的に見ていこう。
札幌芝1200Mにおける川田騎手の成績(直近10年)
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
川田将雅 | 0- 1- 0- 3/ 4 | 0.0% | 25.0% | 25.0% |
勝率はゼロ、しかも騎乗回数が決して多くない(つまり慣れていない)のは心配だ。
2➡父親に不安あり
2つ目は、父ロードカナロアの産駒が当地で実績を残していないということ。
「1」と同じ条件で、コチラも直近10年の成績をチェックしてみた。
札幌芝1200Mにおけるロードカナロア産駒の成績(直近10年)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ロードカナロア | 0- 2- 1- 7/ 10 | 0.0% | 20.0% | 30.0% |
先日急逝したキングカメハメハの後継種牡馬として大きな期待を寄せられているロードカナロア(既に実績十分ではあるが)だが、札幌芝1200Mでは
普通の種牡馬
なのかもしれない。
3➡レース間隔に不安あり
最後にレース間隔だ。
【函館スプリントステークス】での出走除外により、前走から約5ヶ月ぶり(中20週)の実戦。
この間隔の広さがどうか?
ということで「1」「2」と同じ条件で「レース間隔別成績」を調べてみた。
札幌芝1200Mにおけるレース間隔別成績(直近10年)
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
連闘 | 8- 7- 4- 56/ 75 | 10.7% | 20.0% | 25.3% |
2週 | 12- 23- 21- 185/ 241 | 5.0% | 14.5% | 23.2% |
3週 | 27- 20- 19- 247/ 313 | 8.6% | 15.0% | 21.1% |
4週 | 8- 14- 18- 182/ 222 | 3.6% | 9.9% | 18.0% |
5~ 9週 | 33- 26- 29- 347/ 435 | 7.6% | 13.6% | 20.2% |
10~25週 | 18- 16- 15- 247/ 296 | 6.1% | 11.5% | 16.6% |
半年以上 | 1- 2- 0- 43/ 46 | 2.2% | 6.5% | 6.5% |
最も勝率が良いのは連闘、ついで中3週、中5週~9週。
ようやく今回のダノンスマッシュ(中20週)が当てはまる中10週~25週だ。
微妙な数字のズレはあるが
基本的には間隔が短い方が有利と見て間違いない
ということで
【まとめ】
ダノンスマッシュは能力断然も
今回の条件においては3つの不安がある!
1➡鞍上について
2➡父親について
3➡レース間隔について
それでもダノンを信じるか?それとも?
さあ、あなたならどうする?
補足➡斤量もお見逃しなく
最後に1点、これはダノンスマッシュ(57キロ)に加え、同じく上でもご紹介したタワーオブロンドン(58キロ)、更には実績豊富なセイウンコウセイ(58キロ)にも当てはまることだが、実はこのレース
斤量57キロ以上の馬は大苦戦
しているのだ。
キーンランドC 57キロ以上の馬達の成績(直近10年)
日付 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | 人気 | 着順 |
---|---|---|---|---|---|---|
2018. 8.26 | ムーンクエイク | セ5 | ルメール | 58 | 3 | 9 |
2018. 8.26 | キングハート | 牡5 | フォーリ | 57 | 11 | 15 |
2017. 8.27 | ネロ | 牡6 | 中野省吾 | 57 | 10 | 8 |
2017. 8.27 | ノボバカラ | 牡5 | 田辺裕信 | 57 | 9 | 10 |
2017. 8.27 | シュウジ | 牡4 | モレイラ | 58 | 3 | 13 |
2016. 8.28 | サトノルパン | 牡5 | ルメール | 57 | 5 | 8 |
2016. 8.28 | アクティブミノル | 牡4 | 藤岡康太 | 58 | 10 | 10 |
2015. 8.30 | ティーハーフ | 牡5 | 国分優作 | 57 | 1 | 3 |
2014. 8.31 | スマートオリオン | 牡4 | 武豊 | 57 | 2 | 7 |
2014. 8.31 | サンカルロ | 牡8 | 吉田豊 | 57 | 10 | 9 |
2013. 8.25 | サンカルロ | 牡7 | 吉田豊 | 59 | 7 | 7 |
2013. 8.25 | パドトロワ | 牡6 | 勝浦正樹 | 57 | 3 | 14 |
2011. 8.28 | ビービーガルダン | 牡7 | 佐藤哲三 | 58 | 6 | 2 |
2010. 8.29 | ビービーガルダン | 牡6 | 安藤勝己 | 58 | 1 | 4 |
2010. 8.29 | ローレルゲレイロ | 牡6 | 藤田伸二 | 59 | 3 | 8 |
2009. 8.30 | $シンボリグラン | 牡7 | 藤田伸二 | 57 | 11 | 14 |
16頭中、優勝馬はゼロ!!
2着馬、3着馬でさえも、それぞれ1頭ずつしかいない。
ただでさえ、大目標が秋にある有力馬。
ましてや重い斤量を背負わされたら、簡単な戦いになるはずがない。
したがって、今年のダノンスマッシュ、タワーオブロンドン、セイウンコウセイに関しても
と断言しておきたい。
では、具体的な軸候補は?そのあたりはレース2日前に公開予定の
「キーンランドカップ 第2弾コラム」
でお話をさせていただく。
↓↓↓
キーンランドカップ 2019 上位人気候補&予想オッズ
オッズ | 出走予定馬 | 騎手 | 厩舎 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2.6 | ダノンスマッシュ | 川田 | 安田隆 | 高松宮記念 4着 |
3.5 | アスターペガサス | 戸崎 | 中竹 | 函館SS 2着 |
5.2 | タワーオブロンドン | ルメール | 藤沢和 | 函館SS 3着 |
7.1 | セイウンコウセイ | 幸 | 上原 | CBC賞 3着 |
11.8 | リナーテ | 武豊 | 須貝 | UHB賞 1着 |
8.9 | カイザーメランジェ | 江田 | 中野 | アイビス 7着 |
11.2 | ナックビーナス |
いわた | 杉浦 | 高松宮記念 14着 |
2019年8月18日(日)現在 スクロールできます
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