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CBC賞 2021【回顧】1週前より☆ファストフォースを指名できた理由とは?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】CBC賞 2021 における勝負の明暗

2021年 7月 4日(日) 3回小倉2日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第57回CBC賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m 13頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
B3 3 ファストフォース 牡5 52 鮫島克駿 1.06.0    01-01 33.7 8 18.2 518 -18 *(栗)西村真幸
7 11 ピクシーナイト 牡3 53 福永祐一 1.06.1  1/2    07-06 33.3 2 4.4 528 -4 (栗)音無秀孝
7 10 アウィルアウェイ 牝5 55.5 松山弘平 1.06.2  3/4    08-08 33.2 6 14.9 490 +10 (栗)高野友和
1 1 タイセイビジョン 牡4 57 川田将雅 1.06.3  1/2    08-08 33.3 3 7.7 482 -4 *(栗)西村真幸
6 9 ヨカヨカ 牝3 51 和田竜二 1.06.4  1/2    05-03 33.8 1 2.7 454 +8 (栗)谷潔
8 13 ノーワン 牝5 53 荻野極 1.06.5 1    10-10 33.3 12 72.1 478 +4 (栗)杉山佳明
B4 5 クーファウェヌス 牝6 51 酒井学 1.06.6 クビ    02-02 34.3 9 23.3 498 -2 (栗)武幸四郎
2 2 メイショウケイメイ 牝5 51 藤懸貴志 1.06.7  1/2    10-10 33.5 13 76.2 436 +2 (栗)南井克巳
B4 4 クリノアリエル 牝6 50 富田暁 1.06.9 1 1/4    12-12 33.5 7 17.9 422 +10 (栗)武英智
10 8 12 メイショウカリン 牝7 51 秋山真一 1.07.1 1 1/2    13-13 33.5 10 51.3 518 +10 (栗)笹田和秀
11 B5 6 ビオグラフィー 牝4 53 藤岡康太 1.07.2 クビ    02-03 34.8 4 7.7 484 +10 (栗)藤岡健一
12 6 8 メイショウチタン 牡4 54 松若風馬 1.07.3  1/2    02-03 34.9 5 8.0 468 -4 (栗)本田優
13 B5 7 プリカジュール 牝5 49 角田大和 1.07.8 3    05-06 35.2 11 58.9 522 0 (栗)寺島良

 

まずはじめに、8番人気という低評価を覆す形で優勝を収めてくれたファストフォースに感謝!

というのも、私たちキングSが1週前より予告した「不動の☆穴馬(軸馬)」だから。

当然、有料会員様と共に3連単の9万馬券的中に成功だ!

また、Youtubeでも☆ファストフォースを穴馬として断言。

ご自身の馬券に役立てて下さった方も多かったようで、たくさんのお褒めの言葉をいただけた。

何と言っても、荒れる夏競馬だ。

これに満足せず、引き続きキングSらしく穴馬券を狙って攻めていきたい。

 

参考⇒CBC賞 2021 Youtube

 

ファストフォースの激走に感謝!

さて、ここまで読んで下さった方の中には、次の疑問を抱かれる方がいるはずだ。

「的中は素晴らしいと思うが、そもそもどうして☆ファストフォースを指名できたの?」

8番人気という評価からもわかるように、正直に言って実績は乏しい。

いや、3勝クラスの身での格上挑戦なのだから、オープンクラスの馬としては「実績はゼロ」と申し上げるのが正確だろう。

それでも、私たちには確固たる自信があった!

ということで、ここで実際に皆様にご案内した解説文を記してみようと思う。

コラムの読者様には

的中した事実よりも、結論に至った考え方(指名理由)を知ってほしい

それこそが、皆様の明日の夢馬券獲得の糧、材料になると考えるからだ。

 

ファストフォースの指名理由は?

では、早速いってみよう。

尚、全文は非常に長くなるため、私たちが特に強調したいポイントを一部抜粋する形でのご紹介とした
。ご了承いただきたい。

▼自信の不動の軸で勝負!
━━━━━━━━━━
フレッシュ効果で復活へ
3番☆ファストフォース
━━━━━━━━━━
格上挑戦ながら52キロの軽量が魅力の3番☆ファストフォース。

この馬は昨年の春に門別競馬へ移籍!栗東坂路と同じぐらいのハードさとも言われる門別の坂路でビッシリと鍛え上げれた事で素質開花!
それを証明したのが夏に中央に戻ってきた後1勝クラス&2勝クラスと立て続けに連勝を決めた内容。門別の移籍前には、なかなか勝ちきれない甘さがあった事から、その頃とは比べ物にならないほど能力が上がっていた事がわかる。

(略)

一方で、近2走は3勝クラスで6着&8着といずれも惨敗。クラスの壁があるのか?という声もありそう。だが、ご安心いただきたい。クラスの壁ではなく見えない疲れがあったから。

(略)

今回は8ヶ月振りだが、6月はプール調教&栗東坂路を中心に稽古。何度も終いには11秒台をマークしており、かつて連勝していた頃以上のデキ。馬体重は500キロを超えたスピード自慢のロードカナロア産駒!磨きがかかったスピードは重賞級の雰囲気を漂わせており、馬場状態などを問わずに力を発揮できそうだ。

ロスなく運べる内側の3番枠をゲットできた点も追い風となり、高配当の主役は決まりだ!

 

実は非常にシンプル

上の解説をご覧いただき、皆様は何を思われただろ?

実は、これまでの実戦における具体的な内容は記していない。

主だったところをまとめるなら

・素質が開花した
・敗戦理由は疲れ
・素晴らしいデキで重賞級のスピード

ほぼ、調教をチェックしてさえいれば、見えてくる部分だ。非常にシンプルな内容と言えるのではないだろうか。

だが、これこそが今回のレースを攻略する上では非常に重要だった!

 

開幕週で高速決着が必至だった

今週の小倉競馬場は、梅雨の影響もあり天候が流動的だった。

結果的には良馬場だったが、降雨により湿った馬場になる可能性もあった。

とはいえ、多少雨が降ったとしても、馬場状態が良好な小倉の開幕週。

大幅に悪くなることは考えにくく、良馬場なら1分6秒台前半、多少湿っても1分6秒台後半くらいの高速決着をイメージしていた。(結果は1分6秒0のレコード)

そして、長年の予想家としての経験から、高速決着となった場合、上位にこられる馬のタイプは2通りだけ。

◆実績上位(底力上位)の馬
◆状態が良く、今伸び盛りの馬

 

穴ならこの馬しかいなかった

素晴らしい調教を見せていたファストフォース

伏兵サイドで、上のタイプに当てはまる馬といえば、ファストフォースしかいなかった。
だから、指名に対しては、一切の迷いがなかった。

(もちろん、一般的には実績上位の馬に注目する選択肢もあるのだろうが、私たち穴のキングスポーツにはそういった考え方はない)

上の解説でも示唆しているように、状態の良さとここにきての勢いはずば抜けていたからだ。

そして堂々の優勝!

案の定、2着以降の上位には実績のある上位人気馬が中心だった。

 

似たようなケースはいくらでもある

さて、長々と書かせてもらったが、上でも記した通り、皆様には今回のレースにおける私たちの考え方を今後の馬券に役立てていきたい。

もちろん、全く同じ出走メンバー、舞台でレースが行われることはありえない。

それでも、似たような状況下で行われるケースはこの先いくらでもある!

繰り返しになるが

高速決着のレースで穴を狙うなら状態&勢い!

さあ、次の「開幕週」を一緒に楽しみにしようじゃないか!

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

ここまで勝ち馬の話になったが、4着タイセイビジョンも質の高い競馬をしていた。

 

4着タイセイビジョン

早速、レース後に鞍上の川田騎手が残したコメントをご紹介してみたい。

「1600mをメインに使ってきた馬なので、出だしは1200mへの対応に時間が掛かりましたが、これを経験したことで次はより対応できると思います」

まさしくその通りだと思う。

2歳夏の【函館2歳S】(2着)を除いては、これまで殆どのレースがマイル戦。

高速決着が予想された今回のレースで簡単に対応できるイメージはわかなかった。それでも、終わってみれば4着。走破時計も1分6秒3。

実は、スプリンターとしての資質はかなり高そうだ!

昨春にはG1【NHKマイルカップ】で4着があるように、競走馬としてのポテンシャルは誰もが認めるところ。実はスプリント適性があったとなれば、この先の選択肢は大きく広がる!

個人的には【セントウルS】あたりで権利を獲れたらG1【スプリンターズS】でも面白い戦いができると思うのだが、、、

楽しみにしたい!もちろん、未来の主役に!

 

レースを見逃した方はコチラ

【CBC賞 2021】のレース後の関係者のコメント

1着 ファストフォース(鮫島克駿騎手)
「レース前からこういう特殊な馬場状態だったので、ある程度前に行かないと話にならないと思っていたので、スタートは気をつけていました。できれば枠も良いですし、行き切ればチャンスはあると思っていましたが、2番手も思いのほか競ってくることなく、3コーナーまで良い形で迎えることが出来ました。こういう馬場状態なので、早くゴールが来てくれという思いで待たずにコーナーから仕掛けて行って、ちょっと早めに踏んで行ったのですが良く凌いでくれたと思います。昨日からこういう時計はある程度予測できたので、しっかり対応してくれた馬に感謝したいです。この馬にはレースでテン乗りだったのですが、先生からしっかり特徴を聞いて、しっかり動ける体勢を作っていただいたので自信をもって乗ることが出来ました。自分にとっても小倉競馬場から馬に乗り出したので、地元でお客さんがいる中でしっかり勝つことが出来て良かったです」

2着 ピクシーナイト(福永祐一騎手)
「開幕週の外枠ということで難しい面がありました。今週に関しては枠に左右される馬場です。その中で上手く内に潜りこんで、最後は詰めているのですが止まらないですね。内枠ならもっと楽に逃げ馬の後ろを取れていたと思います。今週はそういう状況の中で最善はつくしました。良い形で伸びては来れています。外々を回してそのまま流れていくと5番手ぐらいを回されますからね。それは避けました。馬も応えて、良い伸びを見せてくれました。これからが楽しみです。できれば勝っておきたかったですね」

4着 タイセイビジョン(川田将雅騎手)
「1600mをメインに使ってきた馬なので、出だしは1200mへの対応に時間が掛かりましたが、これを経験したことで次はより対応できると思います」

5着 ヨカヨカ(和田竜二騎手)
「ゲートは出た方なのですが、両隣も出ていましたからね。内に潜り込むことが出来て、手応えは良かったのですが、追走がおっつけ気味でした。最後は伸び切れませんでした。1200mに慣れてくれば通用するのですが、極端に硬い馬場というのは...」

7着 クーファウェヌス(酒井学騎手)
「以前乗った秋山真一郎騎手からも話は聞いていました。初ブリンカーは効いていたのか分かりませんが、スタートを決めて無理なく番手が取れました。3コーナーあたりはいけそうでしたが、時計面でしょうか...。最後はしんどくなりましたが、自己条件は勝てそうな馬だと思いましたし、普通の馬場で今日のような競馬が出来ればいいですね」

10着 メイショウカリン(秋山真一郎騎手)
「前が止まらない展開になりましたからね」

11着 ビオグラフィー(藤岡康太騎手)
「1200mの重賞でも良いスピードを見せてくれたのですが、さすがに時計が速すぎたので最後いっぱいになってしまいました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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