京都牝馬ステークス 2018【予想】あの名牝に続くのは？出走予定馬【確定】

2018年2月17日

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京都牝馬ステークス 2018【予想】最新有力馬情報など

2018年 2月17日(土)　2回京都7日目　12頭

第53回　京都牝馬ステークス

４歳以上・オープン・Ｇ３(別定)(牝)(国際)[指定]　芝1400m・外 (B)

枠	番	馬名	性齢	替騎手	斤量	単勝
1	1	オーヴィレール	牝5	*四位洋文	53	18.7
2	2	ワンスインナムーン	牝5	*石橋脩	55	5.9
3	3	ソルヴェイグ	牝5	*Ｍ．デム	55	3.9
4	4	*ミスエルテ	牝4	川田将雅	54	11.5
5	5	ヴゼットジョリー	牝4	*和田竜二	54	21.0
B5	6	アリンナ	牝4	*松若風馬	54	97.3
6	7	サザナミ	牝6	*浜中俊	54	43.5
6	8	ミスパンテール	牝4	横山典弘	55	3.8
7	9	タマモブリリアン	牝5	古川吉洋	54	87.0
7	10	デアレガーロ	牝4	*池添謙一	54	5.6
8	11	エンジェルフェイス	牝5	*岩田康誠	54	24.8
8	12	エスティタート	牝5	*武豊	53	8.3

2018年2月17日　午前10時現在

皆様は、京都牝馬ステークスに対して、どういったイメージをお持ちだろうか。

1966年の施行以来、今年で53回目を迎える伝統の重賞。だが、時期的に少々中途半端。特に近い時期に大きなレースがないということもあり、伝統の割に、競馬ファンにとっては、印象に残りにくいレースのひとつと言えるのかもしれない。

だが！中身は本当に凄い！近年の好走馬が、軒並み、後にＧ１レースで大活躍を見せているのだから！

例えば昨年。

１着レッツゴードンキ＆２着ワンスインナムーン（今年も出走予定）が、揃って10月のＧ１【スプリンターズＳ】に出走。牡馬の強豪を相手に、堂々２＆３着に食い込んでいる。

また、一昨年の勝ち馬クイーンズリングは、同年の【エリザベス女王杯】を制したことはもちろんだが、昨年の【有馬記念】で２着！引退レースに自ら華を添えた。

もっと言ってしまえば、３年前の勝ち馬ケイアイエレガントも、同年の【ヴィクトリアＭ】を制しているのだ。

まさしく「超出世レース」だが、ここまで結果が出続けていることに、本当に驚く。

一体何故だ？詳しくは、主な出走予定馬の後でご紹介する。

【2/10-12 成績速報】どうだ先週！大ヒット連発！フェブラリーSの軍資金を稼ぎまくり！！

先週の成績と獲得金額 2018年2月13日

京都牝馬ステークス 2018 上位人気馬候補

予想オッズ	馬名	想定騎手	厩舎	前走
4.9	ミスパンテール	四位	昆	ﾀｰｺｲｽﾞ 1着
5.3	ワンスインナムーン	石橋脩	斎藤	香港ｽﾌﾟ 12着
5.8	ソルヴェイグ	未定	鮫島	京阪杯 9着
8.2	ダイアナヘイロー	武豊	福島	ｼﾙｸﾛｰﾄﾞ 16着
15.4	ミスエルテ	川田	池江	阪神C 15着
12.3	デアレガーロ	未定	大竹	市川S 1着

2018年2月9日(金) 現在

ここからは、キングスポーツが上位人気に推されると読んでいる３頭について、詳しく解説していきたい。

京都牝馬ステークス 2018 主な出走予定馬

?ミスパンテール（四位洋文・昆厩舎）

▼昨年の主な戦績
ターコイズＳ（１着）
?前走の重賞【ターコイズＳ】の内容が見事だった。
当時３歳。実績のある古馬との戦いとなったが、４角10番手から直線で鋭伸！坂をものともせずに、キレイに脚を伸ばしてゴボー抜き！先頭でゴールした。

【長所】古馬勢もそうだが、９月【ローズＳ】では0.8秒差をつけられた、同期のラビットランに先着したという事実も価値がある。ここにきての成長力が素晴らしいことの裏返しだからだ。

【短所】恐らく１～２番人気に推されることになるだろうが、そうなるとデビュー以来初めてだ。周囲のマークが厳しい状況の中で、どういった走りができるのか？未知数だ。

▼参考レース　ターコイズＳ

?ワンスインナムーン（石橋脩・斎藤厩舎）

▼昨年の主な戦績
スプリンターズＳ（３着）
?昨年10月、Ｇ１【スプリンターズＳ】での３着激走には驚かれた方も多かっただろう。
いくら、単騎逃げの展開が向いたにせよ、後方から迫ってくる強敵相手に、渋太く逃げ粘ったという事実にかわりはない。

【長所】スプリント戦でも活躍したが、恐らくこの馬に最も合っているのは、今回の1400Ｍではないだろうか。実際に、当時は成長途上だったにもかかわらず、昨年のこのレースにおいて、２着に好走しているのだから。得意の舞台で、この一年の成長を披露する！

【短所】春の大目標を昨年惨敗した高松宮記念においているのだろうか。昨今の調教を見ていると、動き、馬体共に少し余裕を残している印象だ。

▼参考レース　スプリンターズＳ

?ソルヴェイグ（未定・鮫島厩舎）

▼昨年の主な戦績
オパールＳ（１着）
?⇒昨年はＧ１【ヴィクトリアＭ】で５着、また重賞【キーンランドＣ】で２着など、重賞戦線で大活躍！
スプリント～マイルあたりでは、牝馬トップクラスの実力派であることを結果で証明している。

【疑問点】抜群の実績に対して、１番人気に推されながら９着に敗れた前走・京阪杯の結果を不安視されている方も多いだろう。だが、鞍上が「直線で急に進まなくなった」と語っていたが、牝馬特有の気ムラだろうか。力負けではないので、さほど気にすることはないだろう。

▼参考レース　オパールＳ

京都牝馬ステークス 2018 は、心身共にスタミナが重要

京都牝馬ステークスが出世レースになりえた理由とは？京都競馬における重賞では度々申し上げていることではあるが、難易度の高いコースにポイントがあると考える。

３角過ぎの下り坂故に、スピードに乗った状態で直線に突入せざるを得ない。当然、そのスピードを維持するためには、心身共にスタミナが求められる。

それだけの舞台を制する馬には、当然のように未来の栄光が待っているという訳だ。
果たして、今年このレースを制し、その後Ｇ１で大活躍する馬は誰なのか？

キングスポーツには、もうその答えがハッキリと見えている。レースを迎えるのが楽しみで仕方ないことをお伝えしておこう。

京都牝馬ステークスに役立つデータなど

牝馬限定戦に強い騎手は誰だ？

「牝馬限定戦に強い騎手って誰なんだろう？」イメージでは福永騎手とか、昨年暮れの２歳G１を制した石橋脩騎手あたりか。

だが、やはり実際の数字を目の当たりにしなければ信じられない！ということで、牝馬限定戦（年齢を問わず、直近３年）におけるジョッキーの勝ち星を調べてみた！本当に強いのは誰だ？

牝馬限定戦（年齢問わず）におけるジョッキーランク

騎手	着別度数	勝率	連対率	複勝率
戸崎圭太	74- 64- 55-238/431	17.2%	32.0%	44.8%
Ｍ．デム	64- 36- 36-155/291	22.0%	34.4%	46.7%
ルメール	59- 48- 34-147/288	20.5%	37.2%	49.0%
福永祐一	59- 40- 28-197/324	18.2%	30.6%	39.2%
川田将雅	44- 38- 26-171/279	15.8%	29.4%	38.7%
浜中俊	40- 29- 33-190/292	13.7%	23.6%	34.9%
吉田隼人	38- 28- 24-271/361	10.5%	18.3%	24.9%
田辺裕信	35- 34- 33-234/336	10.4%	20.5%	30.4%
内田博幸	33- 27- 23-323/406	8.1%	14.8%	20.4%
武豊	32- 36- 32-190/290	11.0%	23.4%	34.5%

集計期間：2015. 1. 4 ～ 2018. 2. 4

勝ち星の１位は戸崎圭太騎手。単に勝利数が多いだけではなく、連対率や複勝率も高いので、価値ある数字と言えるだろう。また、外国人騎手や福永騎手もさすがの数字。

一方、武豊騎手の数字が、それほどでもないのは意外なところかもしれない。今回の一戦、ダイアナヘイローとのコンビで参戦するが、果たしてどうなるか？

ついでに、調教師ランクも調べてみた。牝馬の扱いが上手い調教師とは？

牝馬限定戦（年齢問わず）における調教師ランク

調教師	着別度数	勝率	連対率	複勝率
(栗)藤原英昭	30- 14- 19-115/178	16.9%	24.7%	35.4%
(美)加藤征弘	28- 15- 18-101/162	17.3%	26.5%	37.7%
(美)尾関知人	25- 17- 17-167/226	11.1%	18.6%	26.1%
(美)鹿戸雄一	23- 9- 9-131/172	13.4%	18.6%	23.8%
(栗)松永幹夫	22- 17- 14-102/155	14.2%	25.2%	34.2%
(栗)池江泰寿	22- 9- 15- 85/131	16.8%	23.7%	35.1%
(栗)石坂正	21- 15- 7-134/177	11.9%	20.3%	24.3%
(栗)本田優	21- 10- 10-112/153	13.7%	20.3%	26.8%
(美)国枝栄	19- 17- 8-104/148	12.8%	24.3%	29.7%
(栗)友道康夫	18- 10- 11- 67/106	17.0%	26.4%	36.8%