有馬記念 2017 予想
「キタサンブラック!ラストラン!」
約2年に渡って日本競馬界の主役を勤めてきたキタサンブラックが、いよいよ引退レースを迎えることになった。
「お疲れ様」という心からのねぎらいと同時に、恐らく、殆どの競馬ファンが、優勝&涙のウイニングランを期待している筈。もちろん、私達も一人の競馬ファンとしてはそんな場面があってもよいと思う。だが、現実はどうだろうか?
真の名馬だと理解しているからこそ、変な思い入れで予想はしたくない。
今、目の前にいるキタサンブラックは勝てる馬か否か?それだけに集中して勝負する!
キタサンブラックといかに向き合ってきたか?
そんな名馬とキングスポーツはいかに向き合ってきたか?
まずは6月の宝塚記念から振り返りたい。
この大一番で軸馬に指名したのは、キタサンブラックではなくゴールドアクター!
実際に以下のように解説した。
グランプリに強い★ゴールドアクター
(実際の解説文を一部抜粋)
会員の皆様はこのような気持ちだったのではないか?「キタサンブラックから流す☆穴馬を指名するんだろうな」と。そんな簡単に先を読めるような決断では「唯一無二」ではない。そう!波乱の主役となるのは、自信の★指名したゴールドアクターだ!前走の【天皇賞・春】でも推奨したが、この7着は決して力負けではない。出遅れもあり、流れに乗ることができなかったからだ。4歳の時には【有馬記念】でキタサンブラックを破っての優勝、昨年の有馬でもキタサンとは僅か0.1秒差の3着というグランプリでの実績からも、逆襲は十分可能だ!
ハッキリ言って、宝塚記念はキタサンブラックにとって最悪の条件だと考えていた。
舞台はハマらなそう。体調も上がっていない。
結果は案の定。キタサンは9着に敗れ、私達は馬連5250円&3連単7万馬券のダブル的中という大勝利を収めることができた。
続いて10月の天皇賞秋 2017。
出遅れながらも堂々と脚を伸ばした姿に、キタサンブラックの真の強さを確信された方も多かったと思うが、このレースに関しては、レース後に書いた「勝負の明暗」を敢えてそのまま転載させて頂く。というのも、いかにキングスポーツがキタサンブラックを信頼していたか?それと同時に
次走は絶対ではない(ジャパンC)
という事もキッチリと予告していたことを強調させて頂きたいからだ。(実際に3着に敗れた。)
以下、転載。
キングスポーツ編集長が見る「勝負の明暗」 はここだった!
【 天皇賞秋 2017 】における勝負の明暗( キングS 予想含む )
会員様のお伝えしたコメント抜粋は下記の通り。
復活へ! 最強を示す! 7番キタサンブラック まず、今年の【天皇賞・秋】において最大のポイントはキタサンの取り捨てについてだろう。 1番人気にはなりながらも、単勝は3倍台。やはり、前走の【宝塚記念】の敗退でもうピークは過ぎたという考えも多いのだろう。 しかし、私達キングスポーツは、まだこの馬は現役最強馬というのが結論だ! なお、【宝塚記念】の時は、キタサンの評価を下げていたが、小回りで、気持ちよく逃げたいキタサンにとってはキツイコースで力は出し切れないと読んでいた。 実際にルメール騎手やデムーロ騎手の手綱捌きにより、キタサンにとってはとても可哀想な結果となった。 しかし、広く直線の長い東京コースは、早仕掛けやマクる競馬をして勝てるほど甘くはないので、力の誤魔化しが一切通用しない。 G1・5勝の現役最強馬が、その最強たるゆえんを誇示するレースになる! 武豊曰く 「いつの時代にも最強馬と呼ばれる馬はいると思うけど、胸を張って言えます。いまは、この馬だと思います」 この言葉になんの疑いもない!!
上記の予想における感想などは【天声馬語】心が震えた( 天皇賞秋 週 2017 )においてキングスポーツ編集長自らが語っております。
キタサンブラック ⇒ 神様からの贈り物
スタートでのまさかの出遅れや、武豊騎手の完璧とも言うべきレース運び、コース取りなどレースの詳細については、各所で報じられているし皆様もご存知だろうから、改めて記すつもりはない。
それよりも、まずは私も思わずグッときた、北島三郎オーナーの会見での言葉を引用させて頂きたい。喜びと安堵と、様々な感情がこもった心に残る会見だった。
キタサンブラックはデビューしてからこんなに頑張ってくれて、素晴らしい成績を残してくれて、いっぱい夢をくださって、ファンの皆さんからもたくさん『おめでとう!』と言っていただけた。 自分の体調が本調子じゃないときにブラックがこんなに走ってくれて、まるで神様からの贈り物のようです。 (北島三郎オーナー)
「ファンからのたくさんのおめでとう」確かに、キタサンブラックは本当にファンの多い、愛されている馬だと思う。単に強いからではない。理由は、紆余曲折を乗り越えた生き様にあるのだろう。
デビューの新馬戦では3番人気の評価に留まり、ダービーでは14着に惨敗しているように、決してエリートホースという訳ではない。
そんな馬がコツコツと努力して力をつけ、日本一の名手と巡りあった。しかし、不動の日本のエースとなるも宝塚記念で9着に惨敗。そこから這い上がり、今回の天皇賞・秋で「伝説」を作った。
自分の思った通りに人生を歩める人間など、世の中に何人いるだろうか。
みんな、良い事も悪い事もありながら、明日の栄光を夢見て必死にもがいている。
競馬ファンは、そんな自分を、同じように紆余曲折の中にいるキタサンブラックに重ねる。だからキタサンが勝った時は自分の事のように喜ぶのだ。
そして「俺もやれるんだ!」と。
JRAヒーロー列伝のポスターの「そして、みんなの愛馬になった。」という文言が、本当によく似合う。
紆余曲折という意味では、競馬オーナーとしての北島三郎氏もそうだろう。演歌の帝王として歩む一方、長きに渡るオーナー生活の中でも、これといった名馬と出会えずに苦しんだ。
それでも諦めずにオーナーを続けた頑張りを、競馬の神様は見ていたに違いない。「贈り物」を送られるのに相応しい人物だと心から思うのだ。
但し!次も簡単に勝てるほどの絶対的な差はない。
本日の余韻に水を差すようで悪いが、この先に待つ ジャパンカップ 2017 や有馬記念 2017 でもキタサンブラックが勝てるかどうかと問われたならば、そんなに簡単な話ではないというのが私の結論。
例えば ジャパンカップ 2017 には3歳ダービー馬のレイデオロが満を持して出走してくる。キタサン自身、不良馬場の中を走り切ったダメージもあるだろう。
いかにスーパーホースといえども、決して特別扱いをするつもりはない。私たちの仕事は、あくまでも勝ち馬を見つけ、馬券を射止めること。
あらゆる条件を冷静に判断した上で、今回のように軸馬に据えるのか、高配当をダブル的中した宝塚記念 2017 の時のように評価を下げるのか。決断を下すつもりだ。そんなところも楽しみにしていて頂きたい。
鋭い方なら既にお気づきかもしれないが【宝塚記念】⇒【天皇賞秋】⇒【ジャパンC】と「キタサンブラックがどういう走りをするか」という事をキングスポーツは完全に読み切っていた!
もちろん、調教師やオーナーといった関係者ほどだとまで言うつもりはないが、競馬予想家の中では、誰よりもキタサンブラックを研究、勉強してきた自負がある!だからわかるのだ。
そんなキングスポーツが今回の有馬記念 2017 におけるキタサンブラックについて下す「答え」とは?
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有馬記念 2017 の主な参考レース
▼2017/11/26 ジャパンカップ
1着シュヴァルグラン
3着キタサンブラック
6着レインボーライン
2017/10/29 天皇賞秋
1着キタサンブラック
2着サトノクラウン
3着レインボーライン
2017/11/5 アルゼンチン共和国杯
1着スワーヴリチャード
2017/6/25 宝塚記念
1着サトノクラウン
3着ミッキークイーン