このコラムでは【日経新春杯 2022】における「高配当の主役」を無料公開中!
今週の日曜日には「中京芝2200M」で【日経新春杯】が行われる。
毎年のように、極寒の1月競馬を熱くしてきた伝統の重賞。
このレース名を聞くと今から44年前の1978年に行われた時のテンポイントを思い出す方もいるのではないだろうか?
その前の年に行われた【有馬記念】はライバルのトウショウボーイと繰り広げたマッチレースは今でも競馬史に残る名勝負のひとつとして語られている。
当時「流星の貴公子」と呼ばれ競馬ファン以外の人でも魅了した馬だったレース中に故障で大手術を行うも安楽死となった。
その当時からハンデ重賞だったが、故障の原因は現代の競馬では考えられない斤量66.5キロだったとも言われている。
なおテンポイントの一件をきっかけに「強い馬に重く」から「弱い馬に軽く」へと方針が変わっていった。その関係で斤量60キロ以上を背負うケースは稀に!
いずれにしてもとにかく、どんなレースにおいても
事故や怪我なく全馬が無事に走り終えてもらいたい!
今年の出走メンバーたちも「明日の名馬」を目指して
引き続き好レースを見せてくれるに違いない。
日経新春杯 2022 枠順確定
2022年 1月16日(日) 1回中京6日目 16頭 [15:35発走]
4歳以上・オープン・G2(ハンデ)(国際)(特指) 芝2200m (A)
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | モズナガレボシ | 牡5 | 松山弘平 | 55 | (栗)荒川義之 |
1 | 2 | クラヴェル | 牝5 | 横山典弘 | 54 | (栗)安田翔伍 |
2 | 3 | マイネルウィルトス | 牡6 | *川須栄彦 | 56 | (栗)宮徹 |
2 | 4 | ステラヴェローチェ | 牡4 | M.デム | 57 | (栗)須貝尚介 |
3 | 5 | ロードマイウェイ | 牡6 | *幸英明 | 56 | (栗)杉山晴紀 |
3 | 6 | ヤシャマル | 牡5 | *松田大作 | 54 | (美)尾形和幸 |
4 | 7 | アフリカンゴールド | セ7 | 国分恭介 | 55 | (栗)西園正都 |
4 | 8 | フライライクバード | 牡5 | *武豊 | 55 | (栗)友道康夫 |
5 | 9 | マイネルフラップ | 牡6 | 国分優作 | 53 | (栗)梅田智之 |
5 | 10 | ヨーホーレイク | 牡4 | 川田将雅 | 55 | (栗)友道康夫 |
6 | 11 | ショウナンバルディ | 牡6 | *坂井瑠星 | 57 | (栗)松下武士 |
6 | 12 | エフェクトオン | 牡6 | *秋山真一 | 53 | (美)久保田貴 |
B7 | 13 | トップウイナー | 牡6 | 和田翼 | 55 | (栗)鈴木孝志 |
7 | 14 | プレシャスブルー | 牡8 | *勝浦正樹 | 55 | (美)相沢郁 |
8 | 15 | ダノンマジェスティ | 牡7 | *岩田望来 | 55 | (栗)音無秀孝 |
8 | 16 | トラストケンシン | 牡7 | *池添謙一 | 53 | (美)高橋文雅 |
参考⇒日経新春杯の狙い&攻略ポイント
さて、今年のメンバー構成だが、恐らく馬券的には
ステラヴェローチェの1強ムード
という売れ方をするのではないだろうか。
今年の古馬中長距離路線において、主役を狙っていけるであろう存在だ。
日経新春杯 2022
ステラヴェローチェの1強ムード
【短評】4番ステラヴェローチェ(デムーロ・須貝)
▼最近の主な戦績
有馬記念 4着
⇒【サウジアラビアRC】&【神戸新聞杯】の2つの重賞制覇に加えて【皐月賞】&【ダービー】で3着、そして【菊花賞】4着と3歳クラシック戦線で全て掲示板を確保!
それだけに前走の【有馬記念】は3番人気に支持されており優勝も期待されていた。結果は4着に敗れたが、グランプリ4連覇がかかったクロノジェネシスと0.1秒差。上がり最速タイムをマークしながら届かなかったのはスタートを決められなかった事が全てだった。改めて古馬G1でも通用する馬であることを証明!春の飛躍に向けて、存在感を示したい。
【Check Point】⇒グランプリ4着馬が【日経新春杯】に出走したのは驚きを隠せない。恐らく【神戸新聞杯】で勝っている中京芝2200mを狙っての参戦。ここはハンデが敵となりそうだが、格の違いを見せてもらいたい。
▼参考レース 有馬記念
確かにステラヴェローチェは素晴らしい馬だが
確かにステラヴェローチェは素晴らしい馬だということは認めざるを得ない。
ただし!それでも決して誤解したくないのは
彼はG1馬ではない!
ということ。
そしてステラヴェローチェに関しては疲労面が気になるところ。振り返れば昨秋の3戦は全てタフな条件ばかりだった。
【神戸新聞杯】が不良、【菊花賞】は阪神芝3000m。【有馬記念】も当然だが冬のシーズンで時計のかかる馬場。
イメージとしては、中内田厩舎の「ヴェロックス」と似ている。レースこそ違うがヴェロックスも明け4歳となった2月の【小倉大賞典】で1.4倍の支持を集めながら「57キロ」のトップハンデに苦しみ9着に敗退している。
ここではステラヴェローチェの取り捨てに関して言及はしないが状態面はしっかりと確認するべき!
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さあ、皆様お待ちかね【日経新春杯】期待の☆1頭をご紹介しよう!
激走必至 ➡3番マイネルウィルトス(川須・宮)
まず始めに、今回のレースは「タフな流れになる」と考えている。
前走【中日新聞杯】において、逃げて1&2着だったショウナンバルディやアフリカンゴールドの出方次第だが、一発を狙って積極的にいくかもしれない。逆にゆったりとしたマイペースを作ろうとしたら、ステラヴェローチェをはじめとした有力馬が「差し届かず」を避けるために早めに動いて、途中から激流になるだろう。いずれにしても、タフな流れは濃厚。
だとすれば、マイネルウィルトスにとっては理想的ではないだろうか。この馬の魅力を凝縮したレースは、やはり2走前、2着に激走した【アルゼンチン共和国杯】だろう。G2での2着だから、根本的な能力も証明されるが、それだけではない。「中身」だ。
東京芝2500Mの舞台において、1角10番手から、少しずつ自ら位置取りを上げるというスタミナが問われる競馬にチャレンジしたが、バテるどころか、直線でも脚を伸ばすという、まさに今回に繋がるような走りとなった。勝ち馬オーソリティには0.4秒差をつけられたが、相手はその後の【ジャパンC】で2着に激走するほどの馬。むしろ価値ある成績だと考えるべき!
前走【チャレンジC】は6着に敗れたが、スローの上がり勝負は完全にこの馬には不向きであり参考外。上でも記した通りタフな流れが見込まれる今回こそが、マイネルの出番だ!
そして、前走後はすぐにここを目標に乗り込まれたということで、仕上がりも非常に良い。
特に1月6日の栗東CWは目立っていた。78秒2⇒11秒6の時計はもちろん速いが、それ以上に、私たちがこだわる「コーナーを回ってくる際の動き」に迫力があった。
理想的な流れに加えて、抜群の仕上がり。
「ここで好走しなくちゃいつ好走する?」
それくらいの思いを抱いての指名であることを、ハッキリお伝えしておこう。
これだけでは勝てない!重要なのは「組み合わせ」
マイネルウィルトスに対しての大きな期待はお伝えした。
だが、それだけで馬券で勝てるわけではない!
現在の競馬界の売り上げにおける6割を占めるのが3単&3複!
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