このコラムでは【ラジオNIKKEI賞 2023】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。
今年で72回目の「伝統の重賞」
夏の福島の開幕を飾る一戦といえば！皆様おなじみの伝統の重賞【ラジオNIKKEI賞】。
実は歴史は古く、スタートしたのは1952年で、今年で72回目。
元々は【皐月賞】の前哨戦という形で始まった。そのため開催も４月。場所も中山。
1954年より、クラシックシーズン終了時期の開催へと時期が移ったそうだ。
そんな長い歴史を思いながら、これまでの好走馬をチェックしてみると、素晴らしい名前が並ぶ。
何と言っても、1977年の勝ち馬・マルゼンスキーは伝説の名馬として、今尚、多くの競馬ファンの心にその走りが焼き付いている。
ここで７馬身差をつけたプレストウコウが、その後【菊花賞】を優勝！
外国産馬がクラシックに出走できなかった当時の規定が惜しいが、間違いなく桁違いの馬だった。
近年ならフィエールマン
近年なら、やはり2018年２着馬フィエールマンだろう。
改めて申し上げるまでもないが、その後Ｇ１を３勝！
【天皇賞春】の２連覇も達成している。
かつては「残念ダービー」などと呼ばれたこともあったが、むしろ「出世レース」と見るべき重賞ではないだろうか。
そして、今年も「フィエールマンに続け」とばかりに、楽しみな素材が集結。
主な出走予定馬を後ほどご紹介するので、ぜひ合わせてご確認いただきたい。
福島競馬場を確認しておこう
出世レースを予想する上では、当然、出走各馬のこれまでの戦績、調教から見えてくる進化や状態、そして過去のレースデータは大事になるだろう。
だが、それともうひとつ、やはり「コース」は確認しておきたい。
一度は勉強した経験のある方でも、久々のため「忘れた」ということもあるかもしれない。
ここで一緒にチェックしてみようじゃないか。
キングのキーワード
⇒福島は甘くない！
福島競馬場の主なポイントは２つ。
２⇒コーナーに進入する際にスピードが落ちにくいスパイラルカーブが採用されている
福島競馬場は高低差1.9メートルだから、決して大きい数字ではない。
それでもアップダウンを繰り返すことになれば、タフさが求められる。
また、進入時にスピードが落ちにくいスパイラルカーブということは、やはりこちらもタフさが必要になる。
小回りの1800Ｍ戦という舞台ではあるが、本来は2000Ｍ以上を楽にこなすくらいのスタミナは必要になりそうだ。
ハッキリ言って「福島は甘くない」
手応え十分！☆あの馬で勝つ！
こうした点を踏まえて狙うべき馬とは？
ということで、実は非常に手応えのある馬を１頭発掘することができた！
ここでの好走はもちろんだが、フィエールマンのように【菊花賞】や、その他の長距離戦での活躍も視野に入ってきそうな「☆あの馬」に夢を託したい！
幸い、人気もそれほどではないだろう。
穴のキングスポーツらしく、配当面に関しても積極的に狙っていきたい！
さあ、皆様はこの馬を知らずに勝負に挑めるかな？
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後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。
ぜひ、参考になさってほしい。
その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。
ラジオNIKKEI賞 2023
上位人気候補の３頭を解説
【短評】10番バルサムノート（松岡・高野友）
▼最近の主な戦績
白百合ステークス １着
⇒前走の【白百合ステークス】で念願のオープン勝ち。着差は僅かクビ差だったが、噛むところがあり、さらに右にモタれるシーンがあるなどスムーズさを欠いていた。そんな遊び遊びの競馬で結果を残したのだから、相当奥深い存在。
前走跨っていた西村淳也騎手からは「成長していけばもっと上を目指していけそうで、楽しみです」とレース後に語っており、気性面の成長があれば、ここでも重賞制覇も夢ではない。
【Check Point】⇒これまで戦ってきた相手もレベルは高い。例えば３走前１勝クラスの勝ち馬はダービーで５着のノッキングポイント。その馬と0.3秒差なのだから素質は紛れもなく重賞級！気性面の成長だけが鍵なので追い切りは必ずチェックだ！
▼参考レース 白百合ステークス
【短評】14番レーベンスティール（戸崎・田中博）
▼最近の主な戦績
３歳１勝クラス １着
⇒デビュー戦では後に皐月賞を制するソールオリエンスを相手にクビ差２着の競馬をしたようにポテンシャルは高く、順調であればクラシック戦線の出走も夢ではなかった存在。
そんな強さを象徴するかのように前走の１勝クラスは後続に５馬身差の圧勝！好スタートを決めると主張する他馬に先手を譲り、逃げ馬を見ながら抜群の手応えで折り合うと、直線では残り400メートルを残しながら馬なりであっさりと先頭へ。ステッキ2発で抜群の瞬発力を見せ、後続を寄せ付けなかった。先行してこそのタイプで小回り福島もOK！
【Check Point】⇒管理する田中博調教師は「期待していますが、まだ体の弱さがあって加減しながらの調整です。それでもこれだけのパフォーマンスを見せてくれますし、本格化したらなかなか面白いと思います」と期待を込めていた。
▼参考レース ３歳１勝クラス
【短評】８番セオ（松若・上村）
▼最近の主な戦績
白百合ステークス ３着
⇒２走前にはレーベンスティールを相手に勝利を決めたように今回もその比較をすれば、ここでもやれる事を証明している。
なお前走の【白百合ステークス】は３着に敗退するも他馬に目標にされていた事を踏まえれば悲観する必要はない。中山のタフな馬場を逃げ切ったように高低差が意外とある福島はプラスだろうし逆襲に期待！
【Check Point】⇒ディープ系にしてはスピルバーグ産駒は総じて渋馬場が得意！実際に２走前には不良馬場で勝ち切っている。陣営の本音としては雨が欲しいだろう。
ラジオNIKKEI賞 2023【予想】のCheck Point
| 人気馬の信頼度（5段階） | ★★★ 波乱あり |
| 3連単 予想配当 | ５万馬券以上 |
| 3連単 平均配当（直近５年） | 14万2,424円 |
| 展開 | ミドル～ハイ⇒中団向き |
尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。
ぜひ、ご確認いただきたい。
私たち「キングスポーツ」とは！？
はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。 当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！
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それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。
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自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり
「教わる側」ではなく「教えられる側」
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ちなみに
プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感
も強調させてください。
長くなってしまいましたが、最後に改めて。
キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。
私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！
ラジオNIKKEI賞 2023 攻略データ
では、ここから本題であるデータの話に移ろう。
【ラジオNIKKEI賞】といえばハンデ戦。
ということで、まずは「斤量別成績」からご紹介していきたい。
直近15年を対象としてデータを収集した。
１）斤量別の成績をチェック！
早速、データをご紹介していこう。
ラジオNIKKEI賞 斤量別成績（直近15年）
| 斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 49kg | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 50kg | 0- 0- 0- 4/ 4 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 51kg | 0- 0- 0- 14/ 14 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 52kg | 1- 0- 1- 16/ 18 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
| 53kg | 2- 4- 6- 52/ 64 | 3.1% | 9.4% | 18.8% |
| 54kg | 7- 4- 3- 47/ 61 | 11.5% | 18.0% | 23.0% |
| 54.5kg | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
| 55kg | 2- 5- 3- 18/ 28 | 7.1% | 25.0% | 35.7% |
| 55.5kg | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
| 56kg | 2- 1- 2- 21/ 26 | 7.7% | 11.5% | 19.2% |
| 56.5kg | 1- 0- 0- 0/ 1 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
| 57kg | 0- 1- 0- 8/ 9 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
飛び抜けて良い数字がある訳ではない。
だが、全体的にみれば
「比較的重い斤量の馬たちが優勢」
ということはおわかりいただけるだろう。
軽量の馬、つまり実績の劣る馬にとっては甘くないレースだと言えそうだ。
２）脚質別成績をチェック！
こちらも、データをご覧いただきたい。
ラジオNIKKEI賞 脚質別成績（直近15年）
| 脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 平地・逃げ | 1- 2- 4- 11/ 18 | 5.6% | 16.7% | 38.9% |
| 平地・先行 | 6- 8- 3- 41/ 58 | 10.3% | 24.1% | 29.3% |
| 平地・中団 | 7- 3- 4- 66/ 80 | 8.8% | 12.5% | 17.5% |
| 平地・後方 | 1- 2- 4- 60/ 67 | 1.5% | 4.5% | 10.4% |
| 平地・ﾏｸﾘ | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
結果は一目瞭然で
基本的には先行タイプの馬が有利
一方で、逃げ馬も見逃せないだろう。
勝ち馬こそ１頭ながら、複勝率は先行馬をしのいでトップ！
特に人気薄で楽に走れそうな伏兵がいたら「３着候補」ということで、必ず押さえたい。
３）前走距離別の成績
最後に前走の距離別成績だ。
ラジオNIKKEI賞 前走の距離別成績（直近15年）
| 前走平地距離 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 1200m | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 1300m | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
| 1400m | 0- 0- 1- 5/ 6 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
| 1500m | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
| 1600m | 3- 3- 7- 56/ 69 | 4.3% | 8.7% | 18.8% |
| 1700m | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
| 1800m | 4- 5- 2- 50/ 61 | 6.6% | 14.8% | 18.0% |
| 1900m | 0- 0- 0- 0/ 0 | |||
| 2000m | 5- 5- 4- 34/ 48 | 10.4% | 20.8% | 29.2% |
| 2100m | 0- 0- 0- 2/ 2 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 2200m | 1- 0- 0- 10/ 11 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
| 2300m | 0- 0- 0- 1/ 1 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
| 2400m | 2- 2- 1- 21/ 26 | 7.7% | 15.4% | 19.2% |
勝率、連対率、複勝率ともに
前走芝2000Ｍ組がトップの成績
を残している。
福島コースは小回りコースのため直線が短い。そのため「直線勝負では届かない」と考える差し馬が早めに動いて前をとらえにかかる。
結果、ペースが上がり、意外とタフな展開になりがち。
だからこそ、前走、１ハロン長い2000Ｍを走り、スタミナを鍛えられてきたような馬にチャンスが訪れるのだろう。
最後に、データをまとめてみよう。
【ラジオNIKKEI賞に関するまとめ】
１➡狙いは54キロ以上。意外に軽量馬が苦戦している。
２➡人気薄の逃げ馬がいたら！３着候補として迷わず押さえたい。
３➡意外にタフさが求められる福島。前走2000Ｍ組が活躍！
上記３点を踏まえた上で！
皆様ならどのように勝負されるだろう？
皆様ならどのように勝負されるだろう？
まだ迷いがあるという方は、ぜひキングスポーツに勝利のお手伝いをさせてほしい。
詳しくは動画でも！
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ぜひ、合わせてチェックしていただきたい。
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