札幌２歳ステークス 2018【予想】上位人気３頭は勝てない！？具体名を公開！

2018年8月31日

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札幌２歳ステークス 2018【予想】ウィクトーリアなど主な出走予定馬

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8/31（金）馬番が確定しました

突然だが、皆様の中には「思い出に残る札幌２歳ステークスの勝ち馬」はいるだろうか？

このコラムをご覧の方の中心が30代～50代の方だと仮定すると、まずは18年前の勝ち馬ジャングルポケットがあがるのではないだろうか。

後の２冠牝馬・テイエムオーシャンらを子供扱いした、持ち味の爆発的な末脚には、いかにも大物感が漂っていた。翌年【ダービー】を勝つことになるが、誰もが「納得」したと思う。それほどの素材だった。

また、10年前の勝ち馬ロジユニヴァースも忘れられない。

末脚の破壊力が印象的なジャングルポケットとは違い、脚質の自在性、レースセンスが持ち味だったこの馬。翌年【ダービー】を制した後はこれといった結果を残せなかったが、素晴らしい馬だったことにかわりはない。

第53回札幌２歳Ｓ (単勝5%UP/予定)

2018年 9月 1日(土)　2回札幌5日目　14頭
２歳・オープン・Ｇ３(馬齢)(国際)(特指)　芝1800m (C)

枠	番	馬名	性齢	替騎手	斤量	調教師
1	1	クラージュゲリエ	牡2	*Ｍ．デム	54	(栗)池江泰寿
2	2	エメラルファイト	牡2	石川裕紀	54	(美)相沢郁
3	3	ニシノデイジー	牡2	勝浦正樹	54	(美)高木登
3	4	ラバストーン	牡2	加藤祥太	54	(美)大江原哲
4	5	アフランシール	牝2	岩田康誠	54	(美)尾関知人
4	6	セントセシリア	牝2	川島信二	54	(栗)矢作芳人
5	7	ナンヨーイザヨイ	牡2	*藤岡佑介	54	(栗)松永幹夫
5	8	ダディーズマインド	牡2	*丸山元気	54	(美)青木孝文
6	9	ラブミーファイン	牝2	*池添謙一	54	(栗)田所秀孝
6	10	ウィクトーリア	牝2	*田辺裕信	54	(美)小島茂之
7	11	クリスタルバローズ	牡2	*藤岡康太	54	(美)奥村武
7	12	トーセンギムレット	牡2	*松岡正海	54	(美)萱野浩二
8	13	テイエムバリバリ	牡2	横山典弘	54	(美)石栗龍彦
8	14	ナイママ	牡2	五十嵐冬	54	[地]田部和則

※スクロールできます

札幌２歳ステークス 2018 上位人気馬候補＆予想オッズ

ｵｯｽﾞ	出走馬	騎手	厩舎	前走成績
2.4	ウィクトーリア	田辺	小島茂	7/22新馬1着
3.8	クラージュゲリエ	デムーロ	池江	7/29 新馬1着
6.4	ラブミーファイン	池添	田所	函館2歳 2着
8.6	アフランシール	岩田	尾関	7/15 新馬1着
11.2	ニシノデイジー	勝浦	高木	7/21 未勝利1着
12.5	クリスタルバローズ	北村宏	奥村	7/8 新馬1着

※2018年８月27日（月）現在
※主な出走予定馬の解説は後ほど

ジャングルポケット＆ロジユニヴァースを筆頭に、数多くの名馬を輩出。まさしく「出世レース」だった【札幌２歳ステークス】だが、率直に言って、近年は大物が集まらなくなった。

理由はいくつかあるのだろうが、私たちキングスポーツが考える最大の理由は、かつて９月後半から10月頭だった開催が、約１ヶ月早まったこと！

ハッキリ言って、９月の頭はまだまだ暑い。真夏と変わらない日も少なくない。そんな時期に無理に重賞に出走させるなら、ここを成長期間にあて、秋の中山や東京、京都や阪神に備えよう！そう考えるのが当然ではないだろうか。

素質馬であればあるほど、余計な負担をかけまいとする筈だ。

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恐らく、今年の場合は、これから挙げる３頭が上位の評価を集めることになるだろう。

札幌２歳ステークス 2018 主な出走予定馬

10番ウィクトーリア（田辺・小島茂厩舎）

▼最近の主な戦績
7/22　新馬戦（１着）
⇒前半から先頭に立ったかと思うと、そのまま後続に先頭を譲ることなく逃げ切り勝ちを収めた前走の新馬戦（函館芝1800M）。２着馬に３馬身もの差をつける圧勝だった。

上記文面だけを見てしまうと「逃げ馬では？」と思われるかもしれないが、恐らくスピードの違いで前にいってしまっただけ。道中での落ち着いた動きから、ラストまでしっかりと脚を伸ばしていたし、いかなる展開でも対応できそうだ。

【Check Point】⇒オークス馬・アーモンドアイ、同週の【新潟記念】の１番人気ブラストワンピースなど、最近のシルクレーシングの勢いは本当に凄い。軍団の勢いも、この馬の背中を押すかもしれない。

▼参考レース　7/22　新馬戦

１番クラージュゲリエ（デムーロ・池江厩舎）

▼最近の主な戦績
7/29　新馬戦（１着）
⇒上がり３ハロン最速となる末脚を繰り出し、２着馬に２馬身差をつける快勝を見せた新馬戦だが、その舞台が今回と同じ札幌芝1800Ｍだった。

恐らく、当時からこの重賞を見据えていたのだろう。鞍上に世界のモレイラを確保していた点からも、池江厩舎のこの馬に対する期待の大きさは伝わってくるし、順当に上位争いに絡むだろう。

【Check Point】⇒父キングカメハメハ、母父タニノギムレットはいずれもダービー馬。大物感漂う血統背景だけに、このレースに限らず、今後も期待が持てそうだ。

▼参考レース　7/29　新馬戦

９番ラブミーファイン（池添・田所厩舎）

▼最近の主な戦績
函館２歳ステークス（２着）
⇒前走の重賞【函館２歳ステークス】では堂々２着でゴールした。1200Ｍから1800Ｍへの大幅な距離延長となるが、前走で見せた好位追走から、ゴール直前まで渋太く粘った姿はスタミナを感じさせるものであり、問題なく対応してくるだろう。

父は新種牡馬ジャスタウェイだが、この馬だけではなく【ダリア賞】を勝ったアウィルアウェイなど、次々と力のある馬が出ている。今後が非常に楽しみだ。

【Check Point】⇒前走２着の立役者・丸山から、新馬戦勝ちの際のパートナー・池添に鞍上が戻る。これが良い方向にいくのかどうなのか、注目したい。

▼参考レース　函館２歳Ｓ

もちろん、彼らの素質は高く評価している。将来的に、重賞戦線でも活躍する可能性も十分にあるだろう。

しかし！ここで彼らを軸に、大勝負したいか？できるか？と問われたなら「現在の札幌２歳ステークスに出走を決めている時点で、それほどの大器だとは思えない」というのが本音。

やはり、冒頭で名前を挙げたジャングルポケットやロジユニヴァースとは違う！

（誤解のないように書くが、ウィクトーリアら３頭を貶めようという意図は全くない。間違いなく好素質の持ち主であり、あくまでもかつてのダービー馬達の領域に届いていないというだけ）

それにもかかわらず「人気を集めることで＝マークを集める」ことで、難しいレース展開が予想されるのは、馬達にとっては辛い。

だから、彼ら３頭は勝てない！という結論

それよりも、ここにきて成長し、調教を見る限り３頭との差のないだけの力をつけながら、ほぼノーマークで楽に走れる立場の「あの馬」達に期待したい！

「あの馬」の正体とは？また、人気３頭は苦戦するにせよ、ある程度はまとめられるという考えなのか？

皆様が気になっているであろう全ての結論を出した上で、勝利馬券を掴んでみせるから、是非ともキングスポーツに夢を託して頂きたい。

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さあ、いよいよ長かった夏競馬も最終週を迎えます。

それもただの最終週ではありません。「平成最後の夏競馬ラストウィーク」なんです！この先何年たとうとも、決して忘れられない「区切り」。ならば、せっかくなら馬券を獲って、良い思い出を胸に刻みたいじゃないですか！

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