こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。
もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!
勝負の明暗 はここだった!
【回顧】中山金杯 2018 における勝負の明暗( キングS 予想含む )
まずは、会員様へお伝えしたコメント抜粋は下記の通りです。
?キングスポーツ編集長の軸馬解説(一部抜粋)
最高の状態で 1番ウインブライト この馬の実績に関しては、多くの皆様がご存じだと思う。 ここ中山で行われた3月の重賞【スプリングS】を上がり最速で快勝したかと思えば、前走の【福島記念】では好位抜け出しの競馬を完勝!重賞2勝という能力の高さはもちろんだが、中山で勝っている点からも「コース適性の高さ」も十分だし「脚質の幅の広さ」も証明済みだ。 加えて、今回は仕上がりも良好。ここ目標に入念に乗り込まれた効果がハッキリと出ており、最終追いとなった3日の美浦ウッドでは、併走相手を軽く交わした。 さあ、条件は整った!「金杯で乾杯」の夢を託すのに、これ以上の馬はいないと断言したい!
?ウインブライトは期待に応えて2着!
内枠に入った段階からこの馬を不動の軸にすると心に決めていた。「スタートを決めれば良し!」そう感じながら「ポンッ!」とロケットスタートを決めた時から馬券圏内は堅いと確信した。
ロスの無い絶好の運びだっただけに、勝ったセダブリランテスに最後交わされたのは1キロの斤量差がありながらも実力負け、完敗といった所だろう。
先行力があり、今後も活躍する馬だと思うが、重賞を勝つには小回りの【福島記念】や今回の様に展開の助けが必要だと感じた。まだ4歳馬だけに、これからの成長力に期待を込めたい。
?1着セダブリランテス・・・地力が一枚上も時計勝負では?
この馬は例え人気でも逆らえない。だからこそ馬連は厚め1点目で大勝負を決めて見事期待に応えた。スローの前目につけて絶好の位置取りを確保。ウインブライトが押し切れる流れの中、戸崎騎手は残り150m付近からムチを使うとそのまま一気に抜け出す強い競馬!率直にこのメンバーでは実力が違った。
しかし1000m付近から追っ付けていたことから、この馬は反応がとにかくズブい。その点から、この馬はパワーを必要とする中山、阪神、中京など坂のあるコース。もしくは2400m以上で最も地力を発揮するタイプだと感じた。そういった意味では時計勝負の舞台ではよくない傾向があるという事は頭に入れておきたい。
?3着ストレンジクォーク・・・予告の☆穴馬!お年玉をありがとう!やはり強かった!
予告☆穴馬「ストレンジクォーク」の解説(一部抜粋)
この馬の場合は古馬になってからの重賞挑戦は今回は初めてと、目立った実績はない。だが、2走前の【秋風ステークス】で勝ち馬から0.6秒差で敗れはしたが、その勝ち馬が、G1【ヴィクトリアマイル】で3着に激走した経験のあるジュールポレールだという点を考慮すれば、一気に価値のある結果へと変わる!
管理する小島太調教師は「ポテンシャルの高い馬」だと自信を持っているようだが、私達も同感。過去に中山で3勝を挙げているコース適性の高さもあるだけに、一発があっても驚けないぞ!
キングスポーツの予告の☆穴馬で「夢馬券の主役」の主役として見事3着!馬連で680円と本命決着の中、3連単は1万8,170円と高配当馬券!
終いの目の覚めるようなキレ味からも、今後重賞を制しても不思議ではないだろう。キングスポーツにお年玉を届けてくれて本当にありがとう♫
?5着ダイワキャグニー・・・右回り&小回りは厳しい!
ダイワキャグニーは危険な人気馬として注意を喚起。
【毎日王冠】での4着を筆頭に、これまでの実績は十分に認めているが、フォームなど見る限り、現時点では左回りこそのタイプではないかと判断した。
この馬はバッサリと切って勝負していました。3番人気でしたが、これは明らかに過剰人気!重賞に実績があるわけでもなく、さらに実績は東京だけと左回りの専用機。実際にコーナーを回る時はぎこちない不器用さが目立っていた。これで5着に持ってきたのはベテランの横山典騎手だった。この馬を注目するのは左回りのコースの時だ!
【中山金杯 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。
【中山金杯 2018】のレース後の関係者のコメント
レース後のコメント
1着 セダブリランテス(戸崎圭太騎手)
「(金杯初勝利は)嬉しいですし、気持ちいいですね。状態もすごく良く感じましたし、自信を持って乗りました。3~4コーナーで少しふらつく所はありましたが、直線はよく伸びてくれました。(今日これで3勝目)幸先良いスタートを切れましたし、リーディングに向けて頑張っていきたいです」
(手塚貴久調教師)
「3コーナーでエンジンがかかるのが遅いので、どうしても押して押しての手応えになるのですが、ラジオNIKKEI賞を勝った時も同じような感じでしたからね。展開的にも、途中からマイネルミラノが行ってくれて向いたと思います。本当は広いコースでのびのび走らせてあげるのが良いのでしょうけれど、今日もいい内容のレースをしてくれました。今後に関しては一息入れて考えようと思います」
2着 ウインブライト(松岡正海騎手)
「正攻法で長く脚を使わせる競馬ができ、収穫がありました。最後は勝ち馬よりも1キロ重い分でしょうか。次また頑張りたいです」
3着 ストレンジクォーク(柴山雄一騎手)
「このメンバーでこれだけ走れたのですからね。力があります。理想としてはもう少し早めに広いところに出して踏んでいきたかったのですが、それでも最後はよく伸びています」
4着 ブラックバゴ(岩田康誠騎手)
「直線はいい脚を使ってくれたのですが、外を回った分の差が出たように思います」
6着 トーセンマタコイヤ(内田博幸騎手)
「ハンデも軽いですし、あれしかないと思って行きました。マクって来られながらも、よく粘っています」
(via ラジオNIKKEI )
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