こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。
もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください！
勝負の明暗 はここだった！
【回顧】京都金杯 2018 における勝負の明暗（ キングS 予想含む ）
まずは、会員様へお伝えしたコメント抜粋は下記の通りです。
?キングスポーツ編集長の軸馬解説(一部抜粋)
▼３連単はこの馬で夢馬券だ！ ダノンを狙うなら９番ブラックムーン ➡１着 馬連の軸馬６番ダノンメジャーを狙うなら、このブラックムーンを３連単軸として指名するのは、ごく自然な流れではないだろうか。何故なら、２走前のＧ１【マイルチャンピオンシップ】において、勝ち馬から0.3秒差の３着！今回は開幕週ということもあり、やや前が有利な馬場状態かもしれないが、13頭立てなら、例え後方からの競馬であっても、先頭との距離はさほどではない。鞍上・武豊も頼もしいし、期待大！ ━━━━━━━━━━ キングＳ編集長より 勝利馬券の隠し味 ────────── ※３着までの消える人気馬は… ↓↓↓ ２番ラビットラン ➡8着 溜めれば溜めるほど末脚を爆発させられるこの馬にとって、マイルという距離はやや短いのではないだろうか。【ローズＳ】を快勝したように1800Ｍがベスト。力のある牡馬が相手だし、今回は評価を下げる。 調教班「三井タケシ」の好調穴馬 ↓↓↓ ７番レッドアンシェル➡3着 最終追いは３日、栗東ＣＷで。長めから追われたが、終始伸びやかなフットワークが変わることなく、体調の良さを感じさせてくれた。 ━━━━━━━━━━
| 着順 | 馬番 | 馬名 |
| 1 | 9 | ☆ブラックムーン |
| 2 | 13 | クルーガー |
| 3 | 7 | レッドアンシェル |
| ３連単 | 11,480円 ?編集長千円勝負 | 11万4,800円獲得? |
?当てまして、おめでとうございます㊗️
?１着ブラックムーン・・・豊マジック！今年の主役か？！
「うわっ！！」
と思わずこんな声を出しませんでしたか？！
そうです、直線へ向いて、カメラワークが切り替わったその瞬間！！さっきまで最後方にいたはずのブラックムーンが、いつの間にか先頭で直線へ！！これぞ「豊マジック」
動いたのは、残り600ｍのハロン棒から！！
あそこで動いたのは、武豊騎手と、ブラックムーンのコンビのみ！京都の外回りコースは、絶対に内が空くのにも関わらず、なんの躊躇もなく大外へ！！下り坂を上手く使い、エンジンの掛かりが遅いブラックムーンのトップスピードを、引き出したのだった。明け６歳のブラックムーンだが、2018年のマイル戦線で間違いなく台風の目となることだろう。
キタサンブラックがターフを去ったが、「今年もブラックで！」というユタカ節も出るなど絶口調（笑）
とはいえ、今後のブラックムーンの馬券的に注意が必要なのは、寒い冬の時季に好成績が偏っていること。となると仮に安田記念(6/3)に駒を進めてきた時には、「直近成績」よりも、「状態」には十分に注目したい！！
?２着クルーガー・・・トップハンデで２着！！次は？！
トップハンデの57.5キロ。大外枠の13番。直線では進路を塞がれ、本当に追い込んでたのは残り200ｍのみ。それら逆境がありながら、0.1秒差の２着に食い込んでくるのだから、本当に力がある！！実はこのクルーガーは、2017年の【マイルチャンピオンシップ】で予告の☆穴馬に上げていたほど、元々評価の高い馬だった。
ただし、京都金杯のレースをみてわかったこともある。ハンデ差も応えただろうが、以前に比べてトップスピードに乗り切るまでの「瞬発力が落ちてきた」ようにも見受けられる。明け６歳と言うこともあって、今後はコース形態とレースペースを良く見極めて、馬券に組み込んでいくことが必要だろう。
?３着レッドアンシェル・・・経験を積んで！
堂々の１番人気に支持されたが、今回は古豪の壁に跳ね返された結果となった。しかしここで勝負付をするのは時期尚早だろう。
正直に行って好位先行は、この馬のスタイルではない。京都金杯を含め、休み明けのこの３走は、中頭数だけに、自然と好位へと取り付く競馬となってしまったが、これでは「タメ」が効かない！！
レッドアンシェルが勝つには、「道中のタメ」が絶対条件。
故にキングスポーツは、この頭数でグリグリの１番人気にされていることに、当初から違和感があった。レースのクラスや、コースに囚われず、展開的にしっかりと脚をためられるレースに出走して来た時こそ、本当の狙い目だ！！実際に、その競馬スタイルで【アーリントンC】では、後のマイルチャンピオンに輝くペルシアンナイトに迫る２着。【G1・NHKマイルC】でも４着と世代屈指の切れ味を見せてきていた。
予告の☆穴馬２頭⇒次も狙え！！
?ダノンメジャー➡４着(0.2秒差)
▼成長を遂げた粘り脚！！
?鞍上の北村友騎手が、「成長している」とコメントを残したように、明らかに先行力が増してきている！！まだまだG1の舞台では切れ負けしてしまうだろうが、それ以外のクラス、そしてコースでは間違いなく驚異と成るだろう。ブラックムーン、クルーガーなどと同様に、このダノンメジャーも明け６歳世代。
もしかすれば、2018年の上半期は、この「６歳」世代が台風の目となるかもしれない！！皆様はどう思います？？
?ストーミーシー➡５着(0.2秒差)
▼上がり２位の追い込み！！
?「惜しい！」その一言に尽きる！！この0.2秒差の差は、間違いなく追い出すタイミングと位置取りに尽きる！！瞬発力を持っているのでから、例え距離ロスがあったとしても、ブラックムーンの様に大外をまわってくれば結果は違っていたはずだ！！
前走を東京コースで走っていたこともプラスだったのだろう。直線の長い、広いコースにでてくれば次も狙える穴馬だろう！！
【京都金杯 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。(直線)
【京都金杯 2018】のレース後の関係者のコメント
レース後のコメント
～レース後のコメント～
１着 ブラックムーン（武豊騎手）
「良い馬に乗せてもらってチャンスだと思っていました。末脚の良い馬なので、そこを最大限に生かそうと思ったので、うまくいきました。乗りやすい馬で、ゴーサインを出したら良い脚を使ってくれました。切れますね。ペースが遅かったので、早いかなと思いましたが、動いて勢いをつけて行きました。この馬は強いです。今年もブラックの年にしたいです」
２着 クルーガー（浜中俊騎手）
「最後は根性で頑張ってくれました。４コーナーでは動けなくなりました。最後は頑張りましたが、トップハンデがひびいたと思います」
３着 レッドアンシェル（庄野靖志調教師）
「レース自体は問題ありませんでした。勝ちに行った競馬でしたが、向正面などは馬込みに入っている分、脚がたまるかと思いました。レース前は落ち着いていたので残念です。何とかＧＩへ賞金を加算したかったです」
４着 ダノンメジャー（北村友一騎手）
「気性的には馬を気にするところはなくなってきました。成長を感じると思います。イメージ通りに乗れましたが、今後に向けて違う競馬もできればいいですね」
６着 カラクレナイ（池添謙一騎手）
「良い感じでした。出たなりで、折り合いもついていました。４コーナーでは手応えが良く、直線では前が開いたので、待って追い出したくらいでした。いけると思いましたが、同じ脚色になってしまいました。距離が長いでしょうか。短いともっと切れる脚を使えると思います」
７着 キョウヘイ（高倉稜騎手）
「前も残りそうでしたし、もう少しロス無く回りたかったのですが、外枠の分、なかなか内に入ることができませんでした」
８着 ラビットラン（藤岡康太騎手）
「力む所はありましたが、許容範囲でした。４コーナーの感じでは弾けるかと思いましたが…」
１０着 アメリカズカップ（松山弘平騎手）
「スタート良く２番手で競馬ができました。バテている訳ではないのですが、決め手のある馬にかわされてしまいました。もう少し馬場がしぶってくれた方が良かったです」
１１着 スズカデヴィアス（藤岡佑介騎手）
「それなりに、流れに対応していましたが、加速するのに時間のかかるタイプですから、ジリジリした伸び脚になってしまいました」
（via ラジオNIKKEI ）
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参考リンク：
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