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ホーム勝負の明暗アンタレスステークス 2019【回顧】断言!上位入線馬たちのレベルは高い!

アンタレスステークス 2019【回顧】断言!上位入線馬たちのレベルは高い!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】アンタレスステークス 2019 における勝負の明暗

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F
B5 9 アナザートゥルース セ5 56 大野拓弥 1.50.8   06-07-07-04 37.2 6
2 4 グリム 牡4 57 浜中俊 1.50.9  1/2 06-06-03-02 37.6 2
2 3 ロンドンタウン 牡6 56 吉田隼人 1.50.9 クビ 08-08-07-04 37.3 3
5 10 ウェスタールンド セ7 56 北村友一 1.51.3 2 1/2 16-16-12-11 37.3 1
3 5 ナムラアラシ 牡6 56 幸英明 1.51.7 2 1/2 15-15-16-09 37.4 7
8 16 クロスケ 牡4 56 武藤雅 1.51.8 クビ 10-11-12-14 37.7 10
B1 1 ピオネロ 牡8 56 荻野極 1.51.8 クビ 12-11-10-06 38.0 9
7 14 ヒラボクラターシュ 牡4 57 四位洋文 1.52.0 1 1/4 08-08-09-06 38.2 4
8 15 メイショウスミトモ 牡8 57 小牧太 1.52.0 14-14-15-14 37.7 14
10 6 11 マイネルオフィール 牡7 56 和田竜二 1.52.1 クビ 12-13-12-12 38.1 12
11 4 8 リーゼントロック 牡8 56 坂井瑠星 1.52.4 1 1/2 04-04-03-02 39.1 8
12 1 2 テーオーエナジー 牡4 58 藤岡康太 1.53.0 3 1/2 02-02-02-01 39.7 5
13 4 7 オルナ 牡7 56 酒井学 1.53.8 5 03-03-03-12 40.1 11
14 6 12 トラキチシャチョウ 牡8 56 水口優也 1.53.8 クビ 10-10-10-14 39.9 16
15 3 6 コパノチャーリー 牡7 56 古川吉洋 1.54.4 3 1/2 04-04-03-09 40.8 13
16 7 13 ドライヴナイト 牡6 56 小坂忠士 1.55.9 9 01-01-01-06 42.7 15

 

G1【皐月賞】が発走するわずか10分前に行われたのが、この【アンタレスステークス】

大一番が迫る中、馬券を買われていた方であっても、心ここにあらずの状態でレースを見ていたんじゃないかな。笑

そんな【皐月賞】のレース回顧は、以下のリンク先よりチェックしていただきたい。

 

どうしても影が薄くなってしまったが、上位で入線した面々のレベルは高かったのではないか。

彼らは、今後の古馬ダート路線の中心格を狙えると考えたい。

その理由はどこにあるのか?

 

位置取りと上がりを見てほしい

実は、考え方は非常にシンプルで、ポイントは「位置取りと、上がりの時計の関係性」にある。

 

例えば、上位でゴールした面々が、好位でレースを運んでいたとする。

しかし、上がりのタイムが遅ければ「スローの流れが嵌った粘れただけだな」という考え方をすべきだ。

 

むしろ、後方待機のため着順は悪かったが、速い上がりを使っていた馬に対して「位置取りさえ間違えなけれな、もう少し良い競馬ができたはず」といった感じで期待が持ててしまう。

一方、今回は違う。

 

優勝したアナザートゥルースの場合は、4角を4番手という好位で通過しながら、上がり3ハロンでも最速タイムをマークした。

2着のグリムも、4角2番手と、アナザートゥルースよりも前で通過しながら、上がりの時計はアナザーより0.4秒悪いだけ。

そして3着ロンドンタウンも、4角4番手から、上がり3ハロンで2番目のタイムを出している。

 

前でレースをして、尚且つ上がりの時計も速い。

ハッキリ言って、彼らの走りにはスキがなかった!

ましてや、いくら休み明けだったにせよ、昨秋【チャンピオンズカップ】で2着したウェスタールンドに先着したという事実も見逃せない。

だからこそ、冒頭で記した通り

上位で入線した面々のレベルは高かった

と判断したのだ。

 

内容を見逃すな

競馬において「着順」は大事だが、それ以上に。今後のレースを予想する上での材料として「内容」が大事だと思う。

皆様も、プロのように細かいところまで見る必要はないが、今回ご紹介した「位置取りと上がりの関係性」くらいは常にチェックしておくと、あなたの競馬の幅が広がるはず。

ぜひ、試してほしい。

 

今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

次走こそ狙え!この馬が未来の主役だ!

今回の「未来の主役」としてご紹介するのは

5着のナムラアラシ

「内容が重要」という意味では、このナムラアラシも見逃してはいけない。

着順や、上がり時計は目立っていないが、よく走った。

というのも、上のニュース記事の中にもあるように、向こう正面でウェスタールンドと併せる形になって落ち着きを失うなど、完全にスムーズさを書いたからだ。

「それでも5着」にまとめた。

当然、次も注目!

 

レースを見逃した方はコチラから

 

【アンタレスステークス 2019】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 アナザートゥルース(大野拓弥騎手)
「ずっと乗せてもらっていた馬なので、喜びも特別です。あまり切れる脚を使うタイプではないので、ハイペースで良かったです。馬の後ろで脚を溜められて、良いリズムだと思いました。いつもコーナーで右に張る所がありますが、今日はブリンカーをつけて真っすぐ走って、手応えよく、しっかり反応してくれました。サウンドトゥルーの兄弟で、オーナーにもお世話になってきたので、恩返しできたかと思います。中央では重賞制覇は久々なので、関係者やファンに感謝したいです。晩成の血統なので、さらに良くなってくると思います。しぶとさが持ち味なので、今後もそれを生かす競馬をしたいです」

2着 グリム(浜中俊騎手)
「馬群でレースができたのは収穫でした。力はありますし、まだ伸び盛りです」

3着 ロンドンタウン(吉田隼人騎手)
「4コーナーからの立ち上がりではいつも離されます。それでも踏んでいったのですが...。馬場が乾いてくれたらもっと違っていたと思います」

4着 ウェスタールンド(北村友一騎手)
「スタートは最近行けなくなってきていますし、想定通りの位置でした。3コーナーでナムラアラシと並走して急にスイッチが入ってしまいました。直線は一旦待って脚を使ってくれました。左の後ろ脚を落鉄したせいか、走りにくそうにしていました。ここを叩いて良くなってくれると思います。返し馬からは休み明けっぽい身体の使い方をしていました」

5着 ナムラアラシ(幸英明騎手)
「向正面でウェスタールンドに来られてハミを噛んでしまって、ロスの多いレースになりました。具合は良さそうでしたし、うまく立ち回れたら、もっと良い勝負になったと思うのですが...」

6着 クロスケ(武藤雅騎手)
「勝負どころでモタついていました。外に出してから、もうひと伸びがありました。良いところでもう少し反応してくれれば良かったです。外から他の馬にたくさん来られて、苦しい場所に入ってしまいました」

7着 ピオネロ(荻野極騎手)
「スタートが決まらなくて後ろから行く形に切り替えていきました。馬群を捌いて来られましたが、砂を被らないところに行かせてあげたかったです」

11着 リーゼントロック(坂井瑠星騎手)
「この馬の良い時のパターンで、早めに動いて行きました。しかし、時計が速かったです」

13着 オルナ(酒井学騎手)
「行く気で行きましたが、ペースが速かったです。向正面に入ってからも息を入れる間もありませんでした」

(via ラジオNIKKEI 

 

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