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ホーム勝負の明暗アーリントンカップ 2021【回顧】穴発掘に向けての考え方は「意外と単純」!次走への一言メモも

アーリントンカップ 2021【回顧】穴発掘に向けての考え方は「意外と単純」!次走への一言メモも

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】アーリントンカップ 2021 における勝負の明暗

2021年 4月17日(土) 2回阪神7日 天候 : 雨  馬場状態 : 重
【11R】 第30回アーリントンカップ
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定) 芝・外 1600m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
5 9 ホウオウアマゾン 牡3 56 川田将雅 1.34.2    02-02 34.8 1 3.4 496 -4 (栗)矢作芳人
5 10 リッケンバッカー 牡3 56 幸英明 1.34.4 1 1/4    06-07 34.7 10 43.2 468 +2 (栗)西村真幸
6 12 レイモンドバローズ 牡3 56 浜中俊 1.34.5  3/4    04-04 35.0 7 25.5 476 +10 (栗)上村洋行
4 8 ピクシーナイト 牡3 56 福永祐一 1.34.6  1/2    01-01 35.4 2 4.3 530 -6 (栗)音無秀孝
7 14 ワールドバローズ 牡3 56 和田竜二 1.34.8 1 1/4    03-02 35.4 8 26.8 450 0 (栗)石坂公一
2 3 ノースザワールド 牡3 56 藤岡康太 1.34.9  1/2    16-16 34.3 15 138.0 466 -2 (栗)大久保龍
7 13 サトノラムセス 牡3 56 岩田康誠 1.34.9 クビ    18-18 34.0 9 32.4 460 -2 (栗)橋口慎介
7 15 ショウリュウレーヴ 牡3 56 団野大成 1.35.0  1/2    06-04 35.4 4 6.5 502 -4 (栗)佐々木晶
1 2 アドマイヤザーゲ 牡3 56 池添謙一 1.35.2 1    13-13 34.9 11 57.5 500 -2 (栗)友道康夫
10 2 4 バルドルブレイン 牡3 56 富田暁 1.35.2 クビ    08-10 35.2 13 79.9 490 0 (栗)奥村豊
11 6 11 ジュリオ 牡3 56 ルメール 1.35.4 1    08-10 35.4 5 10.6 498 -8 (美)木村哲也
12 1 1 トーホウディアス 牡3 56 国分優作 1.35.4 ハナ    08-07 35.6 12 63.3 434 +2 (栗)南井克巳
13 8 16 ジャスティンカフェ 牡3 56 北村友一 1.35.8 2 1/2    12-10 35.8 3 4.9 480 -6 (栗)安田翔伍
14 3 6 タイフォン 牡3 56 荻野極 1.35.9  1/2    16-16 35.2 18 341.4 452 +4 (栗)森田直行
15 3 5 バクシン 牡3 56 坂井瑠星 1.36.1 1 1/2    04-04 36.6 17 152.9 484 -8 (美)斎藤誠
16 4 7 サイモンメガライズ 牡3 56 斎藤新 1.36.2 クビ    13-13 35.9 16 142.6 492 -2 (栗)小林真也
17 8 18 グレイイングリーン 牡3 56 岩田望来 1.36.2 ハナ    08-07 36.4 6 14.1 482 -4 (栗)池江泰寿
18 8 17 サンデージャック 牡3 56 鮫島克駿 1.36.4 1 1/2    13-13 36.1 14 117.6 476 +4 (栗)宮本博

 

【アーリントンカップ】といえば「隠れた出世レース」だ。

以下、近年の主な上位入線馬とその後の活躍だ。

2020年2着馬・ギルデッドミラー ⇒ 同年NHKマイルカップ3着

2019年2着馬・カテドラル ⇒ 同年NHKマイルカップ2着

2018年1着馬・タワーオブロンドン ⇒ 翌年スプリンターズS1着

2017年1着馬・ペルシアンナイト ⇒ 同年マイルCS1着

決して派手ではないが、魅力的な後の活躍馬を輩出してきた1戦。

それだけに、私たちキングスポーツも

「現状の能力&将来性を感じられる素材」

をいう点を重視して予想に挑んだ。

 

穴馬リッケンバッカー(10番人気)が2着に激走

結論から申し上げると、1週前よりご会員様に予告し、Youtubeでも激走を断言したリッケンバッカーが2着に好走してくれた。

まずはリッケンバッカーに感謝したい。

参考⇒リッケンバッカーを公開したYoutube

 

Youtubeのトップ画像にもあるように9番人気だと予想したが、それよりも人気が低いとは、、、率直に言って驚いた。

10番人気だった点からもわかるように、メンバーの中では、決して実績のある馬ではなかった。そういった馬をなぜ指名したか?どこに魅力を感じたか?

皆様の今後の穴発掘にヒントになればと思い、簡単にご紹介したい。

 

指名理由はどこにある?

もちろん、まずは各馬の走力を考える。

だが、重賞に出走してくるような馬の場合、例え下位人気だったとしても、それなりのものを備えているものだ。だから、そこを突き詰めても結論は出にくい。

それだけに、大事なのは

ライバルたちと比べて突出している点があるか?

という部分を考えるようにしている。

 

では、今回のリッケンバッカーの場合はどうだったか?

実際に会員様にご提供した解説文の中から、ポイントとなる部分を抜粋してみたい。

デビューから、初勝利を挙げた前走までの6戦。鞍上を振り返ってみよう。
「松山2回⇒川田1回⇒ルメール3回」
この名前だけで、いかに厩舎期待の素質馬であるかがおわかりいただけるだろう。

(中略)

早い段階でルークズネストと接戦していたほどの素材が、唯一の弱点だった精神面が解消されつつあるのだから、結果が出て当然なのかもしれない。

・どの馬よりも、良いパートナーをゲットしてきた。

・弱点の解消の仕方がメンバー中で極めて目立っていた。

だから指名した。

 

単純で良いのだ!

「なんだ、随分単純ま考え方じゃないか!」

と思われた方もいるかもしれない。

しかし!こうした考え方のできる人がたくさんいるなら、リッケンバッカーが10番人気にとどまることなどなかったはず。

人間は、単純なことに意外と気づかないものなのだ。

それだけに、今回このコラムをご覧になられた皆様はラッキー。笑

 

ちょっとしたことでよいのだ。

ライバルたちと比べて突出している点があるか?

この点を考えていけば、周囲の競馬仲間よりも数多くの夢馬券が掴めるはずだ!

 

もちろんリッケンバッカーはこの先も

さて、結果的に2着に激走してくれたリッケンバッカーだが、もちろんこの先も期待ができるはずだ。

唯一の課題だと思えた精神面の課題に関しても、まだ伸びる余地があると思える。

また、レース後には幸騎手が次のような話をしていた。

「初めて乗せてもらいましたが、能力のある馬です。
一瞬、前をつかまえられそうな感じでしたが、前も楽をしていましたから」

順調ならG1【NHKマイルカップ】に出走することになるだろうが、チャンスは十分にある!

ぜひ、頭に入れておいてほしい。

未来の主役に指名する!

 

さて、せっかくの「回顧」という機会なので穴馬☆リッケンバッカーを通して「穴馬券発掘へ向けての考え方」をご紹介させてもらった。

だが、勝ち馬ホウオウアマゾンについて触れない訳にはいかない。

そこで、最後になってしまい恐縮だが「次走への一言メモ」のコーナーで記しておきたい。

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

リッケンバッカーは素晴らしかったが、それを退けた勝ち馬ホウオウアマゾンは、現時点では一枚抜けていた。

 

1着ホウオウアマゾン

この馬がどれほどの素材なのか?

レース後の川田騎手のコメントが物語っているのではないだろうか。

無事に勝てて良かったです

要するに鞍上は、無事に回ってくることさえできれば、結果が出ることを確信していたのだ。

百戦錬磨、特に昨今は乗りに乗っている鞍上の目は素直に信じるべき。

好位から楽に抜け出すレースぶりも完璧だったし、現時点ではスキらしいスキはない。

唯一「まだ身体の弱い部分が残ってはいる」と語っているように、疲労が残りやすい部分はあるようだ。それが昨年末【朝日杯FS】の惨敗にも繋がるのだろう。

順調な調整さえできればG1でも勝ち負けまで!

とにかく、調教のチェックは大事にしたい!

 

【アーリントンカップ 2021】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 ホウオウアマゾン(川田将雅騎手)
「無事に勝てて良かったです。ゲートはスムーズに出られましたし、並びは良かったですし、道中のリズムもとても気持ち良さそうに、しっかり走り切ることができていたと思います。馬っぷりが大分良くなっているのは調教に乗せて頂いた時から感じていたんですけど、今日の返し馬で改めて良い馬に成長したなと感じました。どうしてもちょっとまだ身体の弱い部分が残ってはいるので、今日も気にしてる部分がありますので、その辺が解消されてくればもっと良い走りができると思います。本当に毎週末、有力馬に乗せて頂いていますので、その馬たちが勝ち切ってくれてありがたく思います。また明日も大事なレースが待っていますので、全力で準備をしていきたいと思います。その前にこのあと最終レースもありますので、しっかりと働いていきたいと思います」

2着 リッケンバッカー(幸英明騎手)
「初めて乗せてもらいましたが、能力のある馬です。一瞬、前をつかまえられそうな感じでしたが、前も楽をしていましたから...」

3着 レイモンドバローズ(浜中俊騎手)
「スタートは上手でしたが、少し道中は力むようなところがありました。そこがもう少し力まないようになれば良いですね。でもこの良いメンバーの中、3着に来たというのは先の見通しは広がります」

4着 ピクシーナイト(福永祐一騎手)
「馬は落ち着いて、良い走りを見せてくれました。最後は踏ん張りがきかなかったというのは、次にGIが控えていますから、そういう意味で、次に向かって悪くない内容だと思います」

5着 ワールドバローズ(和田竜二騎手)
「良い位置を取れましたが、勝ち馬はスッと伸びていますね。(この馬も)しぶとく最後までひと伸びしているのですが...。でも先々楽しみだと思います」

6着 ノースザワールド(藤岡康太騎手)
「ゲートを出てから、進路が狭くなり、後方からの位置取りになってしまいました。それでも最後は反応してくれて、脚を使ってくれました」

10着 バルドルブレイン(富田暁騎手)
「前走同様、今日も周りを気にしながらフワフワ走っていました。ただ最後は、しっかりと脚を使ってくれました」

11着 ジュリオ(C.ルメール騎手)
「馬場ですね。下が緩くて、ずっとハミを取ってくれませんでした」

13着 ジャスティンカフェ(北村友一騎手)
「前走より良い雰囲気でリズム良く走っていましたが、直線で脚を取られて、バランスを崩してしまいました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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