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ホーム勝負の明暗北九州記念 2018【回顧】2度のまぐれはない!上位3頭の力は本物!

北九州記念 2018【回顧】2度のまぐれはない!上位3頭の力は本物!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】北九州記念 2018 における勝負の明暗

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 Ave-3F 上3F 単勝 体重 ± 調教師
3 5 アレスバローズ 牡6 56 菱田裕二 1.06.6      08-06 33.10 33.5 6 8.7 490 0 *(栗)角田晃一
6 11 ダイメイプリンセス 牝5 55 秋山真一 1.06.8 1 1/2    07-06 32.90 33.9 4 7.7 502 0 *(栗)森田直行
5 9 ラブカンプー 牝3 51 和田竜二 1.06.9  1/2    03-02 32.40 34.5 7 10.1 426 +2 *(栗)森田直行
5 10 グレイトチャーター 牡6 53 松山弘平 1.07.0  1/2    11-11 33.30 33.7 14 78.1 484 -4 (栗)鮫島一歩
3 6 セカンドテーブル 牡6 56 水口優也 1.07.1  1/2    08-09 33.10 34.0 5 8.0 490 +8 (栗)崎山博樹
7 14 アサクサゲンキ 牡3 53 松若風馬 1.07.2  3/4    11-13 33.30 33.9 2 5.9 458 0 (栗)音無秀孝
2 3 ダイアナヘイロー 牝5 55.5 武豊 1.07.3 クビ    05-04 32.80 34.5 1 5.8 478 +6 (栗)大根田裕
8 16 ナリタスターワン 牡6 54 太宰啓介 1.07.3 ハナ    08-09 33.10 34.2 13 49.1 466 +4 *(栗)高橋亮
8 15 ナガラフラワー 牝6 52 高倉稜 1.07.3    11-11 33.30 34.0 8 11.2 478 +2 *(栗)高橋亮
10 4 7 アンヴァル 牝3 50 荻野極 1.07.3 クビ    15-13 33.60 33.7 9 13.8 456 +14 (栗)藤岡健一
11 8 17 フミノムーン 牡6 55 国分優作 1.07.4 クビ    14-13 33.50 33.9 11 43.8 444 -12 (栗)西浦勝一
12 6 12 スカイパッション 牝6 49 富田暁 1.07.4 クビ    15-16 33.60 33.8 16 131.1 460 +4 (栗)作田誠二
13 7 13 トウショウピスト 牡6 56 鮫島克駿 1.07.5 クビ    04-04 32.70 34.8 12 45.4 478 -2 *(栗)角田晃一
14 B4 8 アクティブミノル 牡6 55 酒井学 1.07.9 2 1/2    05-06 32.80 35.1 15 104.5 500 +10 (栗)北出成人
15 2 4 ナインテイルズ 牡7 54 幸英明 1.08.1 1 1/4    01-02 32.40 35.7 10 20.5 474 +6 (栗)中村均
16 1 1 ゴールドクイーン 牝3 51 古川吉洋 1.08.5 2 1/2    02-01 32.40 36.1 3 7.3 458 +4 (栗)坂口正則
17 1 2 ツィンクルソード セ7 53 北村友一 1.08.9 2 1/2    17-17 33.70 35.2 17 184.0 470 +2 (栗)松永昌博

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実は、レース前の段階から、結果的に上位に入った3頭の人気について、少々不思議だなと考えていた。いずれも、前走重賞で好走している、そんな実績の割に、さほど評価が上がっていなかったからだ。

 

1着アレスバローズ⇒前走【CBC賞】着 今回番人気

2着ダイメイプリンセス⇒前走【アイビスSD】着 今回番人気

3着ラブカンプー⇒前走【アイビスSD】着 今回番人気

 

最近の競馬ファンは「前走の結果を重視しやすい」というのが私の印象。

前走で上位だった馬はとにかく高く評価する!一方では、凡走している馬は、例え理由があったとしても評価は低い。実は、私たちのような穴の予想家にとってはこの傾向は歓迎。お蔭さまで「本当は力があるのに評価が低い」という馬が出てきやすいからだ。

こういった馬を上手く拾えれば高配当ゲットのチャンスは大きく広がる!実際に、この夏競馬はこういった考え方で何度も勝利を掴んできた。

 

2度のまぐれはないからこそ!

上記のような理由から、アレスバローズなど、重賞好走組は「売れる」と思っていたのだ。

アレスバローズは強かった!

結局、それだけ現在の短距離路線が混沌としていて、ファンもかつてないほど迷っているということだろう。

迷っているから、前走の結果も素直に受け入れられない。結局「困った時の武豊」で、武豊騎乗馬&前走までの主戦馬が評価を集めたのだろう。

 

そんな中、終わってみれば重賞好走組が上位を独占!

例え1度のまぐれはあっても、2度のまぐれはない!競馬の世界、ましてや重賞はそんなに甘くはない。だから、上位3頭の能力には、素直に太鼓判を押そうと思う。

もちろんファインニードルなど【高松宮記念】上位組は強いが、少なくとも彼らへの挑戦権は手にしただろう。【スプリンターズステークス】が非常に楽しみになってきた!

 

今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

次走こそ狙え!この馬が未来の主役だ!

優勝したアレスバローズに続いて、2着&3着に激走したのが、ダイメイプリンセス&ラブカンプー。ダイメイプリンセスは「直線限定馬」といった厳しい見方をするファン、専門家がいる中、堂々の走りで、不名誉な印象を振り払うことに成功した。

ラブカンプーに関しては、まだ3歳馬だ。これからどこまで強くなるのだろう?積極的にいける脚質が、いかにも主戦の和田竜二騎手に合っているし、怪我さえなければ、長い間スプリント路線で活躍してくれるかもしれない。

そんな2頭を管理しているのが、栗東・森田厩舎

今週はその森田厩舎を「次走こそ狙え」に指名させて頂く。

厩舎の看板娘・ダイメイプリンセス

今夏の暑さは異常であることは誰もが認めること。その酷暑の中、2頭の好調を維持させている森田厩舎の手腕は、感嘆に値する。

その森田調教師は、免許取得が2013年、初出走が2014年という、5年目の比較的新米の調教師だ。しかし本人の年齢は56歳と決して若い訳ではない。実は、JRAではじめて現役厩務員から転身するという変わり種。

モットーは「うちは良血の高馬なんていない。上位厩舎と同じようにやっていてはダメ」とのこと。

この方針がパズルのピースのようにバチっとハマっているのだろう。

今回の2頭だけではなく、同じ路線のダイメイフジ、またダートでオープン入りしたタイセイエクレールなど、力のある馬が続々と頭角を現している。

ハード調教と好調維持させる技術で躍進中の森田厩舎は今後も要チェックしたい。

 

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【北九州記念 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

 

【北九州記念 2018】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 アレスバローズ(菱田裕二騎手)
「以前この馬で上手くいかなかったにもかかわらず、乗せていただいた関係者の皆様に感謝したいです。流れが速くなると思ったので、この馬がスタートで出たポジションからレースをしようと思っていました。最後は内の狭いところを伸びて力のあるところを見せてくれました。手応えは抜群で、ラストは良い脚を使ってくれました。とにかくスタッフの方々の努力で気性の落ち着いた馬にしてくださったことで、持っている能力をしっかりと発揮できるようになったのだと思います。レースに私情を持ち込みたくなかったので、自分の初重賞ということは考えず、レースに臨みました。まだまだ自分は未熟ではありますが、これからも頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

2着 ダイメイプリンセス(秋山真一郎騎手)
「残念でしたが、1200mにも上手く対応してくれましたし、頑張ってくれました」

3着 ラブカンプー(和田竜二騎手)
「折り合いに気をつけてと思っていましたが、前半行きたがりました。このメンバーでよく頑張っています」

4着 グレイトチャーター(松山弘平騎手)
「内々をロス無く勝ち馬の後ろで競馬が出来て良かったです。小倉のコースも合うと思います」

5着 セカンドテーブル(水口優也騎手)
「ゲートは五分に出たのですが、包まれるような形になり位置を下げてしまいました。ラストは伸びかかっています。よく頑張っています」

6着 アサクサゲンキ(松若風馬騎手)
「ゲートを出てくれましたし、気合いをつけたのですが、ポジションが悪くなってしまいました。終いは来ていますが前も止まってくれませんでした」

7着 ダイアナヘイロー(武豊騎手)
「取りたいポジションを取れて良い感じのレースは出来ましたが、弾けませんでした。状態は良かったと思うのですが……」

10着 アンヴァル(荻野極騎手)
「良い位置を取れませんでしたし、狭いところを縫ってくることが出来ませんでした。良い馬だけに悔やまれる内容でした」

13着 トウショウピスト(鮫島克駿騎手)
「外枠でしたし、斤量も背負って厳しいレースでした」

16着 ゴールドクイーン(古川吉洋騎手)
「自分の形のレースは出来ました。それにしても時計も速かったですね。もまれないこの形のレースを続けていけばチャンスはあると思います」

(via ラジオNIKKEI 

 

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