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目黒記念 2020【回顧】「意外」な未来の主役とは?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】目黒記念 2020 における勝負の明暗

2020年 5月31日(日) 2回東京12日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
4歳以上・オープン・G2(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2500m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
3 5 キングオブコージ 牡4 54 横山典弘 2.29.6   15-15-13-13 34.9 1 4.1 492 +2 (栗)安田翔伍
2 4 アイスバブル 牡5 55 レーン 2.29.7  1/2 09-09-08-08 35.3 6 13.3 458 +6 *(栗)池江泰寿
6 11 ステイフーリッシュ 牡5 57.5 坂井瑠星 2.29.8  1/2 05-05-05-05 35.7 7 13.8 462 -2 *(栗)矢作芳人
1 2 ノーブルマーズ 牡7 56 高倉稜 2.30.1 2 06-05-05-05 35.9 10 20.6 494 -6 (栗)宮本博
6 12 ゴールドギア 牡5 53 三浦皇成 2.30.2 クビ 17-18-15-17 35.2 5 11.8 480 0 (美)伊藤圭三
8 16 オセアグレイト 牡4 55 ルメール 2.30.2 クビ 06-07-07-05 36.0 2 4.8 488 +2 (美)菊川正達
3 6 メートルダール 牡7 56 浜中俊 2.30.3 クビ 14-14-16-15 35.5 15 82.4 480 -8 (美)戸田博文
5 9 サトノクロニクル 牡6 56 武藤雅 2.30.3 クビ 08-08-09-08 35.9 14 79.1 472 +2 *(栗)池江泰寿
8 17 ボスジラ 牡4 54 武豊 2.30.3 ハナ 16-16-18-18 35.2 4 8.1 508 0 (美)国枝栄
10 7 13 ウラヌスチャーム 牝5 54 松山弘平 2.30.3 ハナ 13-13-14-13 35.6 8 15.7 502 -4 (美)斎藤誠
11 4 8 アフリカンゴールド セ5 55 福永祐一 2.30.3 ハナ 12-12-12-08 35.9 11 28.6 464 0 (栗)西園正都
12 2 3 ポポカテペトル 牡6 55 北村友一 2.30.6 1 1/2 11-10-10-08 36.1 16 114.9 486 0 (栗)友道康夫
13 5 10 ミライヘノツバサ 牡7 56 木幡巧也 2.30.6 クビ 10-10-10-12 36.0 13 57.3 498 -4 (美)伊藤大士
14 4 7 ミュゼエイリアン セ8 54 横山和生 2.31.0 2 03-03-03-03 37.0 18 353.3 486 +2 (美)黒岩陽一
15 B1 1 タイセイトレイル 牡5 55 M.デム 2.31.8 5 18-16-16-15 37.0 3 6.2 498 +2 *(栗)矢作芳人
16 7 15 バラックパリンカ 牡4 54 和田竜二 2.31.9 クビ 02-02-02-02 38.1 12 30.7 440 -4 (栗)平田修
17 7 14 パリンジェネシス セ6 54 石橋脩 2.31.9 クビ 01-01-01-01 38.2 17 205.7 506 0 (栗)清水久詞
18 8 18 ニシノデイジー 牡4 56 田辺裕信 2.31.9 03-03-03-03 37.9 9 19.2 488 -8 (美)高木登

 

年に一度のダービーデー。

そのラストを飾るのが、伝統のハンデ重賞【目黒記念】だ。

「終わりよければ全て良し」ではないが、恐らく全ての競馬ファンが

有終の美を飾りたい

と、力の入っていたレースではないだろうか。

そんなレースにおいて、3連複1万9千円をゲットできたことは誇りに思う。

 

こうした勝利を射止められるのも、支えて下さるご会員様の存在があればこそ。

感謝を胸に!

来週【安田記念】を中心とした、6月以降のレースでも結果を出し続けることを誓いたい。

 

前置きが長くなり、失礼した。

ここからは、レースについて振り返っていこう。

 

横山典弘騎手から学んだこととは?

優勝したのは、1番人気の支持に応えたキングオブコージ。

これで、堂々の4連勝!

レースを見ていて印象的だったのは、鞍上・横山典弘騎手の位置取りだ。

近3走を好位抜け出しで勝ってきた馬が、今回は前半から後方でのレースに。

馬にとっては慣れない位置取りだけに焦りそうなものだが、鞍上は全く動じる素振りを見せなかったし、そして結果的には差し切りを決めている。

それだけ、馬に対する確信があったのだろう。

 

例えばこれが初騎乗で、情報だけで「3連勝している馬」と聞いているだけだったら?

ここまで落ち着いていられただろうか?

実際に3連勝に全てに騎乗し、馬の背中を誰よりも知っている鞍上だからこそ、冷静にレースをまとめられたのだと思う。

馬自体に能力があってこその勝利だということは当然だが、改めて

継続して乗り続けているジョッキーの強み

を学ばせてもらった思いだ。

 

馬の能力だけなら!あの馬!

もちろんキングオブコージの勝利は素晴らしい。

まだ4歳馬だし、これから中長距離路線での活躍は大いに期待できる。

一方で、ハンデ54キロが比較的軽量であり、条件が恵まれていたことも確か。

斤量など諸々を冷静に判断した上で、私が最も強さを感じたのは

3着のステイフーリッシュ

 

前にいった馬が、次々に失速する流れの中、前半から好位5番手を追走。

直線では、一度は後ろの馬に差されかかる場面がありながら、そこからもう一度伸びた姿は

厳しい流れを強いられた&ハンデ57.5キロの馬ではない

と言い切っても良いのではないだろうか。

 

前走のG1【大阪杯】では9着に終わっているが、やはりこの馬にとって2000Mは短い。

今回のような2500M、あるいはそれ以上の距離で本領を発揮できる馬なのだろう。

 

鞍上も魅力十分

もう一つ、鞍上の坂井瑠星騎手の存在も忘れてはいけない。

奇しくもダービーデーが誕生日だった坂井騎手

【ダービー】では内枠を活かして9番人気サトノインプレッサを4着にもってきたかと思えば、【目黒記念】でも好走。

今日で23歳になった彼の騎乗ぶりを見ていて素晴らしいなと思うのが

必要以上の早仕掛けをほとんどしない

という点。

結果とは別に、どんなレースでも「じっくりと勝負どころを待てる」

それはレースの流れや自らの位置取りを客観的に判断できる

視野の広さ・体内時計の正確さ

によるものではないだろうか。

 

スーパースターになってほしい!

そういった特徴は、まるで若い時の武豊騎手のようだ。

矢作厩舎所属だけに、これからもどんどん質の良い馬が回ってくるはずだし、自然と成績もついてくるはず。

【ダービー】でコンビを組んだサトノインプレッサなどは、今後もコンビを組むことができるなら、すぐに重賞勝てるだろう。

ジョッキーとしては長身(167cm)また顔も良し!笑

人柄も謙虚ということで、愛される要素が揃っている。

ぜひ、競馬界を背負って立つようなスーパースターになってほしい!

 

そんな願いを込めて!

いつもは「馬」と指名する「未来の主役」だが、今回は坂井瑠星騎手を「未来の主役」に指名して、コラムを締め括ろうと思う。

今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

 

この後は、目黒記念のレース後の関係者のコメント。

私たちキングスポーツは、このコメントを非常に重視して、予想に臨んでいる。

皆様も、ぜひ参考になさっていただきたい。

 

【目黒記念 2020】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 キングオブコージ(横山典弘騎手)
「勝てて良かったです。馬は少しずつ良くなっています。調教師が馬のことをよく分かっていますし、馬もそれに応えてよく走っています。いつも良い脚を使う馬ですが、オープンでいきなり勝つのだから大したものです」

(安田翔伍調教師)
「元々素直な馬ですが、気負わなくなり、馬がレースを理解してきて集中力も高まってきました。ジョッキーがしっかり教えてくれて、ストレスなくレースができているのも、能力を発揮できる要因だと思います。昇級でGIIで結果を出したのは、力をつけた証しだと思いますが、これから斤量も増え、タフなレースになるので、対応力を上げるために成長を促したいです」

2着 アイスバブル(D.レーン騎手)
「手応えも良く、折り合って走っていました。最後差し切ってくれると思いましたが、1kgのハンデの差だと思います」

3着 ステイフーリッシュ(坂井瑠星騎手)
「イメージ通りのポジションから最後までじわじわと伸びてくれましたが...。仕方ないです」

6着 オセアグレイト(C.ルメール騎手)
「ペースも良かったですし、ずっとリラックスして走っていました。ラスト150mで疲れてしまいました」

9着 ボスジラ(武豊騎手)
「良い展開だと思いましたが、スパッと切れない感じです」

(via ラジオNIKKEI 

 

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