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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】新潟記念 2026 など→3歳馬2頭の「今後の可能性」について&中京2歳Sの未来の主役も

【先週の重賞回顧】新潟記念 2026 など→3歳馬2頭の「今後の可能性」について&中京2歳Sの未来の主役も

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

新潟記念 2026 の回顧

2026年 8月30日(日) 3回新潟4日 天候 : 雨  馬場状態 : 稍重
【8R】 第62回農林水産省賞典新潟記念
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 2000m 11頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
5 5 ゾロアストロ 牡3 55 岩田望来 1.59.6    06-06 33.8 2 *(美)宮田敬介
3 3 ロデオドライブ 牡3 57 ルメール 1.59.6    04-04 34.0 3 (美)辻哲英
7 8 ダノンシーマ 牡4 57 川田将雅 1.59.6    04-04 33.9 1 (栗)中内田充
2 2 サヴォーナ 牡6 57 池添謙一 1.59.8 1 1/4    01-01 34.4 8 (栗)中竹和也
7 9 アーバンシック 牡5 59 三浦皇成 1.59.9 クビ    08-06 34.0 7 (美)武井亮
4 4 ドゥレッツァ 牡6 59 田辺裕信 1.59.9 クビ    02-02 34.3 4 (美)尾関知人
B1 1 ボーンディスウェイ 牡7 57 丸山元気 2.00.0  1/2    02-02 34.5 11 (美)牧光二
6 6 チェルヴィニア 牝5 56 津村明秀 2.00.0 ハナ    06-06 34.2 6 (美)木村哲也
6 7 ジュンブロッサム 牡7 58 杉原誠人 2.00.1 クビ    11-11 33.9 10 (栗)友道康夫
10 8 10 バレエマスター 牡7 57 菊沢一樹 2.00.1 クビ    09-09 34.1 9 (栗)梅田智之
11 8 11 ステレンボッシュ 牝5 56 戸崎圭太 2.00.7 3 1/2    09-09 34.7 5 *(美)宮田敬介

 

まずは勝ち馬に感謝!

レースを振り返る前に、今日、改めて感じたのは

「天気って読めないな~」

ということだ(笑)

新潟記念の約35分前に行われた7Rまでは良馬場。

ところが本馬場入場後から雨脚が急激に強まり、発走直前には豪雨。芝も稍重へ変更された。

つまり、各陣営が数日前から想定していた馬場とも、当日昼までの馬場とも違う。

かなり特殊なコンディションでのレースになったのだ。

そうした中でも、人気上位の3強は、しっかりと上位を分け合った。心身両面における、真の実力の証(少なくとも、今回の出走メンバーの中では明確に上位)だと思うし、中でも、私たちが

「単勝で決める!!」

と宣言して指名した軸馬★ゾロアストロの優勝には、心から感謝したい。おめでとう!ありがとう!

 

物差しはどこだ!?

改めて、上位人気3頭がしっかりと結果を残した一戦。

特に、初めての古馬との対戦となった上位2頭にとっては、決して簡単な条件ではなかったと思うが、お見事の一言に尽きる。

おめでとう!ゾロアストロ

そんな彼らの「今後」についての期待値をどう考えるべきなのか?

私たちの中では

「すぐに古馬のG1での勝ち負けとまでは言い切れないが、相当な活躍をする可能性は高い」

というのが結論だ。

なぜ、そう言えるのか?

その理由は、今回のレースにおける「物差し」にある。具体的には、3着だったダノンシーマだ。

 

レースの中身には「明確な差」がある

ダノンシーマは、間違いなく、今後の古馬・中長距離路線の中でも存在感を示していくはずの4歳馬だ。

例えば今年5月の【目黒記念】では、同世代の実力馬。ファイアンクランツ、ウィクトルウェルスと同タイムの3着でゴール。

それも上がりではこの馬が最速をマークするなど、位置取りひとつで勝利まであったほどの中身を見せている。

これほどの馬に3歳夏の段階で先着ができたのだから、3歳馬2頭への期待が高まるのは当然。

ただし!大事なのは「ただ先着したということだけではない」という点だ。

わかりやすくいえば、3頭のレースの中身には「着順以上の差があった」ということ。

例えばゾロアストロは?

古馬との初対戦&鼻出血によるダービー回避を経ての久々の実戦だった部分に加えて、恐らく、今日の芝の中では最も伸びなかったと思われる最内(といっても、内ラチから3~4頭分は開けた位置だが)をつきながら、最後まで脚を伸ばし続けた。

 

今年も秋は3歳が熱い!

伸びない馬場をものともしなかった

じゃあロデオドライブは?

ご承知の通り、これまではマイル戦しか経験したことがなく、初めての古馬&初めての2000M戦。
しかも、ご承知の通り、直線では前が壁になる場面が長かった。

最後、外に出したあたりの芝は、それなりに伸びる状態だったとは思うが、そこまでのロスは大きかったはず。

一方のダノンシーマは?

もちろん、細かい部分は何かあったかもしれないが、はたから見ている限りは、最もロスらしいロスがなかったというか、ほぼ理想的でスムーズなレース運びをしているように見えた。

つまり「出し切ったダノン」に対して「ロスがあった(つまり伸びる余地がある)3歳馬」

少なくとも今日の走りを見る限りは、3歳2頭は、物差しのダノンよりも「明確に上」と言ってよいだろう。

振り返れば、昨年の秋は【天皇賞】にせよ【有馬記念】にせよ、3歳馬の勢いが爆発した。

今日の2頭を見ていると、今年も3歳馬が大活躍するのでは?そんな予感を覚えずにはいられない。

 

中京2歳S 2026 の回顧

2026年 8月30日(日) 3回中京4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【7R】 第2回中京2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1400m 9頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 9 ジーティーマイカ 牝2 55 松山弘平 1.19.7    06-06 33.0 1 (栗)前川恭子
4 4 シスキンブルーム 牝2 55 団野大成 1.20.0 1 3/4    04-04 33.7 4 (栗)斉藤崇史
7 7 ビスケットサンド 牝2 55 北村友一 1.20.3 1 1/2    06-06 33.7 2 (栗)佐藤悠太
6 6 ジャスパートレノ 牡2 55 中井裕二 1.20.4 1    01-01 34.5 7 *(栗)森秀行
3 3 サンタンジェロ 牝2 55 西村淳也 1.20.5  1/2    04-05 34.1 3 (栗)須貝尚介
2 2 バクソウシャチョウ 牡2 55 松若風馬 1.20.7 1 1/2    02-02 34.6 5 *(栗)森秀行
5 5 マルモリムソウ 牡2 55 泉谷楓真 1.20.9  3/4    03-02 34.7 6 (栗)大橋勇樹
1 1 ピコキング 牡2 55 田口貫太 1.20.9 クビ    09-08 34.0 8 *(栗)森秀行
8 8 ピコジャック 牡2 55 吉村誠之 1.21.7 5    06-08 34.8 9 *(栗)森秀行

 

上位人気サイドが順当に

今週の2つの重賞は、世代や舞台などの条件こそまるで違えど

「一部の馬に人気が集まり、彼らが順当に結果を出した」

という点では、全く同じだった。

【中京2歳ステークス】で人気を集めたのは、馬番順に

3番サンタンジェロ
4番シスキンブルーム
7番ビスケットサンド
9番ジーティーマイカ

の4頭。

そうは言っても、2歳戦だけに何かが起こる可能性も?と考えた人もいただろうが(先週の新潟2歳Sでも逸走した有力馬がいた)結果はご承知の通り。

概ね、上位人気サイドがキッチリと結果を出した。少なくとも今回のメンバーの中では、彼らが心身ともに一枚上のレベルにあったことは間違いない。

 

中でも勝ち馬は「超本物」

その中でも、単勝1倍台の人気に応えた9番のジーティーマイカは、かなりの逸材とみて間違いないだろう。

ここでご紹介したいのはレースのラップ。

12.0-10.7-11.5-11.7-11.5-11.2-11.1

前半600mは34秒2だから、決して楽な流れではないが、ラスト3ハロンは見事な加速ラップ。

強かった!ジーティーマイカ

要するに、それ相応のスピードでの「余裕をもった追走」と、ラストの速い脚を要求されるという、見た目のイメージ以上に

「真の実力」

を要求された一戦だった。(だから能力上位と思われた面々が順当に上位に来られたとも言えるが)

そんな中、上がり最速となる33秒0の脚で差し切り。4角で似たような位置にいた3着馬の上がりが33.7だから、力の違いは明白だ。

今後、距離がどこまでもつのかはわからない面もあるが、恐らくマイルくらいまでなら対応できるだろう。

もう一頭、楽しみな馬は

ただ、素直に勝ち馬が未来の主役では面白くないだろうから、もう一頭、2着に頑張ったシスキンブルームにも注目しておきたい。

上位勢の中で、最もロスなく競馬ができた馬と言えるだろう。

終始4番手付近を追走したかと思えば、直線でも鞍上が上手く内をついて最後まで頑張った。

この結果をみると「上手く走れたことが好走要因では?」と思われるかもしれないが、必ずしもそうではない。

実は、メンバー中で最大となる「馬体増18キロ」での出走だった。

この時期の2歳馬の馬体増は、多くの場合「そのまま成長分」と考えてよいだろう。特に重賞に出るほどしっかりと鍛えながら、馬体が減らないのは素晴らしいこと。

確かに、1週前、最終追いなどを見ていても、前走時と比べると迫力が段違いだった。

また、確かに上手く走れた面は大きいが、そもそも団野騎手の指示にしっかりと従えたことが要因。精神的な部分でも、この時期の2歳馬としては相当に成熟している。

勝ち馬は別格感があるが、少なくともその他の馬の中では、この先に最も希望をもたせる走りだったように感じる。未来の主役はこの馬で!

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