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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】アイルランドT 2026 など→ジョスランの激走に感謝&「指名理由に明日の勝利のヒントあり」

【先週の重賞回顧】アイルランドT 2026 など→ジョスランの激走に感謝&「指名理由に明日の勝利のヒントあり」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

アイルランドT 2026 の回顧

2026年10月11日(日) 4回東京4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第2回アイルランドT
3歳以上・オープン・G2(別定) (牝)(国際)(指定) 芝 1800m 16頭立

着 枠 馬 馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 人 調教師
1 8 16 カムニャック 牝4 56 川田将雅 1.44.4  08-08-08 33.4 1 (栗)友道康夫
2 8 15 ジョスラン 牝4 55 ルメール 1.44.5  1/2  06-06-06 33.7 4 (美)鹿戸雄一
3 6 11 ラヴァンダ 牝5 56 横山和生 1.44.9 2  10-09-11 33.6 2 (栗)中村直也
4 B3 5 カネラフィーナ 牝4 55 石川裕紀 1.45.0  3/4  13-12-11 33.6 9 (美)手塚貴久
5 6 12 ミアネーロ 牝5 55 大野拓弥 1.45.1  3/4  12-12-13 33.5 11 (美)林徹
6 4 7 ミラビリスマジック 牝5 55 戸崎圭太 1.45.1 ハナ  08-09-08 34.1 13 (美)千葉直人
7 1 1 ニシノティアモ 牝5 55 津村明秀 1.45.3 1 1/4  10-09-08 34.3 7 (美)上原佑紀
8 2 3 クイーンズウォーク 牝5 55 西村淳也 1.45.3 クビ  06-07-06 34.5 3 (栗)中内田充
9 7 14 ハワイアンティアレ 牝5 55 M.デム 1.45.4 クビ  15-15-15 33.5 15 (栗)松永幹夫
10 3 6 ムイ 牝4 55 木幡巧也 1.45.4 クビ  14-14-13 33.8 16 (栗)笹田和秀
11 7 13 ワタシマツワ 牝4 55 小林美駒 1.45.5 クビ  03-03-03 34.9 12 (美)竹内正洋
12 B1 2 チェルビアット 牝4 55 吉村誠之 1.45.5 頭  05-05-05 34.8 10 (栗)高野友和
13 4 8 ルージュソリテール 牝4 55 横山武史 1.45.5 クビ  03-03-03 34.9 5 (栗)藤原英昭
14 5 9 ウイントワイライト 牝4 55 横山典弘 1.45.9 2  16-16-16 33.7 8 (栗)西園翔太
15 5 10 セキトバイースト 牝5 55 浜中俊 1.46.2 2  02-01-01 36.7 6 (栗)四位洋文
16 2 4 クランフォード 牝5 55 菊沢一樹 1.46.4 1 1/4  01-02-02 36.0 14 (栗)杉山晴紀

 

ジョスランに感謝!

レースを振り返る前に、まずは4番人気ながら2着に激走してくれた私たちの軸馬(穴馬)☆ジョスラン、そして鞍上のルメール騎手に心から感謝したい。

レースをご覧の方ならおわかりの通り、直線では先頭に立つ場面もあるなど、勝利の瞬間もよぎるほどだった。

結果的には半馬身差の2着とはいえ、相手が前年のオークス馬&今年のヴィクトリアM2着馬である点を考慮すれば、ジョスラン自身も、現役最強牝馬に非常に近い位置まできたと考えて差し支えあるまい。これからが楽しみじゃないか!

参考▶️アイルランドT 的中実績

とはいえ、ここで一番大事なのは的中報告ではない。

「なぜ私たちがジョスランを指名したのか?」

という考え方の部分と、来年以降の【アイルランドT】攻略にむけては「線と線」ではないが、繋がってくる面もあるから、その部分を解説しようと思う。

 

アイルランドTの攻略法1▶️直近の結果を鵜呑みにするな

今回でいえば、5月の【ヴィクトリアM】に出走した組「5頭」が高く評価を集めた。

そして、その5頭の中で「最も着順が悪かった」のがジョスランだったのだ。

指名当初は驚かれた方もいただろうが「結果」ではなく「内容」を鑑みれば必然の指名になる。

勝ち馬エンブロイダリーからは0秒7差。しかも3着クイーンズウォークとはわずか0秒2差で、7着ラヴァンダとは同タイムだった。「8着」の数字ほど、能力に大きな開きがあったわけではない。

そこで私たちは、休み明けや外枠からの競馬、直線で一度勢いが鈍りながら盛り返した内容を再評価。「中身を見直せ!」と訴えてジョスランを指名した。

結果は、前走2着のカムニャックが1着、前走8着のジョスランが2着。一方、前走3着のクイーンズウォークは8着。

5か月前の着順を、そのまま今回の序列に当てはめる危険性がよく分かる。敗戦の理由と、その後の変化まで見ることが穴馬発見の第一歩だ。

アイルランドTの攻略法2▶️やはり「長く使える脚」

前半1000mは57秒9。ただし、先頭のセキトバイーストが後続を大きく引き離したため、数字だけで全馬がハイペースだったと決めつけるのも正しくない。

中団で自分のリズムを守り、直線でどれだけ長く脚を使えるかが勝負を分けた。

6番手で運んだジョスランは、直線で外へ持ち出されると徐々に加速。いったん先頭に立ち、後続を突き放した。

最後はオークス馬カムニャックの上がり33秒4という鋭脚に屈したが、ジョスラン自身も33秒7でまとめ、3着ラヴァンダには2馬身差をつけた。

夢を託したジョスラン

有料会員様などへの解説では「一瞬だけ切れる馬ではなく、長く伸び続けるタイプ」と評価し、追えるルメール騎手との再コンビを歓迎した。

レース後、同騎手も徐々にギアを上げ、抜け出してからも脚を維持できたと振り返っている。

予想の根拠と実際の走りが、これほど明確に重なったことは大きな収穫だ。

 

アイルランドTの攻略法3▶️枠を決めつけるな!

もう一つ見逃せないのが、8枠同士のワンツー決着である。

勝ったカムニャックは16番、ジョスランは15番。昨年の勝ち馬ラヴァンダも15番だった。

もちろん、これだけで「外枠有利」と結論づけるのは早計。

ただ、ジョスランのように揉まれずリズム良く運ぶことがプラスに働く馬なら、外枠は必ずしも減点材料ではない。

重要なのは枠の数字そのものではなく、そこから持ち味を出せるかどうか。

これに関しては、各馬の過去の戦績をしっかりとチェックする必要があるが。

いずれにしても、ここまで記した3点は来年以降も忘れたくない視点だ。

 

次に向けて最も評価したいのは

一方で「未来の主役は?」と問われたら、4着カネラフィーナ(9番人気)だ。

懸念材料のひとつだったスタートでやや立ち遅れたことで、道中は13番手付近と後方になったが、上がり33秒6を繰り出し、勝ち馬から0秒6差。

石川騎手も、もう少し位置を取れればという趣旨の振り返りを残している。

どちらかといえば、本質は2000M寄りに近い部分があるので、さすがに立ち遅れると流れに乗るのは相当に難しい。

とはいえ、この馬は今年6月、同じ東京芝1800mの【ジューンS】を牡馬相手に勝っている実力馬。

前走【中京記念】8着の印象で人気を落としていたが、条件が合えば重賞でも十分に通用する。それを改めて証明したと言えるのかもしれない。

実は上位2頭と同じ4歳馬。これからの成長にも期待が持てるだけに、未来の主役は決まり!

スワンS 2026 の回顧

2026年10月12日(祝) 4回京都5日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第69回MBS賞スワンS
3歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝・外 1400m 18頭立

着 枠 馬 馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 人 調教師
1 1 1 ダイヤモンドノット 牡3 55 横山武史 1.19.2    04-04 33.8 2 *(栗)福永祐一
2 2 4 スズハローム 牡6 57 藤懸貴志 1.19.2 ハナ    16-16 32.7 8 (栗)牧田和弥
3 5 9 オフトレイル 牡5 58 菅原明良 1.19.2 クビ    11-11 33.2 1 (栗)吉村圭司
4 B4 8 サンダーストラック 牡3 55 吉村誠之 1.19.4  3/4    06-06 33.8 13 (美)木村哲也
5 7 15 ジョイフルニュース 牝4 55 大野拓弥 1.19.5  1/2    11-11 33.5 4 *(美)大竹正博
6 7 13 マイネルチケット 牡4 57 津村明秀 1.19.5 ハナ    08-09 33.7 5 (栗)宮徹
7 3 5 ビッグシーザー 牡6 57 M.デム 1.19.5 ハナ    10-10 33.6 15 *(栗)杉山晴紀
8 8 18 エリカエクスプレス 牝4 55 武豊 1.19.5 頭    03-03 34.3 3 *(栗)杉山晴紀
9 B8 16 ランフォーヴァウ 牝4 55 石川裕紀 1.19.5 ハナ    02-02 34.5 16 *(栗)福永祐一
10 6 11 レザベーション 牡3 56 原優介 1.19.5 頭    16-16 33.0 12 *(栗)松下武士
11 8 17 ミニトランザット 牡4 57 西村淳也 1.19.5 ハナ    13-13 33.3 9 (栗)杉山佳明
12 7 14 ワイドラトゥール 牝5 55 北村友一 1.19.7 1    13-13 33.5 11 (栗)藤原英昭
13 B3 6 ウインマーベル 牡7 57 松山弘平 1.19.8  1/2    04-04 34.4 7 (美)深山雅史
14 5 10 ララマセラシオン 牡5 57 横山琉人 1.20.1 1 3/4    13-13 33.9 14 *(美)大竹正博
15 2 3 レイベリング 牡6 57 鮫島克駿 1.20.3 1 1/4    06-06 34.7 17 (美)鹿戸雄一
16 6 12 アイサンサン 牝4 55 幸英明 1.20.4 1    01-01 35.5 6 (栗)橋田宜長
17 B1 2 ショウナンザナドゥ 牝4 55 池添謙一 1.20.6 1 1/4    08-06 35.0 10 *(栗)松下武士
18 B4 7 ネオトキオ 牡6 57 安藤洋一 1.21.5 5    18-18 34.4 18 [地]荒山勝徳

 

ダイヤモンドノットの評価は?

まずは、3歳馬のダイヤモンドノットが歴戦の古馬を相手に重賞を制覇したことについて、心から祝福を申し上げたい。

今年の3歳世代は「レベルがどうなんだ?」と言われがちだが、そんな中で見事な勝利だった。

ただ、一方でこんな声は少なくないだろう。

ダイヤモンドノットは、終始好位でレースをした最内の1番枠の馬。

それゆえに

「枠を活かしたロスのない競馬であり、恵まれた勝利だったのでは?」

競馬ファンはもちろん、私たちの予想家でさえも、そういった見方をするケースは少なくないし、実際にそういったケースがあることも事実。

ただ、今回はどうだったのだろう?

 

結論「強い」間違いない

文句なしで、少なくとも今回のメンバーの中では「強い」という評価でOK!

なぜか?理由はシンプルに「レースの流れ」だ。

前半600mは33秒6、1000m通過は56秒5。そして後半600mは34秒3。

前半の方が0秒7速いという「明確な前傾ラップ」だった。

アイサンサンとランフォーヴァウが先頭争いを演じ、淀みのない流れで進んだことが大きい。実際、先行した両馬はそれぞれ16着、9着に後退。直線では後方勢の追い上げが目立つ展開になった。

その象徴が2着スズハローム。4角16番手から一気に追い込み、勝ち馬にハナ差まで迫った。

また、連覇を狙った3着オフトレイルも4角11番手。つまり、上位3頭のうち2頭が二桁順位から追い込んできたのである。

決して前に行った馬が楽をできる流れではなかった。

 

厳しい流れをものともせずに!

そんな中で4角4番手から抜け出して勝利を収めたのがダイヤモンドノット。

いかにもといった感じの大混戦だった

もちろん、内をロスなく立ち回れたことは確かにプラスだったとは思うが、それだけで勝てるレースではなかったことは、先ほどのラップと2、3着馬の位置取りが物語っている。

しかも、この日の京都は良馬場で時計の出やすい状態。

勝ち時計は昨年のコースレコードに0秒3差と、今年も高速決着だった。

そんなスピード勝負を好位から押し切った点には、大きな価値がある。

この馬、振り返ってみれば昨年秋の【京王杯2歳S】、今年の【ファルコンS】と重賞を勝っているが、いずれも1400mだ。

能力的にはもちろんだが、距離適性も抜群なのだ。

そういった意味では、1200Mやマイルではわからないが、1400Mの重賞では、この先いくつも勝っていくと思う。

ということで、奇をてらわずに、素直にこの馬が未来の主役だ!

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