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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】天皇賞・春 2026 など3重賞→今回の結果から「皆さまに意識してほしいこと」各レースの未来の主役も

【先週の重賞回顧】天皇賞・春 2026 など3重賞→今回の結果から「皆さまに意識してほしいこと」各レースの未来の主役も

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

天皇賞・春 2026 の回顧

2026年 5月 3日(祝) 3回京都4日 天候 : 小雨 馬場状態 : 良
【11R】 第173回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・外 3200m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
4 7 クロワデュノール 牡4 58 北村友一 3.13.7   06-05-05-03 34.9 1 (栗)斉藤崇史
8 15 ヴェルテンベルク 牡6 58 松若風馬 3.13.7 ハナ 15-15-15-12 34.3 12 (栗)宮本博
2 3 アドマイヤテラ 牡5 58 武豊 3.13.8  1/2 12-10-11-10 34.7 2 (栗)友道康夫
3 4 アクアヴァーナル 牝5 56 松山弘平 3.13.9  1/2 08-08-07-06 35.0 4 (栗)四位洋文
7 12 ヘデントール 牡5 58 ルメール 3.14.1 1 1/4 09-09-09-08 35.1 3 (美)木村哲也
6 11 タガノデュード 牡5 58 レーン 3.14.5 2 1/2 13-13-13-12 35.2 5 (栗)宮徹
5 8 シンエンペラー 牡5 58 岩田望来 3.14.6  3/4 10-10-09-10 35.5 6 *(栗)矢作芳人
7 13 ミステリーウェイ セ8 58 松本大輝 3.14.8 1 1/4 01-01-01-02 36.5 8 *(栗)小林真也
1 1 ヴェルミセル 牝6 56 鮫島克駿 3.15.0 1 1/4 06-07-07-06 36.1 9 (栗)吉村圭司
10 6 10 マイネルカンパーナ 牡6 58 津村明秀 3.15.3 2 04-05-03-03 36.6 10 (美)青木孝文
11 2 2 サンライズソレイユ 牡5 58 池添謙一 3.15.6 1 1/2 04-02-02-01 37.3 13 *(栗)矢作芳人
12 3 5 ケイアイサンデラ セ6 58 藤懸貴志 3.15.7  1/2 10-10-11-14 36.3 14 *(栗)小林真也
13 5 9 プレシャスデイ 牡4 58 吉村誠之 3.16.0 1 3/4 13-13-13-14 36.6 15 (美)伊坂重信
14 8 14 ホーエリート 牝5 56 戸崎圭太 3.16.1  1/2 02-02-03-03 37.4 7 (美)田島俊明
15 4 6 エヒト 牡9 58 川田将雅 3.16.3 1 1/2 03-04-05-08 37.4 11 (栗)森秀行

 

穴の主役になる馬とは?

レース前、私たちは有料会員様に対して、以下のような解説をさせてもらった。

レース前日17時頃の前売りオッズでは、3番アドマイヤテラと7番クロワデュノールの馬連の組み合わせは「3倍」。いわゆる「2強」という売れ方をしている。

だが、私たちに言わせれば「売れ方は2強だが、両者の間には明確な格の違い」がある。

ダービーではマスカレードボール、ミュージアムマイルらを退けて優勝!また、先日の大阪杯も勝った!さらに、フランスで重賞制覇も経験している。今後次第にはなるが、日本競馬史、歴史的な一頭として名前が刻まれる可能性も十分に備えている。

要するに、アドマイヤテラを貶めたいのではなく、クロワデュノールという馬が「名馬」なのだ。

この通り、アドマイヤテラも十分に素晴らしい馬であることを前提に、クロワデュノールが抜けていると考えたし、実際に優勝を収めてくれた。

まずは、その点に感謝している。

 

一方で、私たちは、レースが始まる1週前から

「穴の主役になるタイプとは?」

ということで、次のような解説もしていた。(いわゆる、キングのキーワード)

 

やっぱり「無欲の追い込み」

少し長いので、中略を入れつつのご紹介になるが

例えば2008年の有馬記念、先頭を走るダイワスカーレットを皆がマークして追いかけ、結果的に消耗させられ、対象的に、最後方に近い位置にいた最低人気・アドマイヤモナークが無欲の追い込みで2着に突っ込んだことがあった。それに近いイメージかもしれない。

(中略)

むしろ「それなりの能力を備えながら、人気薄であるがゆえ、周囲に惑わされることなく無欲で走れる馬」に楽しみを感じている。

これ、まさしく今回のヴェルテンヴェルクに合致するのではないだろうか?

 

長距離戦は少ないけれど

さて、今回のレース、一か八かを狙って、積極的に飛ばしていく馬も多かった。

馬場状態、あるいは3200MのG1という点を思えば、前半1000Mの通過59.9は、かなり速い部類だったといって良い。

その証拠に、武豊騎手が常に中団より後ろの位置でレースを運んでいた。

基本的には武豊騎手の位置が「正解」だったのだと思う。

とはいえ、クロワデュノールは1番人気であるがゆえに、取りこぼしは許されない。楽なペースないことはわかっていても好位で走らなくてはいけないし、前をとらえるために早めに動かなくてはいけない。ましてや不慣れな長距離戦。

クロワデュノールのとっては、相当に厳しいレースだったと思うが、それでもしのいだ。

改めて、この馬の本当に強さを感じたし、同時に、こういうレースだったからこそ、無欲の馬にチャンスが生まれた。そのあたりは、私たちの読み通りだった。

 

もちろん、写真判定のところまで追い込んだヴェルテンヴェルクは本当に立派だし、いくら展開が向いたとはいえ、力があってこその話。

ただ、クロワデュノールと能力比較ができるレベルではない、これもまた事実だと思う。

 

長距離戦は少ないから

さすが!王者クロワデュノール

ご承知の通り、日本の競馬において、3000M以上のレースというのは圧倒的な少数。

だから、今回のレースにおける流れだったり、細かい部分を掘り下げたところで、それほど活かせる場面はないと思う。

だからこそ!それよりも、上で記したような

「絶対的な1番人気馬がいた場合の大局観」

これを皆さまのものにしていただく、それだけで十分ではないだろうか。

競馬は点ではない。「線」だ。

ここでご紹介した考え方を、次の夢馬券につなげてもらえたら幸いだ。

 

京王杯SC 2026 の回顧

2026年 5月 2日(土) 2回東京3日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第71回京王杯スプリングカップ
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1400m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 16 ワールズエンド 牡5 57 津村明秀 1.18.9    01-01 33.4 3 (栗)池添学
B3 6 セフィロ 牝6 55 三浦皇成 1.18.9    08-08 32.6 14 (美)菊沢隆徳
7 14 マイネルチケット 牡4 57 横山武史 1.19.2 2    07-07 33.1 7 (栗)宮徹
4 7 ラケマーダ 牡6 57 原優介 1.19.4 1    05-05 33.4 18 (栗)千田輝彦
2 4 シリウスコルト 牡5 57 田辺裕信 1.19.4 クビ    05-05 33.4 11 (美)田中勝春
5 10 キープカルム 牡5 57 荻野極 1.19.5 クビ    13-13 32.6 6 (栗)中竹和也
3 5 ワイドラトゥール 牝5 55 西塚洸二 1.19.5 ハナ    08-08 33.2 8 *(栗)藤原英昭
7 13 ファンダム 牡4 57 ルメール 1.19.5 ハナ    02-02 33.9 1 (美)辻哲英
1 2 ダノンセンチュリー 牡4 57 レーン 1.19.5 クビ    11-10 33.0 2 (美)萩原清
10 8 18 ヤブサメ 牡5 57 武豊 1.19.6 クビ    17-15 32.4 4 (栗)石橋守
11 1 1 レッドシュヴェルト 牡6 57 横山和生 1.19.7  1/2    11-10 33.1 15 (美)尾関知人
12 2 3 カンチェンジュンガ 牡6 58 ディー 1.19.7    15-15 32.6 13 (栗)庄野靖志
13 4 8 ララマセラシオン 牡5 57 菅原明良 1.19.7 クビ    10-10 33.1 12 (美)大竹正博
14 5 9 フリームファクシ 牡6 57 佐々木大 1.19.8 クビ    13-13 33.0 16 (栗)須貝尚介
15 8 17 ダノンマッキンリー 牡5 57 高杉吏麒 1.19.8    15-15 32.7 9 *(栗)藤原英昭
16 6 12 ウイントワイライト 牝4 55 横山典弘 1.19.8 クビ    18-18 32.1 5 (栗)西園翔太
17 7 15 レイベリング 牡6 57 石橋脩 1.20.1 1 1/2    04-03 34.4 17 (美)鹿戸雄一
18 B6 11 アサカラキング 牡6 57 戸崎圭太 1.20.6 3    02-03 34.8 10 (美)斎藤誠

 

ワールズエンドをどう評価する?

「大波乱の一戦」と言ってよいだろう。

上位人気の2頭が、8着&9着に沈んだ一方、2着には14番人気の大穴セフィロ。

それどころか、掲示板圏内の5頭のうち「3頭が単勝二桁人気」だったのだ。

レース前の段階から「混戦」という評判だったが、それが事実だったことを結果が証明したわけだ。

 

そんな中、唯一、上位人気サイドで頑張ったのが、優勝したワールズエンド(3番人気)

まずは、重賞初勝利おめでとう!

レースをご覧の方ならおわかりの通り、早い段階で先頭に立つと、直線でも脚色が衰えず、そのまま逃げ切る形となった。

今回のような逃げ切り。ましてや直線の長い東京コースでこの形が決まった場合、多くの人が

「恵まれた可能性」

を検討すると思う。今回はどうだったのだろう?

 

さあ、私たちの結論は?

ということで、私たちの結論▶️「高評価してOK」

優勝!ワールズエンド

レース後、鞍上の津村騎手も

「外から行った分、周りも来づらくて僕にとっては楽な展開になってくれました」

という趣旨のコメントをしている通り、もちろん、恵まれた部分があったことは事実だろう。

 

一方で、ここでご覧いただきたいのは、上位3頭の上がりタイムの比較だ。

1着:ワールズエンド(上がり3F 33.4)
2着:セフィロ(上がり3F 32.6)
3着:マイネルチケット(上がり3F 33.1)

驚きの「二枚腰」

スローだった分、後続の馬たちも自慢の瞬発力を炸裂させることができた。勢いだけなら、差しそうな雰囲気もあったが、ワールズエンドはそれを「二枚腰」で封じ込めたのだ。

実際、セフィロの三浦騎手が

「相手の二枚腰にやられてしまった」

という趣旨のコメントをしているが、序盤で脚を溜められた面があったにせよ、最後に迫られたところからもう一度突き放す「勝負根性」と「持続力」本物の証だとみる。

5歳とはいえ、順調さを欠いていた面があり、今回がようやく10戦目。ノビシロは残っているし、これからが楽しみだ。

 

未来の主役なら

勝ち馬もいいが、今後に向けて楽しみな1頭なら10着のヤブサメ

武豊騎手も

「バラけない東京で、大外枠、また差し脚質だけに簡単ではなかった」

といった旨の話をしていた。それだけに、着順に関しては悲観することはない。

この馬の場合は、自慢の差し脚の威力を発揮できたか否か、という部分に注目すれば良し。

そういった意味では、上がり3ハロンでは2番目の脚を繰り出して突っ込んでいるだけに、G2のここでも「足りる」ことは間違いない。

得意の京都で、このレベルの相手に戦うチャンスがあれば、ぜひ、期待したい。自信の「未来の主役」だ!

ユニコーンS 2026 の回顧

2026年 5月 2日(土) 3回京都3日 天候 : 晴  馬場状態 : 稍重
【11R】 第31回ユニコーンS
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(指定) ダート 1900m 12頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
4 4 シルバーレシオ 牡3 57 岩田望来 1.57.5 09-09-09-05 36.1 2 (栗)野中賢二
8 11 メルカントゥール 牡3 57 川田将雅 1.57.6 クビ 03-03-03-02 36.8 1 (栗)杉山晴紀
2 2 ケイアイアギト 牡3 57 鮫島克駿 1.58.3 4 03-03-04-05 37.3 5 (美)加藤征弘
7 9 ソルチェリア 牡3 57 幸英明 1.58.3 クビ 06-05-04-04 37.3 3 (栗)大根田裕
6 8 シャローファースト 牡3 57 菱田裕二 1.58.5  3/4 02-02-02-02 37.9 12 (栗)安田翔伍
3 3 ガウラディスコ 牡3 57 松若風馬 1.58.5 クビ 11-11-11-11 36.7 7 (栗)高柳大輔
5 5 コロナドブリッジ 牡3 57 松山弘平 1.58.6 クビ 01-01-01-01 38.2 4 (栗)庄野靖志
8 12 デールエルバハリ 牝3 55 M.デム 1.59.2 3 1/2 10-10-09-09 37.7 11 (栗)杉山佳明
6 7 ストロングエース 牡3 57 秋山稔樹 1.59.3  1/2 12-12-11-09 37.6 8 (美)相沢郁
10 7 10 セイントエルモズ 牡3 57 吉村誠之 1.59.7 2 1/2 08-08-07-07 38.4 6 (美)小島茂之
11 5 6 ヴィエントデコラ 牡3 57 浜中俊 1.59.9 1 05-05-06-07 38.7 10 (栗)寺島良
12 B1 1 サイモンゼスト 牡3 57 酒井学 2.00.2 2 06-05-07-11 38.9 9 (栗)谷潔

 

最後はシンプルに

ここまでの2レースの振り返りが長くなったので、最後はシンプルに(笑)

というより、シンプルに行かざるをえない。

というのも、世代トップクラスのダートの素質馬が集まる1戦において

「1&2着と、それ以降の馬の間に4馬身もの差が」

さすがに、この着差は決定的と言わざるを得ない。

つまり、この2頭が飛び抜けていることを大前提に、彼らの中で、より高く評価したいのは、2着のメルカントゥールだ。

 

展開ひとつで

強かった上位2頭

レース映像をご覧いただければ、一目瞭然ではあるが、、、

1番人気を背負っていたこともあり、好位追走&4角2番手から、早めに前をとらえるべく、自ら動いた。

当然、勝ち馬を含め、後ろの馬たちにとっては、非常に良い目標ができたということでもある。

そんな中でも、最後まで踏ん張り、勝ち馬の追撃をクビ差まで凌いだ粘りは本物。

レース後、川田騎手

「後ろがこれだけ離れている中で、前2頭は素質が高い」

という趣旨のコメント。

コメントの正直さに関しては誰よりも定評がある川田騎手。もしも「勝ち馬の方が明確に上」だという意識があれば、こうしたコメントにはなっていないだろう。

今回の着順は、あくまでも「背負った人気による位置取りの差」だけ。

名手とともに、次走でのさらなる激走を楽しみにしたい!

 

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