京都芝1200Mなど【コース】注目のデータ
2018年の新設重賞【葵ステークス】や【シルクロードステークス】など、短距離路線における重要なレースが数多く行われる京都芝1200M。
当然、競馬ファンにとっては馴染みのある舞台だろうが、一方で今年1月の【シルクロードS】で3連単23万馬券が飛び出すなど、とにかく荒れまくり、難解なコースでもあるのだ!だからこそ勉強しておく必要があるだろう。
京都芝1200Mで注目すべきポイントは?
チェックしておきたい項目だが、重要なのは「騎手」「枠」だと考えた。
京都の芝1200Mというのは、向こう正面に下り坂があることから、スピードに乗ったまま4コーナーに入らなくてはいけない。そこからゴールまで、馬を保たせるのは簡単なことではない筈。当然、騎手の技術が大事になってくると判断した。
また、枠順に関しては、このコースに限った話ではないが、深く掘り下げないまでも、最低限「内か外か」だけでも知っておくと、予想に臨む際に随分楽になるだろう。
京都芝1200Mで活躍している騎手は?
結果は以下の通り。
勝利数、勝率共に1位は福永祐一騎手。特に勝率の20%超えは素晴らしい。大一番での消極的な騎乗、ポカが目立つため、残してきた数字ほどは高く評価されないジョッキーだが、このように、改めて客観的な数字を目にすると、やはり名手なのだということがわかる。
その他、今年好調の藤岡佑介騎手も、このコースを得意としているようだ。
京都芝1200Mにおける騎手ランク(2015年以降)
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
福永祐一 | 7- 5- 3-19/34 | 20.6% | 35.3% | 44.1% |
松山弘平 | 7- 2- 2-54/65 | 10.8% | 13.8% | 16.9% |
幸英明 | 6- 9- 5-54/74 | 8.1% | 20.3% | 27.0% |
藤岡康太 | 5- 3- 2-32/42 | 11.9% | 19.0% | 23.8% |
藤岡佑介 | 5- 3- 0-26/34 | 14.7% | 23.5% | 23.5% |
武豊 | 4- 4- 3-28/39 | 10.3% | 20.5% | 28.2% |
岩田康誠 | 4- 3- 7-23/37 | 10.8% | 18.9% | 37.8% |
川田将雅 | 4- 3- 5-23/35 | 11.4% | 20.0% | 34.3% |
和田竜二 | 4- 2-11-49/66 | 6.1% | 9.1% | 25.8% |
四位洋文 | 4- 2- 0-26/32 | 12.5% | 18.8% | 18.8% |
集計期間:2015. 1.10 ~ 2018. 5.13
京都芝1200Mで結果の出ている枠は?
結果は以下の通り。
勝率10%を超えているのが1枠&2枠。この両枠に入った馬に関しては、1割増しで評価して良いかもしれない。一方で勝率の最下位が大外の8枠。隣の7枠ではまずまずの数字が残っているので「外枠不利」というよりは「8枠不利」のコースと考えればよいだろう。
京都芝1200Mにおける枠別成績(2015年以降)
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 15- 13- 11-103/142 | 10.6% | 19.7% | 27.5% |
2枠 | 16- 14- 14-111/155 | 10.3% | 19.4% | 28.4% |
3枠 | 14- 11- 17-122/164 | 8.5% | 15.2% | 25.6% |
4枠 | 10- 16- 9-141/176 | 5.7% | 14.8% | 19.9% |
5枠 | 11- 13- 11-152/187 | 5.9% | 12.8% | 18.7% |
6枠 | 10- 8- 15-159/192 | 5.2% | 9.4% | 17.2% |
7枠 | 14- 17- 8-172/211 | 6.6% | 14.7% | 18.5% |
8枠 | 9- 7- 16-186/218 | 4.1% | 7.3% | 14.7% |
集計期間:2015. 1.10 ~ 2018. 5.13