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ホームスタッフコラムテイエムオペラオー 急死 ~世紀末覇者、22年の人生に幕~

テイエムオペラオー 急死 ~世紀末覇者、22年の人生に幕~

テイエムオペラオー 永眠

 

キングスポーツ公式ホームページへようこそ!!
「ジョッキーオタク」こと、【カリスマ馬券】編集部の真田 幸太郎と申します。本日も私の競馬コラム「真田のジョッキー戦記 ~私は、貴方を追いかける~」へお越し下さりありがとうございます。

 

 

突然死に競馬ファン騒然

?年間全勝のレジェンドが22年の人生に幕。

?朝から悲しいニュースをお伝えする形で恐縮ですが・・・それでも一ファンとして、皆様にもお伝えしたいと思い、記事を書かせて頂きます。

 

2000年の年度代表馬で、その年の古馬中長距離G1を全戦全勝と言う完全制覇の金字塔を打ち立てた、G1・7勝のテイエムオペラオー(牡22歳、父オペラハウス)が、17日に北海道新冠町の白馬牧場で心臓マヒのため死んでいたことが19日わかりました。

関係者によると、同馬は引退後も健康そのもので、目立った病気やけがをすることもなかったとのこと。17日の午前中も変わりない様子だったそうですが、放牧中だった14時過ぎに突然倒れ、ほどなく息を引きとりました。

牧場から連絡を受けた竹園正継オーナーは、以下の様にコメントを残しています。

「即死だったみたいですね。去年の10月に会いに行った時も元気バリバリ。今年も予定していた5頭のうち2頭への種付けが終わったばかりでしたから。」(via:sanspo)

 

また、同牧場の長浜和哉社長は

「突然のことで残念です。献花台を作り、ファンの方がお見えになった場合の対応をしようと思います。」(via:sanspo)

 

 

 

 

和田竜二との出会い。

?共に駆け抜けた全26レース!

?テイエムオペラオーを語る上で、欠かせない存在が彼の背中を誰よりもよく知っている和田竜二ジョッキーですね。

歓喜も、そして悔しさも、その全てを共に26戦経験してきたオペラオーと和田騎手。

二人は98年8月に栗東・岩元市三厩舎からデビューし、1999年の皐月賞でG1初制覇!!そして古馬になってからは、ナリタトップロードメイショウドトウと毎戦激闘を繰り広げた!!

 

そして迎えた4歳時。ここから怒涛の一時代を作り上げる!!なんと参戦した8戦を全勝でシーズンを終えたのだ!!その中には天皇賞(春)・宝塚記念・天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念と、古馬中長距離G1を1年で全てコンプリート!!「オペラオーと和田が居たんじゃつまらない。」と穴ファンに言わしめるほど圧倒的な強さを誇っていた。

 

この連勝に次ぐ連勝で、現役時代に獲得した賞金は驚愕の18億3518万円にのぼり、2017年に米国馬アロゲートに塗り替えられるまでは、なんと世界歴代トップの記録を保持していた。

引退後は02年から北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬入り。初年度こそ98頭の種付けを集めたが産駒の活躍に恵まれず、種付け数は右肩下がり。種馬場を転々としながら、13年から白馬牧場へ移動。今年は2頭の繁殖牝馬に種付けを行っていたが、何の前触れもなく急死していた。

 

 

本当に22年間お疲れ様でした。

感動をありがとう。

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