このコラムでは「引退馬たちに私たちができること」についてご紹介します
「引退した後の馬って、どういう生活をしているのだろう?」
競馬をされる方なら、間違いなく一度は抱くはずの疑問です。
そして、何となくの答えを知りつつも、目を背けてきた部分ではないでしょうか。
結論としては、皆さまの想像通り。
種牡馬や乗馬になれる一部の馬を除けば、大半が処分されています。
辛い話ではありますが、これが現実です。
できることがあるんだ
「現役時代に、私たちを楽しませてくれた彼らが処分されるなんて、、、」
私自身も含め、誰もがこういった心境になるはず。
しかし、その現実を理解した上で
「私たちの立場でも、引退馬に対してできることがある」
としたら、どうでしょう?
これまで以上に前向きに、そして積極的に競馬と向き合えて、そして楽しめるのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、盛んになりつつある
「引退馬支援」
についてご紹介してみようと思います。
引退馬支援とは何か?
引退馬支援については、昨今、各所で行われ、またネット記事などによって紹介されるケースが増えています。目にされたことのある方もいらっしゃるでしょう。
例えば、以下のような記事がありました。
詳細については各記事に目を通していただくとして、引退馬支援を一言でまとめるなら
引退馬たちの受け皿を作る活動
ということになります。
例えば角居元調教師は、引退競走馬を再調教。
乗用馬のほか、障害者や高齢者の心身の機能向上を目指す「ホースセラピー」向けの馬として活用するプロジェクトを立ち上げています。
私たちにもできることがある
ただし、こうしたプロジェクトを続けていくには、当然資金が必要です。
そこで、私たちにできるのが「寄付」です。
角居元調教師が携わる以下のサイトでも寄付を募っています。
ぜひ、一度ご覧になってみて下さい。
僭越ながら、私たちも自分たちのできる範囲で寄付を行いました。
出来る範囲で
誤解の無いように申し上げますが、今回のコラムは「寄付をして下さい」という意味のものではございません。
キングスポーツのサイトをご覧下さる方の中には、私たちのように、以前から引退馬のその後が気になっていた方も多いと思います。
そういった皆様に対して「こうした取り組みがあります」というご紹介をさせていただこうというのが、コラムの主旨です。
一人ひとりに出来ることには限りがあるでしょう。
それでも、こうした取り組みに注目が集まり、支援の輪が広がることで、少しでも引退馬たちの生きる道が広がれば!
競馬を、そして競走馬を愛し続けてきた私たちにとって、これほど幸せなことはありません。
ご興味ある方がいらっしゃれば、ぜひ上でご紹介したリンク先などをチェックしてみて下さい。