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ホームスタッフコラム杉山晴紀厩舎【競馬 データ/2022年】デアリングタクト&ミスニューヨークでヴィクトリアマイルに参戦!得意の競馬場、距離など傾向をチェック

杉山晴紀厩舎【競馬 データ/2022年】デアリングタクト&ミスニューヨークでヴィクトリアマイルに参戦!得意の競馬場、距離など傾向をチェック

 

✔️チェックポイント
このコラムでは【杉山晴紀厩舎】の「傾向&特徴/2022年版」をご紹介します

蛯名調教師が初勝利!

御存知の通り、今年2月をもって、大調教師だった・藤沢和雄氏が引退。

シンボリクリスエスなど、藤沢師が育てた名馬は数え切れない

名調教師たちの引退は寂しいが、それでも!逆の見方をすれば

新興勢力が台頭するチャンス!

とも言えるのではないだろうか。

例えば、その藤沢師から調教師としての手ほどきを受け、また多くの馬を受け継いだ、蛯名正義調教師が先日(5月8日)初勝利を挙げた!

近い将来、騎手時代同様、大きな舞台では活躍してくれることを祈りたい。

 

また、その他でいえば、昨年、2021年にリーディングトレーナーに輝いた中内田調教師も、初出走の2014年から今年で9年目だから、比較的若い調教師であり、新興勢力の象徴かもしれない。

だが、それよりももっと経験の浅い調教師の中にも「明日の名調教師」は潜んでいるのではないだろうか?

 

デアリングタクトが復帰!杉山晴紀厩舎

ということで、今回のコラムでは、2016年の10月22日の初出走以来、丸6年半になろうとする杉山晴紀厩舎に注目。

年齢も40歳ということで、間違いなく「これから」の調教師だ。

だが、若さとは裏腹に、既に実績は十分。

皆様もご存知の通り、一昨年の3冠牝馬デアリングタクトを管理。

また、今年3月の【中山牝馬ステークス】ではミスニューヨークが3着に好走。

そして、実はその2頭が、今週の大一番【ヴィクトリアマイル】に出走するのだ!

参考⇒ヴィクトリアマイル 2022 狙い

 

特にデアリングタクトは、約1年ぶりの復帰戦となる。

実績だけをみれば「当然勝ち負け」の馬だが、決して楽なローテーションではない。

それを乗り越えて、久しぶりの勝利を掴むことができるのか?

私たちの見解については、上記リンク先よりご確認いただきたい。

 

ミスがないから買いやすい

さて、杉山晴厩舎といえば、とにかく「仕上げにミスがない」という印象を強く受ける。

ミスがないから、まず大崩れがない。
馬券的を買う側にとっては、本当に頼もしい厩舎といえるだろう。

杉山厩舎のミスニューヨーク

各馬の能力が拮抗している現在の競馬界においては、仕上げの良し悪しが勝負を分けるケースが非常に増えている。

それだけに、ますます杉山晴厩舎は数字を伸ばしてくるのではないかと思うし、デアリングタクトの【ヴィクトリアマイル】に関しても、心配はいらないのかも。

参考まで、以下のような記事も出ていたので、チェックしてみてほしい。

 

間違いなく大きく羽ばたく厩舎だと思うので、一緒に勉強しよう。

得意の競馬場など、3つのデータをご用意。ぜひ、参考にしてほしい。

 

杉山晴厩舎の傾向・特徴は?

競馬場別成績

場所 着別度数 勝率 連対率 複勝率
札幌 8- 7- 5- 48/ 68 11.8% 22.1% 29.4%
函館 4- 4- 4- 21/ 33 12.1% 24.2% 36.4%
福島 5- 7- 5- 62/ 79 6.3% 15.2% 21.5%
新潟 11- 10- 14- 121/ 156 7.1% 13.5% 22.4%
東京 20- 15- 7- 75/ 117 17.1% 29.9% 35.9%
中山 5- 3- 5- 38/ 51 9.8% 15.7% 25.5%
中京 24- 22- 19- 208/ 273 8.8% 16.8% 23.8%
京都 26- 20- 24- 219/ 289 9.0% 15.9% 24.2%
阪神 34- 40- 34- 341/ 449 7.6% 16.5% 24.1%
小倉 26- 27- 26- 172/ 251 10.4% 21.1% 31.5%

 

活躍騎手(20回以上騎乗している騎手の勝率ランク)

騎手 着別度数 勝率 連対率 複勝率
ルメール 10- 5- 4- 17/ 36 27.8% 41.7% 52.8%
古川吉洋 4- 3- 0- 15/ 22 18.2% 31.8% 31.8%
浜中俊 4- 2- 3- 17/ 26 15.4% 23.1% 34.6%
福永祐一 3- 4- 2- 11/ 20 15.0% 35.0% 45.0%
松山弘平 17- 17- 16- 64/114 14.9% 29.8% 43.9%
吉田隼人 7- 6- 7- 29/ 49 14.3% 26.5% 40.8%
西村淳也 6- 3- 5- 29/ 43 14.0% 20.9% 32.6%
内田博幸 4- 2- 2- 21/ 29 13.8% 20.7% 27.6%
M.デム 5- 11- 7- 20/ 43 11.6% 37.2% 53.5%
高倉稜 10- 4- 8- 84/106 9.4% 13.2% 20.8%
加藤祥太 8- 7- 10- 61/ 86 9.3% 17.4% 29.1%
菱田裕二 7- 4- 6- 63/ 80 8.8% 13.8% 21.3%
松若風馬 19- 21- 17-168/225 8.4% 17.8% 25.3%
坂井瑠星 2- 1- 0- 22/ 25 8.0% 12.0% 12.0%
藤懸貴志 3- 6- 1- 28/ 38 7.9% 23.7% 26.3%
岩田望来 3- 3- 6- 26/ 38 7.9% 15.8% 31.6%
亀田温心 2- 1- 3- 23/ 29 6.9% 10.3% 20.7%
鮫島克駿 7- 8- 4- 86/105 6.7% 14.3% 18.1%
長岡禎仁 7- 7- 2- 92/108 6.5% 13.0% 14.8%
和田竜二 3- 9- 8- 37/ 57 5.3% 21.1% 35.1%

 

距離別成績(芝)

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1000m 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 33.3%
1150m 0- 0- 0- 0/ 0      
1200m 4- 7- 7-100/118 3.4% 9.3% 15.3%
1300m 0- 0- 0- 0/ 0      
1400m 10- 4- 6- 60/ 80 12.5% 17.5% 25.0%
1500m 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0%
1600m 12- 3- 3-103/121 9.9% 12.4% 14.9%
1700m 0- 0- 0- 0/ 0      
1800m 17- 14- 10- 85/126 13.5% 24.6% 32.5%
1900m 0- 0- 0- 0/ 0      
2000m 26- 24- 23-154/227 11.5% 22.0% 32.2%
2100m 0- 0- 0- 0/ 0      
2200m 4- 8- 7- 26/ 45 8.9% 26.7% 42.2%
2300m 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
2400m 4- 1- 3- 20/ 28 14.3% 17.9% 28.6%
2500m 1- 0- 1- 9/ 11 9.1% 9.1% 18.2%
2600m 1- 1- 2- 11/ 15 6.7% 13.3% 26.7%
2800m 0- 0- 0- 0/ 0      
3000m 1- 0- 1- 1/ 3 33.3% 33.3% 66.7%

 

距離別成績(ダート)

距離 着別度数 勝率 連対率 複勝率
1000m 5- 4- 2- 20/ 31 16.1% 29.0% 35.5%
1150m 0- 1- 1- 12/ 14 0.0% 7.1% 14.3%
1200m 11- 12- 6-111/140 7.9% 16.4% 20.7%
1300m 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0%
1400m 21- 21- 17-184/243 8.6% 17.3% 24.3%
1500m 0- 0- 0- 0/ 0
1600m 6- 6- 2- 16/ 30 20.0% 40.0% 46.7%
1700m 10- 12- 13- 81/116 8.6% 19.0% 30.2%
1800m 15- 26- 25-225/291 5.2% 14.1% 22.7%
1900m 5- 4- 5- 18/ 32 15.6% 28.1% 43.8%
2000m 2- 2- 4- 18/ 26 7.7% 15.4% 30.8%
2100m 1- 1- 0- 6/ 8 12.5% 25.0% 25.0%
2200m 0- 0- 0- 0/ 0
2300m 0- 0- 0- 0/ 0
2400m 0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 20.0%
2500m 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%

 

◆注目ポイント◆

競馬場➡驚かされるのが、サンプル数がさほど多くないとはいえ、勝率のトップが東京競馬場だという点だ!日本競馬におけるメインの競馬場。そこで結果を出せるのは、騎手であろうが調教師であろうが本物の証だ!

騎手➡「馬券になる」という意味では複勝率が大事になるが、50%を超えているのは2人の外国人ジョッキー。若手騎手への積極的な騎乗が目立つ厩舎ではあるが「ガチ」の時は外国人騎手や、あるいは福永松山といったトップジョッキーに託していることがわかる。

距離➡芝、ダートに共通しているのは、サンプル数の違いこそあれど、短い距離でも、長い距離でも、それなりの結果を残しているという点。経験の浅い厩舎ほど「短距離向き」とか「長距離向き」といった傾向が出てきやすいが、杉山厩舎は比較的オールマイティー。良い意味で傾向がなく、やはり実力を感じる。

以上。特に「競馬場」のデータから

「今後が楽しみだな!」

と感じていただけたのではないだろうか。

今回の数字を元に、これから杉山厩舎がどういった成長を遂げるのかという点も含めて、楽しみにしたい。

という訳で、ぜひとも予想の参考に!

 

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