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ホーム勝負の明暗アンタレスステークス 2018【回顧】 際立つ厩舎の実力!

アンタレスステークス 2018【回顧】 際立つ厩舎の実力!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】アンタレスステークス 2018 における勝負の明暗

2018年 4月15日(日) 2回阪神8日 天候 : 晴  馬場状態 : 不良

第23回アンタレスS

4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 上3F 単勝
1 グレイトパール 牡5 57 川田将雅 1.49.8   37.1 1 2.2
15 ミツバ 牡6 57 松山弘平 1.50.0 1 1/4 37.7 3 8.9
13 クインズサターン 牡5 56 四位洋文 1.50.1  1/2 37.1 5 10.5
5 トップディーヴォ 牡6 56 横山典弘 1.50.3 1 1/4 37.5 4 9.9
12 ユラノト 牡4 56 藤岡康太 1.50.4  1/2 37.9 7 20.1
7 ロンドンタウン 牡5 57 松岡正海 1.50.5  3/4 37.7 6 11.6
8 アルタイル 牡6 56 小崎綾也 1.50.6 クビ 37.6 9 27.3
2 ナムラアラシ 牡5 56 幸英明 1.50.6 クビ 37.2 2 6.2
6 マイティティー 牝6 54 岩崎翼 1.50.7 クビ 37.7 16 244.9
10 4 メイショウウタゲ 牡7 56 北村友一 1.50.9 1 1/2 38.0 14 81.0
11 3 ディアデルレイ 牡7 56 勝浦正樹 1.50.9 38.4 8 23.4
12 11 メイショウスミトモ 牡7 58 古川吉洋 1.50.9 37.7 13 76.9
13 9 コスモカナディアン 牡5 56 丹内祐次 1.51.2 1 3/4 38.7 10 27.6
14 10 アスカノロマン 牡7 57 太宰啓介 1.51.3 クビ 38.7 12 52.5
15 14 モンドインテロ 牡6 56 池添謙一 1.51.4  1/2 38.5 15 84.1
16 16 マイネルバサラ 牡5 58 松若風馬 1.52.1 4 39.9 11 35.6

 

唐突で恐縮だが、いきなり結論から申し上げよう。

このレースに関しては、殆ど記すことがない!

 

別に、仕事を楽にしたいから、そんなことを言っている訳ではないよ。笑

私は、今回の【アンタレスステークス】のポイント、見どころは、次のダート王へ狙えるような逸材が発掘できるか否か、だと考えていた。(実際にアンタレスステークスの狙いの記事は「次のダート王がここにいる」というタイトルにさせてもらった)

キングスポーツも4万馬券を的中した、2月のG1【フェブラリーステークス】に出走したような一線級が休養に入っている今こそ、新勢力に現れてもらい、秋のG1【チャンピオンズカップ】がより一層激しい戦いになれば!それが私の願い。

 

グレイトパールが強いのか、他が物足りないのか

もちろん、グレイトパールの素質は、改めて語るまでもないほど理解していた。怒涛の5連勝で、重賞初制覇を達成したほどの馬!(昨年5月の平安ステークス)まず間違いなく、ダートG1を狙える素材。
とはいえ、今回は骨折休養明けであり、約1年ぶりの実戦。現在の古馬ダート路線の層は比較的厚いと考えていたこともあり、接戦が見られるかと、つまりはグレイトパール以外にもダート王候補が出てくるかと見ていたが・・・。結果的にはグレイトパールの完勝。

 

展開や状態など、他馬陣営も言いたいことはあるだろうが、1年ぶりの馬にあっさり勝利をもっていかれるようでは辛い。ただただ、グレイトパールの強さだけが目立った。

 

未来の名将!中内田調教師!

また頑張ればいいじゃないか!ダノンプレミアム

馬の強さもそうだが、管理する中内田厩舎も素晴らしい。
本当なら、同日の【皐月賞】に、ダノンプレミアムと共に1番人気で挑むはずだった。まさかの回避で、動揺、ショックもあったに違いない。

しかし「それはそれ、これはこれ」と冷静に割り切れる集団なのだろう。非常に無理のない、それでいて質の高い仕上げを見せてくれた。

 

グレイトパールと共に、中内田厩舎のこれからが非常に楽しみになるようなレース

 

それが、私安藤の見解だ。

 


 

【アンタレスステークス 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【アンタレスステークス 2018】のレース後の関係者のコメント

1着 グレイトパール(川田将雅騎手)
「11ヶ月ぶりでしたが無事に終えられました。この距離では負けられない気持ちでいました。中団からのレースになりましたが、前半が得意な馬ではないのでこの位置取りでした。いい雰囲気で上がっていけましたし、最後は本質の良さが出ましたね。何より今後は無事に歩んでほしいです」

(中内田充正調教師)
「休み明けでしたがしっかり走ってくれました。速い時計にも対応してくれました。能力があるのですね。今回は順調にレースまで持っていけることを第一に調整してきました。ここまで簡単な道のりではなく、みんなの力があって来られました。厩舎に置いて様子を見ていきたいと思います」

2着 ミツバ(松山弘平騎手)
「外枠でしたので砂を被らずに行けました。今回は気の悪さを出さずに走ってくれました。気持ちに左右される面があり、こういう形になってしまうところがあります」

3着 クインズサターン(四位洋文騎手)
「前が止まらない馬場でしたが、よく来ています。『賞金を加算してきてほしい』と言われていましたし、2着に入りたかったのですが……」

5着 ユラノト(藤岡康太騎手)
「ゲートを出ていい位置取りで流れについていく形でレースができました。勝ちに行く競馬でよく頑張ってくれています」

6着 ロンドンタウン(松岡正海騎手)
「先行集団につけていったのですが、ミツバが動いた時に控えました。グレイトパールの後ろに上手く入れましたが、アップアップしていました。この馬場は向いていると思いますが、馬体が少し重かったかもしれません」

7着 アルタイル(小崎綾也騎手)
「周りに惑わされることなく中団につけてタメていけましたが、勝負所と直線にかけて捌ききれませんでした」

11着 ディアデルレイ(勝浦正樹騎手)
「速い流れの中で速めに外から他の馬に来られて、厳しい展開になってしまいました。あれがなければどれだけ走れたかなと思います。まだまだもっとやれる馬です」

(via ラジオNIKKEI 

 

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