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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】セントライト記念 2026 など→大事なのはこの先!「本番」で期待したい馬は誰だ!?

【先週の重賞回顧】セントライト記念 2026 など→大事なのはこの先!「本番」で期待したい馬は誰だ!?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

セントライト記念 2026 の回顧

2026年 9月13日(日) 4回中山4日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重
【11R】 第80回朝日杯セントライト記念
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 2200m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
4 7 ジャスティンシカゴ 牡3 57 原優介 2.14.0 02-03-04-03 34.2 12 (美)宮田敬介
3 6 サヴォアフェール 牡3 57 松山弘平 2.14.2 1 04-03-06-05 34.3 2 *(栗)杉山晴紀
1 2 アウダーシア 牡3 57 津村明秀 2.14.3  1/2 09-10-10-08 34.0 6 (美)手塚貴久
3 5 アスクエジンバラ 牡3 57 岩田康誠 2.14.3 クビ 02-02-01-01 34.8 3 (栗)福永祐一
8 15 エリプティクカーブ 牡3 57 横山武史 2.14.4 クビ 11-11-10-08 34.1 9 (美)古賀大生
4 8 ゴーイントゥスカイ 牡3 57 武豊 2.14.4 クビ 14-13-12-11 34.0 1 (美)上原佑紀
6 12 ラージアンサンブル 牡3 57 岩田望来 2.14.5  3/4 06-05-03-03 34.8 8 (美)武井亮
2 3 バドリナート 牡3 57 丸山元気 2.14.6  1/2 06-07-07-08 34.4 10 (栗)松永幹夫
7 13 フウセン 牡3 57 鮫島克駿 2.14.6 11-11-12-11 34.2 15 *(栗)杉山晴紀
10 2 4 リッツパーティー 牡3 57 丹内祐次 2.14.7 クビ 04-05-04-06 34.9 11 (美)岩戸孝樹
11 5 9 サノノグレーター 牡3 57 田辺裕信 2.14.8  1/2 13-13-14-11 34.2 5 (美)尾形和幸
12 8 16 ラディアントスター 牡3 57 池添謙一 2.14.9  1/2 09-07-07-06 34.8 7 (美)林徹
13 5 10 バステール 牡3 57 川田将雅 2.15.0 1 15-15-14-15 34.3 4 (栗)斉藤崇史
14 1 1 ウェイクフィールド 牡3 57 横山和生 2.15.0 ハナ 01-01-02-02 35.5 13 (美)嘉藤貴行
15 7 14 ティラーノ 牡3 57 石橋脩 2.15.5 2 1/2 15-16-16-16 34.7 16 (美)小手川準
16 6 11 ミリオンクラウン 牡3 57 横山典弘 2.18.1 大差 08-07-07-11 37.9 14 (美)和田雄二

 

一筋縄ではいかない世代

レース前の段階から「ハイレベルな一戦」と言われた今年の【セントライト記念】。

【ダービー】の3&4着馬が出走していたのだから、それも当然。

だが!終わってみれば「皐月、ダービーともに未出走の2頭」がワンツーフィニッシュ!!

私たちの軸馬だった6番サヴォアフェールも、優勝とはならなかったが、よく2着に走ってくれた。

それより何より勝ち馬ジャスティンシカゴだ。なんと単勝12番人気の大穴!

「一筋縄ではいかない世代」

だということを競馬ファンはハッキリと感じたのではないだろうか。

 

さて、そんな世代にとっても最大目標は、もちろん来月の【菊花賞】だ。

もちろん今回の勝ち負けも重要だが、それ以上に大事なのは「本番で通用するような走りが感じられたか?」という部分ではないだろうか。

今回は、その点に絞ってご紹介していこうと思う。

 

注目すべき「レースの流れ」

考える上で、最初に押さえておきたいのがレースの流れだ。

前半1000mは1分2秒5。中山2200mの重賞としては明確なスローペース。

(参考までに、2021年が同じ稍重でのレースだったが、1分0秒3だった)

そこから12秒7-12秒2-12秒1と徐々に加速し、ラスト600mは11秒5-11秒4-11秒6。

 

要するに、長距離戦につながる消耗戦というより、最後の800m前後で速い脚を持続する能力を問われた一戦。どちらかと言えば「瞬発力勝負寄りのレース」とさえ感じられるかもしれない。

そんなこともあり

「じゃあ、本番でどうなるかはわからないね」

という声も出てくるだろう。だが、私たちは「むしろ通用の可能性を示した」と評価する。

 

ペースをものともせずに

ここで皆さまにひとつ質問をしたい。

自分が【菊花賞】の出走馬に騎乗するジョッキーだとして、レース中に何が起こることが一番嫌だろうか!?

もちろん、考え方は色々あるだろうが、、、

私だったら「掛かっての余計なスタミナロス」

落ち着いていた勝ち馬

力を出し切って負けたなら仕方がない。だが、掛かって、力を出しきれずの自滅は悔やんでも悔やみきれない。

じゃあ、どんな時にかかる?速い流れで掛かる馬はなかなかいない。掛かるとしたら、やっぱりゆったりとした流れの時なのだ。

 

【菊花賞】本番の3000Mが慣れているという馬は一頭もいない。皆、序盤から大事に乗る。よほどのことがない限り、ゆったりした流れで進むだろう。つまり、掛かるリスクが高いレース。だが!!今回の、特に上位2頭は、序盤から前めの位置で落ち着いていた。

相当、精神的な成熟度が高い。これは大きなアドバンテージだろう。

 

1頭挙げるなら

そんな中、特に一頭を挙げるなら3着のアウダーシアではないだろうか。

理由は実にシンプルで

「上位3頭の中で、最も先に目を向けられる立場にいた」

からだ。

ここで権利をとらないと、賞金的にどうかと思われた立場の2頭に対して、アウダーシアは既に重賞を勝っている。

実際に、津村騎手も「休み明けの緩さ」を感じていたそうだが、それでもここまで走れたことを高く評価していた。

道中での雰囲気を見ても、距離延長も問題なさそうだ。

【神戸新聞杯】が終わってよりハッキリするとは思うが、今年の【菊花賞】は確実に「ロブチェン1強」になる。だが、相手関係は全くわからない。

アウダーシアを筆頭に【セントライト記念】組には十分にチャンスがあるだろう。ぜひ、意識しておいてほしい。

ローズS 2026 の回顧

2026年 9月13日(日) 4回阪神4日 天候 : 雨  馬場状態 : 良
【11R】 第44回関西テレビ放送賞ローズS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・外 1800m 12頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
6 7 モンローウォーク 牝3 55 戸崎圭太 1.44.5    02-02 34.1 1 (栗)上村洋行
B2 2 エンネ 牝3 55 坂井瑠星 1.45.0 3    04-04 34.4 3 (栗)吉岡辰弥
5 6 イクシード 牝3 55 ルメール 1.45.2 1 1/2    11-10 34.1 2 (美)木村哲也
5 5 ファストフォワード 牝3 55 小崎綾也 1.45.3  1/2    01-01 35.0 10 (栗)小林真也
6 8 ミリタリータトゥー 牝3 55 西塚洸二 1.45.5 1 1/2    12-12 34.2 11 (栗)藤岡健一
3 3 スマートプリエール 牝3 55 田山旺佑 1.45.6 クビ    08-07 34.7 8 (栗)大久保龍
7 10 スウィートハピネス 牝3 55 佐々木大 1.45.6 クビ    08-07 34.8 6 (栗)北出成人
4 4 アンディムジーク 牝3 55 古川吉洋 1.45.7  1/2    08-10 34.6 12 (栗)渡辺薫彦
1 1 アンジュドジョワ 牝3 55 北村友一 1.45.8 クビ    04-04 35.2 5 (栗)福永祐一
10 8 11 レイクラシック 牝3 55 吉村誠之 1.46.6 5    03-02 36.1 7 (栗)新谷功一
11 7 9 ナムラコスモス 牝3 55 田口貫太 1.47.0 2 1/2    04-07 36.2 9 (栗)大橋勇樹
12 8 12 タイセイボーグ 牝3 55 西村淳也 1.47.1 クビ    04-04 36.5 4 (栗)松下武士

 

勝ち馬は「論じる必要なし」

今回のレースに関しては、優勝したモンローウォークについて、あれこれと語る必要はないだろう。

レースを見て、皆さまが感じたことが答えだからだ。

「桁違いの大器」

令和のファインモーションなどと言われているようだが、少なくとも今の段階では、その異名も全く違和感なし。

今日のレースも直線はノーステッキ。それでいて3馬身差。

前々で立ち回れるから、本番の舞台となる京都内回りも問題なし。穴党としては困ってしまうが(笑)素直に新しい名牝候補の誕生を喜びたい。

 

それよりも、ここでは「その他の馬」に注目すべきだろう。

 

目に見える成長で

勝ち馬は別格だが、、、

順当に、2着エンネについて評価したい。

春のオークスではスタートで後手を踏み、道中は17番手。上がり33秒1を使いながら7着までが精いっぱいだった。

ところが今回は勝ち馬を意識しながら好位で運び、直線でも34秒4の脚を使って2着。これまで「後ろから末脚を使う馬」だったエンネが、前で競馬をしても脚を残せたことは大きい。

その変化には、初装着のブリンカーがプラスに働いた可能性が高い。

陣営はレース前「勝負どころで置かれる面」を補う狙いで着用し、春より体幹もしっかりしてきたと話していた。

実際、坂井騎手も秋華賞を意識してモンローウォークをマークして運んだとコメント。勝ち馬には完敗だったが、「自分からポジションを取れる」という新たな武器を手にしたことは、本番の京都内回り2000mを考えれば着差以上の収穫だろう。

 

前半1000m58秒9から、後半は11秒4-11秒3-11秒2-11秒7と速いラップが続いた一戦。その流れを前で受けながら押し切ったモンローウォークは改めて別格だが、4番手から2着まで上がったこの馬も素晴らしい。

 

チャレンジC 2026 の回顧

2026年 9月12日(土) 4回阪神3日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第77回チャレンジカップ
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝・内 2000m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
8 15 ジョバンニ 牡4 58 松山弘平 1.57.6   05-05-04-04 34.6 3 (栗)杉山晴紀
4 8 カラマティアノス 牡4 58 ルメール 1.57.6 クビ 07-07-07-07 34.3 9 (美)奥村武
4 7 ジーティーアダマン 牡4 57 岩田望来 1.57.8 1 1/4 05-05-04-04 34.8 5 (栗)上村洋行
6 11 マリアイリダータ 牝4 54 坂井瑠星 1.57.8 ハナ 10-12-13-12 34.1 2 (美)田中博康
5 9 マテンロウゲイル 牡3 54 横山和生 1.58.0 1 1/4 02-02-02-01 35.3 1 (栗)野中賢二
2 4 ガイアメンテ 牡5 57 武豊 1.58.0 10-09-08-08 34.6 6 (栗)須貝尚介
B6 12 レーゼドラマ 牝4 55.5 松若風馬 1.58.5 2 1/2 03-03-02-03 35.8 12 (栗)辻野泰之
3 5 ピースワンデュック 牡5 55 佐々木大 1.58.5 クビ 04-03-04-04 35.6 7 (美)大竹正博
7 14 ミッキーゴールド セ4 55 西村淳也 1.58.5 同着 10-09-10-08 35.0 10 (栗)池江泰寿
10 1 1 フィーリウス 牡4 56 M.デム 1.58.5 クビ 15-15-15-15 34.4 14 (美)手塚貴久
11 5 10 タガノデュード 牡5 58 古川吉洋 1.58.6 クビ 14-14-14-13 34.7 4 (栗)宮徹
12 2 3 センツブラッド 牡4 56 西塚洸二 1.58.7  3/4 13-12-10-10 35.1 13 (栗)斉藤崇史
13 3 6 カネフラ 牡6 53 酒井学 1.58.9 1 16-16-15-13 34.9 16 (栗)高橋康之
14 8 16 マテンロウスカイ セ7 58 横山典弘 2.00.0 7 07-07-09-10 36.4 15 (栗)松永幹夫
15 1 2 ジーティーダーリン 牡4 55 松本大輝 2.00.7 4 01-01-01-02 38.0 8 (栗)田中克典
7 13 グランヴィノス 牡6 56 川田将雅     09-09-10-15   11 (栗)友道康夫

 

どうした?マテンロウゲイル?

今回の【チャレンジC】に関して、恐らく皆さまが最も気にされているのは、勝ち馬とか上位入線馬よりも(そもそも、そのあたりの解説については、様々な媒体で既に語られていると思うし)

「1番人気ながら5着に敗れたマテンロウゲイルについて」

ではないだろうか。

 

初めての古馬との対戦にもかかわらず、人気を集めたのには十分な根拠があった。

先日の新潟記念ではゾロアストロ、ロデオドライブの3歳馬が古馬相手にワンツー。世代レベルの高さを印象づけた直後で、マテンロウゲイル自身はダービー5着。

さらに今回は54キロの恵量で、若葉Sをレコード勝ちした阪神芝2000m。条件だけを見れば、勝ち負けを期待されて当然だった。

そんなマテンロウゲイルはなぜ敗れたのか?ある意味では「世代の物差し」的な位置にいる馬でもあるだけに、この馬の評価は「3歳世代の評価」に直結する面もあるから、冷静に見ていこう。

 

ポイントは「競馬の形」

もちろん、見方、考え方は様々あるだろう。そんな中、私たちは「競馬の形」に敗因があるとみる。

スタートから促して2番手へ。1000m通過59秒4の流れを前で受け、4角では早くも先頭に立った。

しかし直線では伸び切れず、上がり35秒3。横山和生騎手もレース後、「休み明けでしたし、よく頑張っていると思います」と振り返った。

 

どうしたマテンロウゲイル?(画像は若葉S優勝時)

だが、この積極策は、本来のマテンロウゲイルの形だろうか?

そうではないはずだ。

春の【若葉S】では中団で脚をためて差し切り【ダービー】でも末脚を生かして5着。つまり本来は、前で押し切るより「脚をためて最後に伸ばす」形で良さが出る馬なのだ。

 

罠にはまった

今回は約3カ月半ぶりの実戦で、なおかつ早めに動く競馬。

休み明けの分、実戦の息が完全には戻り切らない中で長く脚を使わされたことが、最後のひと伸びを欠いた要因ではないか。

 

さらに少し踏み込めば、54キロという恵量が逆に「罠」になった可能性もある。

確かに、軽い斤量を生かすには、積極的にいくという選択肢はあるだろう。

だが、その分、最大の武器である末脚を削ってしまった――そんな見方もできる。

要するに、54キロという斤量での惨敗でガッカリした方も多いとは思うが、マテンロウゲイル自身に関しても、3歳世代の評価に関しても、今回に関しては参考外で良いと思う。

マテンロウに関して言えば、これで評価を落としたら美味しい。次は本来の溜める形に戻るはず。だが人気が落ちればマークが減る。差し馬にとっては理想的。

どんな条件でも、次こそがマテンロウゲイルの買い時!自信を持って未来の主役に!

 

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