このコラムでは【京都牝馬ステークス 2020】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。
昨今の日本競馬界における牝馬路線の充実は「素晴らしい」の一言。
昨年末の【有馬記念】をリスグラシューが優勝!
年度代表馬に輝いたのは記憶に新しいところだが、そのレースで1番人気を裏切ってしまったアーモンドアイも、近い将来復活を果たしてくれるに違いない。
彼女たちは中長距離路線の馬。
だが、これほど中長距離が充実しているのなら、その流れはマイル路線にもやってくるはず。
事実先週の【東京新聞杯】はプリモシーンが快勝!
牡馬相手にも通用する能力を示した。
当然、今週の【京都牝馬ステークス】の出走馬たちもハイレベル!
プリモシーンに続く、マイル路線の主役候補がここから出るとみる!
京都牝馬ステークス 2020 枠順確定
2020年 2月22日(土) 2回京都7日目 17頭 [15:35発走]
4歳以上・オープン・G3(別定)(牝)(国際)(特指) 芝1400m・外 (B)
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | アルーシャ | 牝5 | *ルメール | 55 | (美)藤沢和雄 |
1 | 2 | ビーチサンバ | 牝4 | 福永祐一 | 54 | (栗)友道康夫 |
2 | 3 | リナーテ | 牝6 | *武豊 | 56 | (栗)須貝尚介 |
2 | 4 | メイショウケイメイ | 牝4 | *酒井学 | 54 | (栗)南井克巳 |
3 | 5 | リバティハイツ | 牝5 | *松若風馬 | 55 | (栗)高野友和 |
3 | 6 | メイショウグロッケ | 牝6 | *大野拓弥 | 54 | (栗)荒川義之 |
4 | 7 | メイショウショウブ | 牝4 | *四位洋文 | 54 | (栗)池添兼雄 |
4 | 8 | プリディカメント | 牝5 | *川島信二 | 54 | (栗)吉村圭司 |
5 | 9 | *プールヴィル | 牝4 | *岩田康誠 | 55 | (栗)庄野靖志 |
5 | 10 | ディメンシオン | 牝6 | *松田大作 | 55 | (栗)藤原英昭 |
6 | 11 | ディアンドル | 牝4 | *藤岡佑介 | 56 | (栗)奥村豊 |
6 | 12 | アマルフィコースト | 牝5 | *幸英明 | 54 | (栗)牧田和弥 |
7 | 13 | シゲルピンクダイヤ | 牝4 | 和田竜二 | 55 | (栗)渡辺薫彦 |
7 | 14 | ドナウデルタ | 牝4 | *北村友一 | 54 | (栗)石坂正 |
8 | 15 | モアナ | 牝6 | *シュタル | 54 | (美)高橋文雅 |
8 | 16 | ノーワン | 牝4 | 坂井瑠星 | 54 | (栗)笹田和秀 |
8 | 17 | サウンドキアラ | 牝5 | 松山弘平 | 55 | (栗)安達昭夫 |
その主役の発掘、そして馬券の的中!
両者を一挙に成し遂げるための「攻略法」を後ほど詳しくご紹介するので、どうぞお楽しみに!
さあ、ここで主な出走予定馬をご紹介だ。
京都牝馬ステークス 2020
サウンドキアラなど上位人気候補の解説
【短評】17番サウンドキアラ(松山・安達)
▼最近の主な戦績
京都金杯 1着
⇒実力派の牝馬が数多く揃ったが、やはり前走で牡馬を相手に重賞【京都金杯】を勝っているこの馬を1番手に挙げない訳にはいくまい。
その勝ちっぷりも非常に良かった。好位追走から直線で抜け出すと、2着馬に1馬身1/4もの差をつける完勝!
鞍上・松山騎手から「本当に最後までいい脚を使ってくれて強い競馬をしてくれました」と絶賛するコメントが出たのも納得!
牝馬限定戦なら、更に良質なパフォーマンスを見せる可能性もある!
【Check Point】⇒引き続き、相性の良い京都で戦える点も魅力。この先に待つであろう大一番へ向けて、通過点にしたい!
▼参考レース 京都金杯 2020
【みんなのKEIBA 次回1月12日(日)午後3時】
マイル戦線を占う一線「京都金杯・GⅢ」は3番人気③サウンドキアラが勝利
得意の京都コースで重賞初制覇を達成し、今年のマイル界に宣戦布告!
2着は2番人気⑥ダイアトニック、3着は14番人気⑦ボンセルヴィーソ
3連単は8万3460円の払い戻し pic.twitter.com/46cW7jZvva— フジテレビ競馬 (@fujitvkeiba) January 5, 2020
【短評】13番シゲルピンクダイヤ(和田・渡辺薫)
▼最近の主な戦績
ターコイズS 3着
⇒1番人気を裏切る形で3着に敗れてしまった前走の【ターコイズステークス】。
だが、決して悲観する必要はなさそうだ。そのあたりは、レース後に鞍上・和田騎手が残したコメントを確認したい。
「ゲートは上手に出てくれました。フワフワするところがあるので、もう一列前に行きたかったですね。」
乗り方ひとつで、もっとやれたということ。それだけに、引き続き騎乗予定の鞍上は燃えているだろう。和田・渡辺薫のコンビで、今年は大仕事をしてほしい!
【Check Point】⇒コースや展開などの条件を問わずに、ある程度の力を出し切れる点こそが、この馬の大きな魅力。馬券を買いやすい馬だと思う。
▼参考レース ターコイズS 2019
【短評】2番ビーチサンバ(福永・友道)
▼最近の主な戦績
秋華賞 5着
⇒上でご紹介したシゲルピンクダイヤらと共に、昨年の牝馬三冠路線を盛り上げた一頭。
着順でいうと【桜花賞】と【秋華賞】の5着が最高だが、母フサイチエアデールという恵まれた血統背景もあるのか、結果以上に存在感が大きかった印象だ。
さて、これまでは、マイル以上の距離しか走ったことがないが、常に確実に好位を確保できるスピードの持ち主だけに、むしろ短い距離は合うのではないだろうか。
新しい一面が見られそうで、非常に楽しみだ。
【Check Point】⇒前走から約4ヶ月ぶりということで、決して楽なローテーションではない。だが、ここを目標に乗り込まれたようで、調教を見る限りは仕上がっている印象だ。
▼参考レース 秋華賞 2019
京都牝馬ステークス 2020【予想】のCheck Point
人気馬の信頼度(5段階) | ★★★ 上位拮抗 |
3連単 予想配当 | 5万馬券以上 |
3連単 平均配当(直近5年) | 89万6,502円 |
展開 | スロー~ミドル・好位~中団向き |
さて、攻略に向けての詳しい話の前に。
今回はじめて、キングスポーツのコラムをご覧下さる方もいらっしゃると思う。
そういった方のために
をさせていただこうと思う。ぜひご覧いただきたい。
既に知っているよというあなたが、自己紹介を飛ばして後半へいってほしい!
キングスポーツとは!?
はじめまして!私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。 当ページをご覧を頂き、ありがとうございます!!
自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう?
おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。
レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。
そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。
・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか??
・予想はできたけど、最終的に「どの券種に、いくら買うのか?」といった最終決断が出ていましたか?
ハッキリと申し上げましょう。
一度でもキングスポーツをご利用いただければ、もう二度とそういった思いはさせません。
なぜなら!
私たちキングスポーツは、
✓勝負レースは1日2鞍のみ
✓馬連 6点
✓3連単60点(3連複なら25点)
上記の券種に「予算1万円」を使って、正々堂々と勝負しています。
このように「いくら使って、結果はどうだったのか?」を毎週正直にお伝えしてきたからこそ、創業39年という信頼の積み重ねが存在しているのだと思っております。
最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする
重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく
「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ(結論に至ったプロセス)」
を惜しみなくお知らせしています。
自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり
「教わる側」ではなく「教えられる側」
の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。
馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ!
ちなみに
プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感
も強調させてください。
長くなってしまいましたが、最後に改めて。
キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます!
どうか、ひとりで悩まないでください。
私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう!!!
自己紹介はここまでにして、攻略に向けての話にいこう。
本来ならレース単体のデータを調べたいところだが、実は2016年から距離が変更になっている。(1600M⇒1400Mへ)
そのため、過去のデータを調べても、あまり意味がないと考えた。
そこで今回は、レース単体ではなく「芝1400M」に特化する形で調べたい。
具体的には、3勝クラス以上、年齢は問わずの芝1400M戦(直近10年)が対象だ。
当然【京都牝馬ステークス】以外にも、この距離で行われるレースでは役立つ内容になっているはず。幅広く使っていただけると幸いだ。
尚、今回は厳選した2つのデータをご紹介する。
1)結果を出している脚質は?
まずは、京都芝1400Mにおける、直近10年の脚質別成績からご覧いただきたい。
京都芝1400M 脚質別成績(直近10年)
脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
平地・逃げ | 20- 11- 10- 63/ 104 | 19.2% | 29.8% | 39.4% |
平地・先行 | 25- 36- 34- 274/ 369 | 6.8% | 16.5% | 25.7% |
平地・中団 | 48- 44- 36- 421/ 549 | 8.7% | 16.8% | 23.3% |
平地・後方 | 11- 13- 24- 355/ 403 | 2.7% | 6.0% | 11.9% |
スピードの自慢の馬が積極的に逃げあるいは先行し、ペースが上がりやすい芝1400M戦。
やりあって潰れるのかと思いきや、勝率から複勝率まで全部門において「逃げ馬」がトップだった。
競馬に先入観は禁物だということの証明かもしれない。
特にマークの薄そうな伏兵の逃げ馬は、馬券には絡めたい。
2)最近絶好調のあの種牡馬が苦戦
続いて、血統について確認しよう。
以前から申し上げている通り、キングスポーツは「それぞれの馬には、それぞれの個性がある」と考える方であり、あまり血統を重視はしない。
だが、今回に関しては、少々気になる部分もあったので、ご紹介してみたい。
京都芝1400M 種牡馬勝率ランク(直近10年)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ロードカナロア | 5- 0- 1-12/18 | 27.8% | 27.8% | 33.3% |
ダンスインザダーク | 3- 1- 0-11/15 | 20.0% | 26.7% | 26.7% |
マツリダゴッホ | 4- 2- 3-13/22 | 18.2% | 27.3% | 40.9% |
サクラバクシンオー | 8- 4- 0-37/49 | 16.3% | 24.5% | 24.5% |
アグネスタキオン | 3- 0- 1-19/23 | 13.0% | 13.0% | 17.4% |
キングカメハメハ | 6- 7- 3-35/51 | 11.8% | 25.5% | 31.4% |
クロフネ | 3- 3- 5-16/27 | 11.1% | 22.2% | 40.7% |
アドマイヤムーン | 5- 2- 3-38/48 | 10.4% | 14.6% | 20.8% |
ディープインパクト | 10- 7-12-70/99 | 10.1% | 17.2% | 29.3% |
マンハッタンカフェ | 4- 5- 6-32/47 | 8.5% | 19.1% | 31.9% |
ダイワメジャー | 7-10- 5-62/84 | 8.3% | 20.2% | 26.2% |
ネオユニヴァース | 1- 1- 0-13/15 | 6.7% | 13.3% | 13.3% |
フレンチデピュティ | 1- 2- 1-12/16 | 6.3% | 18.8% | 25.0% |
シンボリクリスエス | 1- 0- 2-13/16 | 6.3% | 6.3% | 18.8% |
デュランダル | 1- 0- 2-13/16 | 6.3% | 6.3% | 18.8% |
ジャングルポケット | 1- 1- 2-13/17 | 5.9% | 11.8% | 23.5% |
フジキセキ | 2- 3- 3-30/38 | 5.3% | 13.2% | 21.1% |
ハーツクライ | 1- 1- 3-14/19 | 5.3% | 10.5% | 26.3% |
スウェプトオーヴァーボード | 1- 1- 3-15/20 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
グラスワンダー | 1- 1- 1-18/21 | 4.8% | 9.5% | 14.3% |
キンシャサノキセキ | 1- 1- 1-21/24 | 4.2% | 8.3% | 12.5% |
タイキシャトル | 1- 1- 1-23/26 | 3.8% | 7.7% | 11.5% |
ステイゴールド | 0- 3- 2-32/37 | 0.0% | 8.1% | 13.5% |
タニノギムレット | 0- 2- 1-15/18 | 0.0% | 11.1% | 16.7% |
まず強調したいのはロードカナロアの圧倒的な強さ!勝率27.8%は魅力的。
だが、それ以上に見逃せないのは「苦戦している種牡馬たち」!
ディープインパクト産駒に関しては「イメージ程は活躍していない程度」だろうが、、、
まず、昨年の年度代表馬リスグラシューの父でもあるハーツクライは、ここ京都芝1400Mで狙える種牡馬ではなさそう。
それ以上に、大変なことになっているのがステイゴールド産駒!
「37頭出走しての0勝」は
買ってはいけない種牡馬!!!
ぜひ、覚えておいてほしい。
それでは、最後にまとめ。
【京都牝馬ステークスに関するまとめ】
1➡勝率、連対率、複勝率の3部門全てで「逃げ馬」が断然の成績を残している!
2➡ロードカナロア産駒が大活躍!対照的にハーツクライ産駒は苦戦!ステイゴールド産駒は超大苦戦で「買ってはいけない」
これらを踏まえた上で!あなたならどのように勝負されるだろう?
尚、キングスポーツは1月の【愛知杯】でも馬連万馬券を射止めるなど、牝馬限定戦で絶好調!
迷われている方は、是非、牝馬限定戦に強い私たちにお任せいただきたい。
手応えあり!!
京都牝馬ステークス 2020 上位人気候補&予想オッズ
予想オッズ | 出走予定馬 | 騎手 | 厩舎 | 前走成績 |
---|---|---|---|---|
2.8 | サウンドキアラ | 松山 | 安達 | 京都金杯 1着 |
3.9 | シゲルピンクダイヤ | 和田 | 渡辺薫 | ターコイズS 3着 |
4.1 | ビーチサンバ | 福永 | 友道 | 秋華賞 5着 |
7.5 | ドナウデルタ | 北村友 | 石坂 | 石清水S 1着 |
10.2 | リナーテ | 武豊 | 須貝 | 京阪杯 5着 |
18.5 | アルーシャ | ルメール | 藤沢和 | ニューイヤーS 3着 |
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