このコラムでは【東京新聞杯 2020】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。
今年が「第70回」という伝統の重賞【東京新聞杯】。
1951年に創設された【東京杯】が前身で、当初の舞台は芝2400Ｍだったそうだ。
その後、数回の条件変更を経て、1984年より、現在の芝1600Ｍで行われている。
改めて申し上げるまでもなく、数々の名マイラーを輩出してきた。
例えば、昨年の優勝馬インディチャンプや、2005年の優勝馬ハットトリックなどは、同年のマイルＧ１を制覇している。
当然、今年も新たなスターの誕生に期待しつつ、馬券を射止めたい。
東京新聞杯 2020 枠順確定
2020年 2月 9日(日) 1回東京4日目 16頭 [15:45発走]
４歳以上・オープン・Ｇ３(別定)(国際)(特指) 芝1600m (D)
| 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | プリモシーン | 牝5 | *Ｍ．デム | 56 | (美)木村哲也 |
| 1 | 2 | ヴァンドギャルド | 牡4 | *福永祐一 | 56 | (栗)藤原英昭 |
| 2 | 3 | モルフェオルフェ | 牝5 | *江田照男 | 54 | (美)大江原哲 |
| 2 | 4 | クルーガー | 牡8 | *フォーリ | 57 | (栗)高野友和 |
| 3 | 5 | サトノアーサー | 牡6 | *田辺裕信 | 56 | (栗)池江泰寿 |
| B3 | 6 | レイエンダ | 牡5 | *丸山元気 | 57 | (美)藤沢和雄 |
| 4 | 7 | ケイデンスコール | 牡4 | *石橋脩 | 56 | (栗)安田隆行 |
| 4 | 8 | $スウィングビート | 牡5 | *大野拓弥 | 56 | (美)加藤征弘 |
| 5 | 9 | レッドヴェイロン | 牡5 | *ルメール | 56 | (栗)石坂正 |
| B5 | 10 | ロワアブソリュー | 牡7 | *吉田豊 | 56 | (栗)須貝尚介 |
| 6 | 11 | $キャンベルジュニア | 牡8 | *ミナリク | 56 | (美)堀宣行 |
| 6 | 12 | シャドウディーヴァ | 牝4 | *岩田康誠 | 54 | (美)斎藤誠 |
| 7 | 13 | クリノガウディー | 牡4 | *横山典弘 | 56 | (栗)藤沢則雄 |
| 7 | 14 | ゴールドサーベラス | 牡8 | *内田博幸 | 56 | (美)清水英克 |
| 8 | 15 | ケイアイノーテック | 牡5 | *津村明秀 | 58 | (栗)平田修 |
| 8 | 16 | ドーヴァー | 牡7 | *北村宏司 | 57 | (美)伊藤圭三 |
では、どういった考え方でレース攻略に挑むのか？
詳しい話の前に、まずは主な出走予定馬のご紹介から。
東京新聞杯 2020
レイエンダなど上位人気候補の解説
【短評】６番レイエンダ（丸山・藤沢和）
▼最近の主な戦績
マイルＣＳ 15着
⇒２走前の【富士ステークス】において、上がり３ハロン最速の脚を繰り出して堂々２着でゴール！
兄にレイデオロのいる良血がようやく花開いたかと思いきや、Ｇ１初挑戦となった前走【マイルチャンピオンシップ】では15着に沈んでしまった。
ファンの方からすれば悔しいだろうが、当時の鞍上ルメール（今回は丸山の予定）のコメントを聞く限り、さほど悲観することもないかもしれない。
「一番外の枠で、スローペースでしたし、直線に入って前まで15馬身くらい後ろになったので厳しかった。馬のコンディションは良かった」
ノーチャンスだけに、無理をさせすぎなかった部分もあると思う。その分、ここでは激走に期待！
【Check Point】⇒２走前の結果からもわかる通り、東京芝マイルコースはこの馬にとってはベストだろう。普通に回ってくることさえできれば、上位争いへ！
▼参考レース マイルチャンピオンシップ 2019
【短評】13番クリノガウディー（横山典・藤沢則）
▼最近の主な戦績
マイルＣＳ ７着
⇒【マイルチャンピオンシップ】は12番人気という低い評価だったが、終わってみれば７着でゴール！好位・中団あたりの追走から、直線でも渋太くまとめる形で、健闘を見せた。
だが、その結果以上に魅力を感じるのが、当時の鞍上・藤岡佑介騎手のコメントだ。
「上位とは瞬発力の差で離されたけど、もう少しタフな流れになっていたらと思います。来年に向けて十分、期待が持てるレースでした」
力のある馬の背中を数多く知っている実力派だからこそ感じた「期待」！今回、そしてこれからの成長が楽しみじゃないか！
【Check Point】⇒成長途上だった昨春以前をのぞけば、悪くても掲示板前後あたりではまとめ続けている。大崩れがないという意味で、馬券の軸としては面白いかもしれない。
【短評】１番プリモシーン（デムーロ・木村）
▼最近の主な戦績
マイルＣＳ 11着
⇒上でご紹介した２頭と同様に、この馬も前走で【マイルチャンピオンシップ】に出走し、本来の力を出し切れることなく、11着に惨敗している。
だが、原因はハッキリしている。やはりこの馬に関しても、レース後の鞍上コメント（当時はビュイック騎手）を確認しておいた方が良さそうだ。
「勝ち馬を目の前に見て理想的なレース。ただ、４コーナーはゴチャついて馬の気難しい面が出ました。それまでうまく運べただけに残念です」
繊細な牝馬だけに、常に力を出しきれないリスクははらんでいるが、それでもハマった時の底力は一級品だ！
【Check Point】⇒東京マイルコースとの相性の良さは【ヴィクトリアマイル】２着などから証明済み！立て直されての激走の可能性は十分にある。
東京新聞杯 2020【予想】のCheck Point
| 人気馬の信頼度（5段階） | ★★ 波乱あり |
| 3連単 予想配当 | 5万馬券以上 |
| 3連単 平均配当（直近５年） | 11万4,028円 |
| 展開 | ミドル・中団向き |
さて、上の３頭をご覧いただければおわかりの通り、今年の【東京新聞杯】には、飛び抜けた実力馬・実績馬は出走しない。
直近５年の３連単平均配当が11万馬券を超えるなど、元々「荒れるレース」として知られてきた重賞だが、今年もそれに続く可能性は十分にある。
こういった時こそ
穴のキングスポーツの出番
だと自負している。
攻略に向けての「３つのポイント」をご用意したので、後半でご紹介したい。
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さて、ポイントの話にいこう。
「予想通り」という内容も「意外」という内容もあるかもしれないが、いずれにせよ、レース攻略には非常に重要な部分だと私たちは考える。
ぜひ、頭に入れておいていただきたい。
まずは「年齢別成績」から。
１）年齢別成績を確認しておきたい
まずは【東京新聞杯】の年齢別成績だ。
直近10年を対象として調べた。早速ご覧いただきたい。
東京新聞杯 年齢別成績（直近10年）
| 年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| ４歳 | 5- 4- 3- 26/ 38 | 13.2% | 23.7% | 31.6% |
| ５歳 | 1- 4- 6- 27/ 38 | 2.6% | 13.2% | 28.9% |
| ６歳 | 4- 1- 0- 29/ 34 | 11.8% | 14.7% | 14.7% |
| ７歳 | 0- 1- 1- 28/ 30 | 0.0% | 3.3% | 6.7% |
| ８歳 | 0- 0- 0- 8/ 8 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
年齢別成績を調べると、大抵の場合４＆５歳あたりがトップで、年齢が上がるにつれて数字が下がっていくものだが、何と【東京新聞杯】では５歳馬が苦戦！
勝率2.6％は、かなり厳しい数字だ。
対して６歳馬の勝率は４歳世代にも見劣りしない11.8％だ！
勢いのある４歳馬、厳寒期ゆえに経験が活きそうな６歳馬。
その両世代に挟まれる形で、５歳馬は苦戦しているのだろうが、、、
ちなみに、上でご紹介したレイエンダ、プリモシーン、また同じく上位人気候補の『レッドヴェイロン（ルメール）』あたりは５歳馬だということをご紹介しておきたい。
２）４コーナーの位置取りが重要に
続いて「４コーナーの位置取り別成績」をご紹介しておきたい。
| ４角位置 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 7番手以内 | 9– 6- 7- 54/ 76 | 11.8% | 19.7% | 28.9% |
直近10年の勝ち馬のうち９頭は、４角を７番手以内で通過した馬たちなのだ。
少なくとも中団より前でレースを運べなければ勝負にならないということ。
今回の出走各馬にも、様々な脚質の馬がいるので、皆様にもチェックをオススメする。
「有利な馬」「苦戦しそうな馬」が見えてくるぞ！
３）上がり３ハロンに注目
この項目は、上でご紹介した「４コーナーの位置取り」に関連する内容だ。
早速だが、直近10年の上がり３ハロンの順位別成績をご紹介したい。
東京新聞杯 上がり３ハロンの順位別成績（直近10年）
| 脚質上り | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 3F １位 | 0- 3- 0- 8/ 11 | 0.0% | 27.3% | 27.3% |
| 3F ２位 | 2- 2- 2- 6/ 12 | 16.7% | 33.3% | 50.0% |
| 3F ３位 | 0- 0- 3- 6/ 9 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
| 3F ～５位 | 6- 3- 1- 10/ 20 | 30.0% | 45.0% | 50.0% |
| 3F ６位～ | 2- 2- 4- 88/ 96 | 2.1% | 4.2% | 8.3% |
上でご紹介した「２)」の内容から、後方待機馬には苦しいレースであることがおわかりいただけたと思うが、何と、上がり最速タイムをマークした馬（つまり後方待機の可能性が高い差し脚自慢）が、１勝も挙げられていないのだ！
細かく調べた訳ではないが、上がり最速をマークした馬が全く勝てていないレースは、他にないのではないか。
上がり３ハロンで使える脚というのは、競走馬の能力にとっての大きな指標のひとつ。
それが、このレースの「１着馬」に関して言えば、全く参考にならないのだ。
ご注意いただきたい。
それでは、最後にまとめ。
【東京新聞杯に関するまとめ】
１➡まさか？５歳馬の勝率が僅か2.6％！レイエンダ、プリモシーンらが該当
２➡直近10年の勝ち馬のうち９頭は「４角７番手以内」
３➡上がり３ハロンで最速タイムをマークした馬が１勝もできていない
これらを踏まえた上で！あなたならどのように勝負されるだろう？
キングスポーツは
手応えあり
だとハッキリと申し上げておく。共に勝負しようじゃないか！
東京新聞杯 2020 上位人気候補＆予想オッズ
| 予想ｵｯｽﾞ | 出走予定馬 | 騎手 | 厩舎 | 前走成績 |
|---|---|---|---|---|
| 4.9 | レイエンダ | 丸山 | 藤沢和 | マイルＣＳ 15着 |
| 5.9 | クリノガウディー | 横山典 | 藤沢則 | マイルＣＳ 7着 |
| 6.6 | プリモシーン | デムーロ | 木村 | マイルＣＳ 11着 |
| 6.8 | レッドヴェイロン | ルメール | 石坂正 | キャピタルＳ 2着 |
| 7.2 | ヴァンドギャルド | 福永 | 藤原英 | ウェエルカムＳ 1着 |
| 11.5 | ドーヴァー | 北村宏 | 伊藤圭 | 京都金杯 7着 |
キングスポーツとは！？
はじめまして！私たちは1981年の創業以来、39年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。 当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！
自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？
おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。
レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。
そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。
・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか？？
・予想はできたけど、最終的に「どの券種に、いくら買うのか？」といった最終決断が出ていましたか？
ハッキリと申し上げましょう。
一度でもキングスポーツをご利用いただければ、もう二度とそういった思いはさせません。
なぜなら！
私たちキングスポーツは、
✓勝負レースは１日２鞍のみ
✓馬連 6点
✓３連単60点（3連複なら25点）
上記の券種に「予算１万円」を使って、正々堂々と勝負しています。
このように「いくら使って、結果はどうだったのか？」を毎週正直にお伝えしてきたからこそ、創業39年という信頼の積み重ねが存在しているのだと思っております。
最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする
重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく
「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ（結論に至ったプロセス）」
を惜しみなくお知らせしています。
自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり
「教わる側」ではなく「教えられる側」
の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。
馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！
ちなみに
プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感
も強調させてください。
長くなってしまいましたが、最後に改めて。
キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。
私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！
