京都大賞典 2022【予想/穴馬】枠順確定→「なぜ、毎年荒れるのか？」ボッケリーニ、アイアンバローズら有力馬の解説も

2022年10月9日

6275

2021100910-1 — 京都大賞典 2022 伝統の重賞。今年はどうなる！？

✔️チェックポイント

このコラムでは【京都大賞典 2022】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

京都大賞典 2022 枠順確定

2022年10月10日(月)　4回阪神3日目　14頭　[15:35発走]
【１１Ｒ】　第57回京都大賞典
３歳以上・オープン・Ｇ２(別定)(国際)(指定)　芝2400m・外 (A)

枠	番	馬名	性齢	替騎手	斤量	調教師
1	1	アフリカンゴールド	セ7	国分恭介	57	(栗)西園正都
2	2	ボッケリーニ	牡6	浜中俊	57	(栗)池江泰寿
3	3	アリストテレス	牡5	*鮫島克駿	56	(栗)音無秀孝
3	4	ヒンドゥタイムズ	セ6	*団野大成	56	(栗)斉藤崇史
4	5	レッドガラン	牡7	岩田康誠	56	(栗)安田隆行
4	6	アイアンバローズ	牡5	*岩田望来	56	(栗)上村洋行
5	7	キングオブドラゴン	牡5	*川田将雅	56	(栗)矢作芳人
B5	8	ディアスティマ	牡5	*北村友一	56	(栗)高野友和
6	9	$ユニコーンライオン	牡6	坂井瑠星	56	(栗)矢作芳人
6	10	ヴェラアズール	牡5	*松山弘平	56	(栗)渡辺薫彦
B7	11	ウインマイティー	牝5	和田竜二	54	(栗)五十嵐忠
7	12	マイネルファンロン	牡7	Ｍ．デム	56	(美)手塚貴久
8	13	ディバインフォース	牡6	池添謙一	57	(栗)寺島良
8	14	ディアマンミノル	牡5	荻野極	56	(栗)本田優

今週から阪神競馬が開幕

例年だと【スプリンターズステークス】の終了と同時に

「秋の東京＆京都競馬が開幕！」

と盛り上がるところだが、相変わらずの改修工事のため、今年は阪神開催となった。

京都と阪神は、同じ関西地区の競馬場とはいえ、特徴は全く違う。

改めて申し上げるまでもないだろうが、そもそも直線の坂の有無に違いがある。

また、坂に限らず、全体的に見ても「軽さとキレ」が求められる京都に対して「底力」が求められると言われるのが阪神だ。

それだけに「例年の10月の感覚」で阪神を予想すると、大変なことになるだろう。

尚、コラムの後半では「阪神で役立つデータ」を掲載している。

ぜひ、予想の参考になさっていただきたい。

京都大賞典のイメージは？

では、ここからは具体的なレースの話に移りたい。

皆様は【京都大賞典】という重賞に対して、どういったイメージをお持ちだろうか？

まずは何と言っても「大一番へ向けてのステップ重賞」ということになると思う。

だが、それ以上に見逃してはいけないのは

「かなり伏兵が台頭している重賞」

という部分だ。

同日に行われる【毎日王冠】が、毎年のように上位人気サイドで決着するのとは対照的。

例えば昨年は、９番人気のマカヒキが優勝を収めた。また、３年前などは３連単で181万馬券の大荒れの決着となり、衝撃を受けた競馬ファンも多いだろう。

では、どうして【京都大賞典】は一筋縄ではいかないのか？

立ち位置が難しい重賞に

荒れる理由は「各馬の仕上げの違い」にあると私たちは考える。

仮にあなたが【天皇賞秋】を本気で目指す実績馬のオーナーだとしたら、どのレースを叩き台に使うだろう？

そう問われたら、恐らく大半の方が【毎日王冠】と答えると思う。

舞台は同じ東京、距離も近い。

そして【天皇賞秋】を目指しての【毎日王冠】出走となる以上、ある程度形を作るためにも、それなりの仕上げをするはずだ。

つまり、凡走の可能性は低い。

参考⇒毎日王冠 2022 狙い

毎日王冠 2022【予想/穴馬】枠順確定！レイパパレやポタジェなど出走予定！キーワードは「ヒモ荒れを諦めるな」

このコラムでは【毎日王冠 2022】の攻略ポイント＆主な出走馬の解説をご紹介します。

pc.3448.jp

2022-10-08 17:00

だが【京都大賞典】はそうではないのだ。

キングのキーワード
⇒各馬の目標を見極めろ！！

かつてはここから【天皇賞秋】という馬もいたが・・・。

今はどちらかと言えば「ここが最大目標の馬」か「同じ距離のジャパンカップを見据えての出走」という馬が増えている印象。

そして後者の場合は大目標まで時間があるため、どうしても仕上げに余裕がでる。

そういった馬が苦しみ、波乱が生まれるのだとみている。

もちろん、今年もその可能性大だと考えている！

実際に、今年の出走予定馬の調教もチェックしているが、やはり馬によって仕上がりにバラツキがあるように思える。

ましてや、冒頭でも記したように、今年の舞台はタフな阪神。

余計に仕上がりの差がレースに及ぼす影響は大きくなるに違いない。

こうした点を踏まえて、勝負に挑む必要があるのだ！

さあ、狙いはどの馬だ？

ちなみに、この後主な出走予定馬を３頭ほどご紹介するが、、、

ご覧いただければおわかりの通り、飛び抜けた馬は不在。当然、何が起こるかわからない。

さあ、こういった中で、皆様ならどの馬を指名するだろう？

尚、秋競馬好調のキングスポーツ、せっかくの穴のチャンスを逃すつもりはない！

お任せいただければ

有料会員様だけに「☆穴馬＆最終的な指定買い目＆解説」をご提供！

ぜひ、ご検討いただきたい。

↓↓今すぐご利用OK↓↓

後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。

ぜひ、参考になさってほしい。

その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。

京都大賞典 2022
上位人気候補の２頭を解説

【短評】２番ボッケリーニ（浜中・池江泰）

▼最近の主な戦績
目黒記念　１着
⇒20年に【中日新聞杯】を優勝して以来の重賞２勝目！これまでレベルの高い戦い戦いで安定した成績を残してきた点から、６歳になりながらも地力は衰えていない。

特に注目すべき重賞は２走前の【日経賞】！後に【天皇賞（春）】を圧勝するタイトルホルダーを相手に0.1秒差の２着。上がりタイムも最速をマークしており、天皇賞春に出てきても面白い存在だったと感じていた。前走の勢いで３つ目のタイトルへ向けていざ勝負！

【Check Point】⇒兄は【宝塚記念】＆【天皇賞・秋】を制覇したラブリーデイ！まだまだ衰えは感じないし、能力は高い。ここを勝利してＧ１出走を目指していきたい。

▼参考レース　目黒記念

【短評】６番アイアンバローズ（石橋・上村）

▼最近の主な戦績
阪神大賞典２着
⇒【ステイヤーズＳ】や【阪神大賞典】で２着の実績に加えて２走前のＧ１【天皇賞・春】では５着に大健闘。春のビッグレースで活躍してきただけに秋も飛躍に期待がかかる。

ちなみに【阪神大賞典】は前半で折り合いを欠き、首を上げるシーン。それでも、勝ったディープボンドにわずか３／４馬身差の２着と中身は濃かった。「最初のコーナーで他馬にこすられた時に力んでしまいました。あれは痛かった。でも、休み明けで余裕残しでの仕上げでしたからね。それを考えればいい内容で走ってくれました」とあり、まともに走れば重賞制覇はもうすぐだ！

【Check Point】⇒3000m以上の成績にばかり目がいくが、昨年は２勝クラス＆３勝クラスと連勝したのが芝2400m！上がり最速をマークしたように開幕週の時計勝負は大歓迎！

▼参考レース　阪神大賞典

京都大賞典 2022【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度（5段階）	★★★　上位混戦
3連単予想配当	５万馬券以上
3連単平均配当（直近５年）	41万2,120円
展開	ミドル⇒好位～中団向き

尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。

ぜひ、ご確認いただきたい。

私たち「キングスポーツ」とは！？

はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！

自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？

おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。

レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。

そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。

・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか？？

キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。

具体的には

「馬連か？３連単か？３連複か？買うべき券種について明確に結論を出した上で、指定買い目をご提供している」

ということです。

スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。

それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。

その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。

私たちが推奨する券種は

「儲けるための券種＆買い方」

です。

最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする

また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく

「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ（結論に至ったプロセス）」

を惜しみなくお知らせしています。

自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり

「教わる側」ではなく「教えられる側」

の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。

馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！

ちなみに

プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感

も強調させてください。

長くなってしまいましたが、最後に改めて。

キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。

私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！

京都大賞典 2022 攻略データ

前半でもご紹介したように、未だ京都競馬場は工事中のため、今年も【京都大賞典】の舞台は阪神芝2400Ｍ。

そのため、例年（京都芝2400Ｍ）のデータは参考にできない。

そこで、今回の舞台となる阪神芝2400Ｍに注目した。

直近５年、この舞台で行われた全95レースを対象にチェック。

特に、後半でご紹介する「種牡馬勝率ランク」などは、今回に限らず阪神芝2400Ｍを予想する際には使用できる内容になっている。

ぜひ、参考になさっていただきたい。

１）４角位置別の成績は？

早速、データをご紹介していこう。

阪神芝2400Ｍ　4角位置取り別成績（直近５年）

４角位置	着別度数	勝率	連対率	複勝率
４角1番手	15- 10- 12- 57/ 94	16.0%	26.6%	39.4%
2番手以内	38- 26- 25-128/217	17.5%	29.5%	41.0%
3番手以内	53- 43- 38-200/334	15.9%	28.7%	40.1%
4番手以内	65- 58- 46-259/428	15.2%	28.7%	39.5%
5番手以内	77- 71- 58-344/550	14.0%	26.9%	37.5%
7番手以内	85- 84- 80-448/697	12.2%	24.2%	35.7%
10番手以内	93- 92- 92-611/888	10.5%	20.8%	31.2%

阪神芝外回りコースは直線約470Ｍと長い。

また、直線は前半下りながらラストで急に上るというタフな形状。

その分、皆が警戒してしまい

「ペースが上がりにくい＝前が粘りやすい」

ということなのだろうか。

データからもわかるように、４角３番手以内の馬が、全95頭のうちの半分以上！

基本的には、前で勝負できる馬を中心に考えたい。

２）馬番別の成績は？

こちらもデータをチェック！

阪神芝2400Ｍ　馬番別の成績（直近５年）

馬番	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１番	7- 12- 6- 69/ 94	7.4%	20.2%	26.6%
２番	12- 9- 8- 64/ 93	12.9%	22.6%	31.2%
３番	15- 13- 11- 54/ 93	16.1%	30.1%	41.9%
４番	15- 15- 16- 48/ 94	16.0%	31.9%	48.9%
５番	5- 6- 9- 74/ 94	5.3%	11.7%	21.3%
６番	7- 8- 7- 70/ 92	7.6%	16.3%	23.9%
７番	8- 3- 10- 71/ 92	8.7%	12.0%	22.8%
８番	8- 5- 8- 65/ 86	9.3%	15.1%	24.4%
９番	7- 7- 5- 50/ 69	10.1%	20.3%	27.5%
10番	5- 5- 6- 38/ 54	9.3%	18.5%	29.6%
11番	4- 3- 6- 29/ 42	9.5%	16.7%	31.0%
12番	0- 2- 2- 25/ 29	0.0%	6.9%	13.8%
13番	0- 1- 1- 21/ 23	0.0%	4.3%	8.7%
14番	0- 1- 0- 15/ 16	0.0%	6.3%	6.3%
15番	1- 3- 0- 6/ 10	10.0%	40.0%	40.0%
16番	0- 0- 0- 11/ 11	0.0%	0.0%	0.0%
17番	0- 0- 0- 4/ 4	0.0%	0.0%	0.0%
18番	1- 0- 0- 2/ 3	33.3%	33.3%	33.3%

馬番によってサンプル数が違うので、大事なのは「率」

その点に注目すると、やはり内側の３番＆４番が素晴らしい。

１番＆２番も悪くないが、揉まれやすくなる分、３番＆４番と比べると少し数字が落ちるのかも。

ただ、いずれにせよ、タフなコースだけに無用な距離ロスは避けたい。

したがって「まずは内枠に注目」という考え方が妥当だろう。

３）種牡馬の勝率ランクは？

阪神芝2400Ｍ　種牡馬勝率ランク（直近５年・最低出走10回）

種牡馬	着別度数	勝率	連対率	複勝率
スクリーンヒーロー	3- 0- 0- 7/ 10	30.0%	30.0%	30.0%
エピファネイア	6- 2- 3- 11/ 22	27.3%	36.4%	50.0%
ワークフォース	4- 3- 1- 11/ 19	21.1%	36.8%	42.1%
キングカメハメハ	7- 6- 4- 25/ 42	16.7%	31.0%	40.5%
ルーラーシップ	10- 2- 7- 51/ 70	14.3%	17.1%	27.1%
ディープインパクト	17- 18- 15- 70/120	14.2%	29.2%	41.7%
オルフェーヴル	5- 5- 4- 25/ 39	12.8%	25.6%	35.9%
ジャスタウェイ	2- 4- 1- 9/ 16	12.5%	37.5%	43.8%
キズナ	2- 1- 2- 11/ 16	12.5%	18.8%	31.3%
ハーツクライ	8- 9- 8- 57/ 82	9.8%	20.7%	30.5%
ステイゴールド	4- 9- 4- 39/ 56	7.1%	23.2%	30.4%
ドリームジャーニー	1- 3- 1- 11/ 16	6.3%	25.0%	31.3%
エイシンフラッシュ	1- 0- 4- 15/ 20	5.0%	5.0%	25.0%
ブラックタイド	1- 1- 3- 17/ 22	4.5%	9.1%	22.7%
マンハッタンカフェ	1- 1- 4- 23/ 29	3.4%	6.9%	20.7%
ハービンジャー	1- 3- 4- 37/ 45	2.2%	8.9%	17.8%
ジャングルポケット	0- 2- 3- 11/ 16	0.0%	12.5%	31.3%
ゼンノロブロイ	0- 2- 2- 16/ 20	0.0%	10.0%	20.0%
ゴールドシップ	0- 2- 1- 7/ 10	0.0%	20.0%	30.0%
ドゥラメンテ	0- 1- 1- 8/ 10	0.0%	10.0%	20.0%