クイーンカップ 2018【出馬表】最新有力馬情報など2/11(日)更新
2018年 2月12日(月) 1回東京6日目 16頭 [15:45発走]
第53回 デイリー杯クイーンカップ (馬連5%UP)
3歳・オープン・G3(別定)(牝)(国際)(特指) 芝1600m (D)
枠 | 番 | 馬名 | 替 騎手 | 斤量 | 単勝 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ナラトゥリス | 菱田裕二 | 54 | 27.0 |
1 | 2 | フィニフティ | *川田将雅 | 54 | 7.8 |
2 | 3 | アトムアストレア | *横山典弘 | 54 | 101.5 |
2 | 4 | ハトホル | 吉田隼人 | 54 | 57.6 |
3 | 5 | ソシアルクラブ | *岩田康誠 | 54 | 15.1 |
3 | 6 | テトラドラクマ | *田辺裕信 | 54 | 9.8 |
4 | 7 | キャッチミーアップ | *柴田大知 | 54 | 95.3 |
4 | 8 | ロフティフレーズ | 内田博幸 | 54 | 151.7 |
5 | 9 | アルーシャ | ルメール | 54 | 11.5 |
5 | 10 | マウレア | 戸崎圭太 | 54 | 4.8 |
6 | 11 | ライレローズ | 北村宏司 | 54 | 59.8 |
6 | 12 | レッドベルローズ | *福永祐一 | 54 | 11.9 |
7 | 13 | ツヅミモン | *M.デム | 54 | 3.6 |
7 | 14 | オハナ | 石橋脩 | 54 | 9.3 |
8 | 15 | モデレイト | *武豊 | 54 | 11.5 |
8 | 16 | マルターズルーメン | 柴田善臣 | 54 | 89.8 |
2018年2月11日 10:15現在
1966年の創設以来、今年で53回目を迎える伝統の重賞。
牡馬顔負けの活躍を見せたヒシアマゾンや、オークス馬ウメノファイバーなど、数多く名牝馬を輩出してきた。
さて、牡馬の【共同通信杯】が、今やクラシック路線における最重要ステップレースとなりつつあることはリンク先でも紹介している通りだが、コチラ、牝馬の【クイーンカップ】も、近年の活躍馬という意味では全くヒケをとらない。
近年、クラシックウイナーこそ出ていないが、例えば2012年の勝ち馬ヴィルシーナは、クラシックこそ惜敗が続いたものの、G1【ヴィクトリアマイル】を連覇するまでに成長した。
また、一昨年の勝ち馬メジャーエンブレムは、牡馬相手の【NHKマイルC】を優勝。また、昨年の2着馬アエロリットは、メジャーエンブレムと同じく【NHKマイルC】を制している。
【クイーンカップ 2018】活躍馬達の共通点とは?
実は、彼女達3頭をはじめ、このレースの勝ち馬や好走馬にしばしば見られるのが、自慢のスピードを活かし、早めに好位(あるいは先頭)を確保して道中を進み、直線では力の違いで他馬をねじ伏せる!というスタイルだ。
この時期の3歳牝馬にとって、広く直線の長い東京コースがタフであることは改めて語るまでもないが、そんな舞台をスピードの違いでアッサリとねじ伏せるのだから「本物」ということなのだろう。
では、今年の出走馬達の評価は?続きは主な出走馬紹介の後で。
クイーンカップ 2018 上位人気候補 2018/2/3 現在
?⑩マウレア(戸崎圭太・手塚厩舎)
▼昨年の主な戦績
阪神JF(3着)
?非常にハイレベルだった前走のG1【阪神ジュベナイルフィリーズ】で3着に!優勝したラッキーライラックとの追い比べには敗れたものの、堂々の末脚で健闘した。姉のアユサンが桜花賞を勝っている血統背景から、大きな期待を集めていた良血だが、今のところ期待に違わぬ活躍、実力を見せている。
前走は阪神への遠征だったが、今回は新馬戦&500万の【赤松賞】を勝っている得意の東京マイルで戦える。デキも良さそうだし、好走してクラシックへ!
▼参考レース 阪神JF
?⑬ツヅミモン(Mデムーロ・藤岡厩舎)
▼昨年の主な戦績
シンザン記念(2着)
?前走は果敢にも牡馬相手の重賞【シンザン記念】にチャレンジ。同じく牝馬の怪物・アーモンドアイには敗れたものの、既に重賞を勝っているカシアスらに先着する形で2着に激走したのだから、この馬も世代トップクラスの力を備えていることは間違いないだろう。
その【シンザン記念】、そして快勝を収めた2走前の新馬戦もそうだったように、好位確保からの早め抜け出しがこの馬のスタイル。開催3週目となるだけに、前有利から、多少変化が出てくるかもしれない、東京の芝をどう見抜くか!これも勝負のカギとなる。
▼参考レース シンザン記念
?⑫レッドベルローズ(福永祐一・鹿戸雄厩舎)
▼昨年の主な好走
フェアリーS(3着)
?何と言っても、高く評価すべきは前走の重賞【フェアリーS】だろう。結果的には3着に終わっている。だが、4角10番手から大外を回される距離ロスが、豪快に末脚を伸ばした姿からは力強さを感じた。
前走の舞台だった中山は、不器用なこの馬向きではなかったが、新馬戦を快勝している広い東京なら、本来の力を発揮できるに違いない。
▼参考レース フェアリーS
クラシック本番のヒントを届ける!
改めて語るまでもないが、ここを勝った馬は【阪神JF】の1&2着馬であるラッキーライラック&リリーノーブル、そして先日の【シンザン記念】を制したアーモンドアイと共に、大一番【桜花賞】の主役候補となるに違いない。
今年の出走馬は、有力と言われている面々だけではなく
かなりの好素質馬が揃っているなという印象を受けている。
それだけに、単にこのレースの勝ち負けだけではない。【桜花賞】など、先まで見据えた上で、勝負馬券の決断を下すつもりだし、今年のクラシック路線のヒントを皆様にお届け出来たらと考えている。期待して頂きたい。
クイーンカップ 2018 に役立つデータなど
【東京芝1600M(2&3歳限定)で買える騎手とは】
【クイーンC】の舞台である「東京芝1600M」で有利な枠を調べてみた。対象は2013年1月~先週までの約5年間。敢えて「2&3歳戦限定」で調べてみた。
言うまでもなく、古馬と比べれば経験の浅さ故、若さを見せることも少なくない。それだけ、騎手にとっても乗り難しい筈だ。そんな中で結果を残している騎手であれば、その実力を信頼できると考えた。
結果は下記データの通り。実は、同様のデータを東京芝1800Mでも調べたが、戸崎・ルメール・北村宏司は、そちらでも上位に絡んでいた。条件を問わずに「上手い騎手は上手い」ということだろう。
東京芝1600M 勝利数 騎手ランク(2&3歳戦限定)
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
戸崎圭太 | 21- 14- 10- 93/138 | 15.2% | 25.4% | 32.6% |
ルメール | 18- 11- 3- 30/ 62 | 29.0% | 46.8% | 51.6% |
北村宏司 | 17- 18- 10- 98/143 | 11.9% | 24.5% | 31.5% |
横山典弘 | 17- 7- 10- 81/115 | 14.8% | 20.9% | 29.6% |
蛯名正義 | 16- 9- 12- 77/114 | 14.0% | 21.9% | 32.5% |
三浦皇成 | 15- 9- 4- 66/ 94 | 16.0% | 25.5% | 29.8% |
内田博幸 | 14- 9- 8- 99/130 | 10.8% | 17.7% | 23.8% |
田辺裕信 | 8- 14- 21- 87/130 | 6.2% | 16.9% | 33.1% |
柴山雄一 | 8- 5- 6- 56/ 75 | 10.7% | 17.3% | 25.3% |
柴田善臣 | 7- 6- 8- 82/103 | 6.8% | 12.6% | 20.4% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.28
ソート:着別度数順
【東京芝1600M(2&3歳戦限定)で買える種牡馬とは?】
次は種牡馬だ。対象は2013年1月~先週までの約5年間。
こちらも、2&3歳戦限定で調べてみた。早い時期から産駒が活躍を見せる、良い意味で「早熟な種牡馬」と言えるだろう。
東京芝1800Mと同じくディープインパクトはやはり1位。一方、東京1800Mでは7位だったダイワメジャーがこちらでは2位に浮上!やはり彼自身の本質はマイラーなのだろう。そして、その特徴は産駒にしっかりと伝わっている。
東京芝1600M 勝利数 種牡馬ランク(2&3歳戦限定)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 |
---|---|---|---|
ディープインパクト | 38- 22- 19-104/183 | 20.8% | 32.8% |
ダイワメジャー | 16- 16- 17- 94/143 | 11.2% | 22.4% |
ハーツクライ | 14- 8- 5- 88/115 | 12.2% | 19.1% |
ステイゴールド | 12- 8- 13- 85/118 | 10.2% | 16.9% |
キングカメハメハ | 9- 11- 5- 73/ 98 | 9.2% | 20.4% |
ネオユニヴァース | 8- 9- 11- 68/ 96 | 8.3% | 17.7% |
クロフネ | 8- 5- 2- 44/ 59 | 13.6% | 22.0% |
ロードカナロア | 6- 1- 2- 7/ 16 | 37.5% | 43.8% |
マツリダゴッホ | 5- 7- 5- 67/ 84 | 6.0% | 14.3% |
ハービンジャー | 5- 3- 8- 38/ 54 | 9.3% | 14.8% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.28
ソート:着別度数順
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【競馬予想ガイド】大差勝ちした馬の次走を調べてみた!!
競馬ファンは、馬柱の前走1着やレコード勝ちに目を奪われる。私たちだってそうだ。どんなレースであろうとも「前走1着の勢い」は無視できないというのは大いに賛同できる「買いの材料」だ。
ましてや3馬身以上の「大勝」を収めた実力馬となれば尚更ではないだろうか。
ということで、2着馬に大差を付けた馬の次走はどうなのか??その真相を探るべく直近5年間において、3馬身以上の圧勝を収めた馬の次走の成績を調べてみた!まずは以下、その成績をご覧頂きたい!!!
3馬身以上の圧勝した馬の次走成績(直近5年間)
クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
500万下 | 107- 70- 69-446/692 | 15.5% | 25.6% | 35.5% |
1000万下 | 55- 41- 26-219/341 | 16.1% | 28.2% | 35.8% |
1600万下 | 16- 13- 3- 49/ 81 | 19.8% | 35.8% | 39.5% |
OPEN特別 | 17- 15- 9- 66/107 | 15.9% | 29.9% | 38.3% |
G3 | 12- 14- 4- 59/ 89 | 13.5% | 29.2% | 33.7% |
G2 | 1- 2- 1- 13/ 17 | 5.9% | 17.6% | 23.5% |
G1 | 1- 0- 1- 2/ 4 | 25.0% | 25.0% | 50.0% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.21
さて、上表を見て、どのように感じただろうか??
想像したイメージとは違かったのでは?
「案外、鉄板じゃないんだな・・・」と思われたのではないだろうか。ということで、私たちキングスポーツの結論から伝えると
「圧勝した馬は、まず疑え、そして調べよ!」
である。競馬予想において「先入観は悪、思い込みは罪」なのだ。
例えば、【未勝利戦】で3馬身の圧勝、その勝ち馬が次走500万クラスへの昇級戦となれば、誰もが疑わないで相手探しとなりやすい。そこに穴の盲点が生まれる。今回のデータを見ても分かる通り、前走圧勝の経緯があり、その断然人気に支持される人気馬が、統計上65%の確率で4着以下に消えた時のことを考えた方が、俄然面白いと思うのは私だけではないはず。
高配当は、穴馬を見つけるだけでは決してない。「人気馬の取り捨て」もまた穴馬券を射止めるために必要な要素なのだ!
穴のキングスポーツの格言
圧勝した馬の次走は、まず疑うべし!
参考になりましたら ツイッターのフォローやリツイート、「♥」して頂けたら「あなたの運気がグングン上がりますよ?」
【おまけ】芝・ダートでの違いは??
(芝)3馬身以上の圧勝した馬の次走成績(直近5年間)
クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
500万下 | 23- 15- 20-102/160 | 14.4% | 23.8% | 36.3% |
1000万下 | 16- 5- 7- 41/ 69 | 23.2% | 30.4% | 40.6% |
1600万下 | 5- 5- 0- 17/ 27 | 18.5% | 37.0% | 37.0% |
OPEN特別 | 9- 8- 5- 45/ 67 | 13.4% | 25.4% | 32.8% |
G3 | 12- 13- 4- 49/ 78 | 15.4% | 32.1% | 37.2% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.21
限定条件:芝のみ
レース一覧・次走成績一覧
(ダ)3馬身以上の圧勝した馬の次走成績(直近5年間)
クラス | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
500万下 | 84- 55- 49-344/532 | 15.8% | 26.1% | 35.3% |
1000万下 | 39- 36- 19-178/272 | 14.3% | 27.6% | 34.6% |
1600万下 | 11- 8- 3- 32/ 54 | 20.4% | 35.2% | 40.7% |
OPEN特別 | 8- 7- 4- 21/ 40 | 20.0% | 37.5% | 47.5% |
G3 | 0- 1- 0- 10/ 11 | 0.0% | 9.1% | 9.1% |
集計期間:2013. 1.26 ~ 2018. 1.21
限定条件:ダートのみ
ダートの方が、猛者が多いので昇級の壁は分厚い!!
圧勝した馬の次走について、芝とダートでの違いを見てみると、ダートの方がクラスの壁が厚いことがわかる。意気揚々と重賞G3へ挑戦した馬は、ことごとく跳ね除けられているのが顕著な例だろう。
また、下記の昇級戦だった場合、
(A)500万 ⇒ 1000万
(B)1000万 ⇒ 1600万
一般的には(A)の方が、即通用しやすいと思われがちだが、意外にも(B)の方が好成績であることも知識として知っておくと良いかもしれない!!
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創業1981年から続く、確かな”穴馬”の違い、あなたの目で、お確かめください。
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