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ホーム勝負の明暗【回顧】阪神ジュベナイルフィリーズ 2017 勝負の明暗「東京マイルこそ競馬の基本」

【回顧】阪神ジュベナイルフィリーズ 2017 勝負の明暗「東京マイルこそ競馬の基本」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

勝負の明暗 はここだった!

 

【回顧】阪神ジュベナイルフィリーズ 2017 における勝負の明暗( キングS 予想含む )

 

まずは、会員様へお伝えしたコメント抜粋は下記の通りです。

?キングスポーツ編集長の大局観(一部抜粋)

さて、今週の大一番【阪神ジュベナイルF】についてだが、ホームページの「無敗の3頭が鍵」で問題を提起したこと次の2点。

・無敗馬の中に勝ち馬がいるとするならば、どの馬か?
・そしてそれらに割って入るのは、どの☆穴馬なのか?

私の答えは、無敗で勝つならば「11番ラッキーライラック」であり、そして勝ち負けできる☆穴馬は「8番トーセンブレス」なのだ!

続いて会員様に【阪神ジュベナイルF】の馬券を購入する上で、注意して頂きたいことは、ただひとつ。

「オッズに臆するな!!!」ということだけ。

2歳戦のオッズというものは、血統や派手な勝ち方をした馬に大手メディアのスポーツ新聞や競馬専門紙のトラックマンたちがこぞって同じ馬に印をつけることで人気が集中しやすいが、だからこそ必ず人気の盲点が生まれてくる。
18番ロックディスタウンや7番リリーノーブルが弱い馬とまでは言わないが、決して抜けている存在ではないと断言する!

私は、絶対に諦めない。そして穴馬券で勝利という「ウイニングロード」を見つける。
そして「有馬記念までG1・4連勝」という大きな目標に向かって、ここも駆け抜けてみせる!

?東京マイル重賞勝ち信頼⑪☆ラッキーライラック

とにかく【アルテミスS】が今年の阪神ジュベナイルFを席巻するというのが、私たちキングスポーツの答えなのだ。それは何故か??

東京マイル重賞は、強い馬だけが走れるコースだから。

競馬の基本コースと言っても良い東京芝1600Mは、「スピード」「スタミナ」「精神力」と競走馬にとって逃れようのない実力を試されるコース。
ロックディスタウンが勝った【札幌2歳S】 やリリーノーブルの勝った【白菊賞】は、言い方が悪いかもしれないが“誤魔化しの利く”コースに過ぎない。

しかしラッキーライラックが勝った【アルテミスS】はそうはいかない。外目の13番枠から好スタートを決めるも、良馬場発表とはいえ、天皇賞秋週で雨でぬかるんだ芝の影響もあり、道中は力む場面も見せていた。

そんな中で、直線で追われると初めての府中の坂に鈍ることなく、鞍上のゴーサインに鋭く反応し、逃げ粘るサヤカチャンに3/4馬身差をつけ完勝。勝ち時計の<1.34.9>は昨年リスグラシュー(同年阪神JF2着)が勝ったタイムより何と「0.6秒」も速いのだ!

さあ、鞍上の石橋脩よ、君はラッキーライラックの実力を信じて不利のない場所に導けば良いだけだ!頼むぞ!

 

ラッキーライラックが予想通りの快勝!

 

上記のコメントの通り、「競馬の基本、東京マイル」における重賞実績から、軸馬に指名した11番ラッキーライラックには絶対の自信を持っていたが、まさに予想通りの末脚爆発!2着馬に4分の3馬身差をつける快勝を見せてくれた。直線での迫力は父オルフェーヴルを思わせるものだけに、来年のクラシック路線の主役候補として、これからもマークしていきたいと思う。

 

但し、馬券という点に関しては・・・。
2歳戦らしい「大荒れがある」という考えの元、ラッキーライラックの相手には、7番人気ながら4着に好走した穴馬☆トーセンブレスなど、人気薄を中心に攻めたが、結果はご存知の通り。1番人気のロックディスタウンこそ凡走するも2~4番人気の堅い決着に。

 

穴のキングスポーツならではの攻めの勝負に挑んだ結果(攻めの姿勢があるからこそ、先日のG1チャンピオンズC 2017での馬連41倍も獲れたのだと確信している)だけに後悔はないが、それでも逃した事実にかわりはない。ご期待頂いた皆様には、非常に申し訳なく思う。

 

G1の借りはG1で!2013年の特大16万馬券など、これまでに何度も高配当を射止めた「キングの伝説」今週の朝日杯フューチュリティステークス 2017 で高配当を射止めることで、借りをお返ししたい。

 

?1着ラッキーライラック・・・頭数を見てほしい

ラッキーライラックに対する自信に関して、東京マイルでの激走実績という点に、もうひとつ補足するなら、デビュー戦をフルゲートで勝っていたという点だろうか。経験の少ない2歳馬だけに、少頭数で素晴らしい脚を使っていたような馬が、いざ多頭数に揉まれると戸惑ってしまい、力を出し切れずに終わるというケースは非常に多いのだ。

 

ラッキーライラックがデビュー戦での経験を活かした一方、例えば1番人気だったロックディスタウン。もちろん久々の実戦での仕上がり途上という面はあったかもしれないが、新馬戦が10頭立て、前走が14頭立てで、今回初めてのフルゲート18頭立てでは、走りにくかったと思う。皆様も、2歳戦を予想する際は、過去の着順やタイム差だけではなく「頭数」にも注意して頂きたい。

 

?2着リリーノーブル・・・想像以上!素質は勝ち馬と互角!

来年以降もライバル関係が続くであろう2頭

結論から申し上げるなら「想像以上に強かった」ということになるだろう。
実は新馬戦を東京マイルで勝っていたので警戒はしていたが、一方で前走の白菊賞の内容に少々物足りなさを感じており、もう少し経験が必要だと判断した。ましてや、京都⇒阪神では条件が全く違うのだから。

 

そういった状況下で、あれだけ鋭い脚を使って2着でゴールしたのだから、素質は勝ち馬と同等と見ても良いかもしれない。鞍上の川田が「今日のところは相手が強かったということで」とコメントしているが、その潔さから、逆に自信を感じるのだ。

 

それにしても、ルーラーシップはなかなか良い産駒を出してくる。菊花賞勝ち馬のキセキに続いて、G1での好走馬がうまれた。何となく、コンスタントに良い馬が出てきそうな感じはしないが、突然物凄い大物が出てきそうな予感。ルーラーシップ産駒にも注目して頂きたい。

 

?4着トーセンブレス・・・こちらの将来性も魅力十分!

自分達が☆穴馬に指名していたからという訳ではないが、実はこの馬の将来性も非常に楽しみだと考えている。

 

そもそも、この馬を狙った最大の理由というのが、前走のアルテミスSにおいて、道中で激しく掛かったにもかかわらず、勝ち馬ラッキーライラックから0.5秒差でゴールしたという点にある。

もちろん、弱点である精神的な若さが克服されなければ狙うつもりはなかったが、会員様に公開した実際の解説文において

急激に精神面が成長しているようで、その後の調教では落ちついた動きを見せ続けている。素質のある馬が、弱点を克服したとなれば、狙わぬ道理がない。一発狙い撃ち!

 

と記したように、非常に短期間で成長を遂げたのだ。(ちなみに、今回のレース後、鞍上の柴田善臣騎手は“馬込みも我慢して、ギアチェンジもしっかりできました”と語っている。調教だけではなく実戦でも成長を披露した)

これは人間でも同じだと思うが、弱点をすぐに克服できるというのは「センスがある」ことの証だろう。トーセンブレスが備える高いレベルでの競馬センスは、必ず自らを更なる高みへと連れていくに違いない。


 

【阪神ジュベナイルフィリーズ 2017】を見逃した方は下記からご覧下さい。

 

 

【阪神ジュベナイルフィリーズ 2017】のレース後の関係者のコメント

 

レース後のコメント

1着 ラッキーライラック(石橋脩騎手)
「前回は力んでいたので、今日は返し馬から気をつけてのぞみました。今日は落ち着いていました。頭のいい馬です。道中はうまく運べました。この馬の力は分かっていたので信じて乗りました。身体能力が高い馬で、運もあります。このまま無事にいってもらいたいです。久々のGIですが、この馬で勝ちたいと思っていました」

1着 ラッキーライラック(松永幹夫調教師)
「力を出し切ってくれればいいレースはしてくれるだろうと思っていました。アルテミスステークスの時より冷静にレースを見ることができました。今日のレースぶりを見て改めて力があると感じました。このあとは桜花賞を目指すことになりますが、距離が延びてさらにいい馬だと思いますから将来が楽しみです」

2着 リリーノーブル(川田将雅騎手)
「中1週のレースでしたが、テンションが上がることなくいい内容のレースでした。抜け出してからつかまりはしましたが、今日のところは勝ち馬が強かったということで内容的には良かったと思います。来年は逆転できるようにこれから過ごしていければと思います」

3着 マウレア(戸崎圭太騎手)
「これまでの2戦と同じく、上手なレースをしてくれました。まだ追ってから遊ぶところがあって、グッとくる所がありません。狭いところには入って行けるのですが…。でも、今後の成長が楽しみな馬です」

4着 トーセンブレス(柴田善臣騎手)
「馬込みも我慢して、ギアチェンジもしっかりできました。脚も使っています。できればもう少しレースが(速いペースで)流れてくれれば良かったですね」

5着 モルトアレグロ(吉田隼人騎手)
「今日はイレこみが強かったです。メンコは効いていませんでした。競馬のセンスはいいですね。外回りでイメージ通りのレースでしたが、ラストはフラフラしていました。外回りの1600mはもっと落ち着きがほしいですね」

6着 ラテュロス(北村友一騎手)
「初めての騎乗でしたが、ゲートセンスが良くいいポジションを取れました。理想の位置と思えたのですが、ロックディスタウンが外から早めに動いてくれればこの馬にいい流れになったと思います。直線ではジリジリ脚を使って頑張ってくれています」

8着 ソシアルクラブ(福永祐一騎手)
「伸びそうな感じなのですが、まだそのポテンシャルを使い切れていない感じです。雰囲気があるので、体がととのえばもっとやれそうな感じです。もう少し距離があった方が良さそうです」

11着 ノーブルアース(鮫島良太騎手)
「(スタートで)出たところでレースをしようと思っていました。折り合いがつきすぎました。かといって仕掛けるわけにもいきませんからね。ラストはいい脚を見せてくれました」

12着 トーセンアンバー(横山和生騎手)
「馬込みの中で折り合いがつきました。成長を感じました。今日はチャレンジャーでしたから、内をついていいところを見せてくれました。この経験が今後生きてくればいいですね」

13着 コーディエライト(和田竜二騎手)
「ジワッとは行きましたが、番手よりもハナに行った方がいいように思います」

14着 サヤカチャン(松岡正海騎手)
「ゲートで元気がありませんでした。返し馬からかかるところもなく、気が乗っていない感じです。全体的に元気がありませんでした」

16着 ハイヒール(藤岡佑介騎手)
「スムーズでしたが、もまれて嫌がるところがあります。いい馬です」

18着 ナディア(四位洋文騎手)
「馬が力んでしまいました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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