こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。
もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!
勝負の明暗 はここだった!
【回顧】中日新聞杯 2017 における勝負の明暗( キングS 予想含む )
まずは、会員様へお伝えした軸馬のコメント抜粋は下記の通りです。
地力が全く違う!10番ミッキーロケット 57.5キロのトップハンデは、一見厳しく思えるかもしれない。だが、6月のG1【宝塚記念】での6着を筆頭に、G1で何度も掲示板付近の激走を繰り返してきた実力は、ここG3なら二枚は違う! 今年、キャリアハイとなる90勝を挙げている鞍上・和田竜二騎手の気分も乗っているだろうし、この秋3戦目ということで馬自身の状態も良好だ。条件揃って、譲れない一戦! ▼月曜からの予告☆穴馬! 2走前を信じて17番☆ショウナンバッハ ハッキリ言ってムラ駆けタイプであり、良い時と悪い時の差が大きい。いわゆる、安心して馬券を購入できる馬ではないかもしれない。だが、私達には信念がある。それは「穴馬を発掘したければ、その馬のベストパフォーマンスの時に注目する」というものだ。 ☆ショウナンバッハの場合、好走の「平均値」という意味では、メンバー中でも下位だろう。だが、2年前のG1【ジャパンC】では、上がり3ハロン最速の脚を繰り出して、勝ち馬から0.5秒差でゴールしてみたり、2走前の【オールカマー】では、ハイレベルなメンバーの中、0.2秒差でまとめてみたり。ベストパフォーマンスは間違いなく一級品!私達は、そこに賭ける!力の要る中京コースの芝も合いそうだし、夢馬券の主役に! このように、4番人気の伏兵ながら優勝を収めた16番☆ディオスコリダーを1週前から予告しておきながら「より穴を狙って」もう一頭の穴馬で5番人気だった4番☆ニットウスバルからの勝負を選択。結果は、ニットウスバルが5着に敗れて無念。この選択ミスは本当にプロとして恥ずかしいし、申し訳なく思っている。
?惜しかった・・・ショウナンバッハよ。
勝った2番人気メートルダール
勝ちきれない馬だが、ここを契機に躍進するかもしれない。こういう勝ちきれない馬が、鮮やかに勝った時は、勝ちクセが付いて上げ潮に乗ることが多い。現状左回りが合っていると思われるだけに、年明けの東京開催が狙い目になるだろう。
2着・・・1番人気ミッキーロケット
歴戦の疲れとトップハンデがあり伸びあぐねた印象。良い実力を持っていながら勝ちきれないレースが続いている。乗り方に工夫が必要なタイプだけに主戦の和田騎手のレベルアップに期待したいところ。
3着・・・5番人気ロードヴァンドール
マイペースで行けると踏ん張れる馬。横山典も気分よく走らせる巧さが光った。同型との兼ね合いもあるが単騎で行けるときは注意したい。
4着・・・9番人気ショウナンバッハ
惜しかった。前述のコメントのように復調気配にあったからだ。ライブで観た感じでは「差した!!」「6万馬券、頂き!!」と思ったが、スロービデオでは万事休す。年明けの【アメリカJCC】あたりで人気がないようなら是非とも追いかけたい!
6着・・・3番人気マウントロブソン
石橋脩騎手は、ここで巧く乗れなかったことが、むしろ(日)阪神ジュベナイルフィリーズに向けて、良かったのかもしれない。阪神ジュベナイルフィリーズの最後の直線と同じように気迫ある追い方をしていれば馬券圏内はあったように思う。
ただマウントロブソンの適正距離は2000Mがギリギリなのかもしれないことも備忘録として記しておきたい。
【中日新聞杯 2017】を見逃した方は下記からご覧下さい。
【中日新聞杯 2017】のレース後の関係者のコメント
レース後のコメント
~レース後のコメント~
1着 メートルダール(C.デムーロ騎手)
「道中は中団につけて脚を溜めました。折り合いがついて外々を回りましたが、凄い瞬発力で抜け出しました。何も言うことのない強い競馬だったと思います」
2着 ミッキーロケット(和田竜二騎手)
「道中はいいポジションを取ることが出来ました。最後は一瞬の切れで負けました。出来れば外に壁を作ってレースをしたかったです」
5着 マキシマムドパリ(藤岡佑介騎手)
「道中はいい感じのペースで流れましたが、その中である程度出して行って早めに動きました。もう少しじっくり乗っていったほうが良かったかもしれません」
7着 バンドワゴン(浜中俊騎手)
「スタートでダッシュがつきませんでした。そのため位置取りが悪くなってしまいました」
(via ラジオNIKKEI )
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