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ホーム勝負の明暗【回顧】ダイヤモンドS 2018 勝負の明暗「硬い馬場」が勝敗を分けたフェイムゲーム

【回顧】ダイヤモンドS 2018 勝負の明暗「硬い馬場」が勝敗を分けたフェイムゲーム

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】ダイヤモンドS 2018 における勝負の明暗

ポイントは、「硬い馬場」だった。

2018年 2月17日(土) 1回東京7日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第68回ダイヤモンドS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)[指定] 芝 3400m 14頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 上3F
フェイムゲーム セ8 58.5 ルメール 3.31.6 35.3
☆リッジマン 牡5 52 蛯名正義 3.31.9 1 3/4 35.7
ソールインパクト 牡6 54 福永祐一 3.32.1 1 1/4 36.0
リッチーリッチー 牡5 54 内田博幸 3.32.1 クビ 35.8
プレストウィック 牡7 55 戸崎圭太 3.32.2 クビ 36.2
ハッピーモーメント 牡8 54 津村明秀 3.32.4 1 1/4 36.4
ホウオウドリーム 牡4 52 松岡正海 3.32.7 1 3/4 36.1
トウシンモンステラ 牡8 53 北村宏司 3.32.8  3/4 36.3
ダウンザライン 牡4 48 石神深一 3.33.7 5 36.9
レジェンドセラー 牡4 54 田辺裕信 3.34.3 3 1/2 38.5
グランアルマダ 牡6 54 三浦皇成 3.35.4 7 39.6
トレジャーマップ 牡7 50 江田照男 3.35.8 2 1/2 39.2
ラブラドライト セ9 53 中谷雄太 3.38.0 大差 42.0
サイモントルナーレ 牡12 48 伊藤工真 3.38.4 2 1/2 40.0

 

今、このコラムを書きつつ、平昌五輪の中継を見ている。

フィギュアスケート男子では、羽生結弦選手が、何と66年振りの快挙となる、オリンピック連覇達成!!この時私は、ウオッカが64年振りに日本ダービーの歴史を塗り替えた時と、似た衝撃を感じ、鳥肌が立った!!

本当におめでとう。さぁ、前置きはここまでにして、早速回顧にいこう。

 

▶今日のポイントは?

3400mと言う長距離ではなく、特殊な「硬い馬場」が適正を分けた。先日の共同通信杯では、連日の雨で土に水分を含んだ柔らかい馬場だったが、今週は雨もふらず、空気も乾燥したことで、含水率が低い⇒「硬い馬場」になっていた。

レースビデオを振り返れば一目瞭然だが、各場がターフを蹴り上げると芝よりも砂埃が立つほど、パサパサなターフになっていた。

競走馬にしてみれば、硬い馬場というのはコンクリートの上を走るようなもの。3番人気の高い支持を集めながら、10着に破れてしまった8番レジェンドセラーに騎乗していた田辺騎手もレース後のコメントで

”今日のような硬くて時計の出やすい馬場も向いていなかったかもしれません。”(via:ラジオNIKKEI)

距離適性よりも、馬場コンディションでそれぞれの適性が別れてしまったレースだった。

 

 

?1着フェイムゲーム・・・G1を獲らせてあげたい!

▲残すはG1タイトルのみ!!

彼の強心臓は、本当に素晴らしい!!

明け8歳という年齢を全く感じさせない、メリハリ有る重厚な馬体と、ライバルの脚が一杯になる中で、彼の強心臓だけは、最後まで衰えることは無かった!!

その支えとなったのが、Cルメール騎手の好判断にあった。やはりルメール騎手の上手さは「抜け出す馬」を見つけ出す目だろう!!

4コーナー入り口から手応えの抜群だった、6番ソールインパクトをいち早くマーク!!最後の直線で6番が外へ出そうとした時には、既にフェイムゲームが外から被せ、封じ込ませる「勝ちパターン」を作り出していた。

人気には囚われず、瞬時にマークしなければならない馬、そして展開をキャッチする。そしてそれを常にスンナリとやってのける所が、真の一流ジョッキーなのだろう。

ダイヤモンドステークスにおいて、前人未到の3勝を達成した、フェイムゲーム。残すは本当にG1タイトルのみ!!年齢を考えても、今年が恐らくラストチャンスだろう。一ファンとしての願望になってしまうが、ぜひ彼にG1タイトルを取って欲しいと、心より願わずにはいられない。

 

 

?2着リッジマン・・・流石はベテラン!!

▲あのロスがなければ・・・

1週間前の(月)より予告の☆穴馬として、推奨していたのが、このリッジマンだ!!まずは、最後まで諦めず2着へ激走してくれてありがとう!!

以下が会員様に告知していたコメントだ。

まさに「ステイヤー」といったタイプではないだろうか。というのも、準オープンクラスの初戦となった2走前【グレイトフルS】(中山芝2500M)では9着に惨敗したにもかかわらず、格上挑戦となった3000mの前走【万葉ステークス】では、4角で大外に持ち出すロスもなんのその、勝ち馬から0.1秒差でゴールしているからだ!とにかく、スタミナ比べなら任せろ!といったところかもしれない。
前走でロスのある競馬を問題にしなかった点から、2ハロン伸びる3400mも、十分にこなせる筈。調教班もイチオシの通り、叩かれ3戦目ということで、体調も良さそうだ!
加えて鞍上!G1【天皇賞(春)】や【菊花賞】を勝っている蛯名だけに、勝利を託す!

 

直線では、内3番プレストウィックと6番ソールインパクトの間に阻まれ、窮屈になる場面が合ったが、人馬ともにあそこで良く挫けず、ハナをねじ込んだと思う。

あそこで1歩でも引いてしまっては、3着もあり得なかった。流石は長距離ではベテランの腕が光った蛯名騎手。リッジマン自身も、前走の【万葉ステークス】での2着が、フロックでないことを証明した!!

この距離でも以前より掛かることなく、常に道中でスムーズな競馬を運べる様になったのが、今の成績の支えになっているのだろう。ただし、勝ったフェイムゲームとは6.5キロの斤量差があったのだから、斤量が増えてもなお、崩れなければ本物だろう!!

 

 

?3着ソールインパクト・・・3着に入るも・・・

▲最後のズブさがやはりネックか?

この3着は、非常にもったいないの一言に尽きると思う。4コーナーからの手応え、そして位置取りはまさに「勝ちパターン」

実際に坂を駆け上り、残り300m少々のところでは、一気に抜け出すかと思えた・・・絵面は完璧だった。

しかし、内外から挟まれる格好に成ってからは、怯んだのか?振り切る力が残っていなかった。2400m以上の長距離が間違いなく合ってはいるが、最後のゴール前での一伸びは、一瞬で終わってしまうので、今後の課題は最後の脚の使い所だろう。

そういう意味では、直線の長いコースでは分が悪い。好調をキープしている今、直線の短い長距離戦に出てきた時は怖い存在となるだろう。東京コースから舞台を移す、「次」が美味しいタイミングかもしれない。

 


その他の馬達の評価は?

?ホウオウドリーム(2人気)・・・7着

明け4歳ながら、この距離に挑戦してきた、その姿勢は高く評価しよう。着順こそ残な結果だったが、これは見立て通り「距離が長かった」だけ。

決して彼の力を120%出して負けた結果ではないので、ここで力関係を決めつけてしまうのは危険だろう。この経験を生かして、距離短縮で出てくる次のレースは、台風の目となるかもしれない。


 

【ダイヤモンドS 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【ダイヤモンドS2018】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 フェイムゲーム(ルメール騎手)
「強かったですね。8歳ですが頑張ってくれました。福永騎手の馬(ソールインパクト)をマークして行って、直線はそれほど反応は速くなかったのですが、スタミナがあってラスト200mからもう1回伸びました。(ドバイゴールドCに遠征するプランがありますが、と聞かれて)スタミナ豊富で経験もたくさん積んでいますから、良いチャレンジになると思います」

(宗像義忠調教師)
「やはりこの条件は合っていますね。馬がいるとファイトする、とルメール騎手も言っていましたし、偉い馬です。この後は馬の様子を見て考えようと思います」

3着 ソールインパクト(福永騎手)
「やはり長いところが合っています。斤量が軽かったこともあり、早めに動きました。手応えがなくなってから頑張れるのがこの馬の特徴で、今日も頑張ってくれました。4コーナーから直線に向いた時は勝つほどの反応でしたが…残念です。ただ、この先の目指すべき道が見えたのではないでしょうか」

4着 リッチーリッチー(内田騎手)
「3着を取れずとても悔しいです。ただ、格上挑戦でよく頑張っています。道中は長丁場ということに加え、久々だったのでかなり行きたがっていましたが、ここで行かせたら持たないと思い、我慢させました。そのおかげでしっかり走れました」

6着 ハッピーモーメント(津村騎手)
前半に行きたがってロスがありましたが、4コーナーから頑張ってくれました。競馬を覚えていけば長丁場もいいと思います」

7着 ホウオウドリーム(松岡騎手)
「3400mは長かったです。2400mあたりの方が良さそうです。ただ、馬はこれから良くなりそうですし、将来性が豊かです」

8着 トウシンモンステラ(北村宏騎手)
「前半はまずまず良かったのですが、馬場が硬かったことも影響したのか、勝負どころから突っ張って走っていました」

10着 レジェンドセラー(田辺騎手)
「後ろから突っつかれる形になってしまいました。瞬発力勝負にしたくなかったので徐々に上がって行きましたが、最後は止まっていました。今日のような硬くて時計の出やすい馬場も向いていなかったかもしれません

12着 トレジャーマップ(江田照騎手)
「もう少し内側でロスなく回りたかったです。内めにスッとつけられれば結果も違っていたと思います」

(via ラジオNIKKEI 

 

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