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ホーム勝負の明暗【回顧】フェブラリーS 2018 勝負の明暗「人馬一体!真の強さがノンコノユメにはあった」

【回顧】フェブラリーS 2018 勝負の明暗「人馬一体!真の強さがノンコノユメにはあった」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】フェブラリーS 2018 における勝負の明暗

成績・2018年1東8/11R フェブラリーS
2018年 2月18日(日) 1回東京8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第35回フェブラリーS
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) ダート 1600m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 上3F 単勝
6 12 ノンコノユメ セ6 57 内田博幸 1.36.0   36.1 4 10.7
7 14 ゴールドドリーム 牡5 57 ムーア 1.36.0 クビ 36.4 1 2.1
3 6 インカンテーション 牡8 57 三浦皇成 1.36.1 クビ 36.7 6 20.0
8 16 サンライズノヴァ 牡4 57 戸崎圭太 1.36.6 3 37.0 3 7.1
7 13 レッツゴードンキ 牝6 55 幸英明 1.36.7  1/2 37.0 10 51.0
5 9 キングズガード 牡7 57 藤岡佑介 1.36.7 ハナ 36.8 12 81.5
4 8 メイショウスミトモ 牡7 57 田辺裕信 1.37.1 2 1/2 37.4 15 242.3
3 5 サウンドトゥルー セ8 57 ミナリク 1.37.5 2 1/2 37.6 11 54.4
B2 4 アウォーディー 牡8 57 武豊 1.37.6 クビ 37.7 7 23.6
8 15 ベストウォーリア 牡8 57 ルメール 1.37.6 クビ 38.3 8 32.2
1 2 ケイティブレイブ 牡5 57 福永祐一 1.37.7  1/2 39.4 5 15.4
5 10 テイエムジンソク 牡6 57 古川吉洋 1.37.9  3/4 39.4 2 3.7
2 3 ノボバカラ 牡6 57 石橋脩 1.38.3 2 1/2 39.6 16 257.0
6 11 ロンドンタウン 牡5 57 岩田康誠 1.38.5 1 1/2 39.0 9 33.2
4 7 ララベル 牝6 55 真島大輔 1.38.8 1 3/4 39.7 14 199.4

 

まずは、女子スピードスケートで日本人初の金メダリストが誕生した件について触れなくてはいけないだろう。小平奈緒選手、本当におめでとう!ノンコノユメ」に続く「ナオノユメ」の実現といったところだろうか。

五輪直前のW杯で連勝していたこともあり「大本命」として迎えた五輪。周囲からの期待、重圧、ライバルからのマーク・・・。これほど難しい条件でのレースは過去になかった筈だ。

 

男子フィギュアの羽生選手もそうだし、競馬でも全く同じだが、最も難しいのは、大本命(1番人気)と言われる立場で結果を出すことに他ならない。上でも書いた通り、重圧やマークなど、立ちはだかるものが多すぎるからだ。

だが、彼女は全てを乗り越えた。そして栄冠を掴んだ。真の偉大なチャンピオンと同じ日本人であることを誇りに思う。
私たちキングスポーツも、創業以来40年、この業界においては多くの期待を集めながら、また乗り越えてきた立場だと自負しているが、小平選手に負けないように、上だけを見て精進を続けたい。今、そんなことを思う。

 

 

歓喜の4万馬券!勝った!フェブラリーステークス

さて、お蔭さまで、1週前から予告した穴馬☆ノンコノユメが優勝!3連単の4万馬券を射止めることができた。

 

馬に感謝をする一方、優勝できた大きな要因のひとつが、横山典弘騎手が演出したハイペースだ。
最内の1番枠を活かして先行すると、負けじと2番枠の福永祐一&ケイティブレイブが続く。これまでのG1ではあまり見られなかった福永の強気のスタイルは、定年を間近に控える目野調教師へG1をプレゼントしたいという、思いの表れだったのかもしれない。

 

?12着テイエムジンソク・・・死のペースに沈む

それ故の前半34秒1は、ハイペースではない。先行勢にとって「死のペース」。
では、そんなペースに、どうしてテイエムジンソクはついていったのか?2番人気を背負っており、冒険できない立場だったのに。

無念、テイエムジンソク

結局は、これまでに前にいく競馬しかしてこなかったから、引き出しがなかったのだ。そういった引き出しの多さ(少なさ)も含めて馬の能力でもあり、鞍上・古川吉洋騎手の現時点での限界だったとも思う。

だから、12着という着順を受けて、いきなり大きく評価を落とす必要はないが、過大な評価が禁物な馬だということも、再認識させられた。

?1着ノンコノユメ・・・まさしく第2の充実期に

テイエムジンソクら前にいった馬が沈む中、上がり最速の脚で豪快に差し切ったのが、キングスポーツの予告の穴馬だった☆ノンコノユメ!

会員様には、以下のように解説していた。

━━━━━━━━━━
第2の充実期へ!
今こそ歓喜の時!
12番☆ノンコノユメ
━━━━━━━━━━
諦めずに前を向き、努力を重ねるものを競馬の神様が裏切る筈がない。

快勝した先日の【根岸S】のあと、管理する加藤師が「良かった頃に戻ってきた感じです。体重が増えてきて、調教量も多くこなすことが出来ました。去勢した直後は大人しすぎましたが、ようやく仕草などが以前のようになってきました」と語っていたが、実は私たちも今年の頭頃から、調教の動きから復活を確信していた。
完全に戻るのは【フェブラリーS】の頃かなと思っていたが、それより一ヶ月も早く結果を残せるのは、人並みはずれたポテンシャルの成せる業に他ならない。

【根岸S】後の調教を見ていると、何だか馬が気持ちよさそうだ。
それはそうだろう。心身が本来の状態に戻ったのだから。歩調を合わせるかのように、近2年ほど目立った成績が残せていなかった内田博騎手にも闘志が蘇ったようで、このところ好騎乗を連発!まさに人馬一体!競馬とは面白いものだ。

上でも記したとおり、元々備えているポテンシャルが違う!
そんな馬が心身の復活&鞍上の復調により「第2の充実期」に突入したのだから、もはや迷う要素などない。さあ歓喜の瞬間が迫ってきた!

手前味噌となり恐縮だが、私たちが記した通りではないだろうか。

何よりも陣営の努力。苦しい時期を乗り越えた馬自身の精神力。

そして鞍上の内田博幸騎手も、生命を危ぶまれる大ケガを負った時期もあったが、一歩ずつ地道にやってきていた。彼は、イメージ通りの真面目な男で、競馬に対して手を抜いた姿を見たことがない。

2連覇を成し遂げた金メダリスト・羽生選手の言葉を借りれば「努力は時々嘘をつく、だけど無駄ではない」ということを内田博騎手もまた示し、私たちに大きな勇気を与えてくれている。

これからが楽しみだ!

さて、今後のノンコノユメだが、1400Mの前走、そして今回のマイルを連勝したが、3歳時には2000MのG1(ジャパンダートダービー)を制しているように、こなせる距離の幅はかなり広い筈。それだけに、今年のダートG1を総なめする可能性まであるだろう。

当然、今後は人気を集めるレースも増える筈。そうなる前に穴馬として指名し、高配当を射止められて良かった。それが私の本音だ。

 

?2着ゴールドドリーム・・・ムーアも人間なんだ

最後に、1番人気に推されながら2着に惜敗した、ゴールドドリームにも触れなくてはいけないだろう。
敗因は非常にわかりやすい。やはりスタートで遅れたこと。

その遅れた分を取り戻すために早めに中団にまで押し上げたことで、周りの馬もペースを落とせなくなり、結果的に後方待機していた追い込み馬有利な流れになった。結果として、ノンコノユメに差されたということだ。(それでも2着なのだから、やはり強い馬だ)

問題は、何故、鞍上のムーアがそんな動きをしたかということだ。
結局は、ゴールドドリームが1番人気を背負っていたからだろう。

人気を集めるも、2着に敗戦

もしも、ゴールドドリームがチャンピオンズCの時のような立場(8番人気)だったら、間違いなく出遅れた以上は腹を括り、後方一気に賭けた筈。

だが、今回は多くのファンの期待と夢と、お金がかかっていた。だから、彼らに応えなくてはと、余計な力が入ってしまったのだと思う。

精密機械、神とまで称えられる男が見せた初めて人間臭さ。なんだかいいじゃないか。
この経験を経て、ますますムーアが凄い騎手にレベルアップするかもしれない。楽しみにしている。

 

 


 

【フェブラリーS 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【フェブラリーS2018】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~

1着 ノンコノユメ(内田博幸騎手)
「末脚が凄い馬なので、それを活かす競馬をしたいと思っていました。他の馬に被されることなく、有力馬の後ろにつけられて、良いタイミングで追い出せたのが勝因ですね。結果が出ずに悔しいレースが続いている時、厩舎の皆さんが工夫しているのを知っていたので、嬉しい勝利です。『頑張っていれば出来る』ということを示せて嬉しいです」

2着 ゴールドドリーム(R.ムーア騎手)
「馬は良い状態でした。展開的に早めに動かざるを得ない状態だったため、最後甘くなってしまいました」

(平田修調教師)
「スタートで出遅れたのは問題ではなく、動くのが早過ぎたとムーア騎手が言っていました。強力な馬が前に行ったので届くか不安になって早く動いたそうです。それが敗因です。並ばれてから差し返そうとしたように力は示しました。今日は勝った馬が強かったです」

3着 インカンテーション(三浦皇成騎手)
「行く馬が多く、想像していた展開になりました。3頭併せで最後盛り返していただけに惜しかったです」

(羽月友彦調教師)
「結果は残念でしたが、決して楽な形ではありませんでした。最後まで頑張ってくれましたし、十分走ったと思います」

4着 サンライズノヴァ(戸崎圭太騎手)
「スタートが決まりうまく流れました。もう少しペースが遅ければ脚が溜まったかもしれません」

6着 キングズガード(藤岡佑介騎手)
「最後の直線で内に持って行きたかったのですが、外を回さざるを得ませんでした。もう少しうまく立ち回れば結果も違ったと思います」

11着 ケイティブレイブ(福永祐一騎手)
「取りたい位置が取れましたが、外から馬が来て息を入れられませんでした。コーナーが4つあるレースの方が息を入れられるので良いです」

12着 テイエムジンソク(古川吉洋騎手)
「心配していましたが、コーナー2つがうまく行きませんでした。芝のスタートは問題ありませんでしたが、スタートしてから最初のコーナーまでの距離が長かったことも良くありませんでした」

(木原一良調教師)
「やはりワンターンのコースはこの馬にはきつかったです。どこかで息を入れたかったところですが、思ったよりペースが速くなりました。芝のスタートはクリアしましたが、あそこまでスピードが乗ると溜めが利きませんでした」

15着 ララベル(真島大輔騎手)
「この馬の競馬はすることが出来ました。やはり中央のペースは速かったです。返し馬でもレースでもとても堂々としていました。この馬にはたくさん勉強させてもらいました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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