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ホーム勝負の明暗京都新聞杯 2022【回顧】競馬の変化が著しい昨今。しかし「決して変わらないもの」もある!

京都新聞杯 2022【回顧】競馬の変化が著しい昨今。しかし「決して変わらないもの」もある!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】京都新聞杯 2022 における勝負の明暗

2022年 5月 7日(土) 3回中京1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第70回京都新聞杯
3歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 2200m 12頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
3 3 アスクワイルドモア 牡3 56 岩田望来 2.09.5   09-08-09-06 35.2 8 17.8 462 -2 (栗)藤原英昭
8 11 ヴェローナシチー 牡3 56 酒井学 2.09.6  1/2 11-11-06-03 35.4 7 17.3 500 -2 (栗)佐々木晶
7 9 ボルドグフーシュ 牡3 56 松田大作 2.09.8 1 1/4 12-12-12-12 35.0 5 10.4 484 -4 (栗)宮本博
2 2 リカンカブール 牡3 56 藤岡康太 2.10.2 2 1/2 04-04-03-03 36.1 12 156.6 488 +8 (栗)田中克典
7 10 ブラックブロッサム 牡3 56 レーン 2.10.3 クビ 02-03-03-03 36.2 1 2.1 516 -6 (栗)斉藤崇史
5 6 アップデート 牡3 56 浜中俊 2.10.5 1 1/4 09-10-10-10 35.9 11 69.5 506 +2 (栗)杉山晴紀
6 7 リアド 牡3 56 川田将雅 2.10.6  1/2 04-05-06-06 36.3 3 6.1 462 -8 (栗)友道康夫
B6 8 ショウナンアデイブ 牡3 56 池添謙一 2.11.0 2 1/2 08-08-10-10 36.5 9 50.8 486 -6 (栗)高野友和
1 1 メイショウラナキラ 牡3 56 秋山真一 2.11.0 ハナ 01-01-01-01 37.1 4 9.8 438 +2 (栗)南井克巳
10 4 4 ストップザタイム 牡3 56 古川吉洋 2.12.3 8 04-07-06-06 38.0 10 58.4 510 -6 (栗)昆貢
11 5 5 ミスターホワイト 牡3 56 吉田隼人 2.12.5 1 1/4 02-02-02-02 38.5 6 16.4 506 +6 (栗)矢作芳人
12 8 12 ポッドボレット 牡3 56 福永祐一 2.13.7 7 04-05-05-06 39.4 2 5.1 502 0 (栗)辻野泰之

 

ダービーへの最終便

改めて申し上げるまでもないが【京都新聞杯】は、同日に東京で行われる【プリンシパルステークス】と共に

ダービーへの最終便

と言われている。

実は、本番への優先出走権はない。それにもかかわらず「最終便」などと呼ばれるのは、それだけの実績を「先輩」たちが築き上げてきたからだ。

▼京都新聞杯&ダービーで連続好走▼(近10年)
13年キズナ     ⇒京都1着&ダービー1着
15年サトノラーゼン ⇒京都1着&ダービー2着
19年ロジャーバローズ⇒京都2着&ダービー1着

壮観と言って良いのではないだろうか。

そして、偉大な先輩たちに続けとばかりに、今年も楽しみな素材がズラリと出走をしてきた。

 

今後の3歳路線の秘密兵器に

終わってみれば、何と上位人気3頭全てが馬券圏外に沈むという波乱の結末に。

もちろん驚かされたが、ただ「回顧」のコラムは、目の前に結果どうこうよりも

「今後の夢馬券に繋がるようなお話をお伝えする」

これが最大の目的なのだ。

ダービーへの最終便である以上

ダービー(あるいは今後の3歳戦)の秘密兵器になれるような馬がいたのか

この点を中心にお話する必要があると思う。

それに伴って感じたことなどをご紹介してみたい。ぜひ、お付き合いいただきたい。

 

やはりヴェローナシチー

今回のレースで、最もインパクトのあるレースをしたのは、間違いなく2着のヴェローナシチーだと思う。

私たちにとっては、3連単勝負の軸馬の1頭だっただけに悔しい面もあったが、レース内容を見て、改めて

「指名は間違いではなかった」

と確信させられた。

1着や3着馬の末脚の迫力も素晴らしかったが、どちらかと言えば展開待ちだった両者に対し(それが悪いという意味ではない。あくまでもスタイルの比較上の話)、自ら動いたヴェローナシチーは、スタミナの消費も大きかったと思う。

それでも最後まで渋太く伸びた末脚の先には、はっきりと輝かしい未来が見えた!

 

進化が「脚質の広がり」に繋がった!

もちろん、軸馬に指名していたように、強いレースをすることはわかっていた。

今後も期待が持てそうだ

しかしながら、正直に申し上げて、今回のような、大きく自らが動く(レースを動かす)スタイルは想像していなかった。

【京成杯】3着時など、多少動くことはあったが、どちらかといえば、一定の位置どりから「末脚勝負」にかけるイメージ。

そして、今回はそのスタイルでも十分に勝負になると思っていた。

というのも、このレース向けての成長が著しかったから。重賞好走馬が力をつければ、勝ち負けは当たり前。以下、実際に有料会員様にご提供した解説だ。(一部抜粋)

3走前の重賞【京成杯】での3着、あるいはハイレベルだった前走【若葉ステークス】2着など、既に十分な実績を備えている馬ながら、前走までの段階では、まだまだ馬体に「幼さ」が感じられた。
だが、管理する佐々木晶三調教師が「少しボテッとしていたけど、今回は筋肉質のいい体つきになっている」と語っているように、ここにきて急激に馬が良くなっている!それに伴い、動きにも迫力が出てきた。(好調教馬に指名)
元々の素質に、馬体が追いついてきたといった感じだろうか!?

結果的には、馬が進化した分、自由に動けるようになったということかもしれない。

仮に今回の勝負だけのこと言えば、これまでのように一定の位置どりで溜めた方がよかったかもしれない。

しかしながら、動いて、誰よりタフな競馬をして、それでも2着にしのいだからこそ「強さ」を感じたし、今後への期待、可能性も大きく広がったように思う。

今後のローテーションはわからないが「今後の3歳路線の秘密兵器」と言っても良いと思う。もちろん、未来の主役だ。

 

単勝人気に騙されるな!

それにしても驚かされのが、これほどの馬の単勝が「7番人気」だったということ。

仮に、直前の仕上がりを見逃していたとしても【京成杯】3着&【若葉ステークス】2着の実績は、間違いなくここならトップクラス。

私も、3連単の軸馬に指名した時は

「ひょっとしたら1番人気かな。なるべく売れて欲しくないけど、、、」

などとビクビクしていたほどだ(笑)

結局のところ、現代の競馬ファンは、馬券購入の際の検討材料として「騎手」を非常に大事にしているということだろう。

もちろん、酒井学騎手は十分に実績のあるジョッキー。それでも、人気3頭の騎手が「レーン、福永、川田」というのを見せられると「やはり騎手なんだな」と思わずにはいられない。

しかし、結果はこの通り。勝ち馬アスクワイルドモアも、重賞では実績のない岩田望騎手だ。

 

変わらないこともあるんだ

昨今、様々な場面において

「競馬の常識の変化」

を感じることがある。

例えば3歳馬のローテーション。以前には考えらなかった「年明け初戦→クラシック本番のG1→しかも好結果」というケースが増えている。

また、白毛馬のクラシック制覇(ソダシの桜花賞)も、少し前までなら、頭をよぎることさえなかっただろう。

私たちも、できる限り、予想の際は先入観をなくそうと試みている。

 

だが、その一方で、決して変わらないものもあるのではないだろうか。

それこそが「馬7、人3」の原則。

もちろんトップジョッキーの技術は素晴らしい。個人的には、特に近年の福永騎手の騎乗には高い信頼感を抱いている。

それでも「走るのは馬」

それを感じさせてくれたのが今回の【京都新聞杯】なのかもしれない。

今後のG1でもトップジョッキーが注目されることは増えるだろうが、ぜひ、皆様には「走るのは馬」だという意識は持ち続けてほしい。

 

【京都新聞杯 2022】のレース後の関係者のコメント

1着 アスクワイルドモア(岩田望来騎手)
「直線に関しては素晴らしい伸びを見せてくれました。内枠を利用して内々を回りました。4コーナーから直線にかけて他の馬を妨害してしまいましたが、この馬は良い伸びを見せています。能力はあると思っていましたし、成長してパワーをつけて結果が出ました。僕自身も初めてのダービー、この馬と一緒に無事に向かえたらと思います」

2着 ヴェローナシチー(酒井学騎手)
「この馬の競馬というイメージでした。思った以上にスタートが切れて、外目の馬が牽制しながら1コーナーへ行っていたので、あまり無理せずポジションを取りに行かず、リズム重視で行きました。ある程度自分から動いていこうというプランはありました。今日は勝ちに行くつもりで運びました。ゴーサインを出した時、左回りが初めてということもあり、外に張り気味でした。その中でもコーナーでいい反応を見せてくれました。D.レーン騎手の馬がもう少し来るかと思いましたが、来なくて思いのほか早めに先頭という形になりました。追い比べに持ち込んだらもっとグンと来てくれたかもしれません。その後も勝ち馬に並ばれて、内にもたれるようなところがありながら、食らいつきに行って根性は見せてくれました。悔しかったです」

3着 ボルドグフーシュ(松田大作騎手)
「この馬の競馬ではあったのですが、開幕週で時計も速いし後ろからでは厳しいレースになりました。最後は脚を使ってくれています。力はあります。今日は残念でした」

4着 リカンカブール(藤岡康太騎手)
「相変わらずスタートは一息でしたが、開幕週ということと枠も良かったので位置を取りに行く競馬をしました。いつもと違う形の競馬で重賞の中、最後までよく頑張ってくれました。今後に向けて楽しみになりました」

5着 ブラックブロッサム(D.レーン騎手)
「良いスタートを切って前のポジションを取ることが出来ましたが、最初のコーナーからあまりリズム良く走ることが出来ませんでした。それが最後の伸びを欠く原因になったのだと思います」

7着 リアド(川田将雅騎手)
「良くなっている途中で時間が必要なタイプなので、これが良い経験になってくれればと思います」

(via ラジオNIKKEI

 

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