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ホーム勝負の明暗朝日杯フューチュリティステークス 2021【回顧】改めて感じる「挑戦し続けることの大切さ」&気になる馬を解説

朝日杯フューチュリティステークス 2021【回顧】改めて感じる「挑戦し続けることの大切さ」&気になる馬を解説

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】朝日杯フューチュリティステークス 2021 における勝負の明暗

2021年12月19日(日) 6回阪神6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第73回朝日杯フューチュリティS
2歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
5 9 ドウデュース 牡2 55 武豊 1.33.5      08-07 34.5 3 7.8 496 -10 (栗)友道康夫
3 4 セリフォス 牡2 55 C.デム 1.33.6  1/2    05-05 34.8 1 2.4 486 0 (栗)中内田充
4 7 ダノンスコーピオン 牡2 55 松山弘平 1.33.7  1/2    08-09 34.6 4 9.7 458 -4 (栗)安田隆行
2 3 アルナシーム 牡2 55 池添謙一 1.34.0 1 3/4    12-12 34.7 8 29.0 432 -6 (栗)橋口慎介
7 13 ジオグリフ 牡2 55 ルメール 1.34.0 ハナ    14-13 34.5 2 3.2 496 +4 (美)木村哲也
7 12 トウシンマカオ 牡2 55 戸崎圭太 1.34.0 ハナ    03-03 35.4 9 46.9 450 -2 *(美)高柳瑞樹
6 11 ドーブネ 牡2 55 吉田隼人 1.34.5 3    12-09 35.3 5 21.3 480 +12 (栗)武幸四郎
B5 8 プルパレイ 牡2 55 M.デム 1.34.6  1/2    03-03 35.9 6 21.8 490 +2 (栗)須貝尚介
8 14 トゥードジボン 牡2 55 藤岡佑介 1.34.7  1/2    02-02 36.3 13 137.8 476 +4 (栗)四位洋文
10 6 10 スプリットザシー 牝2 54 和田竜二 1.34.7 クビ    10-09 35.5 12 64.0 394 +2 (栗)西村真幸
11 3 5 ヴィアドロローサ 牡2 55 鮫島克駿 1.35.0 1 3/4    10-13 35.6 10 47.6 446 0 (美)加藤征弘
12 4 6 オタルエバー 牡2 55 幸英明 1.35.0 クビ    05-05 36.2 7 24.1 456 -6 (栗)中竹和也
13 2 2 セッカチケーン 牡2 55 団野大成 1.35.1 クビ    05-07 36.1 14 275.5 500 -2 *(美)高柳瑞樹
14 1 1 カジュフェイス 牡2 55 秋山真一 1.35.4 1 1/2    01-01 37.1 11 55.1 484 +8 (栗)森田直行
15 8 15 シンリミテス 牡2 55 国分優作 1.37.4 大差    15-15 37.6 15 371.7 480 +2 (栗)大根田裕

 

やっぱり武豊

今回のレースを受けての最大の感想

「やっぱり武豊が勝つと競馬は盛り上がる」

レース後のスタンドはいつも以上にファンの喜びにあふれていたように感じたし、2歳G1にもかかわらず、ネット上の記事の数も、クラシックレース級に多かったように思う。

要するに、役者が違うということだろう。

 

武豊騎手は、22回目の挑戦にして【朝日杯FS】を初制覇!

これで、JRAのG1完全制覇へ、残すは【ホープフルS】のみとなったが、アンカツこと安藤勝己元騎手が、自身のツイッターで

「昔の人間からすれば、これでJRAのG1をコンプリートしたようなもん」

と語っている通り、本当に価値のある勝利だと思う。

参考⇒安藤勝己元騎手のツイッター

 

挑戦し続けることの大切さ

そんな価値ある勝利を手にした武豊騎手の姿から感じるのは

挑戦し続けることの大切さ

これに尽きるのではないだろうか。

上にも記したように【朝日杯FS】に出走するのは今回が22度目。
「天才・武豊」とまで言われた男としては、信じられないほどの難産だった。

さて、さすがの天才といえど、52歳という年齢を思えば、体力・技術両面において、全盛時と同じという訳にはいかないだろう。

また、以前のように有力馬が次々と集まることもない。
今年の全国リーディングは、12/19終了時点で11位だ。

誰より彼自身がもどかしい思いをしているに違いない。

それでも、彼は歩みをとめない。恐らく頭にあるのは「もっと上手くなりたい」それだけだろう。
つまり、日々の全ては「これまでの自分への挑戦」

今回の【朝日杯FS】の勝利は、もちろんドウデュースという馬の強さがあればこそだが、同時に「歩みをとめずに、挑戦を続ける彼の姿勢」から生まれたものだと確信する!

 

前人未到の男

私たち自身も含め、武豊騎手の姿から

「俺だって挑戦をやめないぞ」

と奮い立った方は非常に多いのではないだろうか。

これほど魅力的で、そして影響力をもつスーパースターと同時代に競馬を楽しめていることを、予想家である前に一人の競馬ファンとして誇りに思う。

やっぱり武豊だ!

最近は、同世代の横山典弘や田中勝春騎手が調教師を目指していると思う。

言うまでもなく、同期の蛯名正義騎手は、既に調教師へと転身済みだ。

だが!武豊騎手だけは、体が動く限りは、現役でい続けてくれるだろう。

何と言っても、これまでの日本競馬界の歴史や記録を一人で塗り替えてきた「前人未到の男」

それだけに、これからの先の「現役年数」においても、前人未到の数字を残してほしい。引き続き、期待している。

 

2歳戦だけに!3頭をピックアップ

武豊騎手の話が長くなってしまったが、やはり競馬の主役は「馬」

コラム後半は、レースぶりに魅力を感じた「3頭」をピックアップしてご紹介していきたい。

あくまでも個人的な見解にはなるが、現時点での印象や今後の期待(路線なども含めて)を記してみた。

各馬、数行程度にはなるが、参考になることもあるだろう。

目を通していただけると幸いだ。まずは、もちろん、優勝したドウデュースから!

 

1着ドウデュース⇒かなりの器かも

無敗でのG1初制覇を達成したドウデュースだが、実はキングS有料会員様にご紹介した「好調教馬」だった。

実際に、以下の通り解説している。

何と言っても驚かされたのが、1週前の栗東CWだ。本番でもコンビを組む、軽量の武豊騎手が跨っていたとはいえ、長めから追われての78秒4⇒11秒4は非常に速い!もちろん、フットワークの迫力も見事だった。1週前にしっかりやった分、最終追いは軽めだったが、それでも脚さばきの軽さから、体調の良さは明らかだった。
陣営からも「完全にユタカさんが手の内に入れています。G1完全制覇に向けて、いいレースができたら」という力強いコメントが出ているだけに、一発の場面があっても、決して驚けないぞ!

陣営の自信の通り、デビューした9月あたりと比べると別馬のように良くなっていたし、ここを勝つ可能性があることはわかっていた。

一方で、あまりにも良くなった分「今後の伸びしろはさほど多くはないのかも、、、?」

などと勝手に心配していたのだ。

しかしながら、武豊騎手はこんなことを語っている。

まだまだ強くなると思います。来年のクラシックも本当に楽しみです。

百戦錬磨の彼以上に馬のことをわかっている人間はいない。

これだけ強くなって、まだ伸びる余地を残しているとは驚いたし、だとすれば、相当な器かもしれない。

レースを見ていてわかるとおり、折り合いに苦労する馬ではないから、距離が長くなってもOK!また、競り合ってからの勝負根性も素晴らしい。

飛び抜けた主役が不在と言われてきた2歳牡馬路線だが、彼が一歩抜け出したかもしれない。クラシックを楽しみにしている!

 

2着セリフォス⇒マイラーとして

レースぶりのインパクトという点では、ある意味では勝ち馬以上だったのがセリフォスだ。

レースをご覧の方ならおわかりの通り、前半から折り合いに苦労していた。

鞍上は「馬は出して行った分、行きたがっていましたが、許容範囲の中で4コーナーまでいけました」と語っていたが、簡単なレースではなかったことは明らか。

それでも、最後まで渋太く粘った姿には驚かされた。

名マイラーへ

では、その粘りを生んだ最大の要因は?

走力のレベルの高さは大前提として、個人的には

「圧倒的なマイラー適性」

を挙げたい。恐らく、短くて長くても良くない。ドンピシャでマイルが合っている馬!

その適性が、直線での余力を生んだのだとみたい。

「素晴らしい馬だが、距離の守備範囲は決して広くはない」

1600M限定ならG1まで狙っていける馬だという印象をハッキリと申し上げておきたい。

 

4着アルナシーム⇒もう一度見たい

今回のレースにおける私たちの予告の☆軸馬。

8番人気の低評価ながら4着だから「健闘した」という見方も可能だろうが、恐らく多くの皆様が思われているのと同様に

「もっとやれる馬ではないだろうか」

というのが正直なところ。

出遅れは競馬にはつきものだから致し方ないし、また課題だった気性の若さに関しても、この馬なりに、前走時と比べればかなりの改善されていた印象。

ただ唯一、枠順の問題もあり、直線において、伸びにくい内を突かざるを得なかったのが痛かった。

競馬にタラレバが禁物であることを前提に、せめて真ん中付近の枠だったら、結果はどうだっただろうか。

それでも4着!潜在能力の高さは間違いない。

 

次も見てみたい

さて、今後はどうだろう?

上でも書いたように、気性面に関しては改善されつつある。とはいえ、さすがに長い距離が合うとは現段階では考えにくい。

とはいえスプリンターといえるほどの爆発的なスピード型でもなさそうだし、1400M〜1600Mで。

来年の【NHKマイルカップ】の優勝争いは、セリフォスとこの馬かも?

期待を込めて、未来の主役に指名しておきたい!

 

レースを見逃した方はコチラ

 

【朝日杯フューチュリティステークス 2021】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 ドウデュース(武豊騎手)
「ついに……、嬉しいです。基本そんなに手のかからない馬なので、周りを見ながら乗れるかなと思いました。道中のリズムも良かったですし、良いポジションに収まったなと思いました。手応え良く直線に向けましたし、あとは頑張ってくれ!という感じでした。さすがに相手(セリフォス)も強い馬なので、なかなかしぶとかったのですが、ドウデュースが最後まで一生懸命走ってくれました。(ファンの皆様からの拍手は)すごく嬉しかったですし、僕自身GIレース自体が久しぶりなので、すごく嬉しいです。
初めて乗った時から本当に良い馬だなと思っていたので、ここまで良い形で来ていますし、1戦ずつ強くなっているので、まだまだ強くなると思います。来年のクラシックも本当に楽しみです。
(GI完全制覇へ)来週(ホープフルS)もあるので、リーチ一発で決めたいですね。ようやくこのレースを勝てて本当に嬉しいです。まだ年末、有馬記念もホープフルSもあるので、頑張りたいと思います」

(友道康夫調教師)
「(勝つことができて)ホッとしています。(馬体重-10キロについて)前走東京でのレースの時に+12キロで余裕がある馬体だったので、今回は絞って-10キロということで、一番良い馬体だったと思います。
午前中からレースを見ていましたが、内の方の馬場が悪かったので、9番という枠も良かったですし、ジョッキーが馬場の良い所を選んで走ってくれました。前走も勝負根性を見せてくれましたし、最後は何とかしのいでくれると思っていました。
今日はマイルで走りましたが、距離は持つと思いますので、来年は大きなGIを目指していきたいと思います。(具体的な目標としては)一番最初の皐月賞を目指して直行するか、一度使うかを決めていきたいと思います」

2着 セリフォス(C.デムーロ騎手)
「馬は出して行った分、行きたがっていましたが、許容範囲の中で4コーナーまでいけました。最後も馬はあきらめず、しっかり走っていましたが、勝ち馬の切れ味に少し負けたという感じです」

3着 ダノンスコーピオン(松山弘平騎手)
「まず、依頼をいただいて関係者の皆様には感謝しています。結果を残せなかったことは申し訳ない気持ちでいっぱいです。馬は良い馬で、ラストも脚を使っています。まだまだこれから良くなる馬です」

4着 アルナシーム(池添謙一騎手)
「テンションに関しては、メンコなどをつけて、ゲート裏まで落ち着いて行けました。ここ2戦折り合いを重視でレースをした分、あの位置になりました。そのあとは内枠で、内々で先団に取りついていけました。折り合いも我慢してくれました。少し頭を上げるようなところはありましたが、暴走することなくレースをしてくれました。最後、進路は内しかなかったので悪い所を通っていますが、そんな中でも良い脚を使っています。能力は感じました。しっかりレースができて、力は見せてくれました。ひとつひとつステップアップしてくれればと思います」

5着 ジオグリフ(C.ルメール騎手)
「後ろからレースを運びました。途中からリラックスできました。息遣いは良かったです。直線に向いて外に出して伸びましたが、後ろすぎました。距離を延ばしたら大丈夫です」

6着 トウシンマカオ(戸崎圭太騎手)
「馬の状態も良くて、良い感じでした。良いスピードを持っているので、前目で運んでイメージ通りでした。ラストは苦しくなりましたが、距離の面などがあるのかもしれません。以前のムキになって走るような面はありませんでした。上手にレースをしてくれました。成長を感じます」

(via ラジオNIKKEI 

 

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