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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】日本ダービー 2023 など ⇒「勇姿を忘れないために」スキルヴィングの話を!「次に買いたい未来の主役」のご紹介も

【先週の重賞回顧】日本ダービー 2023 など ⇒「勇姿を忘れないために」スキルヴィングの話を!「次に買いたい未来の主役」のご紹介も

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

日本ダービー 2023 の回顧&未来の主役

2023年 5月28日(日) 2回東京12日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第90回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2400m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
6 12 タスティエーラ 牡3 57 レーン 2.25.2   04-04-04-04 33.5 4 (美)堀宣行
3 5 ソールオリエンス 牡3 57 横山武史 2.25.2 クビ 06-06-06-06 33.3 1 (美)手塚貴久
6 11 ハーツコンチェルト 牡3 57 松山弘平 2.25.2 ハナ 16-14-06-06 33.4 6 (美)武井亮
1 1 ベラジオオペラ 牡3 57 横山和生 2.25.2 ハナ 08-08-11-11 33.0 9 (栗)上村洋行
7 15 ノッキングポイント 牡3 57 北村宏司 2.25.4 1 06-07-09-09 33.4 15 *(美)木村哲也
2 3 ホウオウビスケッツ 牡3 57 丸田恭介 2.25.4 02-02-02-02 34.0 16 (美)奥村武
7 13 シーズンリッチ 牡3 57 戸崎圭太 2.25.6 1 1/4 03-03-03-03 34.1 14 *(美)久保田貴
7 14 ファントムシーフ 牡3 57 武豊 2.25.6 クビ 12-10-09-09 33.5 3 (栗)西村真幸
5 10 シャザーン 牡3 57 岩田望来 2.25.6 クビ 11-10-12-12 33.2 5 *(栗)友道康夫
10 4 7 フリームファクシ 牡3 57 吉田隼人 2.25.7  1/2 10-10-14-12 33.4 12 *(栗)須貝尚介
11 8 18 サトノグランツ 牡3 57 川田将雅 2.25.9 1 1/4 14-15-14-15 33.1 7 *(栗)友道康夫
12 4 8 メタルスピード 牡3 57 津村明秀 2.26.0 クビ 04-04-04-04 34.3 13 (美)斎藤誠
13 8 16 パクスオトマニカ 牡3 57 田辺裕信 2.26.0 クビ 01-01-01-01 36.1 17 *(美)久保田貴
14 2 4 トップナイフ 牡3 57 横山典弘 2.26.2 1 1/4 15-16-16-17 33.1 10 (栗)昆貢
15 5 9 グリューネグリーン 牡3 57 石川裕紀 2.26.3  3/4 08-08-12-12 34.0 18 (美)相沢郁
16 3 6 ショウナンバシット 牡3 57 M.デム 2.27.1 5 17-17-16-15 34.3 11 *(栗)須貝尚介
17 1 2 スキルヴィング 牡3 57 ルメール 2.30.3 大差 12-13-06-06 38.5 2 *(美)木村哲也
8 17 ドゥラエレーデ 牡3 57 坂井瑠星         8 (栗)池添学

 

決して忘れないために

1年において、競馬が最も華やかな日「ダービーデー」

そんな日に、こうした話をしなくてはならないこと、競馬を愛する人間として、心苦しく辛いが

「勇姿を決して忘れないためにも」

今日はスキルヴィングの話をたくさんさせていただきたい。

(もちろん、勝ち馬タスティエーラをはじめとした上位勢への祝福の思いは、同時に抱きつつ)

既に皆様も十分にご存じだと思うので、細かいことを申し上げるつもりはないが、結果としては、2番人気に推された【青葉賞】勝ち馬・スキルヴィングが、競走中に急性心不全を発症。

ゴール後までルメール騎手を落とさずに耐え続けたが、ジョッキーが下馬すると意識を失うように転倒し、そして死亡した。

改めて、ただただ残念に思う。

 

スキルヴィングは、私たちキングスポーツにとっての「好調教馬」であり、軸馬の1頭でもあった。

厩舎、関係者サイドが

「【青葉賞】組からダービー馬が出ていない」

というジンクスの理由「中3週のややタイトなローテーション」に見出したのだろうか。

最終追いでは、課題だと思われた「追われてからの反応」に大幅な進化を見せつつも、一方で良い意味で余裕を残すなど、完璧と言って良いほどの仕上がりだった。

 

本当によく仕上がっていた

今回、急性心不全が起きたことで

「今年に入ってから、タフな東京芝2400Mを3度使われたことによるダメージがあったのでは?」

という声が一部であがっているようだ。

もちろん、私は医学的な知識が全くない素人。ただ長年、競走馬の仕上がりを入念にチェックし続けてきた人間としては、少なくとも調教からはダメージは見えなかったということだけは言い切りたい。

調教では目立っていた

そういえば、今年2月の【京都記念】では、G1馬エフフォーリアが心房細動を発症し、競走を中止したことを思い出した。

競走馬としての能力どうこうにかかわらず、心不全や心房細動はいきなり起きてしまう可能性があるようだ。

これも競馬が持つ側面のひとつだと言われてしまえばそれまでだが、やはり辛いものだ。

 

タラレバは禁物を承知で!はなむけの言葉を贈る

ところで、先ほどスキルヴィングが私たちの軸馬の一頭だったとご紹介した。

指名理由は様々あるが、その内の一つが、例年ほどは【皐月賞】組に絶対的な強さを感じなかったという思いがあったことは間違いない。

結果【皐月賞】の1&2着馬が着順を逆にしてワンツーを決めたとはいえ、同タイムのクビ&ハナ差という僅差の3着には【青葉賞】2着のハーツコンチェルトが食い込んでいる。

そして、スキルヴィングは、そのハーツコンチェルトに半馬身差をつけて【青葉賞】を勝っているのだ。

あくまでも机上の計算だが、スキルヴィングも、十分にダービー馬になれる可能性があった馬だと確信する。

 

いうまでもないが、競馬にタラレバは禁物だ。また、誤解のないように申し上げるが(誤解される方はいないだろうが)、普通なら私たちも馬券的中していた、などということが言いたい訳では決してない。もちろん、勝ち馬を貶めたい訳でもない。

ただ、本当に苦しい思いをしながらゴール板を駆け抜け、そして旅立ってしまった馬に対しての「はなむけ」という意味なら

「ダービー馬になれる可能性があった馬」

という言葉を贈ることは、許されるのではないだろうか。

最後に、これまでの勇姿をありがとう。決して忘れない。
そして、辛いけれど、、、さようなら。ゆっくり休んでほしい。

 

ハーツコンチェルトにあった「激走の予感」

そんなスキルヴィングと共に【青葉賞】でダービー出走の権利を掴んだのが、先ほども名前を挙げた3着馬ハーツコンチェルトだ。

勝ち馬と同タイムのクビ、ハナ差3着という結果はもちろん讃えられるべきだが、それ以上に「中身」が濃かったように思う。

スタートで出遅れて位置どりを悪くしたが、何と2〜3コーナーにかけて、14番手から6番手へと、一気に上がっていった。

このマクリに驚かれた方は多かっただろうが、私たちには予感があった。

実は、前走【青葉賞】のレース回顧において「未来の主役」に指名しているのだが、その時に、次のようなことを記した。

「距離も延びて、リズムよく競馬を運べました。勝ち馬と同じような位置から直線も力強い伸びでしたし、間を割って来る根性も見せてくれました」

皆が本気で勝ちに来る【ダービー】で、終始スムーズに走れることなど、なかなかないだろう。

どうしてもごちゃつくだろうし、そうなった時に【青葉賞】で経験したごちゃつきは、良い予行演習になったと言える。尚且つをそこを割ってきたのだから、頼もしいじゃないか。

精神力&操縦性

もちろん、馬群を割った前走と、外からまくっていった前走とは、見た目の上では全く違う。

だが「厳しい状況下でも動じずに力を出せる精神力」&「鞍上の指示通りにスピーディに動ける(馬群を突いたり、まくったり)操縦性」という意味では、間違いなく共通点がある!

青葉賞時から「ダービー激走の予感」があった

だから【青葉賞】を目の当たりにした時、何かが起こりやすい【ダービー】のような大一番なら、この馬の持ち味や経験したことが生きるのではないか!?そう感じていたのだ。

結果としては、案の定だった。(出遅れなければもっといけたかも、みたいなことはタラレバになってしまうのでなしにするが)

だから、今回の激走はフロックでもなんでもない。

今後、どういったローテーションを組むのかはわからないが、仮に【菊花賞】に出走なら、勝ち負けを狙っていける可能性は非常に高いと思う。

そして、それを支える松山騎手

かつて【皐月賞馬】アルアインと参戦した時は、思ったような騎乗が全くできなかった彼が、今日は思うがままにレースを運んでいた。

あれから牝馬3冠も達成し、様々な経験を積んできた彼が、名実共に、日本を代表するトップジョッキーの一人であることを証明したのではないだろうか。

魅力的な人馬に「スキルヴィングの分も」という夢も託し【青葉賞】に続いて「未来の主役」に指名したい。頑張れ!

目黒記念 2023 の未来の主役

2023年 5月28日(日) 2回東京12日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【12R】 第137回目黒記念
4歳以上・オープン・G2(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2500m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
5 10 ヒートオンビート 牡6 58 レーン 2.30.8   10-10-11-10 33.9 4 *(栗)友道康夫
B4 7 ディアスティマ 牡6 57 北村友一 2.30.8 01-01-01-01 34.5 6 (栗)高野友和
8 16 サリエラ 牝4 55.5 ルメール 2.30.9  3/4 10-10-11-11 33.8 1 (美)国枝栄
1 1 ゼッフィーロ 牡4 56 川田将雅 2.31.0  3/4 16-16-16-17 33.5 3 (栗)池江泰寿
3 6 プラダリア 牡4 57 池添謙一 2.31.1  1/2 08-08-09-07 34.3 2 (栗)池添学
7 14 バラジ 牡4 56 三浦皇成 2.31.2  1/2 02-02-02-02 34.8 7 (美)鹿戸雄一
3 5 ユーキャンスマイル 牡8 58 石橋脩 2.31.3  3/4 13-12-13-13 34.1 11 *(栗)友道康夫
7 13 セファーラジエル 牡5 56 吉田隼人 2.31.4  1/2 08-08-02-02 35.0 10 (栗)高柳大輔
2 4 ライラック 牝4 56 M.デム 2.31.4 クビ 15-14-13-14 34.1 5 (美)相沢郁
10 6 11 アーティット 牡4 57 岩田望来 2.31.5 クビ 03-04-04-04 34.9 8 *(栗)友道康夫
11 2 3 カントル 牡7 56 横山和生 2.31.8 1 3/4 06-05-06-07 35.0 9 (栗)藤原英昭
12 5 9 ダンディズム セ7 56 浜中俊 2.31.9  3/4 17-17-17-14 34.6 14 (栗)野中賢二
13 B8 17 コトブキテティス 牝6 51 永野猛蔵 2.32.0  1/2 13-14-09-11 35.0 17 (美)田島俊明
14 4 8 フォワードアゲン セ6 54 柴田善臣 2.32.1 クビ 12-12-13-14 34.8 16 (美)中野栄治
15 7 15 アリストテレス 牡6 58 戸崎圭太 2.32.4 2 06-06-06-04 35.8 15 (栗)音無秀孝
16 6 12 プリマヴィスタ 牡6 54 丸山元気 2.32.4 クビ 18-18-18-18 34.8 18 (栗)矢作芳人
17 8 18 ラストドラフト 牡7 57 松岡正海 2.32.5 クビ 05-06-06-07 35.7 12 (美)戸田博文
18 B1 2 バーデンヴァイラー 牡5 58 坂井瑠星 2.32.5 03-02-04-04 35.9 13 (栗)斉藤崇史

 

各騎手に感謝&意識すべきローテ

今年の【目黒記念】を一言で表すならば

「ダービーデーの締めくくりに相応しい激戦」

ということになるだろうか。

優勝したヒートオンビートの激走はもちろん素晴らしいが、その勝ち馬から10着アーティットまでも0.7秒差しかなかった。

各馬が力を出し切り、しのぎを削ったからこその激戦になったのだと思う。

改めて申し上げるまでもないが、今年の【ダービー】では、辛い事態が起こってしまった。

当該馬のジョッキーならずとも、少なからず動揺はあっただろう。

それでもプロとして、冷静に、そして全力で、勝負に挑み、印象的な戦いを私たちに届けてくれた各ジョッキーには、心から感謝したい。

そんな1戦において、同タイム(頭差)の1&2着馬ヒートオンビートとディアスティマは、いずれも今年3月の【日経賞】に出走していた。(ヒートオンビートは前走、ディアスウティマは2走前)

そういえば、昨年の優勝馬・ボッケリーニも【日経賞】を経ての参戦だった。

来年以降の【目黒記念】を考える上で、このローテーションは、極めて重要なヒントになることは間違いないので、頭に入れておこう。

 

「2000Mくらいなら」

そんな【目黒記念】において未来の主役に指名したのは

6着バラジ(三浦皇成)

2走前に3勝クラスを勝ったばかりで、今回がデビュー以来初めての重賞挑戦となったが、勝ち馬から0.4秒差の6着でまとめた。

この馬のレースぶりに関しては、私が細かいことを申し上げるより、レース後の三浦騎手のコメントこそが全てではないかと思うのだ。

「良い位置で自分のリズムで運べました。重賞だと長い直線が響く印象ですが、力をつけていますし、2000mくらいならもっと攻めた競馬ができるかもしれません」

全くの同感。

序盤から、重賞初挑戦とは思えぬほどの堂々とした動きで2番手追走していた姿には、大物感が漂っていたし、余裕も感じられた。

それだけに、直線で伸びきれなかった姿は意外にも思えたが、その理由は三浦騎手が語る通り「距離」だろう。

バラジは2400Mでの勝利実績もあるが、それは下のクラスでの話。相手が強くなればなるほど、競馬の世界は「馬の本質」が問われるもの。やはり、ベストは2000Mくらいなのだろう。

幸い、夏競馬にはこれくらいの距離の重賞がいくつもあるじゃないか!未来の主役に指名し、出走の際には、必ず狙ってみたい!

葵ステークス 2023 の未来の主役

2023年 5月27日(土) 1回京都11日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第6回葵S
3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・内 1200m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
7 15 モズメイメイ 牝3 55 武豊 1.07.1      01-01 33.2 4 (栗)音無秀孝
1 1 ルガル 牡3 56 団野大成 1.07.2  1/2    06-05 32.7 2 (栗)杉山晴紀
1 2 ビッグシーザー 牡3 57 幸英明 1.07.2 クビ    04-04 33.0 1 *(栗)西園正都
8 17 ブーケファロス 牡3 56 松山弘平 1.07.4 1 1/4    09-09 32.5 7 (美)清水英克
4 7 アームズレイン 牡3 56 北村友一 1.07.6 1    05-05 33.2 11 (栗)上村洋行
7 14 トラベログ 牝3 54 富田暁 1.07.6 ハナ    06-05 33.1 16 (美)岩戸孝樹
6 11 テラステラ 牡3 56 岩田康誠 1.07.6 クビ    11-11 32.6 6 (栗)矢作芳人
5 10 カンチェンジュンガ 牡3 56 藤岡康太 1.07.8 1    13-13 32.7 10 (栗)庄野靖志
8 18 タマモブラックタイ 牡3 57 角田大和 1.07.8    02-02 33.7 5 (栗)角田晃一
10 2 3 メイショウピース 牝3 54 秋山真一 1.07.8    09-09 33.0 15 (栗)高橋亮
11 3 6 ヤクシマ 牡3 56 池添謙一 1.07.9 クビ    08-08 33.2 9 (栗)寺島良
12 5 9 コーパスクリスティ 牡3 56 西村淳也 1.08.2 1 3/4    11-11 33.2 14 (栗)中内田充
13 7 13 タツダイヤモンド 牡3 56 菱田裕二 1.08.2 ハナ    18-18 32.5 13 (栗)鮫島一歩
14 2 4 トールキン 牡3 56 吉田隼人 1.08.4 1 1/4    13-14 33.1 8 *(栗)西園正都
15 6 12 エレガントムーン 牝3 54 鮫島克駿 1.08.5  1/2    16-16 33.0 17 (栗)牧浦充徳
16 3 5 ペースセッティング 牡3 56 横山和生 1.08.5 クビ    16-16 33.0 3 (栗)安田隆行
17 4 8 アンビバレント 牡3 56 斎藤新 1.08.9 2    02-02 34.8 12 (美)青木孝文
18 8 16 コスモイグローク 牡3 56 丹内祐次 1.09.1 1 1/4    13-15 33.8 18 [地]宗形竹見

 

第2のウインマーベルはいたか?

レース前の公開したコラム「レースの狙い」でも記したが【葵ステークス】は、間違いなくスプリント路線の出世レース!

中でも、昨年の優勝馬ウインマーベルだろう。

ここを勝った後、古馬相手の【キーンランドカップ】で2着に激走したかと思えば、続くG1【スプリンターズステークス】でも2着と、3歳馬らしからぬ活躍を見せた。

その後、条件が合わないレース続き、苦戦も経験したが、先日の【京王杯スプリングカップ】では、7番人気の低評価を覆しての2着と、久々に好走!この秋、再び大一番で存在感を見せてくれるだろう。

そして、こういった大物が出てくると

「次はうちの馬も」

とばかりに、素質馬が続々を集まってくるのだから面白いものだ。レースの格を作るのは「出走馬」だということがよくわかる。

ということで、魅力溢れる今年のメンバーの中から「第2のウインマーベル」を探したが、結論としては、優勝馬で、私たちの軸馬の1頭でもあった、穴馬☆モズメイメイ(4番人気)で良いと思う。

 

スタートがはまった面はあっても

単複勝負でもきっちりゲット!

「スタートのアドバンテージが大きすぎたんじゃないの?」

といった声は当然あるだろう。確かに、私たちも長年競馬を予想に携わっているが、今回のモズメイメイほど、ドンピシャでスタートが決まったシーンはほぼ見たことがない。

ただ、モズメイメイは1200M初挑戦の馬!

あれくらいのハンデはもらってもいいじゃないか(笑)

もちろん、ハンデ云々の話は冗談だが、とはいえ、スタートでのアドバンテージだけに目がいくと、今回のモズメイメイの走りの「本質」を見失うことになるからお気をつけいただきたい。

武豊騎手曰く

「逃げるつもりはなかったのですが、(スタートを)出たので行きました」

とのことだが、スピード感あふれる、軽快な逃げっぷりは、これまでに何度も短距離を戦ってきたような「歴戦のスプリンター」のような風格さえ漂わせていた。

そのスピード感に、マイル重賞勝ちまで経験しているスタミナまで兼備しているのだから、相当な大器の可能性が高い。

武豊騎手は

「初めて乗った時から、先々はスプリント路線かなという話はしていました。これぐらいの距離の方が良さが生きますね。もうこの路線でいいと思います」

とも語っている。昨年のウインマーベルのように、夏に一度使って大一番というローテになるだろうが、ウインに匹敵する活躍を見せる可能性も?

未来の主役に指名し、楽しみに追いかけたい!

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