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ホーム勝負の明暗函館スプリントステークス 2021【回顧】先に繋がる重賞に!次走への一言メモも

函館スプリントステークス 2021【回顧】先に繋がる重賞に!次走への一言メモも

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】函館スプリントステークス 2021 における勝負の明暗

2021年 6月13日(日) 1回札幌2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第28回函館スプリントS
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝 1200m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
7 14 ビアンフェ セ4 56 藤岡佑介 1.07.6    01-01 34.8 5 8.0 560 +12 (栗)中竹和也
8 16 カレンモエ 牝5 54 鮫島克駿 1.07.6 クビ    02-03 34.5 1 2.9 462 +4 (栗)安田隆行
4 7 ミッキーブリランテ 牡5 56 和田竜二 1.07.6 ハナ    10-09 33.9 4 7.9 474 0 *(栗)矢作芳人
5 10 ジョーアラビカ 牡7 56 横山和生 1.07.7 クビ    15-13 33.7 12 43.2 502 +4 (栗)清水久詞
4 8 カツジ 牡6 57 岩田康誠 1.07.7    16-16 33.3 9 26.6 490 -16 (栗)池添兼雄
3 5 ケープコッド 牝4 54 吉田隼人 1.07.7 クビ    05-05 34.4 3 7.7 478 -2 (美)高柳瑞樹
1 2 マイネルアルケミー 牡5 56 黛弘人 1.07.8 クビ    08-09 34.2 11 43.0 474 -6 (美)中野栄治
6 11 コントラチェック 牝5 55 丸山元気 1.08.0 1 1/4    08-05 34.5 6 10.5 480 0 (美)藤沢和雄
2 3 シゲルピンクルビー 牝3 50 泉谷楓真 1.08.1  3/4    13-13 34.3 2 6.3 462 0 (栗)渡辺薫彦
10 6 12 ロードアクア 牡5 56 田中健 1.08.1 ハナ    10-09 34.4 16 108.9 470 -2 (栗)浅見秀一
11 1 1 アスタールビー 牝5 54 池添謙一 1.08.1 ハナ    02-02 35.1 7 16.6 452 +16 (栗)南井克巳
12 5 9 タイセイアベニール 牡6 56 小崎綾也 1.08.1 ハナ    10-09 34.4 8 21.5 490 -2 (栗)西村真幸
13 3 6 リンゴアメ 牝3 50 秋山稔樹 1.08.2 クビ    05-08 34.9 13 46.1 424 -2 (美)菊川正達
14 B7 13 センショウユウト 牡6 56 中井裕二 1.08.4 1 1/2    14-13 34.5 15 86.8 478 -8 (栗)笹田和秀
15 8 15 アルピニズム 牡4 56 団野大成 1.08.6 1    05-05 35.3 14 61.2 496 -2 (美)金成貴史
16 2 4 ジャスティン 牡5 58 坂井瑠星 1.09.4 5    02-03 36.4 10 29.8 496 *(栗)矢作芳人

 

皆様もご存知の通り、今年の【函館スプリントステークス】は異例の札幌開催。

東京オリンピックのマラソン・競歩が札幌開催になったことに。
それに伴う開催日程の調整により、例年とは開催の順番に違いが出ているのだ。

そのため、予想をする側としては少々ややこしい部分もあった。

というのも、同じ北海道で洋芝の競馬場とはいえ、実は形状や高低差に違いがあり、全く別のコースだからだ。

形状の違いをご存知ないという方がいらっしゃったら、レース前に公開して「函館SSの狙い」をチェックしてほしい。

 

出走馬の「意気込み」は例年とは変わらない

とはいえ!出走馬たちのこのレースに対する意気込み、あるいは位置づけに関しては、例年と変わることはないだろう。

時期的には、ちょうど【高松宮記念】と【スプリンターズS】の中間くらいということもあり、少々中途半端かもしれない。

だが、例年の出走馬、活躍馬からは

充実の秋を迎えるために!単なる重賞にはしない!

そんな意気込みが伝わってきていたし、同様に、今年の出走馬たちのここへ向けての仕上げ具合を見ていても

本気度の高さ

が伝わってきた。

 

ビアンフェの勝利をどう見る?

そんなレースを制したのが単勝5番人気のビアンフェだった。

2歳だった一昨年【函館2歳ステークス】以来の重賞勝ち!

また、昨年秋の【スプリンターズS】で惨敗してから、前走【オーシャンS】(3着)の間には去勢手術を行っている。

競走生活を左右するかもしれない重要な決断後、2戦目で早くも勝利をゲット!

それだけに、陣営の喜びは本当に大きいだろう。おめでとう!

 

恵まれての勝利なのか?

素晴らしい勝利の一方、当然次のような声も出るだろう。

前半から単騎で逃げられたからこその「恵まれた勝利ではないか?」

確かに、2番手で走ったカレンモエが、積極的に前を突く、あるいは競るような展開になれば、結果は違った可能性もあるだろう。

それでも、個人的には恵まれての勝利だとは思わない。
中身のあるレースだったと私は考える。

恵まれての勝利ではない

理由は2つ。

まずは前半でも記したように、大半の馬から「本気度」を感じたということ。

本気だからこそ、カレンモエを含めた後続の馬たちも「ビアンフェに楽をさせる」ために前に行かなかったのではなく、自らの勝利(あるいは上位入線)のために行かなかったと推測できる。

まさしく「ガチンコ重賞」!

そういった中で重賞を制した事実に価値がある。

 

楽な流れではなかった

もうひとつ、単騎逃げではあったが、決して楽なペースではなかった。

ここで、今年と昨年の、レース全体の「前半3ハロン-後半3ハロン」のタイムを比較してみたい。

今年 ⇒ (前半)32.8 (後半)34.8
去年 ⇒ (前半)33.4 (後半)34.1

もちろん、去年は函館で今年は札幌。
舞台が違うから一概には言えない部分もあることは大前提。

それでも、今年は前半が0.6秒も速く、前後半の差は今年の方が1.3秒も大きい。

間違いなく、昨年と比べれば「後ろよりの流れ」
事実、3着ミッキーブリランテは4角9番手。4着ジョーアラビカは4角13番手だった。

後ろの馬が追い上げてこられる流れをしのいだ!

だからこそ恵まれたとは思わない、というより価値ある勝利だと言い切りたい!

 

心身両面の充実で

レース後、デビューから全てのレースでコンビを組んできた鞍上の藤岡佑介騎手は、次のように語っている。

2歳の頃からスピードは良いものがありましたが、気持ちと体が嚙み合わないところがありました。しかし、牧場や厩舎の人達が上手く調整して、良い形で良いレースをすることが出来ました。

去勢の効果もあるし、人間の努力もあるのだろう。

いずれにせよ

心身ともに充実期を迎えた

ことだけは間違いなさそうだ。

 

上位2頭共に秋も期待

また、2着カレンモエについても評価したい。

ビアンフェ同様、後ろよりの流れを4角3番手からのレースながらよく凌いだ。

レース後、鮫島駿騎手は反省の弁を述べていたが、走りの内容自体は悲観するものではない。

夏の間にもう一度くらいは使うかもしれないが、いずれにせよ2頭共に大目標は秋の大一番に違いない。

そして、今日の走りを見る限り!両馬ともに馬券圏内のチャンスありとみたい。

混戦のスプリント路線だが、この秋は熱くなりそうだ!

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

上位2頭は当然強いが、やはり順当に3着馬ミッキーブリランテについても触れておきたい。

 

3着ミッキーブリランテ

上位2頭とは同タイム。さらに2着カレンモエまではハナ差という惜しい競馬。

非常にもったいないレースに思えたが、鞍上・和田騎手はどう思っているのだろう?

ということで、レース後のコメントをご紹介してみたい。

「もう少しでした。流れは速かったですが、洋芝の乗り味は良く、具合も良かったです。周りが速かったですし、エンジンのかかりは遅かったですが、慣れれば1200mも大丈夫だと思います」

まさにコメント通りだと思う。

1200Mへの慣れが足りない分(今回がデビュー以来2回目)鞍上が仕掛けてからスピードに乗るまでのロスが少々ある。

その分の差が、ゴールでの差だったのではないだろうか。

能力自体は上位2頭と互角の評価で良いと思う。

もう1戦くらい1200Mを使えば、いよいよトップスプリンターの誕生ではないだろうか!

末を活かすスタイルからも、やはり直線の長い中京で行われる来年【高松宮記念】がベスト舞台だろう。

未来の主役に指名し、来年まで追いかけていきたい。

 

【函館スプリントステークス 2021】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 ビアンフェ(藤岡佑介騎手)
「今日は3ヶ月の休み明けでしたが、今まで一番落ち着いてゲートに入れました。良い雰囲気でした。スタートして一歩目は速くないので、外枠は良いと思っていました。今日は理想的な逃げが出来ました。逃げて後ろから差を詰められても粘りを見せるのがこの馬の良いところで、最後は粘って欲しいと思って乗っていました。2歳の頃からスピードは良いものがありましたが、気持ちと体が嚙み合わないところがありました。しかし、牧場や厩舎の人達が上手く調整して、良い形で良いレースをすることが出来ました。これから大きな舞台を目指していって欲しいと思います」

2着 カレンモエ(鮫島克駿騎手)
「大外枠からの競馬で、難しかったです。スタートセンス良く、二の脚で良い位置につけられましたが、ペースが速かったですね。仕掛けのタイミングを考えながら乗りましたし、もう少しでしたが、結果を出さなければならない立場で負けてしまい、申し訳ない気持ちで一杯です」

3着 ミッキーブリランテ(和田竜二騎手)
「もう少しでした。流れは速かったですが、洋芝の乗り味は良く、具合も良かったです。周りが速かったですし、エンジンのかかりは遅かったですが、慣れれば1200mも大丈夫だと思います」

4着 ジョーアラビカ(横山和生騎手)
「やったと思ったのですが、よく走っていますし、これなら次も楽しみです」

5着 カツジ(池添兼雄調教師)
「最後は良い脚で伸びていましたし、洋芝も合っていますし、これなら1200mも良さそうですね」

7着 マイネルアルケミー(黛弘人騎手)
「ゲートをポンと出ましたし、もう一列前で運びたかったです。最後、脚を使っていますし、次が期待できる内容でした」

8着 コントラチェック(丸山元気騎手)
「返し馬から雰囲気は良かったです。この馬にしては楽に折り合いがつき、脚が溜まる感じではありませんでした。本当はもっと行きたがる馬なのですが、これだけ折り合うのなら、もう少し距離があった方がいいのかもしれません」

(via ラジオNIKKEI 

 

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