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ホーム勝負の明暗アイビスサマーダッシュ 2021【回顧】「先がある」と確信する3頭をピックアップ!

アイビスサマーダッシュ 2021【回顧】「先がある」と確信する3頭をピックアップ!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】アイビスサマーダッシュ 2021 における勝負の明暗

2021年 7月25日(日) 3回新潟2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第21回アイビスサマーダッシュ
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・直線 1000m 17頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
7 14 オールアットワンス 牝3 51 石川裕紀 0.54.2      04 32.0 1 4.1 448 +8 (美)中舘英二
6 12 ライオンボス 牡6 57 鮫島克駿 0.54.3  3/4      01 32.4 2 4.7 544 +6 (美)和田正一
1 1 バカラクイーン 牝5 54 菅原明良 0.54.5 1      03 32.4 14 130.0 478 +2 (美)武井亮
5 9 トキメキ 牝4 54 田辺裕信 0.54.9 2      13 32.3 11 30.6 502 +6 (美)斎藤誠
2 4 ジュランビル 牝5 54 松若風馬 0.54.9  1/2      10 32.4 9 27.6 460 +4 (栗)寺島良
4 7 グレイトゲイナー 牡4 56 丸山元気 0.54.9 同着      08 32.5 6 11.0 462 -2 (栗)森秀行
4 8 タマモメイトウ 牡5 56 津村明秀 0.55.0 クビ      14 32.2 4 7.9 494 -2 (栗)藤岡健一
8 16 ルドラクシャ 牝4 54 斎藤新 0.55.2 1 1/4      04 33.0 13 94.5 454 -6 (美)松山将樹
2 3 ヒロイックアゲン 牝7 54 荻野極 0.55.3  1/2      14 32.5 10 29.0 498 0 (美)加藤和宏
10 5 10 アルミューテン 牝7 54 柴田大知 0.55.4  3/4      04 33.2 12 63.6 504 +6 (美)南田美知
11 7 13 ビリーバー 牝6 54 杉原誠人 0.55.5  1/2      10 33.0 7 13.5 462 -4 *(美)石毛善彦
12 3 6 モントライゼ 牡3 53 川田将雅 0.55.5 クビ      04 33.3 3 4.9 500 +8 (栗)松永幹夫
13 8 15 セピアノーツ 牝3 51 藤田菜七 0.55.7 1      08 33.3 8 18.3 472 0 *(美)青木孝文
14 1 2 モメチョッタ 牝5 54 城戸義政 0.55.7 クビ      16 32.6 15 183.6 450 -4 *(美)石毛善彦
15 6 11 ロードエース 牡6 56 松山弘平 0.56.2 2 1/2      02 34.2 5 9.4 506 +2 (栗)松下武士
16 3 5 リッチクレマチス 牝4 54 原優介 0.56.2 ハナ      10 33.7 16 271.2 454 0 *(美)青木孝文
8 17 ロジクライ 牡8 57 藤岡康太 (栗)須貝尚介

 

やはり注目は「最速王決定戦」

先日開幕した東京五輪。

早速、日本代表選手のメダル獲得に興奮されている方も多いだろうが、大会を通じて、最も注目される競技のひとつが、世界最速の男決定戦、男子100Mであることは間違いないだろう。

世界記録保持者、ウサイン・ボルト選手引退後、初めて迎える五輪の男子100M。
新たな世界最速の男王者は誰だろうか?

ちなみに、男子100Mの決勝は、8月1日(日)21時50分頃から行われるそうだ。

その日、私たちキングスポーツは夏の女王決定戦【クイーンS】で勝つ予定なので(笑)

ご会員様は、日中も夜も、興奮が収まらない1日になりそうだ!

参考⇒クイーンS 2021 狙い

 

競馬界の最速は誰?

一方で「最速王決定戦」を楽しみにしているのは、競馬ファンも同じ。

国内唯一の直線レース【アイビスサマーダッシュ】は、昨年、7&8月競馬の重賞において、最も売り上げが多かったそうだ。

当然、今年も魅力あるメンバーが集結し、注目が集まった。

そんなレースを制したのは、何とデビュー以来初めての直線レース挑戦となった3歳馬オールアットワンスだった!

まずは重賞初勝利、おめでとう!

斤量の51キロが追い風になったという部分はあるだろう。

それでも、楽な手応えで好位を追走したかと思えば、あっさりと抜け出した。
百戦錬磨の直線王者ライオンボスの3/4差をつけての勝利は価値が大きい。

 

ただし直線レースは実施数が少ないので、、、

見事な重賞勝ち!

初の直線でいきなりの重賞制覇。かなり適性は高いのだろう。

年齢を考えれば、この先もバリバリ活躍してくれる可能性が高い。

とはいえ、、、残念なのは、直線レースは新潟のみ。実施数が極めて少ない。

特に重賞は1年に1本だけだ。

いくらこのレースで「あの馬は直線が向く!この馬もいいぞ」などと力説したところで、残念ながら使っていただく場面がないのだ(笑)

それでは、せっかくの重賞回顧がもったいない。そこで今回は特別に!

直線にこだわらないスプリンターとしての将来性

に注目することにした。

 

3頭をピックアップ!

直線競馬は少ないが、1200Mの数は、重賞を含めて非常に多い。

それだけに

「直線の適性もあるが、それ以上に1200M(あるいは1400M)の適性が高そう」

そんな馬を探した方が、皆さまの今後の馬券攻略における参考になると考えた。

そこで、今回は勝ち馬を含めて3頭をピックアップ!

それぞれ、簡単な解説にはなるが、ご覧いただけると幸いだ。

 

1着オールアットワンス⇒スタミナもある!

まずはもちろん優勝したオールアットワンスから。改めて優勝おめでとう!

先ほどもご紹介したように、初の重賞挑戦でいきなりの勝利は凄い。

だが、決して直線だけの馬ではないし、馬自体ももっと良くなると確信している!

そのヒントとなるのが、前走【葵S】(芝1200M・3着)のレース後、当時の鞍上・和田騎手(今回は石川騎手)のコメントだ。

「ゲートを綺麗に出て、良い所で我慢できました。前走、控える競馬をしていたので、自分のリズムで行けました。ただ、まだフラフラしているところもありますし、じっくりと使っていけば、良い馬になると思います

 

フラフラするということは、当然スタミナロスがあるということ。

それでいて、1200Mで3着に好走!ましてや舞台はタフな中京!

根本的なスタミナは、少なくとも1400Mくらいまでは十分にこなせるレベルにあると考えられる。

また「じっくり使っていけば」ということは、将来性・ノビシロも感じられるということ。
秋、そして来年と、もっともっと馬は良くなってくるだろう。

 

将来性も十分に!

その点については、今回のレース後の石川騎手の

まだ戦績の少ない馬ですし、もっともっと活躍できると思います。

というコメントにも表れている。

振り返ってみれば、この馬がデビュー2戦目でオープン初勝利(カンナS)を挙げた舞台が、中山芝1200Mだった。

今年すぐにとは言い切れないが、来年あたり、同じ舞台の【スプリンターズS】で活躍する姿が見られるのではないだろうか。

ぜひ、追いかけていきたい。もちろん、未来の主役はこの馬しかいない!

 

4着トキメキ⇒スムーズなら1200M重賞でも

11着人気の低評価を覆して、堂々の4着好走。

3勝クラスの身での格上挑戦だったこともあるだけに

「直線適性の高さがあったからこその好走ではないか?」

と思われる方もいるだろう。

確かに、直線適性は備えていると思う。ただ、中団付近からゴール前にかけて、ぐっと着順を上げてきたきた時の伸び脚は迫力満点であり、やはり1200Mで本領を発揮しそうな気がする。

3勝クラスに上がってからの3戦では好走はないが、ややスムーズさを欠いたり、状態が足りない面もあった。

まともなら、今回くらいは走れる馬だとみる。

まだ4歳馬ということで、ノビシロもあるだろう。G1というイメージはわかないが、G3の1200Mなら、近い将来、勝ち負けを狙っていけるとみる。

 

12着モントライゼ⇒決して見限れない

実は、今回のレースにおける、私たちの「消える人気馬」だった。

では、どういった理由で評価を下げたのか?

実際に有力会員様にご提供した解説文より、一部を抜粋してみたい。

1000Mを走るには、現時点では少々スピードが足りない気がする。

 

結果としては、予想通り。

それでも、レース前半はそれなりの位置でレースを運んでいたように、正直に申し上げると、想像よりはよく走っていた。1000M適性が高いとは思わないが、底力はやはり本物!

レース中に熱中症の症状が出てしまったのは残念だった。

体調さえ戻れば、1200Mならオールアットワンスに負けない走りができる素材だと思う。

楽しみにしようじゃないか!

 

レースを見逃した方はコチラ

 

【アイビスサマーダッシュ 2021】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 オールアットワンス(石川裕紀人騎手)
「今回初めて乗せてもらいましたが、斤量が51kgですし、スピードがある馬だなと思っていました。枠順も良く、色々な条件が噛み合って、よく勝ち切ってくれました。(51kgという)斤量が味方してくれたという部分もありましたが、強い男馬がいる中で、この内容で勝ち切ってくれて良かったです。まだ戦績の少ない馬ですし、もっともっと活躍できると思います。状態は素晴らしく感じたので、厩舎関係者の方々に感謝したいです」

2着 ライオンボス(鮫島克駿騎手)
「韋駄天ステークスの結果を踏まえて、良い状態に馬を仕上げてもらいました。レースではベストのコースを走ることができました。自信を持って乗っての結果が2着というのは悔しいですが、勝った馬は51kgで良いレースをしていました。完敗でした」

3着 バカラクイーン(菅原明良騎手)
「内枠なので、無理に外へ出すことなく、内を走らせようという指示でした。3着に頑張れたのは上手くハマったところもありますが、1頭で気持ちよく走れたことも良かったと思います」

4着 トキメキ(田辺裕信騎手)
「連闘ですし、格上挑戦で直線競馬の適性もよく分からない中、よく頑張りました。ゴールまで脚を使えるよう、いつもより少し控える形で、最後に脚を使ってくれました」

5着同着 ジュランビル(松若風馬騎手)
「どんな距離でもそこそこ結果を出す馬です。決して1000m向きではない馬ですが、流れについて行けましたし、力は出しています」

7着 タマモメイトウ(津村明秀騎手)
「馬場が速く、前の馬が止まらない感じでした。そんな中でよく頑張っています」

12着 モントライゼ(川田将雅騎手)
「勝ち馬の近くの位置でレースを進めました。レース後に熱中症の症状が出ていました。無事であればいいと思います」

(via ラジオNIKKEI 

 

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