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ホーム勝負の明暗【回顧】毎日杯 2018 勝負の明暗「ダノンプレミアムよ、ダービーで待ってるぜ!」

【回顧】毎日杯 2018 勝負の明暗「ダノンプレミアムよ、ダービーで待ってるぜ!」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】毎日杯 2018 における勝負の明暗

2018年 3月24日(土) 2回阪神1日 天候 : 晴  馬場状態 : 良

第65回 毎日杯

3歳・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1800m 10頭立

馬 名 騎手 タイム 着差 上3F 単勝
1 ブラストワンピース 池添謙一 1.46.5   33.9 1 2.5
5 ギベオン バルジュ 1.46.8 2 34.0 2 3.9
3 インディチャンプ 岩田康誠 1.46.8 クビ 33.6 3 5.1
2 ノストラダムス 和田竜二 1.46.9 クビ 34.0 8 52.9
6 ウォーターパルフェ 酒井学 1.47.1 1 1/2 34.7 9 68.4
7 ユーキャンスマイル 武豊 1.47.1 クビ 34.3 5 8.2
4 シャルドネゴールド 川田将雅 1.47.2 クビ 34.6 4 5.3
10 アルムフォルツァ 浜中俊 1.47.5 1 3/4 34.6 6 26.4
8 テイエムディラン 田中健 1.47.7 1 1/4 34.8 10 130.9
9 マイハートビート 松山弘平 1.48.8 7 36.2 7 45.9

 

 

さて、この毎日杯 2018 は、文字通り1-2-3人気順に決まってしまったので、穴のキングスポーツの出番はなかった…

 

しかしながら、「それ」だけで終わらせてはいけない!!この馬たちも当然、次の日本ダービーやさらなる重賞戦に出てくるわけだから、そこで勝つためにもしっかりと、勝負の明暗を綴っておきたい。

 

 

?1着ブラストワンピース・・・全てはダービーの為に!

このレースの出走前から、「ダービーを狙える」そう豪語していた池添騎手。4戦無敗の王者・ダノンプレミアムは皐月賞へと向かった中で、もう1頭の無敗馬は、早々に日本ダービーへと駒を進めた。その決断が、吉と出るか凶と出るか?来る日本ダービーでの対決を今から想像するだけでワクワクしてしまう。

▲皐月はいらない、狙うはダービーのみ!

毎日杯 2018 では池添騎手の好判断が吉と出た。スタートを決めると、珍しくバンテ(2番手)を確保する、今までとは正反対の形をとった訳だが、ハッキリ言ってこれで勝負あり!!

これは、ブラストワンピースに自信があるからこそ、出し惜しみしない様に強気に出た訳だが、もう1つ理由がある。それは、対ダノンプレミアムを想定してのシミュレーションだ

広い東京コースといえど、勝負どころではピッタリと、ダノンプレミアムをマークする必要があるため、好位で折り合うためのシミュレーションを、この毎日杯でテストした訳だ。

そして流石はハービンジャー産駒らしく、力のいる馬場コンディションではよく走る!!上がり3ハロン33.9秒はなかなかの時計だ!!

▶当ネットコラムでも何度も綴っていることだが、今年のクラシックでは、このシルクレーシングの勝負服が、台風の目と成るかも知れない。桜花賞でも2人気のアーモンドアイ3人気のプリモシーンもこのシルクレーシングの所有馬だ。

 

 

◆ダービーでのポイントは?◆

距離の経験が、明暗を分けるか?!

まずブラストワンピースと、ダノンプレミアムは共に東京巧者であることは間違いない。ただし、ブラストワンピースが、ダノンプレミアムに勝てるポイントがあるとすれば、それは【東京の芝2400m】を既に経験している点だ!!

 

新馬を東京の芝1800m戦でデビューウィン。その後は、東京芝2400m戦で争われる【ゆりかもめ賞】へ出走し、稍重の馬場を物ともせず、34.0秒の末脚で突き抜けた!!

 

この、府中の2400mを経験している事が、日本ダービーでは大きなアドバンテージとなるだろう。血統的背景からも、ディープインパクト産駒のダノンプレミアムよりも、ハービンジャー産駒のブラストワンピースの方が、スタミナには利点があるので、王者を打ち破るチャンスは十分にあるだろう。

 

 

 

 

?2着ギベオン&3着インディチャンプ・・・馬体重が…

ブラストワンピースには、完全に千切られらこの2着ギベオン(2人気)と3着インディチャンプ(3人気)だが、正直「次のレースでは、怪しいのでは?」と思わせてしまう、内容だった。

▲馬体重の維持が、今後の鍵に。

というのも、両馬とも新馬、500万と2戦2勝し、この重賞まで来たことで今回も馬体重が減って出走してきているからだ。故に、近日中に休養を取らずに出走してきたら、馬体重の変化には注意して頂きたい。特にこれからの季節、気温も暖かくなるので、更にマイナス体重で出てきた際には、レースの格式を問わず、テンションが上っていないか?にも十分に注意をして頂きたい。

 

 

 

 

?消える人気馬⇒4番シャルドネゴールド(7着)

やはり、連戦で臨む馬が多い中でメンバー唯一無二の、3ヶ月の休養明けの壁は大きかったか?!

会員様には、事前に以下のように解説したいた。

━━━━━━━━━━
キングS編集長より
勝利馬券の隠し味
──────────
※3着までの
消える人気馬は…
    ↓↓↓
4番シャルドネゴールド
ハッキリ言って素晴らしい馬だ。確実に好位をゲットできるスピードも、ラストまで渋太く粘れるスタミナ、精神力も2歳馬離れしている。だが、今回は3ヶ月ぶりの実戦。ここ目標に仕上げられている馬も多いだけに、狙うなら次か。

 

 

 


 

【毎日杯 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

 

【毎日杯 2018】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 ブラストワンピース(池添謙一騎手)
「この距離でテーマを持って臨んで、良い競馬が出来ました。折り合いもつき、内容としては満点ですね。内ラチにぶつかったのは僕の反省するところですが、それ以外は良かったと思います。レース前から皐月賞には向かわずダービー直行と聞いていたので、緊張感を持ってレースをしました。このまま無事にダービーに向かってもらいたいと思います」

2着 ギベオン(D.バルジュー騎手)
「中団、馬の後ろでリラックスして運べました。直線は良い脚を使いましたが、勝ち馬には届きませんでした。これからの馬です。経験を積めば良いところで走れそうです」

3着 インディチャンプ(岩田康誠騎手)
「前半力んで走っていました。これが無ければもっと良い脚を使えたと思います

4着 ノストラダムス(和田竜二騎手)
「スタートで出てくれて、良い位置から運べました。ゲートさえ出たらこれぐらいは走れます。以前より走りに進境が見られました」

5着 ウォーターパルフェ(酒井学騎手)
「切れる脚がないので、思い切ってハナに行こうと思いました。良いペースで運べました。直線に向いてもバタッと止まることなく、ジリジリ伸びて、このメンバー相手でもよく頑張ってくれていると思います」

6着 ユーキャンスマイル(武豊騎手)
「道中は良い感じで、内にもたれる面もマシでした。現時点では上位の馬とは決め手の差を感じますね」

7着 シャルドネゴールド(川田将雅騎手)
「レース運びはスムーズで、あとは直線抜け出すだけというところでしたが、最後性格の難しい面が出たようです

8着 アルムフォルツァ(浜中俊騎手)
「未勝利を勝ったばかりで重賞でしたから、相手も強いですし、キャリアを積めば期待できると思います」

10着 マイハートビート(松山弘平騎手)
「無理せず3番手で運べましたが、直線に向いて苦しくなってしまいました」

(via ラジオNIKKEI )

 

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