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ホーム勝負の明暗マーチステークス 2021【回顧】穴馬券を諦めてはいけない!次走への一言メモも

マーチステークス 2021【回顧】穴馬券を諦めてはいけない!次走への一言メモも

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】マーチステークス 2021 における勝負の明暗

2021年 3月28日(日) 3回中山2日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重
【11R】 第28回マーチS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(指定) ダート 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
2 3 レピアーウィット 牡6 56 石橋脩 1.51.0 03-03-03-03 37.6 6 21.4 564 +18 (美)堀宣行
6 12 ヒストリーメイカー 牡7 56 内田博幸 1.51.1  1/2 07-07-05-05 37.6 2 11.5 528 -6 (栗)新谷功一
7 14 メモリーコウ 牝6 54 古川吉洋 1.51.6 3 10-10-07-06 37.8 3 13.4 468 +2 (栗)松永幹夫
7 13 オメガレインボー 牡5 54 横山和生 1.51.7  1/2 16-16-16-16 36.7 14 117.4 462 +2 (栗)安田翔伍
B4 8 ハヤヤッコ 牡5 57 三浦皇成 1.51.8  3/4 12-12-11-08 37.7 4 13.5 480 -6 (美)国枝栄
6 11 ナムラカメタロー 牡5 57.5 石川裕紀 1.51.8 ハナ 02-02-02-02 39.0 5 18.3 510 -2 (美)稲垣幸雄
3 5 スワーヴアラミス 牡6 57.5 松田大作 1.52.1 1 3/4 07-07-07-08 38.2 8 25.4 492 +12 (栗)須貝尚介
1 1 ライトウォーリア 牡4 54 横山武史 1.52.2 クビ 04-03-03-03 38.8 11 36.9 500 -4 (栗)高野友和
1 2 デルマルーヴル 牡5 56 大野拓弥 1.52.2 クビ 14-14-15-14 37.5 13 58.0 506 -3 (美)戸田博文
10 4 7 マイネルユキツバキ 牡6 57 柴田大知 1.52.3 クビ 15-15-14-13 37.9 10 34.1 534 0 (美)高木登
11 2 4 ロードゴラッソ 牡6 57 菅原明良 1.52.3 07-07-07-08 38.4 12 56.5 478 +6 *(栗)藤岡健一
12 5 9 ダノンファスト 牡4 55 田中勝春 1.52.4  1/2 12-12-11-11 38.3 7 24.1 460 0 (美)菊沢隆徳
13 5 10 テーオーエナジー 牡6 56 津村明秀 1.52.7 1 1/2 10-10-11-12 38.5 15 137.7 522 -2 (栗)宮徹
14 3 6 アメリカンシード 牡4 55 ルメール 1.53.8 7 05-05-05-06 40.3 1 1.4 470 +2 *(栗)藤岡健一
15 8 15 シネマソングス 牝6 52 武藤雅 1.55.3 9 05-05-07-14 41.5 16 248.8 430 -6 (美)小笠倫弘
8 16 ベストタッチダウン 牡5 56 北村宏司 01-01-01-01 9 28.8 508 0 (栗)橋口慎介

 

3月ラストウィークだった先週は豪華4重賞が行われた。

実は、そのうち3つの重賞が「1&2番人気馬が馬券圏内に」絡んだ堅いレースだった。

穴のキングスポーツとしては、見応えのあるレースに興奮しつつも、もやもやしている部分があったが、、、

唯一波乱になってくれた【マーチS】で馬連83倍の高配当を的中できた!

 

もちろん、堅いレースなら外しても良いなどとは思っていない。

それでも、やはり私たちの見せ場は「波乱のレース」

そういったレースで最低限の仕事を果たせたことで、今週から開幕する4月競馬にも自信をもって臨めそうだ!

「どんなレースでも穴馬券を諦めない」

そんな思いを抱きつつ、勝負に臨むキングスポーツに引き続きご期待いただきたい。

参考⇒今週(日)G1【大阪杯】狙い

 

どうした?アメリカンシード

的中をプレゼントしてくれた上位馬には感謝しているが、やはり単勝1倍台の1番人気を裏切って14着に敗れてしまったアメリカンシードについて最初に触れる必要があるだろう。

前走まで3連勝!そのいずれもが完勝。

それゆえ、昇級戦ながら1番人気に推された。だが、完敗。

レース後、鞍上のルメール騎手は次のように語っている。

「落鉄していました。ペースが速く前に行けませんでした。砂を被り頭を上げていました」

これを、どのように受け止めるべきなのだろうか?

 

本音を語る騎手だけに

これまで、様々騎手のレース後インタビューを見て、また私たちなりに研究をしてきたが、基本的にはルメール騎手は「本音を語る騎手」だと考えてよい。

良い時は良い。悪い時は悪い。

結果は悪くても光明がある時はその旨も語ってくれる。そんな騎手だ。

それだけに、語った敗因については正直な思いなのだろう。

落鉄も厳しかったし、砂を被ることも嫌がった。

 

その一方で、これといった光明が語られることもなかった。

あくまでも、こちら側の感覚にはなるが

「敗因は明らかだが、皆が期待するだけの力は“現時点”では備えていない」

という思いがコメントの裏にはあったのではないだろうか。

 

まだ4歳馬!これからだ

それでも、まだ4歳馬だ!

ここまで見せてきたパフォーマンスが抜群であることは間違いない。素質は十分!

芝とは違い、砂を被るなどの不確定要素が多いダート戦は、実戦経験こそが何よりの強み。

だからこそ、高齢の活躍馬も少なくないのだ。

今日のレースの感じだと、すぐにG1、G2で勝ち負けできるとは思わない。

だがこの先、怪我なく順調に過ごすことができれば、いつか大舞台で輝くだろう。

焦らず、じっくりと見守っていきたい。

 

勝ち馬の勝利の陰にあったものとは?

そんなアメリカンシードを退けて優勝したのが6番人気レピアーウィットだ。

昨年のこのレースの3着馬であり、2走前にはオープンの【ラジオ日本賞】(今回と同じ中山ダート1800Mが舞台)も勝っている。

能力も、コース適性も十分に備えている。

前走【武蔵野ステークス】こそ東京が合わなかったのか惨敗したが、今回は仕上がり良好。

だから、好走しても何ら驚けない馬なのだが、実はその背景には

前日【日経賞】での乗り替わりがあった

のではないかと推測する。

 

プレッシャーから解き放たれて

日経賞ではG1馬に騎乗

ご存知の通り【日経賞】で上位人気に推されたかつての菊花賞馬ワールドプレミアは、武豊騎手の怪我により、石橋脩騎手に乗り代わった。

もちろん、キャリアの長い石橋脩騎手だから、乗り替わりは慣れているだろう。

それでもあの武豊騎手から、しかもG1馬が回ってきたというのは大きな重圧だったに違いない。

結果ワールドプレミアは3着にまとめたが、やはり少々ぎこちないレースぶりのようにも見えた。

その点!レピアーウィットは過去2戦でコンビを組んでいるお手馬。

プレッシャーから解き放たれてたこともあるのか、位置取りから何から、見事な手綱さばきだった。

 

ちょっとしたことに見えて、意外に大きいこと。

競馬予想の世界には、こういった要素が実はいくつもある。

細かいことを丁寧に見ていく癖をつけると、その先には勝利が待っているかも!

ぜひ、頭に入れておいてほしい。

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

今回は、軸馬だった2着ヒストリーメイカー

 

2着ヒストリーメイカー

7歳という高齢馬だが、本当によく頑張っているなと感じる。

落ち着いた道中での追走から、直線でもしっかりと脚を伸ばした。

勝ち馬までは半馬身差と惜しいが、内容としてはほぼ完璧だったように思う。

鞍上の内田博幸騎手も

「色んな競馬場で走り、きっちりと結果を出して、7歳ながら大した馬です。このようなレースをしていれば、チャンスはありそうです」

というコメントで馬を評価した。

これで8戦連続での掲示板圏内。馬券を買う側としては本当に頼もしいが、もしも「重賞勝ち」という点を考えるなら、今回の中山か阪神が合いそう。

昨年2着だった11月の【みやこS】あたりがベストのような気がするがどうだろう。

ベテランでも未来の主役に指名して、引き続き注目していきたい!

 

 

レースを見逃した方はコチラから

 

【マーチS 2021】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 レピアーウィット(石橋脩騎手)
「馬のリズムを損ねないよう、気分良く走らせることを意識して乗りました。手応えも十分で、2着の馬が迫ってくるとまた自分からハミを取って、余力がありました。この中間も調教に乗せてもらってきましたが、体のキレが随分と良くなっていました。数を使っていない馬なので、まだまだ良くなっていくと思います」

2着 ヒストリーメイカー(内田博幸騎手)
「色んな競馬場で走り、きっちりと結果を出して、7歳ながら大した馬です。このようなレースをしていれば、チャンスはありそうです」

3着 メモリーコウ(古川吉洋騎手)
「惜しかったです。外枠でしたが、上手く内に入れて、良いポジションにつけられました。最後は前の2頭に離されてしまいましたが、牝馬ながらよく頑張りました。2着になって賞金を加算したかったです」

4着 オメガレインボー(横山和生騎手)
「作戦通りでした。最後しっかり伸びました。重賞でもやれると思います」

5着 ハヤヤッコ(三浦皇成騎手)
「良い立ち回りができました。スムーズな競馬ができて、最後伸びましたが、前も止まりませんでした。いずれチャンスはあるだろうと思います」

14着 アメリカンシード(C.ルメール騎手)
「落鉄していました。ペースが速く、前に行けませんでした。砂を被り、頭を上げていました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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