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日経新春杯 2019【回顧】断言!上位入線馬の今後には期待が持てる!その理由とは?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】日経新春杯 2019 における勝負の明暗

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
1 2 グローリーヴェイズ 牡4 55 M.デム 2.26.2   09-09-10-06 36.8 1 (美)尾関知人
5 10 ルックトゥワイス 牡6 55 岩田康誠 2.26.3  1/2 13-13-10-10 36.7 5 (栗)藤原英昭
3 5 シュペルミエール 牡6 55 北村宏司 2.26.4  1/2 07-07-08-06 37.1 3 (美)木村哲也
6 11 ノーブルマーズ 牡6 56 高倉稜 2.26.4 クビ 09-09-14-10 36.8 9 (栗)宮本博
2 3 エーティーサンダー 牡6 51 酒井学 2.26.5 クビ 04-04-05-03 37.3 12 (栗)湯窪幸雄
8 16 ムイトオブリガード 牡5 56 川田将雅 2.26.6  1/2 08-08-10-10 37.0 2 (栗)角田晃一
5 9 ケントオー 牡7 55 和田竜二 2.26.6 クビ 11-12-15-15 36.8 15 (栗)西橋豊治
7 13 ダッシングブレイズ 牡7 56 福永祐一 2.27.1 3 15-15-15-10 37.4 16 (栗)斉藤崇史
B6 12 メイショウテッコン 牡4 56 武豊 2.27.1 クビ 14-14-01-01 38.6 6 (栗)高橋義忠
10 3 6 サラス 牝4 49 松若風馬 2.28.1 6 02-02-02-02 39.2 10 (栗)西村真幸
11 4 8 ウインテンダネス 牡6 56 内田博幸 2.28.5 2 11-09-08-15 38.9 7 (栗)杉山晴紀
12 1 1 マサハヤドリーム 牡7 55 北村友一 2.28.9 2 1/2 16-15-10-14 39.4 14 (栗)今野貞一
13 B8 15 ロードヴァンドール 牡6 56 横山典弘 2.29.2 1 3/4 03-03-04-05 40.0 11 (栗)昆貢
14 7 14 アイトーン 牡4 54 国分恭介 2.29.3  1/2 01-01-02-03 40.3 13 (栗)五十嵐忠
15 2 4 アフリカンゴールド 牡4 52 ミナリク 2.29.3 クビ 05-06-05-06 40.0 4 (栗)西園正都
16 4 7 ガンコ 牡6 57 藤岡佑介 2.30.2 5 05-04-05-06 40.9 8 (栗)松元茂樹

 

レース回顧の前に、まずは

【日経新春杯】とはどんなレースなのか?

という点を改めて確認しておく必要があるだろう。結論から言えば

1月競馬を代表する出世レース

ということになる。

 

その証明として、下に載せた直近5年の勝ち馬の名前をご覧頂きたい。彼らの多くは、ここを勝った後に大きな飛躍を遂げている面々!

例えば一昨年の勝ち馬ミッキーロケットは、昨年6月のG1【宝塚記念】で優勝!キングスポーツも馬連9200円的中をプレゼントしてもらった。

また昨年の勝ち馬パフォーマプロミスも、後にハイレベルだった【アルゼンチン共和国杯】を制している。

直近5年の勝ち馬&主な配当

日付 馬名S 着順 人気 騎手 単勝 馬連 馬単 3連複 3連単
180114 パフォーマプロミス 1 M.デム 370 1680 2720 9240 37240
170117 ミッキーロケット 1 和田竜二 290 620 1230 1330 5040
160117 レーヴミストラル 2 川田将雅 470 510 1260 1400 6550
150118 アドマイヤデウス 6 岩田康誠 1210 10150 19580 35650 200130
140119 サトノノブレス 2 ルメール 320 520 930 1380 4700

 

そんなこともあり、今年も「未来のG1馬は誰なのか?」という点を重視して予想に挑んだ。

 

真の底力を問われる戦いを制してこそ

但し、大事なのは「ただこのレースを勝てばよいという訳ではない」ということだ。

近年の日本競馬界は、条件を問わずに「スローペースからの瞬発力勝負」というケースが目立っている。例えば今回のような芝2400Mのレースであっても、上がり3ハロンが33秒台の戦いという場面を何度も目にしてきた。これならマイラーだって戦える。

恐らく、現在の主流である「サンデーサイレンス系」の馬が、そういったレース運びにおいて、最も力を発揮できるからなのだろう。

 

しかし!

瞬発力勝負では「真の底力は問えない」

というのが、40年近くに渡り競馬を見続けてきた私の結論。

日本競馬界の先頭を走っていけるようなエース候補は「底力(スタミナ)が問われる戦い、上がりがかかるような展開をものともせずに、結果を出せる馬」に他ならない。

 

ミッキーロケットもそうだった

ミッキーロケットは本当に成長した

ミッキーロケットが優勝した2017年の【日経新春杯】は、それなりの速いペースでレースが進んだこともあり、やはり底力が問われる戦いとなった。

上がり最速の馬も35秒台だったし、ミッキー自身は36秒かかっている。

一見、派手さはないが、非常にタフな戦いだったし、そんなレースを制したからこそ、後にG1勝ちの栄光が待っていたと言い切っても差支えないだろう。

 

では、今年の上位の面々はどうか?

そこで今回のレースだが、皆様もご存知の通り、前半の1000Mが58秒台という速い流れでレースが進み、尚且つ上がり3ハロン最速(2着のルックトゥワイス)で36秒7もかかるという、2年前を上回るほどのタフな展開!

まさしく、真の底力が問われる形となったのだ。

そんなレースを上位で走り終えた面々、特に1着のグローリーヴェイズ、上でも名前を挙げた2着のルックトゥワイスあたりは、今後の活躍に非常に期待が持てるのではないだろうか。

今年の古馬中長距離路線で、彼らが素晴らしいパフォーマンスを見せた際には、ぜひとも今回のコラムの内容を思い出して頂けるとありがたい。

 

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今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

次走こそ狙え!この馬が未来の主役だ!

今回の「未来の主役」としてご紹介するのは

6着ムイトオブリガード

2番人気ながら6着に敗れたムイトオブリガード。

レース後、鞍上の川田が

「久々の右回り、今の京都の重たい馬場が合わなかった感じです」

と語っていたが「条件が合わなければ好走できない」という時点で、真の大物になる資格は失われたと思う。

とはいえ、これまでのレースで見せてきたパフォーマンスは魅力的だけに、この馬に合う条件、つまり左回りや軽い馬場での戦いの時は、迷わず指名してよいとみる。

 


 

【日経新春杯 2019】を見逃した方は下記からご覧下さい。

 

【日経新春杯 2019】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 グローリーヴェイズ(M.デムーロ騎手)
「強かったです。新潟以来の騎乗でしたけど、その時も強かったですし、段々強くなって成長しています。(ペースが乱れたが)4コーナーでも手応え抜群でした。去年はこの時期に重賞で負けましたが、今日はリベンジ出来ました」

2着 ルックトゥワイス(岩田騎手)
「直線でよく追い上げていますが、4コーナーで外にいた分、届きませんでした」

3着 シュペルミエール(北村宏司騎手)
「コンディションが良く、気合い乗りもちょうど良かったです。いい流れでリズム良く、直線もいけると思ったのですが、もう少しでした」

5着 エーティーサンダー(酒井騎手)
「内枠で軽量、ある程度前でイメージ通りの位置を取れました。リズム良く、この距離でも上手に走ってくれました。突き抜ける脚はありませんでしたが、直線に向いた時は反応を見せてくれました。よく頑張ってくれましたし、自己条件なら力は上位だと思います」

6着 ムイトオブリガード(川田騎手)
「直線、目の前は空いていましたが、苦しい走りになっています。久々の右回り、今の京都の重たい馬場が合わなかった感じです」

9着 メイショウテッコン(武豊騎手)
「スタートも良くなかったですし、逃げるつもりはありませんでした。前半折り合って、外から来られた時、ハミを噛んでいました。そのタイミングでペースがグンと落ちましたから、一気に仕掛けました。ハマッたかと思ったのですが…」

11着 ウインテンダネス(内田博幸騎手)
「ペースが速かったので、位置はあれで良かったと思います。有力馬が近くにいましたし、ジッとしていましたが、いつもなら引っ掛かって行くくらいの馬なのですが、今日は反応がありませんでした」

12着 マサハヤドリーム(北村友一騎手)
「融通の利く、コントロールの利く馬ではないです。馬群が詰まった時にハミを噛んでしまったように、今日は流れが噛み合いませんでした」

13着 ロードヴァンドール(横山典弘騎手)
「休み明けでしたし、相手が強すぎました。ちょっと時間がかかるかもしれません」

14着 アイトーン(国分恭介騎手)
「いくらか急仕上げでしたから、ここを使って良くなると思います」

15着 アフリカンゴールド(ミナリク騎手)
「スタートしていい感じでしたが、今日はペースのプレッシャーがこの馬にはきつかったです」

16着 ガンコ(藤岡佑介騎手)
「好位外めの追走でしたが、終始、力みっぱなしでした。気持ち良く走れていない状況です」

(via ラジオNIKKEI 

 

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