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ホーム勝負の明暗大阪杯 2021【回顧】衝撃の結果は「現代日本競馬の象徴」だ

大阪杯 2021【回顧】衝撃の結果は「現代日本競馬の象徴」だ

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】大阪杯 2021 における勝負の明暗

2021年 4月 4日(日) 2回阪神4日 天候 : 雨  馬場状態 : 重
【11R】 第65回大阪杯
4歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝・内 2000m 13頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
6 8 レイパパレ 牝4 55 川田将雅 2.01.6 01-01-01-01 36.8 4 12.2 422 -2 (栗)高野友和
1 1 モズベッロ 牡5 57 池添謙一 2.02.3 4 10-10-09-05 36.8 6 68.8 486 +2 (栗)森田直行
5 7 コントレイル 牡4 57 福永祐一 2.02.5  3/4 09-09-06-02 37.4 1 1.8 472 +16 (栗)矢作芳人
8 12 グランアレグリア 牝5 55 ルメール 2.02.5 クビ 05-05-05-02 37.4 2 2.8 496 -6 (美)藤沢和雄
2 2 サリオス 牡4 57 松山弘平 2.02.7 1 1/4 03-03-02-02 37.7 3 5.8 538 0 (美)堀宣行
7 10 カデナ 牡7 57 鮫島克駿 2.03.0 1 3/4 12-12-11-11 37.2 11 182.5 484 +8 (栗)中竹和也
3 3 アーデントリー 牡5 57 和田竜二 2.03.3 2 08-08-09-08 37.7 12 202.0 460 +4 (栗)川村禎彦
4 4 ブラヴァス 牡5 57 三浦皇成 2.04.0 4 11-11-11-11 38.2 10 112.9 488 -4 *(栗)友道康夫
8 13 アドマイヤビルゴ 牡4 57 岩田望来 2.04.1  1/2 07-07-08-08 38.6 7 77.6 428 0 *(栗)友道康夫
10 4 5 ペルシアンナイト 牡7 57 幸英明 2.04.2  1/2 13-13-13-08 38.4 9 111.3 498 -2 (栗)池江泰寿
11 6 9 クレッシェンドラヴ 牡7 57 内田博幸 2.04.7 3 06-06-06-06 39.3 8 95.1 498 -2 (美)林徹
12 5 6 ワグネリアン 牡6 57 吉田隼人 2.05.2 3 03-03-03-06 39.9 5 49.8 472 0 *(栗)友道康夫
13 7 11 ハッピーグリン 牡6 57 団野大成 2.11.9 大差 02-02-03-13 45.6 13 283.0 466 -6 (栗)森秀行

 

率直に申し上げて

想像を超える結末だった

私たちキングスポーツは1番人気コントレイルの勝利を信じ、厚め3連単3点勝負にチャレンジ。

レイパパレは馬券の中にも組み入れていたから、上位争いのイメージはあった。

しかし、苦戦が続いていたモズベッロにも先着を許すとは、、、

レイパパレ&モズベッロの底力を認めた上で

改めて競馬の難しさ、奥の深さを感じずにはいられない。

 

もちろん道悪適性の差はあっただろうが

見事な逃げ切り!レイパパレ

敗因は?ということになれば、当然「道悪適性の差」が一番に挙げられるだろう。

レイパパレは前半からフットワークが軽快!

タフな馬場の中で前半1000Mを1分切り、しかも余裕があったから、驚くほどの道悪適性の持ち主だと思う。

モズベッロに関しても昨年【宝塚記念】3着などから文句なし!

それでも!3冠馬には「モノの違い」を見せてほしかったというのが本音。

つい、父ディープインパクトを思ってしまうのだ。

「ディープだったら勝っていたよな」

 

最近の競馬を振り返ってみると

だが、レースが終わった今、冷静に昨今の競馬を振り返ってみた。

特に印象的だったのは一昨年の【有馬記念】だ。

芝G1・9勝馬アーモンドアイでさえ9着に惨敗したじゃないか!

あの時は、直前の海外遠征を体調不良で欠場したり、年末の中山の荒れ馬場が合わないなど、理由はハッキリしていた。

敗因はハッキリしているから参考外とも言えるが、それでも

条件が合わなければアーモンドアイだって惨敗する

ということ。

 

現代競馬界は能力が拮抗

近年の日本競馬界は、十年ほど前とは比べ物ならないほど、各馬の能力が拮抗していると言われる。

今回の結果は現代日本競馬界の象徴かもしれない。

そういえば、先日の【金鯱賞】も忘れてはいけないだろう。

昨年の3冠牝馬デアリングタクトが最低人気のギベオンに敗れた。

この時も道悪で苦しんだという話だが「条件次第で敗れた」という意味では、今回のコントレイルや一昨年のアーモンドアイと同様だろう。

 

デアリングタクトも負けた

3冠級の馬でさえ、難しい戦いを強いられることがある。

オールマイティーで常時勝ち続けられる馬などいないのだ!

それにもかかわらず、先ほど記した「ディープだったら勝っていた」という発想が出てくること自体、私の頭の中が「古い」のかもしれない。

今、心から反省している。

 

コントレイルの評価を下げる必要はない

それだけに、今回のコントレイルの結果は残念だが、大きく評価を下げる必要などない。

良馬場、もしくは多少の道悪なら(福永騎手も道悪が必ずしもダメだという印象は持っていない)やはり現役トップクラスだと思う。

仮に次走が良馬場の【宝塚記念】なら、迷わず軸にするだろう。
(時期的に道悪の可能性は大きそうだが)

それは4&5着に敗れたグランアレグリアやサリオスにも言えることだ。

 

大事なのは、予想する側が彼らを買う場面を間違えないこと

こんな時代だからこそ、私たちはプロの予想家としての腕を見せていきたい。

そうすれば、これからも私たちの馬券を助けてくれるだろう。

ひとまず彼らにはゆっくりと休んでほしい。

 

スーパーホースの誕生に期待!

一方で、ディープインパクトのように、その時代から頭ひとつ抜け出した、桁違いのスーパーホースが誕生することを願わずにはいられない。

やはり、スーパーホースの存在は、やはり競馬界を盛り上げる。

コントレイルは惜しくもその領域にまでは届かなかった。

だが、勝ち馬レイパパレは現時点では「スーパーホースの権利」を持っている!

 

デビュー以来6戦無敗でのG1制覇!

クラシック路線を戦っていないのは惜しいが、それでも無敗馬は夢がある。

今回は、道悪適性の差もあっただろう。

だが、コントレイルの鞍上・福永騎手が

勝ち馬は強かったですね

と認めていた点からも「本物」という見方で間違いないだろう。

 

立場が変わっても

川田騎手が

この勝利で、背負うものも大きくなると思います。
それに見合う走りを一戦一戦していきたいと思います

と語っているように、今後はどういったレースに出走しようとも大きなマークを集める。今回のような楽に逃げられることはもうないだろう。

だがレイパパレは逃げるだけの馬ではない。

デビュー3戦目の【糸魚川特別】では好位3番手から上がり33秒台の脚で差し切っている。

 

福永騎手が認める強さに、自在性が備わっているのだから、今後いくつもG1を勝つ可能性は十分にあるはずだ!

新たな夢を見させてくれそうな「スーパーホース候補」が生まれたことに感謝して、今回のコラムは締めくくりたい。

もちろん、未来の主役に指名しておこう。

 

 

レースを見逃した方はコチラから

 

【大阪杯 2021】のレース後の関係者のコメント

1着 レイパパレ(川田将雅騎手)
「馬場を考えて、スムーズにハナへ行くことを選択しました。道中、力み過ぎない程度のラップを刻みました。4コーナーでは後ろを確認して、馬場の真ん中に出していきました。この馬場ですから伸びてくるのは難しいと思いますし、リズム良く走り切れた結果、このメンバーを相手に勝ち切ってくれました。新馬の時から能力の高さを感じていた馬です。この勝利で、背負うものも大きくなると思います。それに見合う走りを一戦一戦していきたいと思います」

2着 モズベッロ(池添謙一騎手)
「返し馬の感じも状態良く、できれば積極的に乗りたいと思いました。ゲートがもうひとつで後ろからの位置になりました。道中は良いリズムで走って、コントレイルの後ろでしたが、あの馬が動いていった時に一緒に動いていけました。強いて言えば、4コーナーで自分から動くのですが、少し促す形になりました。それでもジリジリと頑張ってくれています。グランアレグリアとコントレイルに先着していますから、こういう馬場も味方してくれた部分もあると思います。それでもよく踏ん張っています。地力のあるところを改めて見せてくれたと思います」

3着 コントレイル(福永祐一騎手)
「スタートはうるさいながらも五分に切ってくれました。前半流れていたので、思ったよりも後ろの位置になりました。今までは長い距離中心に使っていたので、前半のスピードの乗りからあの位置になりました。馬場もそんなに苦にはしていませんでした。3コーナーぐらいから、こういう馬場の状態でしたので動いていきました。最後は脚が上がりました。思っていたより馬場の悪化が進んできましたし、ラストは苦しくなってしまいました。しっかりラストまで、グランアレグリアに関しては競り勝ってくれました。動いていかなければいけない立場の馬ですから、こういう競馬になりました。勝ち馬は強かったですね。この馬場でも止まりませんでした」

4着 グランアレグリア(C.ルメール騎手)
「しょうがないです。すごく良い競馬でした。休み明けでこういう馬場は大変でした。4コーナーまでは良い感じでした。良馬場の2000mならもつのかなと思います」

5着 サリオス(松山弘平騎手)
「内枠でしたし、逃げ馬の後ろにつけて、取りたいポジションから思ったレースはできました。馬場が想像以上に悪くなって苦しくなりました。チャンスのある馬に乗せていただき、何とか応えたかったのですが、申し訳ないです」

6着 カデナ(鮫島克駿騎手)
「道悪は得意でない馬ですが、内外の馬場状態はそれほど変わらないと思って内ピッタリを選びました。のめりながらも手応えはあり、自分の脚は使えました。ハンデ戦の時より軽い57キロは良かったと思います」

7着 アーデントリー(和田竜二騎手)
「道悪は大丈夫でした。良い手応えでしたし、もう少し上手く捌けると良かったのですが...。力はつけています」

8着 ブラヴァス(三浦皇成騎手)
「思ったより馬場が緩くなり進んで行かず、後ろからになりました。交わされた相手をまた交わそうとしたりはしていますし、力のあるところは見せてくれました」

9着 アドマイヤビルゴ(岩田望来騎手)
「前半は良いポジションでしたが、後半は馬場の影響もあって、手が動きました。最後まで走り切っていますし、良馬場ならやれてもいい馬です。次に期待したいです」

12着 ワグネリアン(吉田隼人騎手)
「出して行って勝ち馬を見ながら運べました。勝つには急かしてでもポジションを取らなければと動きました。ただ、馬も今までにない競馬で最後は苦しくなりましたし、馬場もタフでした。今日の競馬で次、行きっぷりが変わってくれれば良いですね」

(via ラジオNIKKEI 

 

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