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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】札幌記念 2023 など⇒プログノーシスに対する率直な思い&次に買いたい未来の主役のご紹介も

【先週の重賞回顧】札幌記念 2023 など⇒プログノーシスに対する率直な思い&次に買いたい未来の主役のご紹介も

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

札幌記念 2023 の回顧&未来の主役

2023年 8月20日(日) 2回札幌4日 天候 : 晴  馬場状態 : 稍重
【11R】 第59回札幌記念
3歳以上・オープン・G2(定量) (国際)(特指) 芝 2000m 15頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
7 13 プログノーシス 牡5 58 川田将雅 2.01.5   13-11-05-02 36.0 2 (栗)中内田充
6 10 トップナイフ 牡3 55 横山和生 2.02.2 4 06-05-03-01 36.9 9 *(栗)昆貢
1 1 ソーヴァリアント 牡5 58 ルメール 2.02.7 3 10-08-10-03 36.7 4 (美)大竹正博
4 6 ダノンベルーガ 牡4 58 モレイラ 2.02.8  3/4 12-12-07-03 37.1 3 *(美)堀宣行
7 12 ヒシイグアス 牡7 58 浜中俊 2.02.8 クビ 13-14-14-07 36.2 7 *(美)堀宣行
3 5 ジャックドール 牡5 58 武豊 2.03.2 2 1/2 04-04-05-03 37.7 1 (栗)藤岡健一
8 14 イズジョーノキセキ 牝6 56 岩田康誠 2.03.3 クビ 15-15-15-10 36.6 10 *(栗)中村直也
6 11 ラーグルフ 牡4 58 戸崎圭太 2.03.7 2 1/2 10-12-11-07 37.6 11 (美)宗像義忠
2 2 ウインマリリン 牝6 56 松岡正海 2.04.0 2 03-03-03-03 38.7 6 (美)手塚貴久
10 4 7 ヤマニンサルバム 牡4 58 吉田隼人 2.04.0 ハナ 06-07-07-07 38.2 15 *(栗)中村直也
11 3 4 シャフリヤール 牡5 58 横山武史 2.04.8 5 05-05-07-13 39.0 5 (栗)藤原英昭
12 5 9 アフリカンゴールド セ8 58 国分恭介 2.05.1 1 1/2 02-02-02-10 40.0 13 *(栗)西園正都
13 B2 3 ウインマイティー 牝6 56 和田竜二 2.05.3 1 08-08-11-14 39.2 12 *(栗)西園正都
14 5 8 マテンロウレオ 牡4 58 横山典弘 2.06.5 7 08-08-13-15 40.2 8 *(栗)昆貢
15 B8 15 ユニコーンライオン 牡7 58 国分優作 2.07.0 3 01-01-01-12 41.9 14 (栗)矢作芳人

 

まさか!?衝撃の4馬身差

「まさか、ここまで大きな差がつくとは、、、」

レースを見終えた時、一番最初に頭に浮かんだ思いだ。

そして、これは私だけではなく、恐らく殆ど全ての競馬ファンが、同様の感想を抱かれたのではないだろうか!?

国内G1のみならず、海外G1でも好走経験を持つ馬が複数揃った今回の【札幌記念】は

「レース史上、最高レベルの一戦」

「プチ天皇賞秋」

などなど、レース前の段階から様々な形容をされていた。

もちろん私も同感だ。それだけに「どの馬が勝とうが負けようが、接戦になるだろう」という思いを持っていた。

そんなレースで4馬身差!?さらにいえば2着&3着の間も3馬身差!?

何だか狐につままれた気持ちになった。

 

なぜ、これだけの差がついた!?

大きな差がついた理由、色々な見方があるとは思うが、私たちの結論はシンプルで「馬場」だと思う。

実際にレース後、川田騎手は、プログノーシスの頑張りを評価した上で、次のようなことを言っている。

こういう特殊な馬場にもなっているので、適性の差も出たのかなとは思います。

以前から繰り返し申し上げていることではあるが、川田騎手は、本当に競馬に対して誠実で、良いことも悪いことも、ズバリ本音を語ってくれる存在だ。

それだけに、このコメントも額面通りに受け取って良いと思う。

また、2着トップナイフの昆師のコメントも見逃せない。

正直ビックリしています。ここまでやれると思いませんでした。

実はトップナイフは私たちにとっては非常に思い入れのある馬の一頭で、春シーズン、何度か回顧のコラムで「未来の主役」に指名している。

それだけに、陣営・関係者などの近しい人を別にすれば「トップナイフのことを最も理解している」くらいのつもりで追いかけてきた。そんな私たちの現状のトップナイフに対する評価は

「ここでの2着という結果自体は全く不思議ではない。だが、3着に3馬身という大きな着差をつけるほどのレベルにまでは達していない」

恐らく昆師も同感で、だからこそ「正直ビックリ」ということなのだろう。やはり馬場が向いた可能性が高い。

 

強いことは確かだが、、、距離はどうなのか?

ということで、今回の結果については、着差自体は鵜呑みにしてはいけないと思う。

とはいえ、仮にパンパンの良馬場だったとしてもプログノーシスは勝ち負けに絡んでいた可能性が高いとは思う。

先ほど、川田騎手のコメントは正直だというお話をした。その際に「特殊な馬場」について触れた以上、今度はプログノーシスについてのプラス面をお話しなければフェアではないだろう。

ポテンシャルは非常に高いのですが、それを発揮するのが難しい馬なので、今日も簡単ではない形ではありましたけれど、こうして(ポテンシャルを)発揮してくれて、また重賞をとってくれましたので、胸を張って良い内容だったと言えると思います。これだけ多くのお客さんの目の前で人気を背負いながら、素晴らしい走りをしてくれました。

川田騎手がここまで言うのだ。ここで好走するに相応しい馬であることは間違いなさそうだ。力的には、馬場問わず、ここでも上位(つまりG1でも十分にやれるレベル)だということ。

 

ただ、一方で、私がプログノーシスについて以前から気になっている点が「距離適性」ついて。

今回の2000Mはべストなのか?今後のプログノーシスの「狙いどころ」を考える上では見逃せない部分だ。

 

私たちは「2000Mがベストだとは思わない」

実はプログノーシスが香港遠征(クイーンエリザベス2世カップで2着)をした際に騎乗していたバートン騎手が

「2000Mは短い(もっと長いところが良い)」

という旨の話をしていた。

百戦錬磨のトップジョッキーの印象は素直に受け止めるべきだろうし、同時に、その片鱗を今回のレースでもハッキリ見せてくれた。

今回、序盤は後方に位置していたプログノーシス。

いくら馬場が向いて、手応えが良かったにせよ、ドンドンまくり気味に上がっていき、相手にをねじ伏せる競馬というタイトなチャレンジできたのは、川田騎手が、プログノーシスのスタミナに絶対の自信を持っていることの証拠だろうと思う。

それだけに、やはりパンパンの良馬場だとしたら、2000Mはベストではないだろう。

今後のローテーションはわからないが、仮に年内を国内で戦うなら【天皇賞秋】よりも【ジャパンカップ】や【有馬記念】で狙うことをお勧めしたい。

 

最後に、未来の主役を1頭!

やはり最後に、私たちの予告の穴馬でもあった

5着(7番人気)ヒシイグアス

に触れない訳にはいかないだろう。

正直に申し上げて、かなりヒシイグアスに対しては手応えがあった。

暑い時期が苦手と言われながら、ここに向けては素晴らしい仕上がり。前走で大きく減らした馬体も戻っていた。狭いコースの2000Mもいかにも合っている。

だが、この馬の最終追い切りの映像をご覧の方はいるだろうか?

実は芝の「重」で行われたのだが、、、ビックリするくらい道悪が上手くない(笑)

明らかにノメっていて、まともに走れていなかった。

それだけに良馬場を祈っていたが、、、無念の稍重、それも「特殊な馬場」だから実際はそれ以上に悪かったと思われる。これでは厳しい。

レース後、浜中騎手は

「馬場も合いませんでした。返し馬でもノメっていました。最後は地力だけで来てくれました」

案の定のコメント、、、

だが大事なのは、地力だけで5着までもってくるところだろう。「古豪衰えず」だ。

この秋、もうひと頑張りがみたい。できれば一昨年好走した香港か、あるいは【有馬記念】か!?

必ずチャンスはあると思う。特に【有馬記念】に出走なら、ぜひ注目したい!7歳でも未来の主役に!

 

北九州記念 2023 の回顧&未来の主役

2023年 8月20日(日) 3回小倉4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第58回テレビ西日本賞北九州記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1200m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
7 15 ジャスパークローネ 牡4 57 団野大成 1.07.3      01-01 34.4 5 *(栗)森秀行
5 9 ママコチャ 牝4 55.5 鮫島克駿 1.07.4  1/2    06-05 33.9 1 (栗)池江泰寿
1 1 ストーンリッジ 牡6 55 坂井瑠星 1.07.4 クビ    06-05 33.9 9 (栗)藤原英昭
8 16 スマートリアン 牝6 55 柴田善臣 1.07.5  1/2    12-12 33.6 8 (栗)石橋守
1 2 ボンボヤージ 牝6 54 川須栄彦 1.07.6 1    08-08 33.9 11 (栗)梅田智之
6 11 トゥラヴェスーラ 牡8 58 藤岡康太 1.07.8 1 1/4    12-12 33.9 7 (栗)高橋康之
5 10 ロードベイリーフ 牡6 55 M.デム 1.07.9  1/2    08-08 34.3 16 (栗)森田直行
7 14 ロンドンプラン 牡3 55 松山弘平 1.07.9    15-17 33.6 4 (栗)宮本博
3 5 エナジーグラン 牡4 55 亀田温心 1.08.0  1/2    15-14 33.8 13 (栗)高柳大輔
10 8 18 モズメイメイ 牝3 54 松若風馬 1.08.0    03-02 34.8 2 (栗)音無秀孝
11 3 6 リプレーザ 牡5 55 藤懸貴志 1.08.1  1/2    18-18 33.4 18 (栗)大根田裕
12 4 7 クリノマジン 牡4 55 田口貫太 1.08.1 ハナ    08-08 34.5 12 (栗)高橋義忠
13 6 12 テイエムスパーダ 牝4 55 今村聖奈 1.08.2  1/2    02-02 35.1 15 (栗)木原一良
14 B2 3 スティクス 牝5 52 幸英明 1.08.3  3/4    03-02 35.1 10 (栗)武幸四郎
15 8 17 シゲルピンクルビー 牝5 55 高倉稜 1.08.3 クビ    14-14 34.2 14 (栗)渡辺薫彦
16 7 13 デュガ 牡4 55 菅原明良 1.08.4 クビ    15-14 34.1 3 *(栗)森秀行
17 4 8 レジェーロ 牝6 53 岩田望来 1.08.5  3/4    05-05 35.1 17 *(栗)西村真幸
18 B2 4 サンキューユウガ 牡7 55 西村淳也 1.08.6 クビ    08-08 35.0 6 *(栗)西村真幸

 

おめでとう!ジャスパークローネ

史上稀に見る大混戦と言われた今年の【北九州記念】だったが、終わってみれば5番人気のジャスパークローネが、前走【CBC賞】に続いて堂々の重賞2連勝!

これで、ほぼ、サマースプリントシリーズの優勝を手中に収めたと言えそうだ。

関係者の皆様には、心からの祝福を申し上げたい。

さて、近年【CBC賞】→【北九州記念】は黄金ローテになりつつある。

例えば、今年のG1【高松宮記念】を制覇したファストフォースは、一昨年、このローテで1着&2着と好走を続けた。(※この年はどちらも小倉開催だった)

そうした実績がある割には、ジャスパークローネの評価はあまり上がっていなかった(5番人気)ので、驚かれた方も多いだろう。

理由は、前走のレース後の団野騎手のコメントに象徴されている。

以下、実際のコメントだ。

「芝の馬場はずっと前残りだったので、脚質は合うと思いましたし、テンに出てからのスピードもあるので、逃げようと思っていましたが、予想以上に楽に逃げることができました。マイペースで行けたのが一番良かったと思います」

要するに、恵まれたということ。

それだけに、同型のモズメイメイがいる今回は「マイペースでいけない=簡単ではない」という考えになるのは自然かもしれない。正直言って、私自身も、そう感じていた部分があった。

だが、いざレースが始まってみれば、再度の好スタートからの激走だ!

 

過信はできないが

長年競馬を見てきた中での、あくまでも私なりの結論になるが、どれだけスタートが良い馬でも、まず百発百中はない。大きな失敗まではなくても、ほんの僅かな立ち遅れ位は、経験するものだ。

それこそモズメイメイも、前走は奇跡レベルの好スタートを決めたが、今回はそうはいかなかった。

ジャスパークローネも、今後は、この2戦ほど上手くいかず(出脚がつかず)4〜5番手を追走といったケースもあるかもしれない。

それだけに、過信はできないが、一方で「侮ってはいけない馬」だとも感じた。

ジャスパークローネは、ただの逃げ馬ではない!

直線での走りは、単にスピードに任せて押し切った訳ではなく、動きを見る限り、この馬なりにもうひと伸びしようという意識があるように思えたし「逃げベスト」だが「逃げだけではない馬」というのが正解かもしれない。つまり、器が大きい。

今後、G1路線でも十分に馬券圏内が狙っていけるだろう。

それにしても、鞍上・団野騎手の導きも素晴らしかった。【高松宮記念】ウイナーらしく、この距離に自信を持っているのだろう。堂々としていた。黄金世代と呼ばれる5年目の中でも、頭ひとつ抜けつつあるか!?

何となくやりそうな予感もあり、レース前には次のようなコラムを公開していたが、ご覧くださった方はいるだろうか?(なかなか先見の明があるじゃないか、、、笑)

楽しみな人馬へ、今後の期待も込めて、両者を未来の主役としたい!

 

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