このコラムでは【金鯱賞 2021】における「高配当の主役」を無料公開中！
さあ、楽しみなレースが迫ってきた！
３冠牝馬デアリングタクトの３ヶ月半ぶりの実戦となる【金鯱賞】だ！
最近は、キングスポーツのご会員様より「金鯱賞はどう？」といったお問い合わせをいただくことが多い。
レースに対する注目度の高さを感じるし、当然、予想する側の私たちも燃えている。ぜひ、楽しみにしていてほしい。
▼参考⇒既に公開中の金鯱賞狙いの記事
そのデアリングタクトだが、久々の分100％の仕上げではなさそうだ。
ただ、そんじょそこらの馬と一緒にしてはいけないだろう。
ドバイに挑戦するクロノジェネシスらと共に、現役最強牝馬を争う位置にいるのだ！
例え叩き台でも、確実に上位争いに絡むとみた！
ということで、軸馬ならデアリングタクトしかいない！
金鯱賞 2021
上位人気候補の３頭を解説
【短評】１番デアリングタクト（松山・杉山）
▼最近の主な戦績
ジャパンカップ ３着
⇒昨年史上初となる無敗の３冠牝馬となった女傑！
前走の【ジャパンＣ】は３着に敗れ、初黒星となったが、負けた相手はアーモンドアイとコントレイルの３冠馬。この馬の実力を改めて確認できた上に先々が楽しみになる一戦だった。
中京競馬は初となるが、府中での走りから左回りも問題なく、【秋華賞】では早めの先頭から押し切っており、スパイラルカーブの強いコースも難なく対応できそう。４月には海外の香港Ｇ１【クイーンエリザベス２世Ｃ】に登録。それだけにここでは恥ずかしい競馬はできない！
【Check Point】⇒前走の【ジャパンＣ】は直線でモタれる場面があり、それを矯正しながらの競馬だった事から負けた中でも強かった内容。先月偉大な祖母（父の母）シーザリオが天に召されたことからも、ここは天国に捧げる勝利を！
▼参考レース ジャパンカップ
デアリングタクトは確かに強い。
だが、相手関係に関しては、決して堅いとは考えていない！
金鯱賞 2021 枠順確定
2021年 3月14日(日) 2回中京2日目 10頭 [15:25発走]
【１１Ｒ】 第57回金鯱賞
４歳以上・オープン・Ｇ２(別定)(国際)(指定) 芝2000m (A)
| 枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | デアリングタクト | 牝4 | 松山弘平 | 55 | (栗)杉山晴紀 |
| 2 | 2 | サンレイポケット | 牡6 | *秋山真一 | 56 | (栗)高橋義忠 |
| 3 | 3 | ブラヴァス | 牡5 | 福永祐一 | 56 | (栗)友道康夫 |
| 4 | 4 | グローリーヴェイズ | 牡6 | 川田将雅 | 57 | (美)尾関知人 |
| 5 | 5 | ギベオン | 牡6 | *西村淳也 | 56 | (栗)藤原英昭 |
| 6 | 6 | ジナンボー | 牡6 | *菱田裕二 | 56 | (美)堀宣行 |
| 7 | 7 | キセキ | 牡7 | *Ｍ．デム | 57 | (栗)辻野泰之 |
| 7 | 8 | ペルシアンナイト | 牡7 | 大野拓弥 | 57 | (栗)池江泰寿 |
| 8 | 9 | サトノフラッグ | 牡4 | *ルメール | 56 | (美)国枝栄 |
| 8 | 10 | ポタジェ | 牡4 | *北村友一 | 56 | (栗)友道康夫 |
前哨戦は一筋縄ではいかない
ここで、先週の【弥生賞】のお話をさせてほしい。
多くの競馬ファンが堅いと考えていたダノンザキッド。
単勝1.3倍の圧倒的な評価は、さすがは無敗のＧ１馬。
だが、終わってみれば馬券圏内こそ確保したものの、完敗と言ってよい３着。
実はダノンザキッドに対して、私たちは記事やYoutubeなどで
先に目標がある分、確勝級だとは全く思わない。だが、上位争いには絡む
という評価を公表していた。
これまで完璧は走りを続けていたダノンザキッドに対して「確勝級だとは思えない」と感じたのは、やはり本気度が伝わってこなかったから。
いくら力があろうとも、そういった状況できっちり勝てるほど競馬の世界は甘くはない。
そして、今回の有力馬たちからも似たような雰囲気を感じるのだ。
金鯱賞 2021
上位人気候補の２頭を解説
【短評】４番グローリーヴェイズ（川田・尾関）
▼最近の主な戦績
京都大賞典 １着
⇒19年のＧ１【香港ヴァーズ】を優勝！
昨年は秋まで復調するのに時間はかかったが、２走前の【京都大賞典】でしっかりと重賞を勝利し、前走の【ジャパンＣ】はコントレイルやデアリングタクトと僅差の競馬からも海外Ｇ１制覇が伊達ではないことを証明！
ちなみに【ジャパンＣ】後は有馬記念に参戦するという話もあったが、ここまでスタンバイ。休養十分で迎える一戦となる！
【Check Point】⇒地力は現在も間違いなくＧ１級だが、今回は３歳夏以来となる芝2000mに対応できるかがポイントとなる。ユッタリしたペースに慣れている事で戸惑いを見せないかが少々心配。
▼参考レース 京都大賞典
【短評】７番キセキ（デムーロ・辻野）
▼最近の主な戦績
宝塚記念 ２着
⇒17年に【菊花賞】を勝利してから勝利こそ遠のいているが、昨年は【宝塚記念】＆【京都大賞典】で２着と全く衰えは感じさせない。
２走前の【ジャパンＣ】では久しぶりにハナを切る競馬を試みた。結果は８着に敗れはしたが、４角に入っても後続に差があったことから、逃げ切ってしまうのではないか？という走りを見せてくれた。
前走の【有馬記念】は出遅れた事やジャパンＣの疲労で12着に敗退したが、リフレッシュされた今回は万全の仕上がり！まだまだこの馬の現役生活は続く！
【Check Point】⇒今回は約２年半振りにデムーロ騎手が騎乗予定！彼の手綱捌きによって【菊花賞】を制した！人馬共に復活となるのか！？
▼参考レース 宝塚記念
デアリングタクトは別だが
もちろん、先に大目標を置けるというのは
Ｇ１を本気で狙っていける実力馬
であることの裏返しなのだ。そのこと自体は高く評価すべき。それは大前提。
それでも、上でも記したように、先に目標を置いた状態で重賞をあっさり勝てるほど、現在の競馬の世界は甘くはない。
（もちろんデアリングタクトなど一部のスーパーホースは別だが）
だとすれば！
やはり前哨戦の鉄則にはなるが
ということで、非常に楽しみな「古豪」の発掘に成功した。
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では、その古豪の正体とは？
今回はいつもコラムをチェックして下さる皆様への感謝を込めて、発掘に成功した
単勝でいうと、間違いなく半分より下だろう。それだけに！
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「イチオシの穴馬」その正体は！？
さあ、皆様お待ちかね【金鯱賞】における「デアリングタクトの相手に買いたい伏兵」
手応えありの一頭！早速いってみよう！
激走必至 ➡８番ペルシアンナイト（大野・池江寿）
この馬が残してきた実績の高さは誰もが認めるところだろう。
３歳秋の段階で古馬相手にＧ１【マイルチャンピオンシップ】を優勝しながら、６歳になった昨年も大活躍！【札幌記念】では上がり最速の脚を繰り出して２着に入り、また年末【有馬記念】でもクロノジェネシスから0.6秒差７着にまとめているのだ。
今回戦うメンバーの中に、クロノジェネシスから0.6秒差で走れる馬が他に何頭いるだろう？
こうした単純な考え方でも十分に狙えるのではないだろうか。
ただし、やはり７歳という高齢だ。
昨年活躍したとはいえ、年をまたいでどうなんだ？と気にされる方も出てくるだろう。
そこで仕上がりを入念にチェックしたが、結論からいえば
「休み明けにもかかわらず、有馬記念を走った時と変わりなし」
１週前の栗東ＣＷでは長めから追われて80秒８⇒11秒６で走破したが、フットワークにキレがあった。
陣営から
「明けて７歳だから変わらないというのが一番」
というコメントが出ていたが、全くの同感。
さすがは池江寿厩舎だなと感じるし、前走時の力を出せるなら、まずここならやれる！
ちなみに、かつてはマイルでＧ１を勝った馬だが【札幌記念】の結果からもわかるように、いまなら2000Ｍあたりがベストだろう。
中京芝コースでの勝利実績がある点も含め、自信の穴馬として指名したい。
尚、鞍上の大野騎手は昨年【秋華賞】でマジックキャッスルと共に２着に入った。
パートナーこそ違うが、再び「松山騎手＆大野騎手」のワンツーを見せてほしい！
これだけでは勝てない！
伏兵・ペルシアンナイトに対しての大きな期待はお伝えした。
だが、それだけで馬券で勝てるわけではない！
現在の競馬界の売り上げにおける６割を占めるのが３単＆３複！
当然、皆様のニーズもそこにあるに違いない。
最低でもペルシアンナイト、そしてデアリングタクトの他に１頭が必要！
・その他の有力候補たちの評価は？
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