皐月賞 2023【予想/穴馬】枠順確定！史上空前の大混戦だからこそ！やるべきことは「ポイントの絞り込み」だ！ソールオリエンス、ファントムシーフらが出走予定

2023年4月15日

10823

✔️チェックポイント

このコラムでは【皐月賞 2023】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

皐月賞 2023 枠順確定

2023年 4月16日(日)　3回中山8日目　18頭　[15:40発走]
【１１Ｒ】　第83回皐月賞
３歳・オープン・Ｇ１(定量)(牡・牝)(国際)(指定)　芝2000m (B)

枠	番	馬名	性齢	替騎手	斤量	調教師	馬主
1	1	ソールオリエンス	牡3	横山武史	57	(美)手塚貴久	社台レースホース
1	2	ワンダイレクト	牡3	*藤岡佑介	57	(栗)藤岡健一	青山洋一
2	3	グリューネグリーン	牡3	*石川裕紀	57	(美)相沢郁	斎藤光政
2	4	ショウナンバシット	牡3	*Ｍ．デム	57	(栗)須貝尚介	国本哲秀
3	5	フリームファクシ	牡3	*レーン	57	(栗)須貝尚介	金子真人ホールディングス
3	6	ウインオーディン	牡3	*三浦皇成	57	(美)鹿戸雄一	ウイン
4	7	ファントムシーフ	牡3	ルメール	57	(栗)西村真幸	ターフ・スポート
4	8	トップナイフ	牡3	横山典弘	57	(栗)昆貢	安原浩司
5	9	ホウオウビスケッツ	牡3	横山和生	57	(美)奥村武	小笹芳央
5	10	ラスハンメル	牡3	*石橋脩	57	(栗)松永幹夫	キャロットファーム
6	11	シャザーン	牡3	岩田望来	57	(栗)友道康夫	金子真人ホールディングス
6	12	ダノンタッチダウン	牡3	川田将雅	57	(栗)安田隆行	ダノックス
7	13	グラニット	牡3	嶋田純次	57	(美)大和田成	ミルファーム
7	14	タスティエーラ	牡3	松山弘平	57	(美)堀宣行	キャロットファーム
7	15	ベラジオオペラ	牡3	*田辺裕信	57	(栗)上村洋行	林田祥来
8	16	タッチウッド	牡3	*武豊	57	(栗)武幸四郎	吉田和美
B8	17	メタルスピード	牡3	津村明秀	57	(美)斎藤誠	Him Rock Racingホールディングス
8	18	マイネルラウレア	牡3	*戸崎圭太	57	(栗)宮徹	サラブレッドクラブ・ラフィアン

心の底から「史上空前」

これまで、予想家として数多くのＧ１レースを予想してきた。

当然、様々なタイプのレースと巡り合うことになる。

【皐月賞】の話に限っていえば、ディープインパクトのような「超一強」が存在した年があった。

また、一昨年などはダノンザキッドとエフフォーリアが２強という評価を受けていた。

結果的に、優勝と惨敗と、ハッキリと明暗が分かれるあたりが、競馬の面白さであり、厳しさでもあるのだが、、、

それはともかく、ひとつ確かなのは、結果とは別に、どういった年でも「レースの柱になるような馬は必ず存在していた」ということ。

柱になる馬が「本物なのか否か」まずそこを見極めることで、レースの全体像が読みやすくなるという側面は、確かにあると思う。

だが！！今年に関してはそうではない。

決して大袈裟ではなく「史上空前の大混戦」だ！！

キングのキーワード
→腹を括ってポイントを絞り込め

さて、恐らく今回のような混戦を予想される際、競馬ファンの皆様は非常に迷われると思う。

そして、色々なことを調べ、予想に取り入れたくなるものではないだろうか。

血統、騎手、仕上がり、枠順、、、

もちろん、そうした取り組みを否定するつもりはない。競馬は十人十色で良いのだから。

ただ！長年の経験から培った、私なりの大混戦の攻略法は

「腹を括ってポイントを絞り込め」

ということになる。

結局、あれやこれやと材料を並べても、余計に迷いが生じ、いつまで経っても結論に辿り着けないと私は思う。

それよりも、まずはじめに「仕上げを重視する」とか「血統を重視する」とか方向性を決める。そうすることで、結論へ辿り着きやすくなる。

しかもそれだけではなく、予想をしていて違和感が生まれても、方向性が決まっていれば、すぐに立ち帰れる！

その上で、方向性を決め直すのも良し。腹を括ることのメリットは本当に大きいのだ！

覚悟の結論！どうぞお楽しみに！

じゃあ今回はどうする？

あまり詳しいことを言って、答えに辿り着かれても困ってしまうので（笑）ざっくりとお話しておくと「コース適性」は大事にすべきレースのように思う。

混戦だけにごちゃつく場面もあるだろう。そうなった時に、適性の有無は重要になってくると思うが、、、

いずれにせよ、私たちの覚悟はもう決まっている。そして、非常に手応えがあることを断言しておきたい！

なんとしても勝って、皆様と笑顔の瞬間を分かち合いたいと考えている。

レースの瞬間、どうぞ楽しみになさっていてほしい！

では、主な出走予定馬のご紹介だ！

皐月賞 2023　上位人気候補の５頭を解説

【短評】ソールオリエンス（横山武・手塚）

▼最近の主な戦績
京成杯１着
⇒前走の【京成杯】は４角で外に大きくふくれるも、直線半ばで悠々と抜け出した。天井知らずの脚力を制御するために、今回からリングバミを着用。手塚師は「コーナーも問題ないと思う。かなり能力は高いし期待しています」とうなずく。

間隔をあけての出走は現代のトレンドでもあり、仕上がりに関しても不安はなさそうだ！

【Check Point】⇒昨年のイクイノックスに続き今年もキタサンブラックから大物が出てきた！しかし関係者からは「トモが全然甘いですし、完成は秋以降になるのかなという感触です」とジャッジ。現時点でどこまで強いのか！？楽しみでならない。

▼参考レース　京成杯

【短評】ファントムシーフ（ルメール・西村真）

▼最近の主な戦績
共同通信杯１着
⇒見応えのあったレースが【共同通信杯】！好スタートから一度は先頭に立つも、押して上がってきたタッチウッドにハナを譲って２番手でレースを進めた。直線、逃げるタッチウッドが粘り込みを図るが、坂を上がってファントムシーフが一気に加速。残り200ｍをきってからタッチウッドを振りきって、鮮やかな勝利を飾った。

２走前の【ホープフルＳ】はレース自体がゆったりした流れだったため、前が最後まで止まらずに４着にとどまったが、ここまで自在性を生かした安定した走りで好結果を残してきただけに、経験値の高さと鞍上ルメール騎手と共に頂点を狙う！

【Check Point】⇒１週前追いは３頭併せで遅れたがルメール騎手は好感触！６ハロン８０秒３－１１秒５をマークして最後は力強い走りで駆け抜けた！ハービンジャー産駒の特徴が色濃く出ており、いかにも皐月賞向きのタイプ。

▼参考レース　共同通信杯

【短評】フリームファクシ（レーン・須貝）

▼最近の主な戦績
きさらぎ賞　１着
⇒姉に国内外のGIを制したディアドラという超良血馬！デビュー戦こそ敗れたが、その後は重賞【きさらぎ賞】まで怒涛の３連勝！いずれも着差以上に余裕のある勝ちっぷりだった。

１週前の追い切りはCウッドで6ハロン81秒4－11秒2でG1馬ドルチェモアを追走して併入。須貝師は「想定通り。前走は（ハミを）かんでいたけどよく頑張った。どんどん勉強して賢くなっている。それがレースで生きてくれれば」と期待していた。

【Check Point】⇒鞍上をレーン騎手を起用してきた辺りから素質の高さを感じさせる。気になるのは勝ってきた３連勝は全て少頭数。フルゲートで激しい先行争いに対応できるかが大きなカギとなる。

▼参考レース　きさらぎ賞

【短評】タスティエーラ（松山・堀）

▼最近の主な戦績
弥生賞　１着
⇒デビュー時は気の強さが目立っていたが、前走の【弥生賞】は落ち着いて走ることができて見事優勝！近年【弥生賞】馬から皐月賞の優勝馬が出てきていないが、あのタイトルホルダーや菊花賞を勝つアスクビクターモアが勝ったように伝統の重賞であることには変わりない。

なお２週前の時点で同じくウッドで6ハロン81秒2－11秒2をマークしており、体調はすでに微調整の域にある。気性面の荒さを見せず、自分の力を発揮すれば自ずと結果はついてくる。

【Check Point】⇒松山騎手からは「スタートが上手でセンスがある馬。気持ちの面も現状、気になるところはありません。楽しみを持って本番を迎えられそうです」と１７年アルアイン以来となる皐月賞制覇を早くも意識していた。

▼参考レース　弥生賞

【短評】ベラジオオペラ（田辺・上村）

▼最近の主な戦績
スプリングＳ　１着
⇒無傷の３連勝で【スプリングＳ】を制覇！内を回った馬に有利なトラックバイアスだったが、この馬だけ外を回って凄い脚で突っ込んできた内容は凄まじいの一言！

新馬戦も【セントポーリア賞】もスローからの瞬発力勝負という展開で勝ってきたが、今までとは全く違う展開において強い競馬を見せてくれた事から本物かもしれない。新コンビとなる田辺騎手は「乗りやすいし、反応もいいですね。そんなに気性も荒くないし、落ち着いている。2000メートルもいいと思います。声をかけてもらってありがたいです」と好感触を得ていた。

【Check Point】⇒ドゥラメンテやグレートマジシャンといった実力馬も勝利している【セントポーリア賞】を勝った実力馬！現時点での完成度と総合力で一歩リードの感じ。父ロードカナロアからもダービーよりも皐月賞向き。

▼参考レース　スプリングＳ

↓↓今すぐご利用OK↓↓

後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。

ぜひ、参考になさってほしい。

その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。

皐月賞 2023【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度（5段階）	★★★　今年も波乱
3連単予想配当	５万馬券以上
3連単平均配当（直近５年）	10万3,588円
展開	ミドル〜ハイ→中団組

尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。

ぜひ、ご確認いただきたい。

私たち「キングスポーツ」とは！？

はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！

自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？

おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。

レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。

そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。

・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか？？

キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。

具体的には

「馬連か？３連単か？３連複か？買うべき券種について明確に結論を出した上で、指定買い目をご提供している」

ということです。

スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。

それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。

その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。

私たちが推奨する券種は

「儲けるための券種＆買い方」

です。

最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする

また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく

「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ（結論に至ったプロセス）」

を惜しみなくお知らせしています。

自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり

「教わる側」ではなく「教えられる側」

の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。

馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！

ちなみに

プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感

も強調させてください。

長くなってしまいましたが、最後に改めて。

キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。

私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！

皐月賞 2023 攻略データ集

では、ここからはデータの話題へ。

中山で行われた近15回の【皐月賞】を対象としてデータを収集した。
（2011年は東京なので2007年から）

まずは、４角位置別の成績からご紹介！

１）４角位置別の成績をチェック！

早速、直近15回の４角位置別の成績からご紹介していこう。

皐月賞　４角位置別の成績（近15回）

４角位置	着別度数	勝率	連対率	複勝率
４角1番手	2- 1- 1- 11/ 15	13.3%	20.0%	26.7%
2番手以内	2- 2- 3- 25/ 32	6.3%	12.5%	21.9%
3番手以内	3- 5- 4- 41/ 53	5.7%	15.1%	22.6%
4番手以内	6- 7- 5- 50/ 68	8.8%	19.1%	26.5%
5番手以内	8- 9- 8- 70/ 95	8.4%	17.9%	26.3%
7番手以内	12- 9- 9- 88/118	10.2%	17.8%	25.4%
10番手以内	15- 11- 13-125/164	9.1%	15.9%	23.8%

ご注目いただきたいのは４角10番手以内の馬たち。

何と対象15回の勝ち馬すべてがこの中に入っている！

【皐月賞】は基本的にはフルゲート！

つまり、ほぼ半分より後ろにいる馬は勝利圏内からは外れているということ。

各馬の脚質は要注意だ！

２）前走の距離別成績をチェック！

次は、前走の距離別の成績をチェック！

皐月賞　前走の距離別成績（近15年）

前走平地距離	着別度数	勝率	連対率	複勝率
1200m	0- 0- 0- 1/ 1	0.0%	0.0%	0.0%
1300m	0- 0- 0- 0/ 0
1400m	0- 0- 0- 1/ 1	0.0%	0.0%	0.0%
1500m	0- 0- 0- 0/ 0
1600m	0- 2- 0- 10/ 12	0.0%	16.7%	16.7%
1700m	0- 0- 0- 0/ 0
1800m	10- 3- 7-100/120	8.3%	10.8%	16.7%
1900m	0- 0- 0- 0/ 0
2000m	5- 10- 8- 87/110	4.5%	13.6%	20.9%
2100m	0- 0- 0- 0/ 0
2200m	0- 0- 0- 17/ 17	0.0%	0.0%	0.0%
2300m	0- 0- 0- 0/ 0
2400m	0- 0- 0- 2/ 2	0.0%	0.0%	0.0%

ご覧いただければおわかりの通り

ほとんど

前走1800Ｍ組ＶＳ前走2000Ｍ組

ということになる。

結論は

単勝派・１着馬固定派の方 ⇒ 1800Ｍ組

複勝派・連軸を探したい方 ⇒ 2000Ｍ組

皆様それぞれの予想のスタイルに合わせてお使いいただきたいデータだ。

３）馬体重の増減別成績

最後に、レース当日の「馬体重の増減別成績」を確認しておこう。

皐月賞馬体重の増減別成績（近15年）

馬体重	着別度数	勝率	連対率	複勝率
-19～-10kg	2- 2- 2- 13/ 19	10.5%	21.1%	31.6%
-9～ -4kg	4- 8- 5- 80/ 97	4.1%	12.4%	17.5%
-3～ +3kg	9- 5- 6- 95/115	7.8%	12.2%	17.4%
+4～ +19kg	0- 1- 2- 31/ 34	0.0%	2.9%	8.8%