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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】七夕賞 2026→これぞ競馬!これぞ夏競馬!上位3頭から感じた率直な思いとは!?

【先週の重賞回顧】七夕賞 2026→これぞ競馬!これぞ夏競馬!上位3頭から感じた率直な思いとは!?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

七夕賞 2026 の回顧

2026年 7月12日(日) 2回福島6日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重
【11R】 第62回七夕賞
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
6 11 アスクナイスショー 牡5 55 田辺裕信 1.57.9 02-02-02-01 35.8 2 (美)中舘英二
B3 6 マイネルモーント 牡6 56 石川裕紀 1.58.3 2 1/2 08-09-07-05 35.7 6 (美)高木登
5 9 オニャンコポン セ7 54 吉田豊 1.58.5 1 14-14-13-07 35.4 15 (美)小島茂之
5 10 センツブラッド 牡4 56 原優介 1.58.6 1 03-03-03-03 36.3 7 (栗)斉藤崇史
B1 1 ボーンディスウェイ 牡7 56 丸山元気 1.58.7 クビ 11-10-10-07 35.8 14 (美)牧光二
8 15 ヤマニンブークリエ 牡4 56 横山典弘 1.59.1 2 1/2 07-07-07-05 36.4 5 (栗)松永幹夫
2 4 カラマティアノス 牡4 58 岩田康誠 1.59.1 クビ 08-07-07-10 36.5 1 (美)奥村武
3 5 オーロラエックス 牝5 55 坂井瑠星 1.59.5 2 1/2 10-10-13-14 36.4 11 (栗)杉山晴紀
1 2 コントラポスト セ6 56 菊沢一樹 1.59.6 クビ 03-03-03-04 37.3 8 (美)菊沢隆徳
10 8 16 サヴォーナ 牡6 58 池添謙一 1.59.7  1/2 06-06-06-07 37.2 3 (栗)中竹和也
11 4 8 クリスマスパレード 牝5 55 杉原誠人 1.59.9 1 1/2 11-10-11-12 36.9 13 (美)加藤士津
12 7 13 バトルボーン 牡7 57 戸崎圭太 2.00.6 4 03-03-03-10 38.3 4 (美)林徹
13 B6 12 リカンカブール セ7 57 荻野極 2.00.8 1 1/4 16-16-15-14 37.4 10 (栗)田中克典
14 2 3 ショウナンマグマ セ7 55 三浦皇成 2.01.1 2 01-01-01-02 39.5 16 (美)尾関知人
15 7 14 オールナット 牡5 57.5 西村淳也 2.01.1 11-13-11-12 38.1 12 (栗)高野友和
16 4 7 メリオーレム 牡5 55 M.デム 2.09.5 大差 14-15-16-16 45.3 9 (栗)友道康夫

 

基本的には「2本の柱」

改めて申し上げるまでもないが、夏競馬は

「何が起きても驚けない」

超トップクラスが不在のシーズンゆえに、ただでさえ各馬の能力は拮抗している。(ましてや七夕賞はハンデ戦でもある)

また、その多くが、福島や小倉に代表される、ごちゃつきやすい狭いコースで開催される。

極めて難解な条件下での戦いになることは間違いない。

それゆえ、単純に馬単体の能力ばかりを比較していても、いつまで経っても結論にはたどり着かない。

だからこそ、私たちは、夏競馬を予想する際には

・レースの大局観
・各馬の仕上がり

を2本柱として重視し、予想に挑むようにしている。

要するに、能力以外の要素だ。

例えば七夕賞なら

大局観、つまり方向性をしっかりと定められたら、そこに当てはまる馬を中心に考えれば良くなるから、大幅に結論への距離が近づく。

そして、仕上がりだ。

競走馬はどうしても暑い時期を苦手とする面がある。

それだけに、春秋競馬と比べて、各馬の仕上がりに差が生まれやすいのが夏シーズンの大きな特徴でもある。

 

では、実際にどうだったのだろう?

まず大局観、方向性に関してだが、今回は「コース」にポイントがあるとみた。

 

大局観に当てはまった2&3着馬

福島2000Mの場合、最初のコーナーまでの距離が長いため、先行争いがタイトになりがち。スタミナは必要。

一方で、コーナーでスパイラルカーブ(外に振られて距離ロスしやすい)が採用されているため、最後方からぶん回すような形では届かない。

それだけに、4角ではそれなりの位置がほしい。

そのあたりをまとめたのが、上記の画像になるわけだが、今回の2着マイネルモーント&3着オニャンコポンなどは、まさに当てはまったと言えるのかもしれない。

 

道中での位置取りにはそれぞれ違いはあったが、両者の4角通過は5番手と7番手。好位~中団だ。

また、スタミナに関しては、マイネルモーントは父ゴールドシップの血統背景&広い東京芝2000Mのオープンで連対歴あり。

オニャンコポンはかつてダービーでも8着に健闘したことのある馬。

 

マイネルは好調教馬

また、仕上がりに関していえば、実はマイネルモーントは、有料会員様にご提供した

イチオシの好調教馬

でもあった。

▼参考▶️実際にご提供した好調教馬・マイネルモーントの解説▼

2走前、今回と同じ福島芝2000Mで戦った【福島民報杯】において、必ずしもスムーズな競馬ではなかったにもかかわらず4着に好走しているように、能力もさることながら、福島との相性が非常に良い。だからこそ、陣営にとってもここが「狙い目」なのだろう。見事に仕上げてきた。

特に最終追いは、直前の調整ということもあり、美浦ウッドでの馬なり調教だったが65.8-11.4。時計も速いし、それ以上に強烈な推進力が目立った。このデキなら、大仕事の場面があっても驚けない!

こうした点からも、今回の2&3着馬、特に2着マイネルモーントに関しては、6番人気という評価ではあったものの

当然の好走

という評価で間違いないと思う。

 

改めて、私たち自身も

・レースの大局観
・各馬の仕上がり

の有用性を実感したし、まだまだ続く夏競馬もそれを大事にしていこうと思う。

 

ただし!!!それでもマイネルモーントは勝てなかったわけだが、これに関しては、優勝したアスクナイスショー陣営の

「人知を超えた絆」

が背中を押したとしか思えない。

 

調教師たちの絆

もちろん、2番人気に推されていたように、勝って不思議ではない素材ではある。

それでも!アスクナイスショーにはこんな背景がある。

 

先日、菊花賞馬アスクビクターモアらを育てた、田村康仁調教師が63歳の若さで亡くなった。

現役調教師の急逝。関係者のみならず、ファンにとっても衝撃且つ、辛いニュースだったが、そんな田村康仁調教師を「師」として仰いでいたのが、アスクナイスショーの中舘英二調教師だった。

まだ中舘英二「騎手」だった時代、フリーになり先行きが見えない不安な状況の時、力を貸してくれたのが田村調教師だったそうだ。

その恩を返すべく、日々を走り抜けてきた中舘調教師。調教パターンも田村厩舎のものを参考にしているという。

だからこそ、田村厩舎が残した管理馬63頭を中舘厩舎に託すことになったのだと思う。(※アスクナイスショーは元々・中舘厩舎の馬)

中舘師は「恩を返せていない」と常々言っていたそうだが、今日の勝利は間違いなく田村調教師も喜んだに違いない。そしてこの先、元・田村厩舎の馬をたくさん勝たせることで、もっともっと恩を返していってほしい。

騎手と調教師、馬主の絆

また、田辺騎手とアスクの馬、といえば、菊花賞馬のアスクビクターモアを思い出された方が多かったと思う。

そんなアスクビクターモアを管理していたのが、上述の通り、田村調教師だったのだ。

この三者の関係にも、外側の人間には計り知れないほどの絆がある。

そういえば、菊花賞の後、田辺騎手はこんな趣旨の話をしていた。

「先生はいつもひょうひょうとしているが、あの時は感極まった感じで。それが珍しくて、本当に良かったな」

さすがに今日は、自分が管理していた馬ではないから感極まってはいないかもしれないが(笑)きっと天国で喜んでいるだろう。

 

これが競馬!これぞ競馬!

人知を超えたドラマがそこにあるから、私たちは競馬を愛し続けずにはいられない。

そんな彼らが次はどんなドラマを、走りを見せてくれるか?

アスクナイスショー陣営を未来の主役に!

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