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オールカマー 2019【予想/データ】レイデオロに死角あり!主な出走予定馬の解説/枠順

✔️チェックポイント

このコラムでは【オールカマー 2019】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

 

今年もやってきた。

秋のG1を占うと言っても過言ではない、注目のG2【オールカマー】

今年も出走するレイデオロは、昨年、ここを勝った勢いそのままに【天皇賞秋】を優勝!

また、2015年に優勝した牝馬のショウナンパンドラは、何と11月の【ジャパンカップ】を制した。

 

オールカマー 2019 枠順確定

馬名 性齢 替 騎手 斤量 単勝 調教師
1 1 ミッキースワロー 牡5 菊沢一樹 56 5.0 (美)菊沢隆徳
2 2 ゴーフォザサミット 牡4 石橋脩 56 43.6 (美)藤沢和雄
3 3 クレッシェンドラヴ 牡5 内田博幸 56 8.8 (美)林徹
4 4 グレイル 牡4 *戸崎圭太 56 14.3 (栗)野中賢二
5 5 トニーファイブ セ4 *藤田菜七 56 73.5 (栗)森秀行
6 6 *エンジニア 牡6 津村明秀 56 143.0 (美)牧光二
7 7 ウインブライト 牡5 松岡正海 58 2.6 (美)畠山吉宏
7 8 レイデオロ 牡5 *福永祐一 58 2.7 (美)藤沢和雄
8 9 スティッフェリオ 牡5 丸山元気 56 14.5 (栗)音無秀孝
8 10 ショウナンバッハ 牡8 吉田豊 56 50.3 (美)上原博之

2019年9月21日(土) 午後7時35分現在

偉大な先輩たちに今年続くのは誰なのか?

そのあたりを気極めるための、レース攻略法をご紹介していきたい。

その前に、まずは上位人気が予想される3頭について、簡単に解説していこう。

オールカマー 2019
レイデオロなど上位人気候補の解説

【短評】8番レイデオロ(福永・藤沢和)

まともならこの馬で決まりなのだろうが、どうか

▼最近の主な戦績
宝塚記念 5着
⇒2番人気を裏切る形での5着敗戦に終わった前走【宝塚記念】

だが、当時の鞍上・ルメールのコメントを聞く限りは、悲観する必要はなさそうだ。

「馬は良かったです。内の狭いところで馬場も緩くて、加速ができませんでした。馬場が合わなかったのかもしれません」(ルメール)

改めて語るまでもなく、現役トップクラスの結果を残してきた実力派。立て直された秋、もう一度底力を見せてほしい。

【Check Point】⇒先々を見据えた上での鞍上交代だろうか。(主戦・ルメールにはアーモンドアイがいるため!?)乗り替わりがプラスとは言えないだろうが、百戦錬磨の福永なら心配無用とみる。

▼参考レース 宝塚記念 2019

 

【短評】7番ウインブライト(松岡・畠山)

ワールドクラスの実力を披露したい

▼最近の主な戦績
クイーンエリザベス2世C 1着
⇒前走で香港のG1【クイーンエリザベス2世C】を快勝した「世界のウインブライト」

ただ勝ったと言われても、海外競馬に詳しくない方にはピンとこないかもしれないが、後に【宝塚記念】を圧勝するリスグラシューを倒した(3着)という事実をご紹介すれば、価値をご理解いただけるに違いない。

世界で見せつけた能力を、今度は日本のファンの前で披露してほしい。

【Check Point】⇒海外帰り、しかも久々ということでローテーションはかなり厳しいが、最も得意とする中山で戦える追い風もあるだけに、何とかまとめてくるだろう。

 

【短評】9番スティッフェリオ(丸山・音無)

安定して力を出せるタイプ

▼最近の主な戦績
宝塚記念 7着
⇒今年の春は2度のG1出走を果たした。

4月の【大阪杯】6月の【宝塚記念】は共に7着ということで陣営・関係者は悔しかったと思うが、はたから冷静に見れば、国内屈指の強豪たちを相手に「よく、2度続けてまとめた」という考え方が正解ではないだろうか。

G2出走の今回は、一部を除けば相手のレベルが大きく落ちるだけに、力を出しきることさえできれば、順当に上位争いに絡めるだろう。幸い、仕上がりも悪くなさそうだ。

【Check Point】⇒中山コースの経験は決して多くはないが(今回が3回目)好位で勝負できるタイプだけに、向く可能性が高いとみている。

オールカマー 2019【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度(5段階) ★★★ 上位混戦
3連単 予想配当 3万馬券以上
3連単 平均配当 6万1,970円
展開 ミドル・中団向き

 

恐らく、まともに考えれば「レイデオロ」ということになるだろう。

このコラムをご覧の方の中にも

「実績&昨年の結果からコース適性の高さも間違いない。少なくとも”連”は堅い」

と思われている方は多いと思う。

 

もちろん、私たちもレイデオロは認めている。

だが、大事なのは「レイデオロが“連”に入るか否か」という部分の考え方により、予想が180度変わってしまうということ!

それだけに、安易に強さを鵜呑みにしたくはない。いや、すべきではない。

 

ということで、どこかに死角はないのか?調べてみた。詳しくは後半で!

1番&2番人気の本命予想なんてつまらない!戦おう!!

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それでは、本題にいってみよう。

レイデオロに、死角はあった!!

宝塚からの直行組に良績!しかし、、、

レイデオロにとって、最大の問題は「ローテーション」にあると断言したい。

 

レイデオロの前走は【宝塚記念】。

過去の【オールカマー】では【宝塚記念】からの直行組がかなり活躍している。

具体的には、以下の通り。連対率は驚異の50%に到達!

直近10年 オールカマーにおける「前走宝塚組」の成績

前走レース名 着別度数 勝率 連対率 複勝率
宝塚記念G1 3- 4- 2- 5/14 21.4% 50.0% 64.3%

 

「ならばレイデオロもやってくれるのでは?」

当然、そういった発想になるだろうだが、実は大切なのは

宝塚記念でのレースぶり

にあった。

 

以下、直近10年、オールカマー連対馬の中から「前走宝塚組・7頭」を抽出したもの。

ご注目いただきたいのは

宝塚記念での人気と着順の関係

直近10年 オールカマー連対馬の中から「前走宝塚組」を抽出

日付 馬名S 性齢 着順 人気 前走レース 前走着順 前走人気
160925 サトノノブレス 牡6 3 宝塚記念G1 10
150927 ショウナンパンドラ 牝4 3 宝塚記念G1 11
150927 ヌーヴォレコルト 牝4 1 宝塚記念G1 3
120923 ナカヤマナイト 牡4 2 宝塚記念G1 13
110925 アーネストリー 牡6 1 宝塚記念G1 6
100926 ドリームジャーニー 牡6 1 宝塚記念G1 4
090927 ドリームジャーニー 牡5 1 宝塚記念G1 2

 

実は、7頭中6頭は「宝塚記念を人気以上、または人気通りに走った馬」
つまり!

上昇気流に乗ってオールカマーを迎えた馬。

勢いに乗って、秋初戦も活躍したという訳だ。

 

一方、宝塚記念を人気以下で走った馬、即ち

下降中の馬

に関しては2015年のヌーヴォレコルトのみ!

 

レイデオロは、どうだ?

では、レイデオロはどうかといえば、皆様もご存知の通り宝塚記念で凡走。

2番人気に推されながら、5着に敗戦。

残念ながら、下降中の馬なのだ。

 

振り返ってみると、その宝塚記念の後、藤沢和師は以下のように語っている。

「予定通りのポジションでしたが、流れに乗っただけで、脚を使えませんでした。この後は放牧に出します」

予定通りのポジションにもかかわらず、脚を使えなかったというのは、能力の衰えを示唆するものだったのだろうか、、、

そんな中で【オールカマー】を迎えてはたしてどうだろう。

 

ということでまとめると

【まとめ】

実績豊富なレイデオロ、もちろん能力は認めている。

しかし、宝塚記念での人気以下の凡走がどうか?
したがって

3着以下に落ちる可能性も十分にある!

 

さあ、これらを理解した上で、どのように勝負に挑むのか?

その他、相手関係などの考え方については、レース2日前に「別コラム」という形で公開する予定だ。

コチラにもリンクをはるので、ぜひ、チェックしてほしい。

 

【追記・別コラムのリンク 19/9/20】

 

オールカマー 2019 上位人気候補&予想オッズ

オッズ 出走予定馬 騎手 厩舎 前走成績
2.8 レイデオロ 福永 藤沢 宝塚記念 5着
3.1 ウインブライト 松岡 畠山 Qe2世C 1着
6.2 スティッフェリオ 丸山 音無 宝塚記念 7着
6.3 ミッキースワロー 菊沢 菊沢 七夕賞 1着
10.1 クレッシェンドラヴ 内田 七夕賞 2着
18.0 グレイル 戸崎 野中 福島TV 6着

2019年9月17日(火)現在 スクロールできます

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