エルムステークス 2021【予想/データ】荒れるダート路線！先日大勝利のＵＨＢ杯にヒントあり！有力馬の解説も

2021年8月7日

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✔️チェックポイント

このコラムでは【エルムステークス 2021】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

荒れるダート路線

このところ、ダート戦についての記事を書くたびに申し上げていることだとは思うが

現在のダート路線は史上稀にみるほどの大混戦

ということになるだろう。

例えば６月に行われた交流Ｇ１【帝王賞】
「比較的堅く収まるのでは？」という戦前の予想を大きく覆す238万馬券決着！

また、先月行われた【プロキオンＳ】も凄かった。

馬券圏内に入った３頭全てが単勝９番人気以下！

【帝王賞】に勝るとも劣らないほどの衝撃の決着で、３連単194万馬券での決着となっている。

参考⇒プロキオンＳ 2021 回顧

プロキオンステークス 2021【回顧】上位２頭は本物か？フロックか？

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。

pc.3448.jp

2021-07-11 15:00

今年の舞台は函館ダート1700Ｍ

そんな中で行われる【エルムステークス】。

このレース自体でいえば、直近５年の３連単平均配当が５万馬券台だから、決して大荒れするタイプという訳ではない。

だが、先ほども記したように、昨今のダート界には波乱の流れがある。

また、今年の舞台は、例年の札幌ではなく函館。

当然、過去のデータを用いることができないという難しさも出てくるのだ。

では、どういった考え方で勝負に挑むべきなのか？

（※尚、本コラムの後半では、参考までの函館ダート1700Ｍに特化したデータをご紹介。併せてチェックしてほしい）

考え方は様々あるが

考え方は様々あるし、今回のメンバーにそのままドンピシャで当てはまるかはわからない部分もある。

それでも、ひとつの材料として頭に入れてほしいことがある。

それは、同じ函館ダート1700Ｍで行われた先々週の３勝クラス【ＵＨＢ杯】だ。

幸い、私たちが軸馬に指名した７番人気の伏兵・アルーフクライが２着に激走。
３連複23万馬券を獲得したレース。（激走各馬には感謝）

参考⇒ＵＨＢ杯の的中実績

だが、ここで申し上げたいのは的中自慢などではなく（いや、それもないとは言わない笑）

軸馬アルーフクライの指名理由にヒントがある！

ということ。

脚質別の成績をチェック

以下、実際にご会員様に提供した内容だ。
ご紹介してみたい。

激走必至 ➡５番アルーフクライ（西村淳・宗像）

早速だが、今回の舞台となる函館ダート1700Ｍには、次のようなデータがある。

以下、2016年～2020年、函館ダート1700Ｍで行われた全208レースの脚質別成績だ。

********************************
◆逃げ　⇒ 56勝（勝率26.0％）
◆先行　⇒101勝（勝率17.0%）
◆差し　⇒ 25勝（勝率3.0%）
◆追込　⇒　１勝（勝率0.2%）
◆マクリ⇒　7勝（勝率12.3%）
********************************

基本的には、前にいった馬が非常有利な舞台であることがおわかりいただけるはず。
だが、今回はどうだろう？有力候補のハギノリュクス、ペイシャキュウあたりは好位でレースをしたい面々。そんな彼らを簡単に行かせたらレースはあっさり決まってしまう。中団より後ろの馬たちは、早めに、そして果敢に攻めていくとみた！
当然、レースは急流に！そこで浮上してくるのが、上のデータで密かに好数字を残している「マクリ」の馬！中でも期待は７歳馬の☆アルーフクライだ。

持ち味のマクリが特に目立っていたのは、やはり快勝を収めた前走の【中ノ岳特別】。２角７番手から３角２番手へと一気にマクったことで急流に。それにより、４角で好位にいた馬の多くが失速する中、唯一、前にいた馬の中で上位でゴールしたのがこの馬。

レース後、鞍上の西村淳騎手が「早めに先頭に立つ形になりました。それでも押し切れましたから能力は高いです」と語っていたが、全くの同感だ！
今回は、まさに前走のようなイメージのレースをしてほしいというのが私たちの思いだ。

前走のレースぶりが目立った一方で、下の２勝クラスを突破するのに15戦も要している。
それだけに「前走がハマったのでは？」という見方をする人も出るだろう。

だが、実は前走を含めて「５戦連続で馬券圏内」確実に相手なりに走れるタイプの馬なのだ！
実は西村淳騎手は「上のクラスに行っても堅実に走れそうです」と確実性にも自信を見せている。
つまり前走の走りは、この馬にとってはいつも通り。その内容で、鞍上に、能力の高さと確実性を認めさせているのだから、十分にここでも通用する！

これまで、アルーフクライのような「相手なりに走れる馬」を何頭も見てきたが、こういう善戦タイプが勝ち上がった場合、不思議と昇級をものともせず連勝するケースが多い。
相手なりに走れる強みに、勝った勢いが加わることで、馬自身が一段レベルアップするところがあるのだろう。レベルアップという意味では、最終追いを中心にこの中間は素晴らしい動きを連発！遅ればせながらの進化をハッキリと感じた！ならばここが買いだ！

一見、逃げ先行が圧倒的に有利に見える舞台。

だが、上の解説の中でも記しているが、密かに「マクリ」が活躍している実績も残っているのだ！

それでも、コース自体が狭く直線が短いこともあり、馬券は「前」の馬が売れやすい。

実際に、アルーフクライも、力がありながら７番人気にとどまった。

メンバー構成にもよるが、マクリの馬は、力以上に「美味しい馬券」になる可能性が高い。

軸にせよ相手にせよ、マクリの馬がいたら意識しておくと面白そうだ！

さあ、高配当を狙うぞ！

いずれにせよ波乱は必至！攻めるしかない。

さあ、皆様はどのように勝負する？

もちろん、キングスポーツにお任せいただければ

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ぜひ、ご検討いただきたい。

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後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。

ぜひ、参考になさってほしい。

その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。

エルムステークス 2021
上位人気候補の３頭を解説

【短評】アメリカンシード（ルメール・藤岡健）

▼最近の主な戦績
平安ステークス２着
⇒芝のレースでは思うような結果が出なくなり、ダート競馬に路線を移すと立て続けに３勝クラスまで３連勝！７馬身⇒５馬身⇒５馬身と圧勝！特に前走の【アレキサンドライトＳ】は、1000m通過が60秒6のハイペースの中、軽く追っただけで１分51秒１の勝ち時計をマーク。

昨年の【マーチＳ】の勝ち時計が１分51秒３であることから、当然のように前走出走した同重賞では断然人気の支持を受けたが、まさかの14着に敗退。関係者曰く、雨の中でのレースや落鉄など敗因があったようだ。

その逆襲に挑んだ前走の【平安ステークス】ではスタートを決めて、ハイラップの中でハナを切って２着と重賞でも勝ち負けできる地力を証明！小回り1700mは初めてでも、軽快な先行力からむしろ歓迎だろう。

【Check Point】⇒前走敗れた相手は【東海ステークス】を勝利した中京巧者のオーヴェルニュだった事を踏まえれば、悲観する内容ではない。再びルメール騎手に依頼している事から、そろそろ重賞タイトルが欲しい！

▼参考レース　平安ステークス

【短評】ソリストサンダー（戸崎・高柳）

▼最近の主な戦績
かしわ記念２着
⇒この馬もアメリカンシードと同様に重賞タイトルを掴んでいないが、昨年は【武蔵野ステークス】で２着、そして今年は交流Ｇ１【かしわ記念】で２着など充実振りが目立っている１頭。

今回行われるダート1700mは函館２勝クラスで圧勝した経験もあり、今年は小倉ダ1700m【門司ステークス】で斤量58キロを背負いながらも、ハイペースの中を４角先頭で押し切るという強い競馬をしてきたように、小回りダ1700mはピッタリと言える舞台。

【Check Point】⇒小回り巧者だからこそ、前走後は無理して【帝王賞】には向かわず、この【エルムステークス】を目標に仕上げてきた。秋にはＧ１タイトルを狙えるだけの実力馬だけに、今後を占う一戦となりそうだ。

▼参考レース　かしわ記念

【短評】スワーヴアラミス（松田・須貝）

▼最近の主な戦績
マリーンＳ１着
⇒昨年の【マーチステークス】を勝利してから、一時期は成績が低迷していたが、今夏には【大沼ステークス】で２着、そして【マリーンＳ】で勝利と復活をアピール。やはり強調するべき点は、59キロ＆57.5キロという重い斤量を背負いながらも結果を残した点。

管理する須貝師は「この馬は気持ちが大事な馬で、良く諦めずに頑張った。馬を分かっている大作（松田）の好騎乗」と鞍上の手綱さばきを絶賛していた。前走後は放牧に出してリフレッシュされた効果もあり、重賞２つ目のタイトルを狙って勝負！！

【Check Point】⇒なおダート1700m戦は【2-1-1-0】と相性抜群のコース。スピード能力に加えて器用さも兼備している事から小回りで能力を発揮するタイプ。重賞で斤量も近２走と比べて恵まれるここは好勝負に期待したい。

▼参考レース　マリーンＳ

エルムステークス 2021【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度（5段階）	★★★　能力拮抗
3連単予想配当	５万馬券以上
3連単平均配当（直近５年）	５万8,420円
展開	ミドル・好位～中団向き

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尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。

ぜひ、ご確認いただきたい。

私たち「キングスポーツ」とは！？

はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！

自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？

おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。

レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。

そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。

・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか？？

キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。

具体的には

「馬連か？３連単か？３連複か？買うべき券種について明確に結論を出した上で、指定買い目をご提供している」

ということです。

スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。

それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。

その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。

私たちが推奨する券種は

「儲けるための券種＆買い方」

です。

最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする

また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく

「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ（結論に至ったプロセス）」

を惜しみなくお知らせしています。

自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり

「教わる側」ではなく「教えられる側」

の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。

馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！

ちなみに

プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感

も強調させてください。

長くなってしまいましたが、最後に改めて。

キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。

私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！

では、ここから本題であるデータの話に移ろう。

前半でもご紹介したように、今年の【エルムステークス】の舞台は函館ダート1700Ｍ。

同じ北海道ということで、似ているように思われがちな舞台だが、前半でも記したように、コース形状には大きな違いがある。

ならば、当然過去のデータは使えない。

そこで今回は特別に、函館ダート1700Ｍに特化。

直近10年、３勝クラス以上の22レースを対象に、傾向がわかりやすい２つのデータをご紹介。

尚、当然【エルムステークス】以外にも使用可能なデータだから、頭に入れておいてほしい。

１）馬体重別の成績

早速、データをご紹介していこう。

函館ダ1700Ｍ馬体重別の成績（対象22レース）

馬体重	着別度数	勝率	連対率	複勝率
420～439kg	0- 0- 0- 2/ 2	0.0%	0.0%	0.0%
440～459kg	0- 2- 1- 10/ 13	0.0%	15.4%	23.1%
460～479kg	1- 4- 5- 41/ 51	2.0%	9.8%	19.6%
480～499kg	9- 10- 5- 67/ 91	9.9%	20.9%	26.4%
500～519kg	6- 5- 8- 66/ 85	7.1%	12.9%	22.4%
520～539kg	5- 1- 2- 15/ 23	21.7%	26.1%	34.8%
540～	1- 0- 1- 14/ 16	6.3%	6.3%	12.5%

細かく見れば多少の誤差はあるが、基本的には

馬体重の重い馬、つまり「馬格のある馬」に良績が残っている舞台

と言い切れるだろう。

特に520キロ～539キロの勝率20％超えはハイレベル。

当たり前のことではあるが、やはりパワーが求められるダートだけに馬体重は重要！

今回の出走予定馬の馬体重もチェックしてほしい！

２）４角位置別の成績

こちらもデータをどうぞ。

函館ダ1700Ｍ　４角位置別成績（対象22レース）

４角位置	着別度数	勝率	連対率	複勝率
４角1番手	10- 5- 2- 5/ 22	45.5%	68.2%	77.3%
2番手以内	16- 10- 6- 26/ 58	27.6%	44.8%	55.2%
3番手以内	18- 15- 8- 36/ 77	23.4%	42.9%	53.2%
4番手以内	19- 16- 12- 48/ 95	20.0%	36.8%	49.5%
5番手以内	20- 19- 14- 70/123	16.3%	31.7%	43.1%
7番手以内	21- 21- 19-107/168	12.5%	25.0%	36.3%
10番手以内	22- 22- 21-179/244	9.0%	18.0%	26.6%

やはり目立つのは４角先頭の馬！

対象22レース中、半数近い10レースで、４角先頭の馬がそのまま押し切っている。

さらに、４角３番手以内なら、８割以上にあたり18頭！

同週に新潟で行われる【レパードＳ】の記事でも前有利のデータをお知らせしたが、こちらも負けず劣らずの結果となっている。

各馬の脚質はきっちりと確認してほしい。

３）枠順別の成績

こちらもデータをどうぞ。

函館ダ1700Ｍ　４角位置別成績（対象22レース）

枠番	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１枠	2- 0- 1-19/22	9.1%	9.1%	13.6%
２枠	2- 1- 3-16/22	9.1%	13.6%	27.3%
３枠	1- 3- 5-21/30	3.3%	13.3%	30.0%
４枠	0- 2- 4-31/37	0.0%	5.4%	16.2%
５枠	4- 6- 2-28/40	10.0%	25.0%	30.0%
６枠	4- 4- 1-34/43	9.3%	18.6%	20.9%
７枠	2- 3- 3-36/44	4.5%	11.4%	18.2%
８枠	7- 3- 3-30/43	16.3%	23.3%	30.2%

ローカルの狭いコース。

当然「ロスなく運べる内側が圧倒的に有利では？」と考える方は多いだろう。

もちろん、決して内側も悪いとまでは言わないが、勝率のトップは大外の８枠！

どうしてもロスなく運びたいから各馬は内側に集まる。

対照的に、揉まれずに走れる外側の馬は走りやすくなるのかもしれない。

８枠に入った馬はチェックが必要だ！

では、データをまとめてみよう。

【函館ダート1700Ｍに関するまとめ】

１➡ダート戦らしく、馬体重の重い馬の活躍が目立つ！

２➡同週のレパードＳ同様、こちらも圧倒的に前有利！

３➡内有利かと思いきや、良績は大外８枠！

【最終決断はコチラから】
↓↓↓

上記データを踏まえた上で！

皆様ならどのように勝負されるだろう？

まだ迷いがあるという方は、ぜひキングスポーツに勝利のお手伝いをさせてほしい。

夏競馬に入ってからは【ＵＨＢ杯】での特大23万馬券など、勝負レースで高配当を連発！

見えているキングスポーツと共に！次に勝つのは「皆様ご自身」だ！

エルムステークス 2021 上位人気候補＆予想オッズ

予想ｵｯｽﾞ	出走予定馬	騎手	厩舎	前走成績
3.2	アメリカンシード	ルメール	藤岡健	平安ステークス２着
4.5	ソリストサンダー	戸崎	高柳	かしわ記念２着
7.8	ウェスタールンド	藤岡佑	佐々木	プロキオンＳ７着
8.9	レピアーウィット	横山武	堀	アンタレスＳ８着
11.2	オメガレインボー	横山和	安田翔	マリーンS ２着