改めて語るまでもないだろうが「外国産馬のために３歳春のビッグレースを」という考えから、1996年に誕生したＧ１【ＮＨＫマイルカップ】
歴史的名馬・エルコンドルパサーらを輩出してきたが、外国産馬にクラシックが開放された今、役割を終えたかのように思われていた。実際、近年の勝ち馬には、これといった大物はいない。
だが、さすがは令和元年！しかも最初のＧ１！
歴史的な一戦を彩るかのように、久々に超豪華メンバーが集結！
昭和に生まれ（昭和56年）、平成に育てられた私たちキングスポーツは、令和においても輝かしい歴史を作りたい！そのためにも、何としても馬券を獲る！
勝利のために、現時点でキングスポーツが考える
ＮＨＫマイルカップの見解 ＆ 主な出走馬の解説
をお届けする。
ＮＨＫマイルカップ 2019 登録馬（出走予定馬）
| 馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
|---|---|---|---|
| アドマイヤマーズ | 牡3 | 57 | (栗)友道康夫 |
| アフランシール | 牝3 | 55 | (美)尾関知人 |
| イベリス | 牝3 | 55 | (栗)角田晃一 |
| インテンスライト | 牡3 | 57 | (美)菊沢隆徳 |
| カテドラル | 牡3 | 57 | (栗)池添学 |
| クリノガウディー | 牡3 | 57 | (栗)藤沢則雄 |
| グランアレグリア | 牝3 | 55 | (美)藤沢和雄 |
| グルーヴィット | 牡3 | 57 | (栗)松永幹夫 |
| ケイデンスコール | 牡3 | 57 | (栗)安田隆行 |
| セリユーズ | 牝3 | 55 | (美)国枝栄 |
| ダノンチェイサー | 牡3 | 57 | (栗)池江泰寿 |
| トオヤリトセイト | 牡3 | 57 | (栗)松下武士 |
| ハッピーアワー | 牡3 | 57 | (栗)武幸四郎 |
| ピースワンパラディ | 牡3 | 57 | (美)大竹正博 |
| ファンタジスト | 牡3 | 57 | (栗)梅田智之 |
| *プールヴィル | 牝3 | 55 | (栗)庄野靖志 |
| マイネルフラップ | 牡3 | 57 | (栗)梅田智之 |
| ミッキーブラック | 牡3 | 57 | (栗)音無秀孝 |
| ロードグラディオ | 牡3 | 57 | (栗)西浦勝一 |
| ワイドファラオ | 牡3 | 57 | (栗)角居勝彦 |
| ヴァルディゼール | 牡3 | 57 | (栗)渡辺薫彦 |
| ヴィッテルスバッハ | 牡3 | 57 | (美)池上昌和 |
ＮＨＫマイルカップ 2019【予想】のCheck Point
| 人気馬の信頼度（５段階） | ★★★ 波乱の予感 |
| ３連単 予想配当 | ５万馬券以上 |
| 近５年の３連単平均配当 | 14万1,128円 |
| 展開 | スロー～ミドル・好位～中団向き |
さて、好メンバーが集結したとはいえ、やはり「誰もが認める主役」という意味では、あの馬しかいないだろう。
もちろん、桜花賞馬グランアレグリアだ！
【短評】グランアレグリア（ルメール・藤沢和）
▼最近の主な戦績
桜花賞 １着
⇒桜花賞のレース内容には本当に驚かされた。もちろん、後続を全く寄せ付けることなく、２着馬に２馬身半という決定的な差をつけた「見た目のインパクト」も素晴らしかったが、それに加えて、史上初めて「年明け初戦で桜花賞を制覇」という歴史を作ったのだ！
平成最後の【桜花賞】で、これほどの名馬を目撃できたことを、私たちは感謝すべきなのかもしれない。
引き続き体調も良さそうだし、Ｇ１・２連勝＆令和最初のＧ１馬へ！チャンスは十分だ！
【Check Point】⇒強いて不安要素を挙げれば【朝日杯ＦＳ】で、今回も戦うアドマイヤマーズなど牡馬に負けている事実だろう。ルメールの乗り方も良くなかったとは思うが。果たしてどうなるか？
▼参考レース 桜花賞
年明け初戦での桜花賞制覇には本当に驚かされた。いずれ「歴史的名牝」と呼ばれる可能性も十分にあると思う。
・それほどの馬だから、ここも素直に信じて彼女から勝負するのか？
あるいは
・「強くても２走前には負けている」などと考えて疑うか？
今回の【ＮＨＫマイルカップ】を勝つためには、グランアレグリアに関する
「２つの選択肢」
に決着をつけなくてはいけないのだ！
２つの選択肢について、詳しく踏み込んでいく前に、キングスポーツの勝負システムなどについて、ざっくりご覧頂けたら幸いだ。
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今週の重賞狙いなど
仮説 予想（１）⇒グランアレグリアが勝つなら？
もしもグランアレグリアが桜花賞に続いてＧ１連勝を決めるとしたら！
その時、上位には同じような先行型はいないと断言する。
理由は極めて単純だ。
桜花賞での結果から馬に自信を持ち、グランアレグリアの力を出し切ることに専念するであろうルメールに対し、他の有力馬の騎手たちはグランをマークしながら競馬を進めなくてはいけないからだ。
他人（他馬）をマークしながらレースする＝自分のリズムで走れない
自分のリズムで走れないことのキツさは、市民マラソンなどをされる方は、ご自分に置き換えてみるとよくわかるだろう。
まさにこれと同じイメージのレースがある。2008年の【有馬記念】だ。
▼2008年 有馬記念▼
断然の１番人気を背負ったダイワスカーレットが逃げたレース。有力ライバル達は、ダイワをマークしながら好位でレースを進めた。
だが、結局消耗して失速。何と２着に突っ込んだのは、後方で無欲の追走をしていた最下位人気のアドマイヤモナークだった。馬連２万馬券、３連単98万馬券が飛び出した衝撃は、今も忘れない。
繰り返すが、グランアレグリアが勝つとすれば、２着に突っ込んでくるのは、無欲で走れる、人気薄の追い込み馬だ！
仮説 予想（２）⇒アドマイヤマーズに連敗の可能性も十分にあること
グランアレグリアが唯一敗れたのが、昨年暮れの【朝日杯フューチュリティステークス】。その時の優勝馬アドマイヤマーズが、再び彼女の前に立ち塞がるかもしれない。
朝日杯で彼女が敗れた理由は、初めて強豪を相手に、外から被されての併せ馬になり、力を出しきれなかったということ。
唯一と思われる「併せ馬の弱点」に関しては【桜花賞】でも解消されたとはいえない。
フルゲート確実の今回、他馬の出方次第ではグランアレグリアの周囲がごちゃつき【朝日杯FS】のような併せ馬の形になるケースも十分に考えられる。
そうなった時には、再びの凡走の可能性が高いとみた！
もう１点、グランアレグリアはこれまで「スローペースしか経験していない」という事実もお伝えしておこう。
さあ、「あなた」ならどう決断する？
抜群のスピードの持ち主である一方、真の修羅場を乗り越えてはいないグランアレグリア。
勝つのか？
負けるのか？
彼女の評価次第で、予想の方向はガラリと変わる。
勝つためには、まず、決断しなくてはいけない。
さあ、あなたならどうする？
どちらにしろ、高配当の可能性は大！特に穴ファンの方には見逃してほしくないぞ！
尚、レース２日前の５月３日（金）には、最新情報を盛り込んだコラムを公開予定！コチラにもリンク先を掲載するので、ぜひ、チェックしてほしい。
ＮＨＫマイルカップ 2019 上位人気候補＆予想オッズ
| ｵｯｽﾞ | 馬名 | 騎手 | 厩舎 | 前走結果 |
|---|---|---|---|---|
| 2.3 | グランアレグリア | ﾙﾒｰﾙ | 藤沢 | 桜花賞 1着 |
| 3.5 | アドマイヤマーズ | ﾃﾞﾑｰﾛ | 友道 | 皐月賞 4着 |
| 7.1 | ダノンチェイサー | 川田 | 池江 | きさらぎ賞 1着 |
| 12.5 | ファンタジスト | 武豊 | 梅田 | 皐月賞 13着 |
| 17.9 | カテドラル | ｱﾌﾞﾄﾞｩﾗ | 池添 | ｱｰﾘﾝﾄﾝC 2着 |
| 21.5 | ヴィッテルスバッハ | 戸崎 | 池上 | NZT 3着 |
| 22.5 | ハッピーアワー | 吉田隼 | 武幸 | ﾌｧﾙｺﾝS 1着 |
| 28.3 | ワイドファラオ | 内田 | 角居 | NZT 1着 |
2019年４月28日(日)現在 スクロールできます
グランアレグリアを負かしに行く強豪ライバルは次の２頭だ！
【短評】アドマイヤマーズ（デムーロ・友道）
▼最近の主な戦績
皐月賞 ４着
⇒２番人気という高い評価を集めながら、無念の４着に終わったＧ１【皐月賞】。
だが、悲観する必要はなさそうだ。管理する友道調教師が「初めて窮屈になったし、直線を向いてヨーイドンの競馬。よく頑張っています」と語っていたように、展開がハマれなかった。また、距離も少々長かったか。
今回はベストのマイル戦に戻る。主導権を握る競馬でマイペースに持ち込めれば、逆襲の可能性は十分にある！
【Check Point】⇒やはり【朝日杯ＦＳ】でグランアレグリアを倒しているという事実は大きい。鞍上は、変に奇をてらうことなく、自信を持って馬の力を出し切ることに集中できるだろう。
▼参考レース 皐月賞
【短評】ダノンチェイサー（川田・池江寿）
▼最近の主な戦績
きさらぎ賞 １着
⇒まさしく「ワールドクラスの良血」。父親はご存知ディープインパクトだが、一方母親サミターは、現役時代にアイルランドの【1000ギニー】を勝つなどＧ１・２勝。
2017年、１歳時のセレクトセールでは約２億7000万円で落札されたそうだが、前走【きさらぎ賞】の完勝ぶりを見ると、それも納得だ。
良血ならではの競馬センスなのか、単に強さだけではなくどの位置からでもレースを運べる自在性を備えている印象。当然、上位争いへ。
【Check Point】⇒フルゲート確実ゆえに、ごちゃつく場面が出てくる可能性も十分だ。この馬の器用さに頼るべきなのかもしれない。
▼参考レース きさらぎ賞
【みんなのKEIBA 次回2月10日(日)】
3歳馬戦「きさらぎ賞・ＧⅢ」を制したのは3番人気④ダノンチェイサー。
前走に引き続き2連勝、重賞初勝利を飾りました。
2着は6番人気の①タガノディアマンテ、3着は7番人気⑥ランスオブプラーナ。
3連単は141960円の払い戻し。#フジテレビ競馬 #みんなのKEIBA pic.twitter.com/HTk8K66Sea— フジテレビ競馬 (@fujitvkeiba) February 3, 2019
?初めての方へ「キングスポーツよりご挨拶」
はじめまして！私たちは1981年の創業以来、39年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。 当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！
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