ジャパンカップ 2022【予想/穴馬】⇒枠順確定！覚悟に勝る決断なし！シャフリヤールか？ダノンベルーガか？外国馬か？別路線組か？今こそ「キングＳの覚悟」をお見せする！

✔️チェックポイント

このコラムでは【ジャパンカップ 2022】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

外国馬が４頭出走（６頭登録）まさにジャパンカップだ！

さあ、いよいよ今年もやってきた。

日本競馬界が誇る、国際招待競走、G１【ジャパンカップ】だ！

「国際」とはいっても、近年はコロナ禍の影響もあり、なかなか多くの外国馬が集まらなかった。

本場欧州と日本との「馬場の違い」も影響していたのかもしれない。

だが、今年は何と４頭が出走する！（登録は６頭）

４頭の出走となれば、2017年以来、実に５年ぶりのことになる。

国際レースらしくなってきたじゃないか！

（外国馬の多数参戦は、東京競馬場に新設された国際厩舎の影響が大きい。検疫のため、白井の競馬学校に滞在する必要がなくなった）

さて、先日の【凱旋門賞】での日本馬の走り、あるいは【エリザベス女王杯】に参戦した愛オークス馬・マジカルラグーンの走りからもわかるように、海外遠征（条件、環境の違い）を乗り越えて活躍することは本当に難しい。

そうしたリスクを承知で、４頭は参戦を決めてくれたのだ。

彼らとその陣営に心から感謝しつつ（もちろん馬券は冷静に精査させてもらうが笑）、熱いレースを楽しみにしたい！

ジャパンカップ 2022 枠順確定

2022年11月27日(日)　5回東京8日目　18頭　[15:40発走]
【１２Ｒ】　第42回ジャパンカップ
３歳以上・オープン・Ｇ１(定量)(国際)(指定)　芝2400m (C)

枠	番	馬名	性齢	替騎手	斤量	調教師
1	1	$シムカミル	牡3	ブノワ	55	[外]ワッテル
1	2	$オネスト	牡3	*ルメール	55	[外]シャペ
2	3	ヴェルトライゼンデ	牡5	*レーン	57	(栗)池江泰寿
2	4	トラストケンシン	牡7	丸田恭介	57	(美)高橋文雅
3	5	$グランドグローリー	牝6	ギュイヨ	55	[外]ビエトリ
3	6	ヴェラアズール	牡5	*ムーア	57	(栗)渡辺薫彦
4	7	$テュネス	牡3	ムルザバ	55	[外]シールゲ
4	8	デアリングタクト	牝5	*マーカン	55	(栗)杉山晴紀
B5	9	$ユニコーンライオン	牡6	国分優作	57	(栗)矢作芳人
5	10	ハーツイストワール	牡6	武豊	57	(美)国枝栄
6	11	カラテ	牡6	菅原明良	57	(栗)辻野泰之
6	12	シャドウディーヴァ	牝6	*松山弘平	55	(美)斎藤誠
7	13	テーオーロイヤル	牡4	菱田裕二	57	(栗)岡田稲男
7	14	ダノンベルーガ	牡3	川田将雅	55	(美)堀宣行
7	15	シャフリヤール	牡4	Ｃ．デム	57	(栗)藤原英昭
B8	16	リッジマン	牡9	*石川裕紀	57	[地]千葉幸喜
8	17	ユーバーレーベン	牝4	Ｍ．デム	55	(美)手塚貴久
8	18	ボッケリーニ	牡6	浜中俊	57	(栗)池江泰寿

レース史上「稀に見る混戦」

さて、外国馬の参戦はあるものの、一昨年の「史上初の３冠馬３頭による対決」や、昨年の「コントレイルのラストラン」のような、飛び抜けた存在は見当たらないかもしれない。

恐らく「レース史上、稀に見る混戦」という評価は、皆様も一致するところではないだろうか。

とはいえ、誤解していただきたくないのは「混戦＝低レベル」では決してない。

そのあたりは、この後ご紹介する、主な出走馬をご覧いただければ、一目瞭然ではないだろうか。

突き抜けた強豪がいるレースは派手だし「見るだけ」なら最高に面白いかもしれない。

だが、やはり馬券的なことを意識すれば、混戦は私たちの心をたかぶらせてくれる！

プロの予想家としての腕が鳴る時だ！

さて、今回の場合、出走馬を大きくわければ「３つの括り」にわけられると思う。その点を含めたレースの考え方については、主な出走馬の後に記したい。

ぜひ、チェックしてほしい。

ジャパンカップ 2022
上位人気候補の５頭を解説

【短評】シャフリヤール（Ｃデムーロ・藤原英昭）

▼最近の主な戦績
ドバイシーマクラシック１着
⇒昨年のダービー馬！今年は【ドバイシーマクラシック】を制して世界でも通用することを証明。

続く、G1・【プリンスオブウェール】では欧州のタフな芝が合わずに４着と敗れてしまったが、夏の休養を経て秋の大舞台【天皇賞秋】では再び注目の存在となった。現役馬の中でもトップクラスの実力を持っていることは間違いなく、当然ここでも中心メンバーとなる！

【Check Point】⇒その【天皇賞秋】は５着と敗退したが、久々で反応が鈍く特異な流れも影響した模様。もちろん今度は使っての良化が見込めるし、舞台もダービーを制した東京2400m！昨年３着のリベンジをここで果たす！

▼参考レース　ドバイシーマクラシック

【短評】ダノンベルーガ（川田・堀）

▼最近の主な戦績
天皇賞秋　３着
⇒デビュー戦を勝った後、いきなり【共同通信杯】に挑んで優勝！後に【皐月賞】を勝つジオグリフを物ともせず自慢の末脚を披露し快勝し、一躍世代トップクラスに躍り出た。

なお【皐月賞】は４着に敗退したが、この時のトラックバイアスは外伸び＆外差し馬場で最内の１番枠のこの馬は明らかに不利だった。それほどの大器らしく、【天皇賞秋】はイクイノックスと0.2秒差の３着に激走！古馬のＧ１でも通用することを示して、いざ頂点へ！

【Check Point】⇒当時は香港カップを予定していたが辞退してココへ！決定賞金順では２２番目と除外対象だったが、レーティング２位での優先出走が可能となった。それだけ世間でも認められたトップホースでもあり、ここは何としてもタイトルが欲しい！

▼参考レース　天皇賞秋

【短評】ヴェラアズール（ムーア・渡辺薫）

▼最近の主な戦績
京都大賞典　１着
⇒芝転向後の５戦はいずれも上がり最速タイムを計測！特に前走の【京都大賞典】はボッケリーニを相手に２馬身半差でゴールをしたように、芝ではまだまだ底知れない能力が秘められている予感大！

このようなキレ味自慢だけに「広い東京コースの長い直線は合っていると思います。いい勝負ができれば、来年がさらに楽しみになりますね」とトレーナーは期待を込めており、新たな主役が誕生する瞬間も十分にありそうだ！

【Check Point】⇒なお１週前のＣＷ追い切りでは、ゆったりとしたフォームで加速していき、直線は軽く促された程度で力強く伸びて６ハロン７９秒９―１１秒４をマークと前走の【京都大賞典】以上の仕上がり！ここが正念場の戦いだ！！

▼参考レース　京都大賞典

【短評】ヴェルトライゼンデ（レーン・池江泰）

▼最近の主な戦績
鳴尾記念　１着
⇒【日本ダービー】の３着馬であり、また休養前の３走前【AJCC】でも、ハイレベルな面々を相手に２着に好走していた。そこから１年５ヶ月振りの競馬で２走前の【鳴尾記念】で快勝！

これは、単に走力が素晴らしいだけではなく、ブランク明けでもしっかり集中してレースに入り込める精神的なレベルの高さも併せて証明するものだと感じた。コントレイルやサリオスと同世代の５歳馬がここでも存在感を示す。

【Check Point】⇒なお前走の【オールカマー】はインを通った内枠勢が上位を独占するトラックバイアス。その中で外々を回っていたこの馬には苦しい形に。なお前走【鳴尾記念】で下した２着馬が【エリザベス女王杯】を制したジェラルディーナでもあり、その比較をすればこの馬もＧ１を勝てる逸材！

▼参考レース　鳴尾記念

【短評】テーオーロイヤル（菱田・岡田）

▼最近の主な戦績
天皇賞春 ３着
⇒１勝クラスから破竹の４連勝で重賞【ダイヤモンドＳ】を飾った。未体験のマラソンレースだったが、２着に２馬身半差を離して他馬を制圧。

先行勢には厳しいペースの中、唯一残ったのはこの馬だけ。直線半ばも脚いろが衰えはなく力の違いを見せつけた！その後のＧ１【天皇賞・春】も３着に入り存在感を示した。３歳時には【青葉賞】で勝ち馬と0.1秒差の４着に敗れ、惜しくも【ダービー】への出走権を逃して休養。さらに【菊花賞】は抽選除外と不運にもクラシック戦線の出走は叶わなかった。古馬になって強さを示した今、日本の頂点を目指して勝負だ！

【Check Point】⇒前哨戦の【オールカマー】はヴェルトライゼンデと同様に外を回り、前走の【アルゼンチン共和国杯】は直線で前の馬に不利を受けて不完全燃焼。まともならここでも好勝負できる存在！菱田騎手と共に悲願のＧ１制覇へ！

▼参考レース　天皇賞春

３つの括りにわけられる出走馬

さて、上でも少し触れたが、今回の出走馬たちは、次の３つの括りにわけられると思う。

１・前走【天皇賞秋】組 ⇒ シャフリヤール、ダノンベルーガなど

２・別路線組 ⇒ ヴェラアズール、ヴェルトライゼンデなど

３・外国馬 ⇒ グランドグローリー、オネストなど

普通に考えれば「天皇賞秋組」ということになるのだろう。

実際に、過去の【ジャパンカップ】を振り返ってみると、天皇賞秋から参戦してきた馬たちが、好成績を残している。

昨年のコントレイルなども、まさしくこのローテーションだった。

だが、今年はどうだろうか？

もちろん、見方、考え方は十人十色で様々あるとは思うが、それでも

もしも天皇賞・秋組が抜けた存在だとしたら「稀に見る混戦」という評価になるだろうか？

キングのキーワード
⇒冷静に各馬を精査せよ

もちろん、シャフリヤールにせよ、ダノンベルーガにせよ、ここで頂点にたってもおかしくない面々だとは思う。

特に【シャフリヤール】にとっては、東京芝2400Mは「ベスト」と言っても差し支えない舞台だろう。

それでも、どうして混戦なのか？

単純に、今年は「他の括りの馬たちのレベルが高い！」ということなのだ。

例えばヴェラアズールの【京都大賞典】の内容は強烈だった。

また、外国馬ならグランドグローリーは、昨年【ジャパンカップ】５着の際よりも負担なく戦えるはず。（上で記した東京競馬場の国際厩舎の分）

だからこそ！

「例年通り、今年も天皇賞秋組」

という先入観をもって予想挑んだら痛い目に遭うかもしれない。

もちろん、精査した結果、天皇賞秋組という結論なら問題ない。

要は、かつてないほど、フラットな目でレースを、そして各馬を見ることが求められるということだ！

覚悟に勝る決断なし！

きっと今、皆様は迷われているだろう。

「あの馬もいい」「この馬もいい」

そんな状況では？ご安心いただきたい。私たちも少し前までは似たようなものだった（笑）

とはいえ、こんなレースだからこそ、腹を括らなくてはいけない。

「覚悟に勝る決断なし！」

今では「この馬しかいない！」と言い切れるほどの一頭を発掘できた。レースが楽しみで仕方ない。

さあ、一緒に勝負しようじゃないか！

歓喜を絶叫のゴールへ！あなたを導くことを誓いたい。

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後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。

ぜひ、参考になさってほしい。

その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。

ジャパンカップ 2022【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度（5段階）	★★★★　上位強力
3連単予想配当	１万馬券程度
3連単平均配当（直近５年）	7,800円
展開	スロー〜後半一気にペースアップ

尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。

ぜひ、ご確認いただきたい。

私たち「キングスポーツ」とは！？

はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！

自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？

おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。

レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。

そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。

・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか？？

キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。

具体的には

「馬連か？３連単か？３連複か？買うべき券種について明確に結論を出した上で、指定買い目をご提供している」

ということです。

スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。

それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。

その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。

私たちが推奨する券種は

「儲けるための券種＆買い方」

です。

最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする

また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく

「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ（結論に至ったプロセス）」

を惜しみなくお知らせしています。

自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり

「教わる側」ではなく「教えられる側」

の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。

馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！

ちなみに

プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感

も強調させてください。

長くなってしまいましたが、最後に改めて。

キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。

私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！

ジャパンカップ 2022 攻略データ集

では、最後にレース攻略へ向けてのデータ。

直近15年の【ジャパンカップ】を対象にデータを収集した。

今回は２つに厳選させてほしい。まずは馬番別の成績からご紹介したい。

１）馬番別の成績は？

早速、データをご紹介していこう。

ジャパンカップ　馬番別成績（直近15年）

馬番	着別度数	勝率	連対率	複勝率
１番	3- 2- 2- 8/ 15	20.0%	33.3%	46.7%
２番	3- 2- 2- 8/ 15	20.0%	33.3%	46.7%
３番	0- 0- 0- 15/ 15	0.0%	0.0%	0.0%
４番	2- 0- 3- 10/ 15	13.3%	13.3%	33.3%
５番	2- 0- 2- 11/ 15	13.3%	13.3%	26.7%
６番	1- 2- 1- 11/ 15	6.7%	20.0%	26.7%
７番	1- 1- 0- 13/ 15	6.7%	13.3%	13.3%
８番	0- 1- 0- 14/ 15	0.0%	6.7%	6.7%
９番	0- 2- 0- 13/ 15	0.0%	13.3%	13.3%
10番	0- 1- 1- 13/ 15	0.0%	6.7%	13.3%
11番	0- 0- 1- 14/ 15	0.0%	0.0%	6.7%
12番	0- 1- 0- 13/ 14	0.0%	7.1%	7.1%
13番	0- 0- 1- 14/ 15	0.0%	0.0%	6.7%
14番	0- 0- 0- 15/ 15	0.0%	0.0%	0.0%
15番	2- 0- 1- 11/ 14	14.3%	14.3%	21.4%
16番	1- 2- 0- 9/ 12	8.3%	25.0%	25.0%
17番	0- 1- 1- 9/ 11	0.0%	9.1%	18.2%
18番	0- 0- 0- 7/ 7	0.0%	0.0%	0.0%

東京芝2400Mは内枠有利

恐らく、そういったイメージをお持ちの方は多いだろう

確かに、全体的に見ればそういった傾向

だが、実はイメージに反して15番が２勝＆16番の連対率も良い

「馬券的」に一発を狙うのであれば、イメージゆえに売れにくいであろう外枠の馬に注目！

２）４角位置別の成績は？

こちらもデータをご覧いただきたい。

ジャパンカップ　４角位置別成績（直近15年）

４角位置	着別度数	勝率	連対率	複勝率
４角1番手	1- 1- 1- 12/ 15	6.7%	13.3%	20.0%
2番手以内	2- 3- 3- 35/ 43	4.7%	11.6%	18.6%
3番手以内	2- 5- 4- 42/ 53	3.8%	13.2%	20.8%
4番手以内	7- 6- 6- 55/ 74	9.5%	17.6%	25.7%
5番手以内	10- 6- 8- 66/ 90	11.1%	17.8%	26.7%
7番手以内	13- 7- 9- 92/121	10.7%	16.5%	24.0%
10番手以内	14- 12- 12-125/163	8.6%	16.0%	23.3%